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奈良 x 寺院(観音・不動)

奈良のおすすめの寺院(観音・不動)スポット

奈良のおすすめの寺院(観音・不動)ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。優美な姿の伎芸天立像は必見「秋篠寺」、聖武天皇の皇后が建立した古刹「法華寺」、トラが出迎える毘沙門天の寺「朝護孫子寺」など情報満載。

  • スポット:121 件
  • 記事:18 件

奈良のおすすめエリア

奈良・斑鳩

平城京が置かれた古都には、2つの世界遺産指定地域が

飛鳥・橿原

激動の古代史を語る多くの遺跡と神武天皇を祀る社

吉野・十津川

修験道の聖地である桜の名所と、深い山間に湧く多彩な温泉

奈良のおすすめの寺院(観音・不動)スポット

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秋篠寺

優美な姿の伎芸天立像は必見

東洋のミューズと称される伎芸天立像で有名。芸能を司る伎芸天の古い彫刻は日本でもここだけ。奈良時代最後の勅願寺として、宝亀11(780)年に建立された。端整な姿の本堂は、鎌倉時代に改修されたが、天平時代の匂いを残している。

秋篠寺の画像 1枚目
秋篠寺の画像 2枚目

秋篠寺

住所
奈良県奈良市秋篠町757
交通
近鉄奈良線大和西大寺駅から奈良交通押熊行きバスで6分、秋篠寺下車すぐ
料金
拝観料=大人500円、中学生200円、小学生100円/ (30~80名の団体は大人450円、大学生400円、高校生350円)
営業期間
通年
営業時間
9:30~16:30(閉門)

法華寺

聖武天皇の皇后が建立した古刹

光明皇后が、父・藤原不比等の邸宅跡に建立した総国分尼寺。大和三門跡尼寺のひとつ。本尊の十一面観音菩薩立像は、唇に紅をさした白檀の一木造りで、インドの問答師が光明皇后の姿を写したと伝えられる。慶長6(1601)年、豊臣秀頼と淀君の寄進により兵火や地震で失った本堂が再建された。

法華寺の画像 1枚目
法華寺の画像 2枚目

法華寺

住所
奈良県奈良市法華寺町882
交通
近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通西大寺駅行き(法華寺経由)バスで8分、法華寺前下車、徒歩3分
料金
拝観料=大人700円、小・中学生350円/お守り犬(要予約)=2000円(小)、3300円(大)/ (特別拝観時は別料金(要HP確認))
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30

朝護孫子寺

トラが出迎える毘沙門天の寺

斑鳩の西、大阪府との境にそびえる信貴山には、毘沙門天が聖徳太子に戦勝をもたらした伝説が残る。その地に建てられた朝護孫子寺は毘沙門天信仰の総本山で、境内には多くの堂宇が並ぶ。毎年秋に公開される国宝『信貴山縁起絵巻』をはじめ、霊宝館では多彩な宝物を鑑賞できる。

朝護孫子寺の画像 1枚目
朝護孫子寺の画像 2枚目

朝護孫子寺

住所
奈良県生駒郡平群町信貴山2280-1
交通
近鉄生駒線信貴山下駅から奈良交通信貴山門行きバスで15分、終点下車、徒歩15分
料金
霊宝館=300円/張り子のトラ=800~80000円/本堂・戒壇めぐり=100円/ (障がい者割引あり)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉門、霊宝館は~16:30<最終入場>)

おふさ観音

美しい花と音色に癒される

18世紀後半に妙円尼が開基したと伝わる。本尊は十一面観音で、長寿や病気退散のご利益がある。春と秋に約3800種類のバラが咲き誇ることでも有名で、美しい姿と芳香に心が安らぐ。夏には2500以上の風鈴が音色を奏でる風鈴まつりも行なわれる。

おふさ観音の画像 1枚目
おふさ観音の画像 2枚目

おふさ観音

住所
奈良県橿原市小房町6-22
交通
JR桜井線畝傍駅から徒歩10分
料金
本堂拝観料=300円/ (20名以上の団体は本堂拝観料270円)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉門)

吉田寺

安らかな往生を祈る寺

本尊・丈六阿弥陀如来像の前でご祈祷を受けると長患いなく極楽往生を遂げることができるという霊験があり、ぽっくり寺の名で広く信仰を集めている。本尊と多宝塔が重要文化財指定。

吉田寺の画像 1枚目

吉田寺

住所
奈良県生駒郡斑鳩町小吉田1丁目1-23
交通
JR大和路線王寺駅から奈良交通法隆寺前行きバスで10分、竜田神社前下車、徒歩5分
料金
拝観料=300円/祈祷料=5000円/
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00(最終受付)、祈祷申込は~15:00(最終受付)

円成寺

数多くの文化財が残る

平安中期の創建といわれ、国の名勝に指定された庭園は、舟遊式と浄土式をあわせた貴重な遺構。春日堂と白山堂は日本最古の春日造り社殿。寺宝の数も多く、相應殿には運慶20歳代の作とされる国宝の大日如来坐像が祀られている。

円成寺の画像 1枚目
円成寺の画像 2枚目

円成寺

住所
奈良県奈良市忍辱山町1273
交通
近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで30分、忍辱山下車すぐ
料金
拝観料=大人500円、中・高校生400円、小学生100円/ (障がい者手帳持参で半額、30名以上の団体は大人、中・高校生は50円引)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00

大安寺

全国から参拝者が訪れる

開基は聖徳太子と伝えられる古刹で南都七大寺のひとつ。ガン封じの寺として有名。本尊の十一面観音は多くの人が参拝する秘仏で、秋に特別公開される。

大安寺の画像 1枚目

大安寺

住所
奈良県奈良市大安寺2丁目18-1
交通
近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通大安寺方面行きバスで10分、大安寺下車、徒歩10分
料金
拝観料(本堂・収蔵庫)=大人400円、高校生300円、中学生200円、小学生100円/秘仏特別開扉時期拝観料(3・10・11月)=大人500円、高校生400円、中学生300円、小学生200円/ (30名以上の団体は1割引)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00(閉門17:00)

當麻寺

ボタンと中将姫の曼荼羅

聖徳太子の弟、麻呂子(当麻皇子)が建立し、7世紀後半に豪族の当麻氏がこの地に移築した。飛鳥時代に創建され、白鳳・天平様式の大伽藍を有する當麻寺は、白鳳時代の弥勒如来像や四天王像、中将姫が蓮糸で織り上げたという當麻曼荼羅など、見どころが多い。

當麻寺の画像 1枚目
當麻寺の画像 2枚目

當麻寺

住所
奈良県葛城市當麻1263
交通
近鉄南大阪線当麻寺駅から徒歩15分
料金
本堂・金堂・講堂=大人500円、小学生250円/中之坊庭園・霊宝殿=大人500円、小学生250円/写仏体験=1500円/ (特別公開等により変更あり、各塔頭は別料金)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉門17:00)

矢田寺

雨露にきらめく矢田寺のアジサイ

正式な名称は金剛山寺、別名をあじさい寺という。境内には本堂、開山堂などが立ち、本尊の木造地蔵菩薩立像をはじめ重要文化財に指定された仏像が多い。地蔵信仰の寺として知られる。

矢田寺の画像 1枚目
矢田寺の画像 2枚目

矢田寺

住所
奈良県大和郡山市矢田町3506
交通
近鉄橿原線近鉄郡山駅から奈良交通矢田寺前行きバスで20分、終点下車、徒歩6分
料金
入山料=無料/見学料(6月上旬~7月上旬)=大人500円、小学生200円/ (障がい者手帳持参で無料)
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:00

般若寺

奈良の秋を彩るコスモスの寺

平城京の鬼門を守るため飛鳥時代に創建され、その後般若経の学問寺として栄えた寺院。十三重石塔や三十三観音石像といった文化財があり、季節の花が観賞できる名所としても知られる。

般若寺の画像 1枚目
般若寺の画像 2枚目

般若寺

住所
奈良県奈良市般若寺町221
交通
近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通青山住宅行きバスで10分、般若寺下車、徒歩3分
料金
拝観料=大人500円、中・高校生200円、小学生100円、花期(アジサイ・コスモス)は特別拝観料/ (障がい者手帳持参で大人300円)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉門17:00)、短縮拝観時間(1・2・7・8・12月は~16:00)

久米寺

久米仙人伝説が残る花の寺

7世紀後半に聖徳太子の弟の来目皇子、あるいは久米仙人により建てられたといわれる古寺。また、弘法大師が初めて真言密教を教えた寺でもあり、真言宗発祥の地を称している。和洋40種以上が咲き誇る6月のアジサイや、ツツジの名所としても有名。

久米寺

住所
奈良県橿原市久米町502
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から徒歩5分
料金
本堂拝観=400円/あじさい園=400円/
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉門)

玄賓庵

謡曲「三輪」の舞台となった小さな庵

平安初期、俗事を嫌って三輪山麓に隠棲した玄賓の庵で、世阿弥の作といわれる謡曲『三輪』の舞台として知られる。かつては三輪山の檜原谷にあったが、明治の廃仏毀釈の影響で現在地に移された。

玄賓庵の画像 1枚目

玄賓庵

住所
奈良県桜井市茅原373
交通
JR桜井線三輪駅から徒歩25分
料金
本堂拝観料=200円/
営業期間
通年
営業時間
境内自由、本堂は10:00~15:00(閉堂)

岩船寺

四季折々の花が咲き誇る関西のあじさい寺

天平元(729)年に聖武天皇の勅願で行基が創建した寺。桜や紅葉の季節も美しいが、6月上旬~7月上旬のアジサイは特に有名。朱塗りの重要文化財、三重塔が目を引く。

岩船寺の画像 1枚目
岩船寺の画像 2枚目

岩船寺

住所
京都府木津川市加茂町岩船上ノ門43
交通
JR関西本線加茂駅から木津川市コミュニティバス加茂山の家行きで15分、岩船寺下車すぐ
料金
大人400円、中・高校生300円、小学生200円 (30名以上の団体は大人350円、中・高校生200円、小学生100円、障がい者手帳持参で本人と介護者1名300円)
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:45(閉門17:00)、12~翌2月は9:00~15:45(閉門16:00)

大野寺

春のしだれ桜と磨崖仏で知られる

「室生寺の西の大門」と呼ばれ、室生寺の末寺として崇敬を集めてきた。本尊は弥勒菩薩(秘仏)。また宇陀川対岸には後鳥羽上皇の勅願で作られた日本最大級の弥勒磨崖仏が刻まれ、遥拝所もある。春には見事な枝ぶりの小糸しだれ桜が咲くことでも有名。

大野寺の画像 1枚目
大野寺の画像 2枚目

大野寺

住所
奈良県宇陀市室生大野1680
交通
近鉄大阪線室生口大野駅から徒歩5分
料金
入山料=300円/入山料(4月)=400円/ (30名以上で団体割引あり、障がい者無料)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉門)、冬期は~16:00

平等寺

廃寺からよみがえった聖徳太子ゆかりの寺

寺伝では聖徳太子を開基とし、かつては大神神社の神宮寺だった。一時荒廃したが、現在は本堂や二重塔などが再興されている。聖徳太子作と伝わる本尊の十一面観世音菩薩や釈迦如来像、熱とり地蔵、聖徳太子像などを祀る。

平等寺の画像 1枚目
平等寺の画像 2枚目

平等寺

住所
奈良県桜井市三輪38
交通
JR桜井線三輪駅から徒歩10分
料金
拝観料=300円/
営業期間
通年
営業時間
境内自由(本堂内特別拝観は8:00~17:00<閉堂、要予約>)

不退寺

平安歌人・在原業平ゆかりの寺

平城天皇が退位後に隠棲した地とされ、それを受け継いだ孫の在原業平が、みずから刻んだ仏像を安置して寺としたのが始まり。業平自作とされる聖観音立像や、五大明王像、本堂などの建造物が重要文化財に指定されている。境内には業平にちなんだ椿やビナンカズラなど四季折々の花が咲く。

不退寺の画像 1枚目
不退寺の画像 2枚目

不退寺

住所
奈良県奈良市法蓮町517
交通
近鉄奈良線新大宮駅から徒歩15分
料金
拝観料=大人500円、中・高校生300円、小学生200円/特別展=大人600円、中・高校生400円、小学生300円/業平忌(5月28日)=大人700円、中・高校生500円、小学生300円/ (20名以上の団体は割引あり、奈良市内在住の高齢者は拝観料50円引、特別展100円引)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉門)

如意輪寺

貴重な文化財が多く残る

延喜年間(901~923)の創建と伝えられ、のちに後醍醐天皇の勅願寺となった。鎌倉時代源慶作の金剛蔵王権現木像は傑作。ほかに後醍醐天皇の高杯や楠木正成の兜割りの刀など、貴重な宝物が残る。桜の季節には、中千本の名所として多くの人が訪れる。

如意輪寺の画像 1枚目
如意輪寺の画像 2枚目

如意輪寺

住所
奈良県吉野郡吉野町吉野山1024
交通
近鉄吉野線吉野駅からタクシーで7分
料金
有料、時期により異なる (金額は要確認、団体割引あり)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00、観桜期は8:00~17:00

石光寺

中将姫ゆかりの井戸がある

天智天皇の勅願寺。中将姫が蓮糸當麻曼荼羅を紡ぐ糸を染めたという「染の井」や「糸掛け桜」、日本最古の石仏といわれる弥勒石仏がある。冬の寒ボタンをはじめ、ボタンやシャクヤクなどの名所としても知られる。

石光寺の画像 1枚目
石光寺の画像 2枚目

石光寺

住所
奈良県葛城市染野387
交通
近鉄南大阪線二上神社口駅から徒歩15分
料金
拝観料=大人400円、小学生200円/ (障がい者割引あり)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉門)

長岳寺

晩春のツツジなど四季の花が彩る

天長元(824)年に弘法大師空海が創建。本尊の阿弥陀三尊やわが国最古という鐘楼門など、多くの文化財を有する。また、1万2000坪もの境内には、四季折々の花が咲き、秋の紅葉は「全国紅葉百選」に選ばれている。狩野山楽による作品「極楽地獄図」は、毎年10月23日~11月30日の間のみ、本堂で開帳され、適時住職によるコミカルな絵解き説法が行われる。

長岳寺の画像 1枚目
長岳寺の画像 2枚目

長岳寺

住所
奈良県天理市柳本町508
交通
JR桜井線柳本駅から徒歩20分
料金
拝観料=大人400円、高・大学生350円、中学生300円、小学生250円/ (30名以上の団体は割引あり、障がい者手持参で拝観料100円)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(最終入場)

西大寺

壮大な伽藍を誇った大寺院

奈良時代後期に西の大寺として創建され、東大寺に匹敵する大伽藍を誇った。鎌倉時代に叡尊が復興に努めた。現在は江戸時代に建てられた本堂、四王堂、愛染堂などが残る。直径30cmの大きな茶碗で茶を飲む大茶盛式は、年に3回開催される。

西大寺の画像 1枚目
西大寺の画像 2枚目

西大寺

住所
奈良県奈良市西大寺芝町1丁目1-5
交通
近鉄奈良線大和西大寺駅から徒歩5分
料金
三堂共通拝観料=大人800円、中・高校生600円、小学生400円/大茶盛式拝服料=2000円(新春)、3500円(春・秋)/ (障がい者本堂見学料半額、大茶盛式は事前予約制で実施の可能性あり)
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:00(閉門16:30)