首都圏 x 寺社仏閣・史跡
「首都圏×寺社仏閣・史跡×子連れ・ファミリー」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「首都圏×寺社仏閣・史跡×子連れ・ファミリー」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。約800年の歴史を刻む源氏の氏神様「鶴岡八幡宮」、鎌倉唯一の国宝仏を有する浄土宗の寺院「高徳院」、霊水を見つけた源頼朝がご神体を祀った神社「銭洗弁財天宇賀福神社」など情報満載。
- スポット:63 件
- 記事:137 件
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鶴岡八幡宮
約800年の歴史を刻む源氏の氏神様
源頼朝公が由比郷(現材木座)にある御社を治承4(1180)年に現在地へ遷し、創建した。境内には本宮をはじめ、国の重要文化財が点在し、歴史を今に伝えている。桜やハス、ボタンや紅葉など、四季の彩りを楽しめる見どころも多く、一年を通して参拝者が絶えない。大石段を上った上宮からの眺めもよく、鎌倉の街を一望できる。例大祭や七夕祭、節分祭などの祭事も人気。


鶴岡八幡宮
- 住所
- 神奈川県鎌倉市雪ノ下2丁目1-31
- 交通
- JR横須賀線鎌倉駅から徒歩10分
- 料金
- 宝物殿=大人200円、小人100円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10~3月は6:00~21:00、4~9月は5:00~21:00
高徳院
鎌倉唯一の国宝仏を有する浄土宗の寺院
鎌倉大仏(長谷大仏)を本尊とする浄土宗の寺院。真言宗、臨済宗に属した後、江戸時代に浄土宗の寺となる。境内一帯は国の史跡に指定されている。大仏の草創については謎が多いが、寛元元(1243)年に、初代の木造大仏の開眼供養が行われたと『吾妻鏡』にある。正式名称は銅造阿弥陀如来坐像、鎌倉にある仏像で唯一の国宝。室町時代以後は露天の大仏として知られるようになった。


高徳院
- 住所
- 神奈川県鎌倉市神奈川県鎌倉市長谷4丁目2-28
- 交通
- 江ノ島電鉄長谷駅から徒歩7分
- 料金
- 拝観料=大人300円、小学生150円(胎内拝観は20円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:15(10~3月は~16:45)
銭洗弁財天宇賀福神社
霊水を見つけた源頼朝がご神体を祀った神社
霊水でお金を洗って心を清めて行いを慎めば、商売繁盛すると伝わる、人気のスポット。源頼朝が、巳年の文治元(1185)年の巳の月、巳の刻に夢のお告げで霊水を見つけ、祠を建てて宇賀神を祀ったのが始まり。後に北条時頼が巳年に、銭を洗って一族繁栄を願ったことが銭洗いの起源とされる。現在でも縁日の巳の日を中心に、参拝者が多い。鎌倉駅西口の散策を兼ねて立ち寄ろう。


銭洗弁財天宇賀福神社
- 住所
- 神奈川県鎌倉市佐助2丁目25-16
- 交通
- JR横須賀線鎌倉駅から徒歩20分
- 料金
- 幸運の銭亀=1000円/おたから小判=300円/幸せ鈴御守=500円/巾着財布=300円/お供え用のろうそくと線香(一式)=100円/御宝銭=300円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(社務所は8:00~16:30<閉所>)
長谷寺
見どころが多い山の斜面に広がる境内
天平8(736)年の創建と伝えられる。山の斜面に、裾野の下境内と中腹の上境内がある。上境内には、本尊の十一面観音菩薩像を安置する観音堂をはじめ、主要な堂宇が建ち並び、海や街並みを一望する見晴台、傾斜地を利用した眺望散策路がある。本尊の観音像は、奈良の長谷観音と同じ霊木で造られた2体の観音像のひとつが海に流され、三浦半島に漂着、鎌倉に移されたとの伝説がある。桜やアジサイ、紅葉と見どころが多い。


長谷寺
- 住所
- 神奈川県鎌倉市長谷3丁目11-2
- 交通
- 江ノ島電鉄長谷駅から徒歩5分
- 料金
- 拝観料=大人400円、小学生200円/願い叶う守り=600円/てんとう虫守り=600円/ぼけ封じ=700円/学業守=600円/写経写仏体験(用紙代、道具あり、所要時間約30分~2時間)=1200円/身代わり鈴=700円/一石一字経奉納=100円/ (障がい者手帳持参で拝観料無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉山17:30、10~翌2月は~16:30<閉山17:00>)
浅草寺
都内で最も古いお寺
約1400年に及ぶ長い歴史を誇る名刹。隅田川下流から引き上げられた聖観世音菩薩像を、郷司の土師中知(はじのなかとも)が供養したことに始まる。数々の歴史的建造物も見ごたえあり。

浅草寺
- 住所
- 東京都台東区浅草2丁目3-1
- 交通
- 地下鉄浅草駅から徒歩5分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(本堂は6:00~17:00<閉門>、10~翌3月は6:30~)
江島神社
江島神社にも銭洗いのご利益がある
江島神社とは、辺津宮・中津宮・奥津宮の3宮の総称。幸福・財宝を招く神として多くの人が参拝に訪れる。3社まわるのがおすすめ。


江島神社
- 住所
- 神奈川県藤沢市江の島2丁目3-8
- 交通
- 小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅から徒歩20分
- 料金
- 奉安殿拝観料=大人200円、中・高校生100円、小学生50円/えんむすび御守り=800円/龍神御守=800円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(奉安殿は8:30~17:00<閉殿>)
円覚寺
厳粛な雰囲気が漂う北条時宗創建の禅寺
北鎌倉駅の目前に位置する臨済宗円覚寺派の大本山。蒙古襲来による戦没者の霊を慰め、禅宗を広めるために、鎌倉幕府8代執権の北条時宗が弘安5(1282)年に創建した。現在の鎌倉街道あたりまでが円覚寺の境内であったため、明治22(1889)年開通のJR横須賀線は境内を通ることになった。厳粛な雰囲気の境内には、ふたつの国宝などがある。アジサイや紅葉の名所としても人気が高い。


円覚寺
- 住所
- 神奈川県鎌倉市山ノ内409
- 交通
- JR横須賀線北鎌倉駅からすぐ
- 料金
- 見学料=大人500円、中学生以下200円/佛日庵=100円、500円(抹茶付)/ (鎌倉市発行の福寿手帳、障がい者手帳持参で拝観料無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~16:30(12~翌2月は~16:00)
明月院
アジサイの見ごろは行列ができるほどの鎌倉屈指の花の寺
永暦元(1160)年創建の明月庵が起源。8代執権北条時宗が、最明寺を前身として禅興寺を創建。明月院はその塔頭として、上杉憲方により創建された。その後、明治初年に禅興寺は廃絶して、塔頭の明月院だけが残った。昭和40年代にアジサイの挿し木を始めたことを機に名所として広まり、以来アジサイ寺と呼ばれている。6月の満開時期には2500株のアジサイを見に行列ができる。ハナショウブやロウバイ、紅葉も楽しめる。


明月院
- 住所
- 神奈川県鎌倉市山ノ内189
- 交通
- JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩10分
- 料金
- 拝観料=500円(大人)、300円(小人)/後庭園(6・12月、別料金)=500円/幸せの鈴=500円/開運貝守り=300円/ (療育手帳持参で無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料、障がい者、施設単位の団体は要事前連絡)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(6月は8:30~17:00)
建長寺
鎌倉で最も格が高い五山第一位の禅寺
臨済宗建長寺派の大本山で、日本初となる禅宗専門寺院で知られる。鎌倉幕府5代執権の北条時頼が建長5(1253)年に創建した。谷のある地形を生かし、総門、三門、仏殿、法堂が一直線に並んだ宋風の配置が特徴。江戸時代には徳川家の援助で主要な建物が新築、移築された。関東大震災で大きな被害を受けたが、その後再建。花の名所でもあり、桜や紅葉の季節には大勢の観光客が訪れる。


建長寺
- 住所
- 神奈川県鎌倉市山ノ内8
- 交通
- JR横須賀線北鎌倉駅から徒歩15分
- 料金
- 拝観料=高校生以上500円、小・中学生200円/巨福だるま=1000円(小)、1500円(中)、3000円(大)/梵鐘サブレ=1000円/禅ぜんTティーシャツ=2000円/坐禅体験=志納/ (障がい者手帳持参で本人と同伴者1名拝観料無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門)
佐助稲荷神社
頼朝出陣を導いた隠れ里の神社
出世稲荷ともいわれ、銭洗弁財天に近く、併せて参拝する人が多い。小さな谷戸に階段状に朱塗りの鳥居が続く。階段を上りきったところに本殿が建つ。夕暮れになると、朱塗りの鳥居とあいまって、静寂で幽玄な雰囲気が漂ってくる。本殿左手の山道は大仏ハイキングコースへとつながる。


佐助稲荷神社
- 住所
- 神奈川県鎌倉市佐助2丁目22-12
- 交通
- JR横須賀線鎌倉駅から徒歩20分
- 料金
- 狐根付=300円/佐助守=600円/朱印=300円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由、社務所は9:00~16:30(閉所)
横浜関帝廟
豪華絢爛な中華街のシンボル
『三国志』でもおなじみの武将関羽を神格化した名前が関聖帝君。その関帝を商売繁盛の神として祀っている。ガラス細工の屋根飾りなどの装飾も見ごたえあり。


横浜関帝廟
- 住所
- 神奈川県横浜市中区山下町140
- 交通
- みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩5分
- 料金
- 見学料=無料/経文・貴石入りお守り=1200円/神殿内参拝(線香代)=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~19:00(閉館)
明治神宮
東京の中心にあるオアシス
約70万平方メートルにも及ぶ豊かな森に囲まれた神社。初詣者数は例年日本一を記録していることでも知られている。清正井など見どころも満載。2020年には鎮座百年を迎えた。


明治神宮
- 住所
- 東京都渋谷区代々木神園町1-1
- 交通
- JR山手線原宿駅からすぐ
- 料金
- 拝観料=無料/御苑維持協力金=500円/明治神宮ミュージアム=大人1000円、高校生以下900円、小学生未満無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(御苑は9:00~16:00<時期により異なる>、明治神宮ミュージアムは10:00~16:30)
鹿島神宮
県下随一の歴史を誇る武神を祀る古社
紀元前660年創建と伝わる古社で、神栖市の息栖神社(いきすじんじゃ)、香取市の香取神宮と並び東国三社と称される。ご祭神は武芸の神様・武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)。そのため、必勝祈願に多くのアスリートが訪れる。本殿から先は鬱蒼とした杉林が続き、その中に鹿園や奥宮、御手洗池がある。静かな散策を楽しもう。


鹿島神宮
- 住所
- 茨城県鹿嶋市宮中2306-1
- 交通
- JR鹿島線鹿島神宮駅から徒歩10分
- 料金
- 宝物殿拝観料=大人300円、小人100円/縁結び=800円/勝守=500円/幸運守=800円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 拝観自由(授与所・御祈祷受付は8:30~16:30)
東慶寺
花の名所はかつての駆込み寺
女性のほうから縁切りできる駆込み寺として、600年にわたり縁切り寺法を引き継いできた。明治時代に寺法は廃止され、尼寺から禅寺となり、現在は松岡宝蔵で縁切り文書(重要文化財)などを公開している。梅やハナショウブ、イワタバコなど一年を通して花を楽しめる。
成田山新勝寺
関東屈指の名刹で多彩な御利益を授かる
真言宗智山派の大本山で、関東三大不動のひとつ。弘法大師作と伝わる不動明王像を本尊とし、「成田のお不動様」の名で親しまれている。家内安全、商売繁昌、出世開運など幅広い御利益でも有名。境内には仁王門や三重塔などの重要文化財が建ち並ぶ。大本堂奥には自然公園が広がり、散策するのも楽しい。

夷隅神社
悠久の時を経たたたずまい
歴代大多喜城主の崇敬を集め、本殿は江戸時代末期の建築と伝えられている。通称「牛頭(ごず)天王宮」と呼ばれ、権現造りの社殿を中心に、700坪以上の敷地が広がっている。

吉見百穴
丘陵に掘られたたくさんの横穴墓跡
明治20(1887)年に発掘された国指定史跡で、古墳時代末期の横穴古墳群。数か所の穴には天然記念物のヒカリゴケも自生している。


吉見百穴
- 住所
- 埼玉県比企郡吉見町北吉見324
- 交通
- 東武東上線東松山駅から川越観光バス鴻巣駅行きで5分、百穴入口下車、徒歩5分
- 料金
- 中学生以上300円、小学生200円、未就学児無料 (団体20名以上割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉場17:00)
カトリック山手教会
近代日本初の教会、横浜天主堂を前身とする
中欧チェコ出身の建築家J.J.スワガーの設計による、典型的なネオゴシック様式の教会建築。現在の建物は昭和8(1933)年に再建されたもの。
神楽坂若宮八幡神社
源頼朝によって分社された神社
鎌倉時代に源頼朝が奥州の藤原泰衡を征伐に行く途中ここで下馬宿願し、奥州平定後に鎌倉・鶴岡の若宮八幡宮を分社した。神楽坂の名はこの神社の神楽の音が聞こえたからという説も。

