伊豆諸島・小笠原 x 寺社仏閣・史跡
「伊豆諸島・小笠原×寺社仏閣・史跡×シニア」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「伊豆諸島・小笠原×寺社仏閣・史跡×シニア」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。関ヶ原の戦いに敗れ、配流された宇喜多秀家の墓「宇喜多秀家の墓」、船奉行だった服部家の屋敷跡には樹齢700年のソテツも現存「八丈服部屋敷」、室町時代建立という日蓮宗下田本願寺の末寺「長久寺」など情報満載。
- スポット:20 件
伊豆諸島・小笠原のおすすめスポット
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宇喜多秀家の墓
関ヶ原の戦いに敗れ、配流された宇喜多秀家の墓
豊臣家5大老のひとり、宇喜多秀家が埋葬されている。彼は慶長11(1606)年、33歳の若さで主従13人とともに流罪になった流人第一号。在島50年、83歳でその人生を終える。
八丈服部屋敷
船奉行だった服部家の屋敷跡には樹齢700年のソテツも現存
旧幕時代の船奉行だった服部家の屋敷跡。流人・近藤富蔵の築いた玉石垣に囲まれ、庭には樹齢700年といわれるソテツも現存する。館内には服部家ゆかりの器や道具類を展示している。
八丈服部屋敷
- 住所
- 東京都八丈町樫立2010
- 交通
- 八丈島空港からタクシーで20分
- 料金
- 入館料=無料/樫立踊り・八丈太鼓観覧料=350円/ (15名以上の団体は250円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~15:00(閉館)
長久寺
室町時代建立という日蓮宗下田本願寺の末寺
僧日想が1505(永正2)年に建立した日蓮宗下田本願寺の末寺。島民の菩提寺でもあり、明治10年代には教育の学び舎として利用された。境内には松の大木あり。
聖ジョージ教会
米国統治時代に建てられた父島の唯一の教会
米国統治時代に建てられた父島唯一の教会。この教会では結婚式も挙げることができる。挙式は約30分、平服可。予約(詳細)は、式の3カ月前までに電話か手紙で連絡を。
陣屋跡(玉石垣)
玉石垣の景観に歴史を感じる
享禄元(1528)年に造られ、明治41(1908)年に向里に支庁が移転するまで、島役所があった場所。周りの玉石垣は八丈島の中で最も古い。これらの玉石は流人たちが海岸からひとつひとつ運んできたものといわれている。
源為朝の館跡
流島された際に居住した館跡
保元の乱(1156年)で後白河上皇方に敗れ、大島に流された源為朝の住居跡。彼は剛勇無双、射術に長じた武将で、伊豆諸島を略取した。為朝神社や物見台、赤門などがある。
阿波命神社
島の創造主であるアワノミコトを祀り例大祭では島中が盛り上がる
伊豆諸島を創造したアワノミコトを祀り、別名・長浜神社ともいわれている。境内の神域には清流が流れ、厳かな雰囲気だ。4月15日には例大祭が行われ、島民総出で盛り上がる。
水配像モニュメント
昔、神々が集まって水の分配を協議したという神話に基づく
噴水モニュメントは、天然の水源を有する神津島ならではの神話を基に造られたシンボル。その昔、神々が集まって「伊豆七島の水を分配する会議を開いた」という神話に由来する。
物忌奈命神社
夏には例大祭のかつお釣り神事がある三嶋大社の祭神
島の開祖・物忌奈命を祀る社で、島民の守護神。参道にはタブノキ、ツバキ、マキなどの樹木が生い茂る。7月31日~8月2日の例大祭では、かつお釣り神事が行われる。
阿豆佐和気命神社
年越の例祭「ジックワ火」が終わると一般参賀が始まり、賑わう
利島の氏神“明神様”を祀る。祭神のアズサワケノミコトは伊豆諸島を造ったといわれる事代主命(コトシロヌシノミコト)の子。大晦日には年越しの宴“ジックワ火”を行う。
浜の宮神社
潮花を潮に浸し神棚と神社へ奉納して航海の安全祈願をする神社
島を旅立つ家族の無事や航海の安全を祈願した神社。主神は大綿津見神と事代主命。家族の旅立ちには「潮花」を潮に浸し1本を社に奉納、もう1本を自宅の神棚に祀ったという。
春日神社
鳥居は江戸中期のもので都の天然記念物指定のイヌマキが生茂る
銅でできた鳥居は江戸時代中期に造られたもの。境内には大小100株以上のイヌマキが茂り、最大で幹周りが5.5mのものもある。イヌマキ群叢は都の天然記念物に指定されている。
春日神社
- 住所
- 東京都大島町差木地2
- 交通
- 元町港から大島バス波浮港経由大島町陸上競技場行きで22分、差木地入口下車、徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
優婆夷宝明神社
伊豆七島を創った八十八重姫とその子古宝丸を祀る八丈島の総鎮守
伊豆七島を創った事代主命の妃、八十八重姫とその子古宝丸を祀る八丈島の総鎮守。社殿には珍しい形式で、キリシタン灯籠とも織部灯籠ともいわれる一対の背の低い石灯籠がある。
宮造神社
島の北端にある若郷の鎮守様で、祭神は宮造大明神
島の北端にある若郷の鎮守様で、祭神は宮造大明神。宝永3(1706)年に若郷が本村から分村したため、1712年に十三神社からこの地に移転。12月1日の師走祭には、神輿が出る。
コーガ石 石像
島の産物コーガ石を使ったモヤイ像は島内に100体程ある
島特産のコーガ石を彫った石像のことで、地元の大後友市氏が彫り始めた。現在、島内には各所に100体もの彫像が点在している。ユニークな表情が魅力だ。
はしけと海の歴史広場
定期船と島を結ぶ唯一の足だった、「はしけ」を展示している
大活躍した「はしけ」などを展示。玄武岩に覆われ入り江のない利島に、大型船が接岸するようになったのは昭和55(1980)年。それまでは、はしけが定期船と島を結ぶ唯一の足だった。