日本 x 歴史的建造物
「日本×歴史的建造物×カップル・夫婦」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「日本×歴史的建造物×カップル・夫婦」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。『嵯峨日記』が書かれた庵「落柿舎」、明治のものづくりの情熱にふれる「半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)」、戦前の現存する山手外国人住宅のなかでは最大規模「ベーリック・ホール」など情報満載。
- スポット:171 件
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落柿舎
『嵯峨日記』が書かれた庵
松尾芭蕉の門下である向井去来が晩年を過ごした草庵。庵は茅葺きで、俳人の住居らしい侘びた風情がある。庭園には俳句の季語となる草木が100種ほど植えられ、去来や芭蕉などの句碑も立つ。芭蕉が『嵯峨日記』を著した場所としても有名。
落柿舎
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨小倉山緋明神町20
- 交通
- 嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩15分
- 料金
- 一般300円、中・高校生150円、小学生以下無料 (5名以上の団体は一般200円、障がい者手帳持参で本人のみ無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉庵)、1・2月は10:00~16:00(閉庵)
半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)
明治のものづくりの情熱にふれる
明治時代にカブトビールの製造工場として誕生し、本格的なビールづくりの舞台になった建物。リニューアルされ、復刻したカブトビールを味わえるようになったほか、事業家のロマンを感じる展示も公開している。
半田赤レンガ建物(旧カブトビール工場)
- 住所
- 愛知県半田市榎下町8
- 交通
- 名鉄河和線住吉町駅から徒歩5分
- 料金
- 常設展示室入館料=大人(高校生以上)200円、中学生以下無料/ジャーマンプレート+カブトビール=1400円/復刻ラベルのカブトビール=2000円(3本入)/ (20名以上の団体は大人(高校生以上)160円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~22:00、常設展示室は~17:00、カフェ・ショップは10:00~17:00
ベーリック・ホール
戦前の現存する山手外国人住宅のなかでは最大規模
昭和5(1930)年に建築された貿易商B.R.ベリック氏の住宅。アメリカ人建築家J.H.モーガン氏による設計で、玄関の3連アーチなど建築学的価値も高い。
ベーリック・ホール
- 住所
- 神奈川県横浜市中区山手町72
- 交通
- みなとみらい線元町・中華街駅から徒歩8分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:00(閉館)
山手八番館
パワースポット「サターンの椅子」で有名
海に向かって張り出した窓が連なるチューダー風の洋館。静謐な館内には、彫刻の三大巨匠、ロダン、ブールデル、ベルナールの傑作やルノワールの彫刻作品、レンブラントやデューラーなどの西洋版画、仏像美術などが展示されている。なかでも豊穣の神サートゥルヌスの名にちなみ「願い事が実り叶う椅子」と伝わる「サターンの椅子」はパワースポットとして有名でメディアにもよく取り上げられる。
山手八番館
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目20-7
- 交通
- JR三ノ宮駅または新神戸駅から徒歩20分
- 料金
- 入館料=大人550円、小人100円/ (障がい者手帳持参で割引あり、お得な共通パスあり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)、要HP確認
大河内山荘 庭園
時代劇スターの山荘で遊ぶ
丹下左膳をはじめ、数々の時代劇で人気を集めた大河内伝次郎の元別荘。約2万平方メートルの回遊式庭園があり、山荘や茶室が点在。保津川や古都の眺望が素晴らしい。
大河内山荘 庭園
- 住所
- 京都府京都市右京区京都府京都市右京区嵯峨小倉山田淵山町8
- 交通
- JR嵯峨野線嵯峨嵐山駅下車、徒歩15分 / 嵐山電鉄嵐山本線嵐山駅下車、徒歩15分 / 市バス野々宮下車、徒歩10分
- 料金
- 入山料(抹茶菓子付)=大人1000円、小・中学生500円/ (30名以上の団体は大人900円、小・中学生500円、障がい者手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門)
對潮楼
瀬戸内海と仙酔島を一望する絶景スポット
福禅寺の本堂に隣接する客殿で、元禄年間(1690年頃)の創建。朝鮮通信使の迎賓館として利用されたこともあり、文人らが賞賛した風景を見ることができる。開け放たれた座敷の一角からは瀬戸内海に浮かぶ弁天島や仙酔島を一望できる。
對潮楼
- 住所
- 広島県福山市鞆町鞆2
- 交通
- JR山陽新幹線福山駅からトモテツバス鞆港行きで35分、鞆港下車すぐ
- 料金
- 大人200円、中・高校生150円、小学生100円
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)、土・日曜、祝日は8:00~
外交官の家
明治期から残る美しい洋館
明治43(1910)年に、明治政府の外交官を務めた内田氏の邸宅として東京・渋谷に建造され、平成9(1997)年に移築・復原された。アメリカン・ヴィクトリアン様式の美しい木造建築で、国の重要文化財。
1928ビル(旧毎日新聞社ビル)
ギャラリーや雑貨ショップもある
かつての毎日新聞支局ビルを改装したもの。貝殻のような形のバルコニーや随所にちりばめられた星形の毎日新聞マークが特徴的。現在は演劇ホールやギャラリー、カフェなどが入る。
1928ビル(旧毎日新聞社ビル)
- 住所
- 京都府京都市中京区三条通御幸町東南角
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅から徒歩4分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)
トンネルワインカーヴ
トンネルを利用したワイン貯蔵庫
勝沼はぶどうづくり1300年、ワインづくり130年の歴史をもつワインの里。JR旧深沢トンネルをワインの長期熟成および、付加価値を高める施設として整備。観光案内所もある。
トンネルワインカーヴ
- 住所
- 山梨県甲州市勝沼町深沢3602-1
- 交通
- JR中央本線勝沼ぶどう郷駅からタクシーで10分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉館、時期により異なる)
松前藩屋敷
江戸時代にタイムスリップ
北前船が行き来し、栄華を誇った幕末の松前を再現。海の関所「沖の口奉行所」、藩士の暮らした「武家屋敷」のほか、近江商人の「商家」、ニシン漁の「番屋」など、約14棟の建物が並ぶ。
松前藩屋敷
- 住所
- 北海道松前郡松前町西館68
- 交通
- JR北海道新幹線木古内駅から函館バス松前行きで1時間30分、松城下車、徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人360円、小・中学生240円/甲冑・着物着付け体験=大人1000円、幼児500円/姫・大将着付け体験=大人2000円/松前漬作り体験(3日前までに要予約)=1000円/ (団体10名以上は大人290円、小・中学生190円、障がい者手帳持参で本人入館料10%割引)
- 営業期間
- 4月上旬~10月
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
豊郷小学校旧校舎群
豊郷町周辺の観光拠点はココ
1937(昭和12)年、建築家ヴォーリズの設計で建てられた校舎は、「白亜の教育殿堂」といわれる風格あるたたずまい。現在は町の複合施設として利用され、観光案内所を併設。ファンにはアニメの舞台や映画のロケ地としても知られる。見学ツアーはボランティアガイドの案内で、公開されている校舎から非公開の施設まで見ることができる。
豊郷小学校旧校舎群
- 住所
- 滋賀県犬上郡豊郷町石畑518
- 交通
- 近江鉄道本線豊郷駅から徒歩10分
- 料金
- 入館料=無料/豊郷小学校旧校舎群特別見学ツアー(ガイドブック付)=600円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)、見学ツアーはFAXかメールで要予約、所要1時間30分
ベンの家
動物の剥製にびっくり
赤レンガの塀は当時ドイツから取り寄せた煉瓦を使用し、神戸市から文化財指定を受けている。館内には現在では間近に見ることが稀な白熊・アメリカバイソンなどの動物の剥製が所狭しと並んでいる。
ベンの家
- 住所
- 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目3-21
- 交通
- JR三ノ宮駅または新神戸駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人550円、小人100円/ (障がい者手帳持参で割引あり、お得な共通パスあり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉館)、要HP確認
武家屋敷(武家蔵)
殿様ゆかりの武家屋敷(武家蔵)でのんびり
風格漂う重厚な門は、人吉城の建造物で唯一残った堀合門。屋敷は相良藩主が休憩所としていた茅葺の御仮屋屋敷で、西南戦争において、田原坂で敗れた西郷隆盛が一時宿舎としたもの。併設する喫茶室では球磨焼酎を使ったオリジナルのアイスが味わえる。
武家屋敷(武家蔵)
- 住所
- 熊本県人吉市土手町35-1
- 交通
- JR肥薩線人吉駅から徒歩15分
- 料金
- 入場料=300円/アイス=350円(イートイン)、300円(テイクアウト)/ (障がい者手帳持参で50円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
山手111番館
スパニッシュスタイルの白壁の館
ベーリック・ホールを設計したJ.H.モーガン氏により、大正15(1926)年に建築された地上木造2階建て地階鉄筋コンクリートの建物。3連アーチの玄関や赤い瓦屋根、白壁が特徴的で、当時の暮らしがうかがえる浴室や食堂なども見もの。
神戸商船三井ビルディング
エレガントなたたずまいで周囲を魅了
美しくアールを描く外観に、最上部半円のペディメントやテラコッタなどの優雅な装飾がマッチ。どっしりとした石積みの下層部との対比も美しい。現在は多くのショップが並ぶ。
飛騨民族考古館
江戸時代の武家屋敷をのぞいてみよう
高山城主金森氏の御典医の住居跡。釣天井や忍窓、中庭の抜け穴跡など忍者屋敷さながらの仕掛けを残す。飛騨ゆかりの考古、歴史資料、古美術品などを多数展示。
飛騨民族考古館
- 住所
- 岐阜県高山市上三之町82
- 交通
- JR高山本線高山駅から徒歩10分
- 料金
- 大人500円、中・高校生300円、小学生200円 (20名以上の団体は50円引、障がい者は手帳持参で半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館、11~翌2月は10:00~16:00)
芝川ビル
古代文明風の意匠が目をひく
昭和2(1927)年に竣工。当時はまだ珍しかった鉄筋コンクリートの建物で、南米マヤ・インカの古代文明風の意匠が目をひく。カフェや雑貨店など、さまざまな人気ショップが入居している。