今や国内旅行の延長で、スマホ片手にサクッと行けちゃうアジア旅行。このコーナーは、アジア旅マスターのTom☆Yamが、実際にアジアひとり旅をするときの行き先候補をご提案。
初回は、日本からのアクセスが良く物価もリーズナブル、ちょっぴり贅沢な旅もできるバンコクの癒やし旅を9―10月号の2回にわたってご紹介します。
この記事は2018~2019年に旅をした経験に基づいた内容です。日々目まぐるしく変化しているアジアは、お店の情報も頻繁に変わります。現在の情報を知りたい場合は、説明文中のキーワードを使って検索してみてください。
また、旅の感想は、個人によって違うもの。だから、読んでくださる方と100%同じとは限りません。でも、すべて実際の経験に基づいて書いているノンフィクションなので、そこはぜひ信頼してください。
Tom☆Yam
河辺さや香、美濃羽佐智子のアジアを旅するライター・エディターユニット。
普段は取材をして記事を書いたり、書籍などを編集する仕事をしています。チームを組んで10数年、ほぼ毎月のように、お仕事やプライベートでアジアを旅してきました。そんな私たちがこれまで経験したアジア旅のノウハウをお届けいたします。
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バンコク癒やしの旅-前編-
バンコクならどんな旅でも実現できる!
日本からのアクセスが良く、物価もリーズナブル。ちょっぴり贅沢な旅もバンコクでなら可能です。
大型モールや高層ビルが建ち並ぶ最先端シティを楽しむのもよし、チャオプラヤー川沿いに行って、のんびりリゾートステイを満喫してもOK。日本人在住者も多く、親日なのも旅しやすいポイントです。
そして忘れてはいけないのが、マッサージとスパのクオリティの高さ!ゴッドハンドにもみほぐされれば、日頃の疲れも吹き飛びます。
いつ行っても新しいバンコク
大型施設やホテル、ナイトマーケットなど、常に新しいスポットが登場しているバンコクは、いつ訪れても楽しめる場所。2018年にチャオプラヤー川西岸に「ICONSIAM(アイコンサイアム) 」がオープンしたことにより、川沿いステイがぐっと便利になりました。
バンコクにはひとり旅にうれしい
屋台がたくさん
バンコクらしい風景といえば、街なかで見かけるさまざまな屋台。さくっと食べられるから、ひとり旅にとってはうれしい存在です。
バンコクでは基本的には月曜日が屋台の定休日。いつも決まった場所に決まった時間に出店するので、注意深く観察してみて。
ハイクオリティのスパ&マッサージが受けられる!
滞在中は1日に1回スケジュールに組み込みたいと思うのが、バンコクのスパ&マッサージ。世界的に見てもクオリティが高く(自分比較)、リーズナブル。
バンコク癒やしの旅①
ザ・ペニンシュラバンコクでリゾートステイを堪能
癒やしがテーマなら川沿いの
ラグジュアリーホテルを選ぶのが正解!
街遊びを楽しむならスクンビット周辺、のんびり過ごしたいならチャオプラヤー川周辺のホテルを選んでいます。ザ・ペニンシュラバンコクは、最高のリバービューと、正統クラシックな雰囲気でバンコクらしいリゾートステイができます。
スパを堪能したらお部屋へ直行!
タイマッサージの総本山、ワット・ポーのマッサージ学校と提携しているザ・ペニンシュラ スパのトリートメントは、夢のような時間。そのまま部屋に戻って寝るだけなので、ストレスフリー。ホテルスパの充実度からホテルを選ぶのもありだと思います。
朝ヨガでエネルギーをチャージ
チャオプラヤー川を目の前に行う朝ヨガ。やっぱり女性の参加率が多かったです。朝から程よく体を動かすと、その後の朝ごはんも美味しい!そして何よりも、この景色が贅沢~。
バンコクでも、ウェルネスプログラムに力を入れるホテルが増えています。
絶品タイ料理は外せない!
タイ料理レストランがないホテルも多いので、そこはこだわりたいポイントです。
ザ・ペニンシュラバンコク内のタイ料理レストラン「ティプタラ」は、チャオプラヤー川を望む屋外空間と、タイの古い家屋を移築したインテリアに気分が上がり、贅沢ディナーを楽しみました。
バンコク癒やしの旅②
バンコク旅の大定番!
ワット・ポーの楽しみ方
涅槃仏を観るだけじゃ
もったいない!
ワット・ポーは
朝から行くのがおすすめ
毎朝8時から、タイに古くから伝わる自己整体法、ルーシーダットンが無料で体験できます。
ワット・ポーはタイ古式マッサージ
発祥の場所
境内には学校があり、学校の生徒さんから本格マッサージが受けられます。
境内のいたるところに設置されているのが、ルーシーダットンのポーズをとっている石像。30体ぐらいあって圧巻です。
境内には占いコーナーも
日本語ができる占い師さんもいるのですが、この日は不在。タイでは生まれた曜日が特に重要です。
ワット・アルン
対岸には、渡し船で渡ることができます。ワット・アルンの上からの眺めがこれまた最高です!
マハラート通り
ワット・ポーから徒歩すぐのマハラート通りは、おしゃれなリノベカフェなどが増えてきている注目エリア。散策するのも楽しいですよ。
バンコク癒やしの旅③
おしゃれカフェ探訪
バンコクには素敵なカフェが
多すぎる!
EDEN’S
遠くても行く価値あり
バンコクの中心地からは離れていますが、とにかく人気だから行ってみようと足を運んだのが、旧市街にあるEDEN’S。遠くまで来たことを忘れるほど素敵な空間に驚きです。
店内はずっと混んでいましたが、ゆったりした空間なので気になりません。
何、このおいしさ!とうなるほどおいしいEDEN’Sの自家製ケーキ。アンティークのお皿を使った洗練されたプレゼンテーションは、バンコクにいるのを忘れそうです。ケーキを作っていたのが、かっこいい男の子たちだったのにもびっくりしました。
Blue Whale Maharaj
この可愛さにノックアウト
一度は行きたい!とみんな口をそろえて言うのが、バタフライピーのラテが飲めるBlueWhale Maharaj。私も流行りに乗って行ってきました。
青色は食べ物に向かないという概念が覆されるビジュアル!味は、飲んでからのお楽しみ。
Cafe de Norasingha
当時の宮殿を改装した歴史的な空間
いつ行っても人でいっぱいなのが、ラーマ5世によって建てられラーマ6世が暮らしていたというパヤタイ・パレスに併設しているカフェCafe de Norasingha。貴重な建物ゆえ、土足は厳禁です。パヤタイ・パレスは見学もできます。
バンコク癒やしの旅 後編は10月号に続きます
ちょっと贅沢に香水をオーダーメイドをしたり、「パンピューリ」のスパ施設体験、いろいろなタイ料理を食べたお話をお届けします。お楽しみに。