沖縄 x 寺社仏閣・史跡
「沖縄×寺社仏閣・史跡×シニア」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「沖縄×寺社仏閣・史跡×シニア」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。波照間出身の八重山の英雄「オヤケアカハチ誕生の地」、戦禍をかいくぐって、今にその姿を伝える「銘苅家住宅」、現在は整備され、緋寒桜が美しい名護城公園となっている「名護城跡」など情報満載。
- スポット:60 件
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オヤケアカハチ誕生の地
波照間出身の八重山の英雄
15世紀末に八重山地方を治めたオヤケアカハチ。人頭税に苦しむ島民のために反乱を起こすも敗れ、八重山は首里王府の配下となる。現代も英雄として名を馳せるアカハチの生家跡は南共同売店近く。
銘苅家住宅
戦禍をかいくぐって、今にその姿を伝える
首里城の城壁と同じ技法による石灰岩を切り出して造られた石垣に囲まれた旧家で、古い家並みが続く伊是名集落の中にある。重要文化財に指定されている。
銘苅家住宅
- 住所
- 沖縄県島尻郡伊是名村伊是名902
- 交通
- 運天港からニューいぜなで55分、仲田港下船、県道178号を伊是名ビーチ方面へ車で3km
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)
名護城跡
現在は整備され、緋寒桜が美しい名護城公園となっている
14世紀の初頭、北山系の名護按司の居城だったところで、現在は城跡を中心に名護城公園が整備されている。緋寒桜の名所でもある。さくら祭り期間中は車の入場不可。
名護城跡
- 住所
- 沖縄県名護市名護
- 交通
- 名護バスターミナルから琉球バス交通・沖縄バス65番本部半島(渡久地)線で6分、名護城入口下車、徒歩5分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
燐鉱石貯蔵庫跡
燐鉱石を貯蔵する建物。トンネルの様な穴がいくつも空いている
島の西端、西港のすぐ近くにある。大正7(1918)年から昭和19(1944)年頃まで盛んだった鉱採掘事業で使用されていた、燐鉱石を貯蔵する建物。
海底景観資源
与那国島の海底に眠る海底遺跡群
新川鼻沖の海底にあるダイビングポイント。古代人工物の可能性があり、専門家の調査が進められている注目のスポット。ダイビングやシュノーケリング、水中観光船、グラスボートで見学可能。
島村屋観光公園
悲恋物語の舞台に整備された公園
有名な沖縄芝居の三大悲歌劇の一つ「伊江島ハンドゥー小(ぐゎ)」の舞台となった家屋を、島村屋の屋敷跡に復元。島に残る着物や道具を展示する民俗資料館を併設している。
島村屋観光公園
- 住所
- 沖縄県国頭郡伊江村西江上17
- 交通
- 本部港から村営フェリーで30分、伊江港下船、徒歩15分
- 料金
- 大人300円、中・高校生200円、小学生100円
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉園)
浦添城跡
今は静かな公園として整備されている浦添城跡
13世紀に築城。首里城以前の中山の王城だったとされる。現在は城壁を復元し浦添市街や宜野湾市街を一望する公園として整備。浦添大公園南エントランスに浦添グスクを紹介する展示コーナーがある。
浦添城跡
- 住所
- 沖縄県浦添市仲間2丁目
- 交通
- 沖縄自動車道西原ICから国道330号、県道153号を仲間方面へ車で4km
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(浦添グスク・ようどれ館と浦添大公園南エントランス展示コーナーは9:00~17:00<閉館>)
魂魄の塔
収容所を設置した際に住民が遺骨を収集し建てた慰霊塔
沖縄戦後、米軍がこの地に収容所を設置した際、真和志村(現在の那覇市)と近隣の住民らが一帯に散乱していた遺骨を収拾し建立。一般市民の手による戦後最初の慰霊塔であり意義深い。
狩俣遠見台
狩俣集落の東にある遠見台跡。目の前には大神島が望める
狩俣集落の東、給水塔のそばにある遠見台跡。すぐ目の前には地元では神が宿る聖地として崇められている大神島が望める。駐車場や見学路は整備されていない。
プズマリ
サンゴ石灰石積みの火番盛跡。琉球王府時代に作られたもの
別名タカムイ。黒島ビジターセンターのそばにあるサンゴ石灰岩積みの火番盛跡。海上を行く船を監視するため、遠見台として琉球王府時代に作られた。
人頭税石
高さ143cmある陽石の様な石柱。人頭税や賦計り石と呼ばれる
薩摩藩の侵略で宮古・八重山地方に課せられた人頭税の賦計り石(ぶばかりいし)。15歳から50歳の男女を対象にしたが、背丈がこの石の高さを超えたら課税されたという伝承も残る。
大和井
享保5(1720)年に掘られたとされる井戸。国の指定史跡
1720年に掘られたものとされる井戸。その構造から首里王府から派遣された高等役人や薩摩藩から派遣された役人専用のものであったと考えられている。国指定の史跡。
久米至聖廟
旧久米村の人々に親しまれた孔子廟
中国の哲学者孔子とその弟子を祭るため、延宝4(1676)年に創建。沖縄戦で焼失後、再建された明倫堂は久米村の子弟のための教育機関で、琉球における公立学校の始まりとされる。
護国寺
歴史ある波上宮の高野山真言宗の寺
貞治7(1368)年、琉球国王察度の頃に創建された。高野山真言宗の寺院で、本尊は聖観世音菩薩。現存する寺院としては沖縄でいちばん古いといわれる。波上宮に隣接して建つ。
護国寺
- 住所
- 沖縄県那覇市若狭1丁目25-5
- 交通
- ゆいレール旭橋駅から徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由、本堂参拝は6:30~18:30、寺務所受付は8:00~
仲宗根豊見親の墓
平良港の近く。かつて支配者だった人物が父を弔うために建てた墓
15世紀から16世紀にかけて宮古島を支配した仲宗根豊見親が、父を弔うために建造した墓。宮古独特の「ミャーカ」と呼ばれる巨石墓の様式と沖縄本島の横穴式の設計を併せ持つ。
上比屋山遺跡
土器や中国製の陶磁器が散在する集落跡
14、15世紀ごろの集落跡。倭寇の根拠地であったとする説や海外貿易の中継地であったとする説などがある。宮古島産の土器や中国製の陶磁器が散在している。
盛加井
上水道普及以前の生活を支えた水源。貝塚や土器も発見されている
上水道が普及する以前に人々の生活を支えた水源。大きな洞には貝塚が残り、土器なども発見されていることから、古くからここを中心に集落が形成されていたと考えられている。