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日本のおすすめの旧家スポット
日本のおすすめの旧家ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。街でひときわ目をひく豪壮な建物「旧片山家住宅」、湖国が生んだ作家外村繁の生家「五個荘近江商人屋敷 外村繁邸」、伝統的な町屋の形態をよく留めた、数少ない江戸時代の大型町屋「京藤甚五郎家」など情報満載。
- スポット:356 件
- 記事:118 件
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日本のおすすめの旧家スポット
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旧片山家住宅
街でひときわ目をひく豪壮な建物
ベンガラの製造販売を200余年にわたって手がけた片山一門の総本家「胡屋」の邸宅。母屋やベンガラ製造に関わる棟などが並ぶ。館内には資料を展示し、内部見学もできる。
旧片山家住宅
- 住所
- 岡山県高梁市成羽町吹屋367
- 交通
- JR伯備線備中高梁駅から備北バス吹屋行きで1時間、吹屋下車すぐ
- 料金
- 入館料(吹屋ふるさと村郷土館と共通)=大人400円、小学生200円/ (吹屋ふるさと村郷土館と共通)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館、12~翌3月は10:00~16:00<閉館>)
五個荘近江商人屋敷 外村繁邸
湖国が生んだ作家外村繁の生家
小説家外村繁の生家で、現在は文学館として公開。川戸と呼ばれる水屋や広い庭など見どころが多い。小説を書いた小座敷や勉強部屋などの間取りを紹介している。
五個荘近江商人屋敷 外村繁邸
- 住所
- 滋賀県東近江市五個荘金堂町631
- 交通
- JR琵琶湖線能登川駅から近江鉄道バス八日市駅行きで10分、ぷらざ三方よし下車、徒歩5分
- 料金
- 入館料=単館400円、3館共通(外村繁邸、中江準五郎邸、藤井彦四郎邸)1000円、3館+近江商人博物館1150円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:30
京藤甚五郎家
伝統的な町屋の形態をよく留めた、数少ない江戸時代の大型町屋
天保年間(1830~1844)築で厚い土壁と、卯建が特徴的な家。屋根の上の屋根に見える卯建は、屋根の防火の役割で作られ、裕福な家の象徴でもあった。
富田砕花旧居
兵庫県文化の父、詩人・富田砕花の旧宅
明治から昭和にかけて、詩人として活躍した富田砕花の旧宅。谷崎潤一郎も富田が移住する前に、ここで暮らしていた。現在は「富田砕花旧居」として公開されている。
木南邸
母屋と4棟の蔵をもつ京街道最大の町家。ひときわ目を引く
母屋と4棟の蔵をもつ京街道最大の町家。大名行列を見下すのは恐れ多いという理由で中2階になっている。美しく整備された町並みでひときわ目を引く。
武家屋敷旧内山家
幕末に活躍した内山良休の屋敷を復元
幕末大野藩の再建に力を尽くした家老・内山七郎右衛門良休と、弟・隆佐良隆ゆかりの屋敷を復元した貴重な建物。4・5月、9・10月の土・日曜、祝日は、美しい庭園を眺めながら縁側からの抹茶も楽しめる。
武家屋敷旧内山家
- 住所
- 福井県大野市城町10-7
- 交通
- JR越美北線越前大野駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人300円、中学生以下無料/ (30名以上の団体は割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00、日曜、祝日は~17:00
北前船主の館 右近家
北前船の宝にびっくり
北前船で栄えた右近家。重厚な本屋敷などをめぐると、隆盛を極めた当時の様子をうかがい知ることができる。
北前船主の館 右近家
- 住所
- 福井県南条郡南越前町河野2-15
- 交通
- ハピラインふくい武生駅から福井鉄道王子保・河野線糠長島行きバスで30分、河野総合事務所下車すぐ
- 料金
- 大人500円、小人300円 (団体20名以上は1割引、障がい者手帳持参者半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉館16:40)
木村邸
由緒ある町家建築を見学
江戸時代中期から末期に問屋・御用達職として栄えた木村家。代々の当主は岩村藩の財政に貢献していた。藩主専用出入りの玄関、武者窓、茶室など、当時の町家様式をうかがうことができる。
木村邸
- 住所
- 岐阜県恵那市岩村町本町329-1
- 交通
- 明知鉄道岩村駅から徒歩10分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30、12~翌2月は10:00~16:00
壽丸屋敷
往時の隆盛が偲ばれる豪商の町家
明治中期に紙問屋や呉服商、味噌醤油醸造業などを営んでいた豪商・渡辺家の屋敷。年間通して作品展やひなまつり、着物まつり、甲冑展などのイベントが開催されているのでチェックしよう。
旧樋口家住宅
建造物、庭、泉水路など上級武士の屋敷と暮らしぶりを紹介
樋口家は武家屋敷の中でも中心的な位置にあり、藩の目付役なども務めた家柄。松代藩の上級武士の屋敷の姿を今に伝える屋敷で、主屋、土蔵、長屋、表門、板塀などが修景・復元されている。
旧樋口家住宅
- 住所
- 長野県長野市松代町松代202-1
- 交通
- JR長野駅からアルピコ交通松代高校行きバスで30分、松代八十二銀行前下車、徒歩3分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(最終入場)
旧堀田邸
佐倉藩最後の藩主、堀田正倫の旧邸宅・庭園
佐倉藩最後の藩主、堀田正倫の旧邸宅と、自然をいかした見事な庭園。邸宅は明治期の上級和風住宅。平成18年に建物が国の重要文化財に指定され、平成27年に庭園が国の名勝に指定された。
旧堀田邸
- 住所
- 千葉県佐倉市鏑木町274
- 交通
- JR総武本線佐倉駅から徒歩20分
- 料金
- 入館料=大人320円、小・中・高・大学生160円/入館料(旧堀田邸、佐倉順天堂記念館と共通の入場券)=大人540円、小・中・高・大学生270円/ (20名以上の団体は大人210円、小・中・高・大学生100円、障がい者手帳持参で本人と介護者2名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~16:00(最終入館)
堺屋
代々酒造業の旧宅で、離れの屋根には西洋建築の風見鶏を施す
堺屋という屋号で代々酒造業を営んだ木下家の旧宅。離れは明治41(1908)年に建設されたもので、重層式入母屋造り桟瓦葺きの屋根に西洋建築の風見鶏を施している。
堺屋
- 住所
- 福岡県八女市本町184
- 交通
- JR鹿児島本線羽犬塚駅から堀川バス黒木行きで20分、福島下車、徒歩12分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)
新島襄旧宅
新島家、安中の活動拠点
同志社大学の設立者・新島襄の旧宅で、裏には古墳や石碑がある。郷愁を感じさせる木造茅葺きの建物で、家屋内は関係書類や写真が展示された資料室になっており、見学できる。
新島襄旧宅
- 住所
- 群馬県安中市安中1丁目7-30
- 交通
- JR信越本線安中駅からアークバス柿平行きで9分、安中消防署前下車、徒歩7分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00、時期により異なる)
堀口家住宅
江戸民家を復元。国重要文化財、山地農家特有の入母屋茅葺土座式
江戸時代初期に建てられた民家を昭和47(1972)年に解体、復元したもので、国の重要文化財入母屋茅葺土座式の山地農家特有の形式をもち、江戸時代初期の建築様式を今に伝える。
旧富澤家住宅
今川義元の家臣だった子孫の家
今川義元の家臣、富澤政本の子孫の家。代々連光寺村の名主を世襲した旧家で、明治天皇が行幸の際に御小休所として利用。奥の間の一部室内を団体学習利用などのため、有料で貸出している。
旧富澤家住宅
- 住所
- 東京都多摩市落合2丁目35
- 交通
- 京王相模原線京王多摩センター駅から徒歩8分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~16:30(閉館、時期により異なる)
草野本家
日田の祭事の時期に開館する商家
郡代御用達の豪商。お雛祭り期間中は、20畳の奥座敷に江戸期から明治にかけての雛人形178体を飾る。なかでも、間口3.6mの御殿に42体並ぶ御殿雛は見もの。
草野本家
- 住所
- 大分県日田市豆田町11-4
- 交通
- JR久大本線日田駅から徒歩20分
- 料金
- 500円 (障がい者は100円割引)
- 営業期間
- 2月中旬~3月中旬、4月下旬~5月中旬、7月中旬~7月下旬、10月中旬~11月中旬
- 営業時間
- 10:00~16:30(閉館)
清閑亭
貴族院副議長を務めた黒田長成の別宅
豊臣秀吉の家臣であった黒田官兵衛の直系、黒田長成侯爵の旧別邸。明治39(1906)年に建てられた数寄屋風書院造りの建物で、板絵襖や網代組天井など優れた意匠を見ることができる。高台の先端部に位置しており、母屋からの景色も秀逸。