北陸 x 寺社仏閣・史跡
北陸のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
北陸のおすすめの寺社仏閣・史跡ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。市指定文化財に指定されている天井絵3枚は見事な大作「萬慶寺」、寺内最古の四足門の「駆出しの竜」や「蛙股の唐獅子」が有名「誠照寺」、船頭と別れを惜しむ遊女が腰巻を地蔵にあて荒天を祈ったと伝わる「腰巻地蔵」など情報満載。
- スポット:347 件
- 記事:49 件
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北陸のおすすめの寺社仏閣・史跡スポット
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誠照寺
寺内最古の四足門の「駆出しの竜」や「蛙股の唐獅子」が有名
弘安2(1279)年、親鸞聖人の孫・如覚上人が創建した。寺内最古の四足門には左甚五郎作「駆け出しの竜」もある。竜を恐れて鳥が巣を作らないことから、「鳥すまずの門」と呼ばれる。
腰巻地蔵
船頭と別れを惜しむ遊女が腰巻を地蔵にあて荒天を祈ったと伝わる
海を見下ろす松林にひっそりとたたずむ。藩政時代、船乗り相手の遊女が恋しい人を一日でも長く引き留めたいと、腰巻で地蔵の目を隠し、海が荒れるのを祈ったという。
腰巻地蔵
- 住所
- 石川県羽咋郡志賀町福浦港
- 交通
- JR七尾線羽咋駅から北鉄能登バス富来・門前行きで30分、高浜下車、タクシーで15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
舟津温泉薬師堂
無病息災・延命長寿にご利益
大正11(1922)年に創建された、病気平癒の薬師如来像を祀るお堂。近くの田中温泉薬師神社、二面温泉薬師堂と合わせて三薬師と呼ばれ、無病息災・延命長寿などの御利益があると尊崇されている。
平和の像
大原台山頂高12mの観音像は洪水犠牲者の鎮魂のために
大原台山頂に立つ高さ約12mの観音像。鋳造物では日本最大級。宇奈月出身の彫刻家、佐々木大樹と子息の手で洪水災害犠牲者の鎮魂と黒部川の恵みへの感謝のために造られた。
馬居寺
聖徳太子が開いたとされ、約300体の石仏が並ぶ
若狭路で最も古く推古27(619)年に聖徳太子が開いたとされる。本尊は平安時代後期の作、木造馬頭観音坐像(国重文指定)。24年ごとに開帳される秘伝である。本堂の横には鎌倉期以降に造られたという約300体の石仏が並ぶ。
馬居寺
- 住所
- 福井県大飯郡高浜町馬居寺3-1
- 交通
- JR小浜線若狭和田駅から徒歩20分
- 料金
- 納経=300円/御朱印=300円/御軸=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(納経、御朱印受付は9:00~17:00)
豊財院
般若寺とも呼ばれ、貴重な文化財が納められている寺院
14世紀初頭開山の曹洞宗の寺院。木造の馬頭観音像、聖観音像など、3体が重要文化財に指定されている。また、600巻におよぶ血書大般若経が保存されている。
龍渕寺
「西のお寺」として村人に昔も今も親しまれている曹洞宗の寺院
曹洞宗の禅寺。天正10(1582)年に尾張の国で創建され、正保2(1645)年に現在の地に移された。境内には、加賀藩三代藩主前田利常の命により指定された竹林がある。市指定保存樹林。
龍渕寺
- 住所
- 石川県金沢市野町3丁目19-60
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道光が丘住宅行きバスで13分、沼田町下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)
恵比須神社
恵比須大神を主祭神とする商売・漁業・子供の守り神として信仰
恵比須大神を主祭神とし、商売・漁業・子供の守り神として、全国から信仰を集めている。「えびす飴」は、恵比須大神がこれによって成長したと伝えられている。
山岸家
豪雪地帯に残る大庄屋屋敷
白山伝統的建造物群保存地区の中心的建物の山岸家は、江戸時代より幕府直轄地であった白山麓十八村の大庄屋を勤め、司法と警察を兼ねていた。当時の母屋1棟、土蔵3棟、石垣、庭園等が現在も残されている。4月下旬から11月上旬の週末は一般公開もしている。
盛源寺
数百の石仏が並ぶ天台宗の寺院
一乗谷朝倉氏遺跡から約1km離れた山あいに建つ天台宗寺院。参道沿いに地蔵菩薩立像や十一面観音菩薩立像の石仏がずらりと並んでいる。正確な数は不明だが、数百の石仏があるという。
鳥越城跡
約430年前、柴田勝家らによって落城した一向一揆の最後の砦
約430年前、浄土真宗の熱心な信者であった農民らが一致団結して、守護大名の支配体制と戦った一向一揆の最後の砦。織田信長配下、柴田勝家らによって落城し、「百姓の持ちたる国」は滅びた。
岸壁の母碑
増穂浦海岸の砂丘に建つ「岸壁の母」のモデルの女性を記念する碑
増穂浦海岸の砂丘地に建つ碑。有名な「岸壁の母」のエピソードのモデルとなった女性を記念する碑だ。異国の地にとらわれて帰らぬ息子を、岸壁に立って待ち続けた母の愛を讃えている。
岸壁の母碑
- 住所
- 石川県羽咋郡志賀町富来領家町
- 交通
- JR七尾線羽咋駅から北鉄能登バス富来・門前行きで1時間3分、富来下車、徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
寿経寺
安政の飢餓時金沢城に窮状を訴え処刑された7人の供養地蔵を祀る
安政の飢餓で米が高騰した時、民衆らが入山禁止の卯辰山を登り、金沢城に窮状を訴えた。その首謀者とみなされた7人が処刑され、供養につくられた7体の地蔵が祀られている。
寿経寺
- 住所
- 石川県金沢市東山1丁目31-5
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道橋場町経由東部車庫行きバスで10分、橋場町下車、徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
服部神社
平成山代八景のひとつ、山代温泉の鎮守の森の景観
境内には巨大な樹木が茂り、山代温泉の鎮守の森といったイメージ。平成山代八景のひとつで、夜になると鳥居に向かう石段が美しくライトアップされる。
服部神社
- 住所
- 石川県加賀市山代温泉18-7
- 交通
- JR北陸新幹線加賀温泉駅から加賀温泉バス山中温泉行きで15分、山代温泉下車、徒歩5分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
東嶺寺
長家の勢いを感じられる寺院
古くは「花渓寺」と称されていたが慶安5(1652)年に「東嶺寺」と改称。藩政期は長家の菩薩寺として保護され、当時の勢いをうかがい知ることができる。現在、本堂と山門が市指定文化財に登録。
芭蕉の渡し
芭蕉が加賀行脚の途中に立ち寄った際に詠んだ句の記念碑が立つ
元禄2(1689)年9月7日、松尾芭蕉が加賀行脚の途中に立ち寄り、木呂場から粟生宿場に足を運んだという。句を詠んだ記念碑が立っている。