高野山 x 見どころ・レジャー
「高野山×見どころ・レジャー×ひとり旅」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「高野山×見どころ・レジャー×ひとり旅」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。開創の際に最初に開かれた高野山の核となる場所「壇上伽藍」、弘法大師の御廟を中心にした霊域「高野山奥之院 弘法大師御廟」、女人高野とも呼ばれる「慈尊院」など情報満載。
- スポット:24 件
- 記事:14 件
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1~20 件を表示 / 全 24 件
壇上伽藍
開創の際に最初に開かれた高野山の核となる場所
約1200年前に嵯峨天皇の勅許を得て、弘法大師が開いた修禅道場。開創の際には弘法大師みずから足を運び、堂塔の建立に心血を注いだという。日本初の密教伽藍で、独特の諸堂配置は曼荼羅の世界を表現しているという。
壇上伽藍
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山152
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス大門南駐車場行きに乗り換えて13分、金堂前下車すぐ
- 料金
- 見学料(金堂、根本大塔)=各500円/山内共通券(金剛峯寺・徳川家霊台など)=1500円/ (障がい者と同伴者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由、大塔、金堂は8:30~17:00
高野山奥之院 弘法大師御廟
弘法大師の御廟を中心にした霊域
今もなお、救いの手を差し伸べていると信じられる弘法大師の御廟がある奥之院は弘法大師信仰の最大の聖地。一の橋から御廟へと続く参道には20万基を超える墓碑や供養塔、慰霊碑が並び、人々の願いがこめられている。
高野山奥之院 弘法大師御廟
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山奥之院
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス奥の院前行きに乗り換えて25分、終点下車、徒歩15分(一の橋から参拝の場合、奥之院口前にて下車、徒歩40分)
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30
慈尊院
女人高野とも呼ばれる
弘法大師が建立した政所に始まる、女人結縁の寺。当時女人禁制の高野山に入山できなかった弘法大師の母がこの政所に滞在した際、弘法大師は1か月に九度も険しい道を母に会いに往復し「九度山」の名の由来になった。
総本山金剛峯寺
全国にある高野山真言宗の総本山
弘法大師は『金剛峯楼閣一切瑜伽瑜祇経』という経典から高野一山の総称を金剛峯寺と命名した。明治以降は一寺の名称となったが、現在も山内117カ寺をまとめる中心寺院だ。元々は豊臣秀吉が母の菩提を弔うために建立した剃髪寺といい、さらに青厳寺と呼ばれるようになって木喰上人応其の住坊となった。明治2(1869)年に隣接する興山寺と合併し、金剛峯寺と改称した。襖絵や庭園など見どころも多い。
総本山金剛峯寺
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山132
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス大門南駐車場行きに乗り換えて12分、金剛峯寺前下車すぐ
- 料金
- 金剛峯寺=中学生以上1000円、小学生300円/共通内拝券(金剛峯寺、金堂、根本大塔、徳川家霊台、授戒料)=2500円/ (障がい者と介添え者1名無料・未就学児無料(授戒は除く))
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門17:00)
丹生都比売神社
『日本書紀』にも記されている古社
1700年以上前に創建された古社で、紀伊国一宮。弘法大師を高野山に導き神領の一部を授けた丹生都比売大神を祀る。本殿四殿は一間社春日造りで日本最大規模を誇る。境内の朱塗りの輪橋は淀君の寄進。
丹生都比売神社
- 住所
- 和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野230
- 交通
- JR和歌山線笠田駅からかつらぎ町コミュニティバス丹生都比売神社前行きで29分、終点下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(授与所は8:45~16:30)
高野山霊宝館
密教美術の宝庫、高野山
貴重な宝物を守るために建設。国宝の弘法大師筆『聾瞽指帰(ろうこしいき)』2巻をはじめ、国宝21件、重文148件などを収蔵し、展示替えをしながら公開している。
高野山霊宝館
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山306
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス大門行きに乗り換えて15分、霊宝館前下車すぐ
- 料金
- 入館料=大人1300円、高・大学生800円、小・中学生600円/ (団体割引あり、障がい者手帳持参で本人と同伴者無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉館17:30)、11~翌4月は~16:30(閉館17:00)
苅萱堂
石童丸の悲話で知られる
高野聖が全国に広めた『石童丸物語』のゆかりの場所。出家した石童丸の父・苅萱道心の庵の跡といわれる。堂内には『石童丸物語』を描いた絵が掲げられている。
苅萱堂
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山478
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス奥の院行きに乗り換えて14分、苅萱堂前下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 拝観自由
徳川家霊台
江戸初期を代表する霊廟建築
徳川3代将軍家光が祖父の家康と父の秀忠の供養のため、20年の歳月をかけて建立した高野山東照宮の遺構。相似した宝形造りの位牌堂は華麗な装飾が施されている。
徳川家霊台
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山682
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス奥の院前行きに乗り換えて10分、浪切不動前下車すぐ
- 料金
- 大人200円、小学生以下無料 (障がい者無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門17:00)
女人堂
女人禁制の名残
明治まで女人の入山を固く禁じた高野山。かつては、高野七口と呼ばれた高野山の登山口すべてに女人堂が設けられていたが、現在は不動坂口にある女人堂だけが残る。
女人堂
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山709
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス奥の院前行きに乗り換えて5分、女人堂前下車すぐ
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門)
真田庵(善名称院)
真田幸村閑居の地として有名
寛保元(1741)年に大安上人が、真田昌幸の菩提を弔うために地蔵菩薩を安置して一堂を草創したのに始まる、高野山真言宗の寺院。関ヶ原の戦の際に豊臣側に与した真田昌幸・幸村父子が十数年住んだ屋敷跡に建つことで知られ、牡丹の名所でもある。
真田庵(善名称院)
- 住所
- 和歌山県伊都郡九度山町九度山1413
- 交通
- 南海高野線九度山駅から徒歩10分
- 料金
- 入館料(宝物資料館)=200円(説明付きは300円、要予約)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門)
旧萱野家(大石順教尼の記念館)
高野山の里坊だった由緒ある建物
江戸中期に高野山眞蔵院の里坊として建立された歴史的建造物。館内には、両腕を失いながら口で字を書く技法を習得し、仏道と障害者福祉に生涯を捧げた大石順教尼の遺墨などが展示されている。また、里坊としての旧九度山不動院の寺宝も拝観できる。
旧萱野家(大石順教尼の記念館)
- 住所
- 和歌山県伊都郡九度山町九度山1327
- 交通
- 南海高野線九度山駅から徒歩6分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(閉館16:30)
金剛三昧院
国宝の多宝塔が名高い
北条政子が源頼朝と実朝を供養するため創建。国宝の多宝塔など重文の木造建築があり、杉の大木も見事。5月には県の天然記念物のシャクナゲが境内を彩る。宿坊もあり。
金剛三昧院
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山425
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス奥の院前行きに乗り換えて10分、千手院橋下車、徒歩5分
- 料金
- 見学料=300円/見学料(特別時期)=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(拝観は8:00~18:00)
天然温泉 ゆの里
たっぷりの湯量が心地よい温泉。食事処も楽しみ
地下1187mから湧き出る温泉でゆったりと時間を過ごせる施設。露天風呂、泡風呂、滝風呂、ジェットバスなど機能浴槽もバラエティ豊かにそろっている。天然水のみを使って作る料理も好評だ。
天然温泉 ゆの里
- 住所
- 和歌山県橋本市神野々898
- 交通
- JR和歌山線橋本駅からタクシーで15分(橋本駅から無料送迎バスあり)
- 料金
- 入浴料=大人1100円、小人(4歳~小学生)660円/貸切風呂(1時間、要予約)=6600円(4名用)、2200円(1名用)/ (障がい者手帳の提示で本人のみ入浴料200円割引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~21:00(閉館22:00)、貸切風呂は12:00~16:00(「ゆの里 お水の宿 このの」利用)
野迫川村総合案内所レストラン鶴姫
紀伊山地の大パノラマを楽しみながら食事を楽しめる
周囲に豊かな山林が広がる野迫川村で、高野竜神スカイラインにあるレストラン。標高約1000mのところに建っており、360℃紀伊山地の山なみを眺望できる。
野迫川村総合案内所レストラン鶴姫
- 住所
- 奈良県吉野郡野迫川村檜股64-22
- 交通
- 京奈和自動車道橋本ICから国道370・480号を高野山方面へ車で60km(高野龍神スカイライン入口から11km)
- 料金
- 山菜うどん=570円/ハンバーグ定食=880円/
- 営業期間
- 4~11月
- 営業時間
- 10:00~15:00(閉館15:30)
紀州高野紙伝承体験資料館 紙遊苑
紙漉き体験もできる高野紙の伝承施設
弘法大師が製法を教えたと伝わる高野紙(古沢紙)。最盛期には九度山町古沢を中心に100軒が紙漉きを行なっていたという。館内では手漉き風景のジオラマや和紙の凧、小物なども展示。
紀州高野紙伝承体験資料館 紙遊苑
- 住所
- 和歌山県伊都郡九度山町慈尊院749-6
- 交通
- 南海高野線九度山駅からタクシーで5分
- 料金
- 入場料=無料/紙漉き体験(要予約)=300円(はがき3枚1組または色紙大1枚)、400円(A3大・伝承紙の大きさ1枚)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉館16:30、紙漉き体験は~15:00、要予約)
大門
壮大な高野一山の総門
高さ25.1mで、紀州最大の楼門建築。宝永2(1705)年に再建されたもので、重要文化財。門の両脇を固める迫力のある金剛力士像は、江戸時代に活躍した慶派仏師の運長と康意の作。
大門
- 住所
- 和歌山県伊都郡高野町高野山241
- 交通
- 南海高野線極楽橋駅から高野山ケーブルで5分、高野山駅で南海りんかんバス大門行きに乗り換えて20分、終点下車すぐ
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由、夜はライトアップ
極楽橋駅
聖域と俗世の境界
南海高野線の終点で、高野山の聖域への入り口といわれる極楽橋駅。電車側を俗世、ケーブルカー側を聖域と見立てた駅舎には鮮やかな天井画やガラスアートなどがあり、高野山への旅を盛り上げる。