首都圏 x 碑・像・塚・石仏群
「首都圏×碑・像・塚・石仏群×ひとり旅」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「首都圏×碑・像・塚・石仏群×ひとり旅」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。上野公園の象徴として親しまれている「西郷隆盛の銅像」、「月の沙漠」作詞の加藤まさを氏と彫刻家・竹田京一氏の共同作品「月の沙漠記念像」、芭蕉がここからおくのほそ道へ「採荼庵跡」など情報満載。
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西郷隆盛の銅像
上野公園の象徴として親しまれている
彫刻家・高村光雲(詩人・高村光太郎の父)の作で「犬を連れて兎狩り」の隆盛像は、上野公園の象徴として親しまれている。愛犬ツンは後藤貞行作。明治30(1897)年竣工。
月の沙漠記念像
「月の沙漠」作詞の加藤まさを氏と彫刻家・竹田京一氏の共同作品
御宿海岸のラクダのブロンズ像は、「月の沙漠」を作詞した加藤まさを氏と同郷の彫刻家、竹田京一氏の作品。日の出と日没時には、幻想的なシルエットが浮かび上がる。
採荼庵跡
芭蕉がここからおくのほそ道へ
松尾芭蕉の門人、杉山杉風の別荘がこのあたりにあり、元禄2(1689)年、芭蕉はここから『おくのほそ道』の行脚へ出発したという。この庵のある仙台堀川沿いには芭蕉の句も掲示されている。
銀座の柳の碑
銀座の柳並木を詠った「銀座の柳」の歌詞が刻まれている碑
8丁目のはずれ、中央通り沿いに立つ記念碑。銀座の風景の一つである柳並木を歌った、西条八十作詞・中山晋平作曲の「銀座の柳」の楽譜が刻まれている。隣には柳が植えられている。
鎌ケ谷大仏
鎌ケ谷宿の大国屋文右衛門が先祖供養のため鋳物師に造らせた大仏
安永5(1776)年、鎌ケ谷宿の大国屋文右衛門が先祖供養のために、江戸の鋳物師に造らせたもの。約1.8mの大仏様は穏やかな表情を浮かべている。
西田幾多郎博士記念歌碑
白く変わった形のひときわ目をひく記念歌碑
現代哲学を代表する「西田哲学」を樹立した、西田幾多郎博士の偉業を記念するために建てられた歌碑。西田博士は亡くなるまでの12年間余り、夏と冬を稲村ヶ崎で過ごした。
郵便発祥の地
現在の郵便制度の発足を記念した碑
日本橋郵便局の敷地の一角にある。昭和37(1962)年には、日本の郵便事業の創業90周年を記念し、制度創設に尽力した前島密の胸像と記念碑がこの地に建てられた。
野菊の墓文学碑
千葉出身の歌人伊藤左千夫作『野菊の墓』の一説が刻まれた文学碑
千葉県が生んだ作家伊藤左千夫の小説「野菊の墓」の一説が刻まれた文学碑。西蓮寺の裏境内に建てられている。隣接する野菊苑公園からは矢切の田園風景を一望できる。