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トップ > 日本 x 寺院(観音・不動) > 関東・甲信越 x 寺院(観音・不動)
関東・甲信越 x 寺院(観音・不動)
関東・甲信越のおすすめの寺院(観音・不動)ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。鎌倉唯一の国宝仏を有する浄土宗の寺院「高徳院」、見どころが多い山の斜面に広がる境内「長谷寺」、すらっと伸びる青竹の美しさに魅せられる「報国寺」など情報満載。
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1~20 件を表示 / 全 597 件
鎌倉大仏(長谷大仏)を本尊とする浄土宗の寺院。真言宗、臨済宗に属した後、江戸時代に浄土宗の寺となる。境内一帯は国の史跡に指定されている。大仏の草創については謎が多いが、寛元元(1243)年に、初代の木造大仏の開眼供養が行われたと『吾妻鏡』にある。正式名称は銅造阿弥陀如来坐像、鎌倉にある仏像で唯一の国宝。室町時代以後は露天の大仏として知られるようになった。
天平8(736)年の創建と伝えられる。山の斜面に、裾野の下境内と中腹の上境内がある。上境内には、本尊の十一面観音菩薩像を安置する観音堂をはじめ、主要な堂宇が建ち並び、海や街並みを一望する見晴台、傾斜地を利用した眺望散策路がある。本尊の観音像は、奈良の長谷観音と同じ霊木で造られた2体の観音像のひとつが海に流され、三浦半島に漂着、鎌倉に移されたとの伝説がある。桜やアジサイ、紅葉と見どころが多い。
建武元(1334)年の創建と伝えられる臨済宗・建長寺派の禅宗寺院。足利、上杉両氏の菩提寺として栄えた。休耕庵という塔頭(たっちゅう)の跡に育った孟宗竹(もうそうちく)の美しい「竹寺」として知られる。毎週日曜の7時30分から10時30分まで予約不要の坐禅会を開催している(時間までに本堂前に集合)。
約1400年に及ぶ長い歴史を誇る名刹。隅田川下流から引き上げられた聖観世音菩薩像を、郷司の土師中知(はじのなかとも)が供養したことに始まる。数々の歴史的建造物も見ごたえあり。
約1400年前に創建された大寺院。境内は山門や経蔵などの重要文化財や、檜皮葺(ひわだぶき)の鐘楼など見どころが満載だ。宗派、宗教を問わず、全国各地から年間約600万人の参拝者が訪れる。
北鎌倉駅の目前に位置する臨済宗円覚寺派の大本山。蒙古襲来による戦没者の霊を慰め、禅宗を広めるために、鎌倉幕府8代執権の北条時宗が弘安5(1282)年に創建した。現在の鎌倉街道あたりまでが円覚寺の境内であったため、明治22(1889)年開通のJR横須賀線は境内を通ることになった。厳粛な雰囲気の境内には、ふたつの国宝などがある。アジサイや紅葉の名所としても人気が高い。
永暦元(1160)年創建の明月庵が起源。8代執権北条時宗が、最明寺を前身として禅興寺を創建。明月院はその塔頭として、上杉憲方により創建された。その後、明治初年に禅興寺は廃絶して、塔頭の明月院だけが残った。昭和40年代にアジサイの挿し木を始めたことを機に名所として広まり、以来アジサイ寺と呼ばれている。6月の満開時期には2500株のアジサイを見に行列ができる。ハナショウブやロウバイ、紅葉も楽しめる。
臨済宗建長寺派の大本山で、日本初となる禅宗専門寺院で知られる。鎌倉幕府5代執権の北条時頼が建長5(1253)年に創建した。谷のある地形を生かし、総門、三門、仏殿、法堂が一直線に並んだ宋風の配置が特徴。江戸時代には徳川家の援助で主要な建物が新築、移築された。関東大震災で大きな被害を受けたが、その後再建。花の名所でもあり、桜や紅葉の季節には大勢の観光客が訪れる。
山門、本堂(金堂)は重要文化財で、本堂床下では長野善光寺と同じくお戒壇めぐりができる。宝物館では阿弥陀如来像(重要文化財)や、最古の源頼朝、実朝像などを公開している。
創建は文治4(1188)年。当初は密教系の寺院で、極楽寺と称したが、臨済宗となり、浄妙寺と改めた。室町時代は七堂伽藍と23の塔頭(たっちゅう)の大寺院だったが、たび重なる火災などで衰退。優美な銅葺き屋根の本堂が、往時をしのばせる。境内は国指定の史跡になっている。
鮮やかな朱塗りの本堂(三仏堂)がひときわ目をひく天台宗の門跡寺院。比叡山延暦寺、東叡山寛永寺とともに天台宗三山に数えられる。約40棟もの堂塔がある。
船形山の中腹の断崖に建つ観音堂。朱塗りの舞台造りで荒々しい岩肌との対比が印象的だ。観音堂に祀られている磨崖仏は、高さ1.5mの十一面観音菩薩で、一見の価値がある。
「水澤観音」の呼称で親しまれている天台宗の古刹。本尊は一切の衆生を救済してくれるという十一面千手観世音菩薩。境内には、六角堂などパワースポットも点在している。坂東三十三観音霊場の第十六番札所。
総門から御影石の石畳が中門まで続き、両側は四季折々の草花が迎える。現在、仏殿のある境内は一般公開されていないので、中門から仏殿の外観を拝観し、裏山の墓地にまわる。壁に唐草模様が彩色された唐草やぐらがあり、北条政子墓、源実朝墓と伝わる五輪塔が立つ。近くには高浜虚子、大佛次郎の墓もある。
平安時代に創健。江戸時代の大火で大部分を焼失するも、3代家光公が江戸城別殿を移築した。子宝に恵まれるパワースポットとしても人気。
正元元(1259)年、北条重時が創建し、のちに忍性が開山として迎えられた真言律宗の古刹。古絵図によれば、往時の境内には施薬院など現代の医療・福祉施設があり、慈善事業を多く行い、忍性は生き仏として崇められた。
標高329mの鋸山。ロープウェーで山頂に登ると、33万平方メートルに及ぶ日本寺の境内が広がる。自然豊かな参道には2639段の石段が連なり、途中に点在する巨大な観音像や大仏、千五百羅漢は見応え十分。切り立った絶壁が生み出す奇観、展望台から望む東京湾や伊豆半島など関東一円を見晴らす絶景は感動ものだ。スリルたっぷりの展望台・地獄のぞきにも挑戦してみたい。
庭園は国の名勝に指定され、上段が枯山水、下段が心字池と築山という構成の庭園の美しさは有名。境内には武田信玄公にまつわる宝物を公開している信玄公宝物館がある。
奈良時代に名僧行基が開いたと伝わる、鎌倉最古の寺。鎌倉時代の火災時に、本尊が大杉の下で焼失を免れたので、以降「杉の本の観音」と呼ばれた。境内には鐘楼堂や弁天堂、仁王門、地蔵尊があり、茅葺き屋根の観音堂と、苔むした石段が歴史を物語る。本尊の十一面観音のほか、運慶作といわれる躍動感ある金剛力士像などもすばらしい。白いのぼりと無数の石仏が、独特の雰囲気を醸し出す。坂東三十三観音第一番札所。