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東海・北陸のおすすめの旧家スポット
東海・北陸のおすすめの旧家ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。加賀藩の武家文化の奥深さを実感できる「武家屋敷跡野村家」、築300年以上の合掌造りの家屋「和田家」、ダイナミックな立体交差が生む繊細で美しい吹き抜けは必見「吉島家住宅」など情報満載。
- スポット:51 件
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東海・北陸のおすすめの旧家スポット
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武家屋敷跡野村家
加賀藩の武家文化の奥深さを実感できる
加賀藩の重臣野村伝兵衛信貞の屋敷跡を公開。現在の建物は大聖寺の豪商久保彦兵衛邸を移築したもので、総檜の格天井やギヤマン入りの障子戸、加賀藩のお抱え絵師による襖絵などがある。
武家屋敷跡野村家
- 住所
- 石川県金沢市長町1丁目3-32
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道香林坊方面行きバスで6分、香林坊下車、徒歩7分
- 料金
- 大人550円、高校生400円、小・中学生250円
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉館17:30)、10~翌3月は8:30~16:00(閉館16:30)
和田家
築300年以上の合掌造りの家屋
110坪に上る1階面積の規模は、白川郷随一を誇り、国の重要文化財に指定されている。江戸時代に名主や番所役人を務め、焔硝(えんしょう)の取引によって栄えた和田家ならではの格式高い建築様式は見ものだ。
和田家
- 住所
- 岐阜県大野郡白川村荻町997
- 交通
- JR高山本線高山駅から濃飛バス白川郷線白川郷方面行きで50分、白川郷バスターミナル下車、徒歩3分
- 料金
- 大人400円、小学生200円
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
吉島家住宅
ダイナミックな立体交差が生む繊細で美しい吹き抜けは必見
明治40(1907)年に再建された日本を代表する町家建築。重要文化財に指定されており、立体的な格子の美しさは海外からも評価が高い。漆塗が施された柱や梁など繊細で優美な意匠にも注目を。
吉島家住宅
- 住所
- 岐阜県高山市大新町1丁目51
- 交通
- JR高山本線高山駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人500円、小・中学生300円/ (団体30名以上は50円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)、12~翌2月は~16:30(閉館)
旧岸名家
江戸時代そのまま。三国独特の「かぐら建て」
地元の商人だった岸名惣助邸を公開。三国独特の「かぐら建て」という建築様式が用いられている。
旧岸名家
- 住所
- 福井県坂井市三国町北本町4丁目6-54
- 交通
- えちぜん鉄道三国芦原線三国駅から徒歩6分
- 料金
- 入館料=高校生以上100円、中学生以下無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
原田二郎旧宅
公共福祉に貢献した篤志家の生家
殿町同心町に残る、江戸時代末期の武家屋敷。明治から大正にかけて活躍した篤志家・原田二郎の生家を一般公開。
原田二郎旧宅
- 住所
- 三重県松阪市殿町1290
- 交通
- 近鉄山田線松阪駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料=一般100円、18歳以下無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
旧長谷川治郎兵衛家
うだつの上がった屋根や多くの蔵から江戸時代の隆盛をしのぶ
江戸期の松阪を代表する商家のひとつ、長谷川家の邸宅。うだつの上がった屋根や、数多くの蔵からも、江戸日本橋に店を持ち、木綿の商いで財を成した伊勢商人の隆盛がうかがえる。平成28(2016)年7月に国重要文化財に指定された。
旧森田銀行本店
大正モダンな吹き抜けの空間
県内最古の鉄筋コンクリート建築。大正9(1920)年に落成。建物外観は西欧の古典主義的なデザインになっており、内部は豪華な漆喰装飾が随所に見られる。
旧森田銀行本店
- 住所
- 福井県坂井市三国町南本町3丁目3-26
- 交通
- えちぜん鉄道三国芦原線三国駅から徒歩7分
- 料金
- 入館料=無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
薬種商の館 金岡邸
富山売薬の資料を中心に薬業全般にわたる資料を展示
300年以上の歴史を持つ、富山売薬を紹介する資料館。製薬道具や売薬版画、薬箱など貴重な資料を展示している。建物は明治初期の店舗、総檜格天井の新屋と豪華だ。薬研体験コーナーもあり。
薬種商の館 金岡邸
- 住所
- 富山県富山市新庄町1丁目5-24
- 交通
- 富山地方鉄道本線東新庄駅から徒歩5分
- 料金
- 入館料=大人200円、高校生以下無料、施設使用料は別料金/薬研体験=200円/ (団体割引は30名以上1割引、100名以上2割引、70歳以上は証明書持参で無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:00(閉館)
旧中埜半六邸
歴史的建造物を改修した憩いの場
江戸後期から明治初期にかけて、海運業や醸造業などで栄えた中埜半六家の邸宅を改修。邸宅内にある半六庭園は開放され、自由に利用でき、散策の休憩スポットにぴったり。
武家屋敷 寺島蔵人邸
金沢市指定文化財で金沢の武家文化にふれる
12代加賀藩主に仕えた加賀藩中級武士・寺島蔵人の屋敷。昭和49(1974)年3月に金沢市指定文化財史跡となった。樹齢300年以上と伝わるドウダンツツジが四季を彩る庭園は見ごたえ十分。画人としても知られる蔵人の作品や伝来の書画工芸も鑑賞できる。邸内の茶室では、寺島家の家紋の形に作った干菓子で抹茶を味わえる。茶室から蔵人が眺めた景色を楽しみたい。
武家屋敷 寺島蔵人邸
- 住所
- 石川県金沢市大手町10-3
- 交通
- JR金沢駅から北陸鉄道バス、城下まち金沢周遊バス、JRバスのいずれも兼六園方面行きで7~10分、「橋場町」または「橋場町・ひがし茶屋街」下車、徒歩3分
- 料金
- 入場料=大人310円、高校生以下無料/抹茶=350円/ (65歳以上210円、20名以上の団体は大人260円、障がい者手帳持参で本人と同伴者210円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉館17:00)
旧本多忠次邸
旧岡崎藩主の末裔である本多忠次の住宅を復原
徳川四天王のひとり、本多忠勝を始祖とする旧岡崎藩主本多家の末裔である本多忠次の住宅を移築復原。昭和初期に建てられたスパニッシュ様式の建物と、家具や調度品の見学ができる。
旧本多忠次邸
- 住所
- 愛知県岡崎市欠町足延40-1
- 交通
- 名鉄名古屋本線東岡崎駅から名鉄バス東公園口方面行きで15分、東公園口下車、徒歩3分
- 料金
- 無料、企画展は別料金 (有料展開催期間中のみ障がい者手帳持参で本人と介護者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
鳥羽大庄屋かどや
江戸の文化と伝統を伝える施設
江戸時代、大庄屋であった廣野家の住宅を改修し、当時の邸宅の様子や鳥羽の歴史的資料を公開する。作品展示やイベントも多く観光客と市民の交流の場にもなっている。
鳥羽大庄屋かどや
- 住所
- 三重県鳥羽市鳥羽4丁目3-24
- 交通
- 近鉄志摩線中之郷駅から徒歩10分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~15:45(閉館16:00)
文化のみち二葉館・【名古屋市旧川上貞奴邸】
財政界人の社交の舞台となった建物
大正時代に、日本の女優第一号と言われた川上貞奴の邸宅を移築復元。政財界人や文化人が集ったという豪華な建物に、貞奴に関する資料のほか、郷土ゆかりの文学資料などが展示されている。
文化のみち二葉館・【名古屋市旧川上貞奴邸】
- 住所
- 愛知県名古屋市東区橦木町3丁目23
- 交通
- 地下鉄高岳駅から徒歩10分
- 料金
- 入館料=大人200円、小・中学生無料/橦木館との共通観覧券=大人320円/ (20名以上は団体割引で160円、名古屋市敬老手帳持参で100円、障がい者手帳持参で無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)
千古の家
江戸初期の福井県内最古の民家
江戸時代初期に建てられた、福井県内最古の民家。建築様式や間取りから当時の生活を偲ぶ事ができる。敷地内では地元産のそば粉で打った手打ちそばや春は桜、夏は花菖蒲、秋は紅葉も楽しめる。千古カフェ(予約制)では十割蕎麦などが食べられる。
千古の家
- 住所
- 福井県坂井市丸岡町上竹田30-11
- 交通
- JR福井駅から京福バス丸岡城行きで36分、丸岡バスターミナルで京福バス竹田行きに乗り換えて33分、終点下車すぐ
- 料金
- 入場料=大人500円/ (団体割引あり、10~19名100円引、20名以上200円引、障がい者手帳持参で入場料20%割引)
- 営業期間
- 3~12月(1・2月は要問合せ)
- 営業時間
- 9:00~16:30
座主家住宅
18世紀前半能登半島の入母屋造り単層茅葺きの典型的な古い農家
18世紀前半の能登半島の典型的な古い農家。入母屋造りの単層茅葺きで、広い土間や豪快な柱が魅力。能登の自然に溶け込む人々の暮らしが見えてくる。
文化のみち橦木館
外国人バイヤーを招いた邸宅
陶磁器商として活躍していた井元為三郎が、大正末期から昭和にかけて建てた邸宅。庭を囲むように、洋館、和館、二つの蔵が配されている。洋館の一部は入館料不要の「橦木館カフェ」。
文化のみち橦木館
- 住所
- 愛知県名古屋市東区橦木町2丁目18
- 交通
- 地下鉄高岳駅から徒歩10分
- 料金
- 入場料=大人200円、中学生以下無料(メーグル1DAYチケットで入館料が160円)/文化のみち二葉館との共通券=320円/ケーキとフェアビーンズコーヒーのセット(橦木館カフェ)=800円/ (名古屋市敬老手帳持参で100円、障がい者手帳持参で無料、そのほか各種減免あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)
新美南吉の生家
多くの名作童話が生まれた、新美南吉の家
「ごん狐」「手袋を買いに」で有名な童話作家、新美南吉の生家。戦後は人手にわたっていたものを半田市が購入し、当時の間取りを復元したもので、内部の見学もできる。
京藤甚五郎家
伝統的な町屋の形態をよく留めた、数少ない江戸時代の大型町屋
天保年間(1830~1844)築で厚い土壁と、卯建が特徴的な家。屋根の上の屋根に見える卯建は、屋根の防火の役割で作られ、裕福な家の象徴でもあった。