地域応援プロジェクト

キラリと光る「地域の推し」をまっぷるが勝手に全力応援!そんな地域の推しを旅することで、みなさんも「地域応援」に参加してみませんか?
7月号では、関西の夏の風物詩・ハモの漁場として有名な兵庫県南あわじ市沼島を勝手に応援!

~南あわじ市沼島~

民宿・お食事処あさやま

天然ハモ料理を堪能

おのころクルーズ

島の周囲を漁船でめぐる

透明度の高い沼島の海

おのころ神社

神聖な山上に建つ

まっぷる編集部
DOHMAE

わたしがおすすめします!

おのころクルーズで大自然を満喫し、神話の聖地をのんびり歩いてパワーチャージ。夏場なら、本場でいただく絶品ハモ料理をぜひ召し上がってください。

イザナギとイザナミの二柱の神様が海をかき回して日本列島を造ったと伝える「国生み神話」。最初にできた島が「おのころ島」といわれ、その最有力候補とされているのが淡路島の南に浮かぶ沼島です。その周囲は断崖や海上に突き出た奇岩が連なり、小さな集落に複数の社寺が集まるなど、島全体が神話を彷彿させる神聖な雰囲気に満ちあふれています。また、この島は関西屈指の良質なハモの漁場としても有名。旬の夏はその美味を求めて多くの人が訪れます。

【沼島のめぐり方】
沼島へは淡路島の南端にある土生(はぶ)港から連絡船に乗って10分。島内の移動は徒歩かレンタサイクルが基本なので、車は土生港の駐車場に止めておきましょう。日帰りで主な見どころをひとめぐりできますが、一泊して島の自然とハモ料理をゆっくり楽しむのもおすすめ。

民宿・お食事処あさやま

漁師が営む民宿兼食事処で
天然ハモ料理を堪能

天然ハモはもちろん、鯛やカニなど沼島近海で漁獲した新鮮な海の幸を楽しめる民宿・食事処。5~9月限定の「鱧すきコース」はまさにハモづくし。

沼島の漁師が営む民宿兼食事処

おのころクルーズ

島の周囲を漁船でめぐる
奇岩クルーズ

沼島の周囲10kmを漁船に乗って一周するクルージング(所要約50分)。海からでしか見られない島や奇岩の迫力ある風景を楽しむことができます。沼島に関する逸話を交えた同乗ガイドさんの案内も楽しい!

波が穏やかな日は船が島に近寄ってくれて間近に奇岩や洞窟を見学できます

おのころクルーズ

住所
連絡船到着時に港へ出迎え
営業時間
9:00〜17:00
(前日までに要予約、受付時間9:00〜17:00)
※火・金曜とガイド中は通電不可。水・木曜は受付時間〜12:30
定休日
無休(悪天候の場合は休)

上立神岩

国生み神話にゆかりある沼島のシンボル

海にそそり立つ高さ約30mの巨岩で、その形からイザナギとイザナミの二柱が海をかき回すのに使った“天の沼矛(あめのぬぼこ)”ともいわれています。岩の中央部がハート形にくぼんでおり、近年恋愛成就のシンボルとしても人気です。

上立神岩

住所
南あわじ市沼島
営業時間
見学自由
 

おのころ神社

神聖な山上に建つ、神秘的なお社

沼島の御神体山である「おのころ山」の山頂にある神社。イザナギ・イザナミの二柱を祀っており、簡素な造りの拝殿と本殿に神々しい澄んだ空気が漂っています。

おのころ神社

住所
南あわじ市沼島73
営業時間
参拝自由

沼島八幡神社

海上安全と豊漁を願う
島中心部のお社

永享8(1436)年に京都岩清水八幡宮の分霊を勧請し、創建されたと伝わる神社。拝殿にはかつて水軍の拠点だった沼島の生活を表す13額の絵が掛けられており、全国的にも珍しい逆羅針盤が天井に奉納されています。

かつて水軍の拠点だった様子を描いた絵に注目

大平

ハモ料理が気軽に楽しめる食事処

ハモ料理で有名な旅館の味が気軽に楽しめる食事処。沼島近海でとれた天然もののハモを使った鱧ミニ御膳をはじめ、旬の地魚を中心としたメニューをとりそろえています。

有名旅館の1階にある食事処

民宿割烹しらさき

海の幸を堪能できる
沼島の伝統料理屋

「鱧蔵(はもぞう)」を名乗る店主が自信を持ってハモ料理を提供。ハモすき鍋や珍味のハモ卵、おまかせコースや海鮮鍋コースなど、沼島の伝統料理をたっぷり味わえます。

約15種類の具材を豪快に盛った海鮮鍋コース(要予約、写真は2~3人前)

民宿割烹しらさき

住所
南あわじ市沼島824
営業時間
11:00〜21:00
定休日
無休

吉甚 バッタリ・カフェ

島民手作りのみやげも扱う
島唯一のカフェ

築100年の古民家を使用したレトロな店内はひと休みに最適。国生み神話にちなんだフロートや軽食が楽しめ、島民手作りのみやげも販売しています。

一番人気の国海(くにうみ)ソーダフロート

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