城・城址
日本のおすすめの城・城址スポット
日本のおすすめの城・城址スポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。約30年かけ築城した津和野城は解体され、今は石垣が残るのみ「津和野城跡」、全国的にも珍しい4層の天守閣「大垣城(巨鹿城)」、海を外堀にした平戸藩の居城「平戸城(亀岡城)」など情報満載。
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おすすめの城・城址スポット
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津和野城跡
約30年かけ築城した津和野城は解体され、今は石垣が残るのみ
鎌倉時代に吉見頼行公が約30年かけて築城した津和野城。今は解体され石垣が残るのみだが、城跡からは正面に青野山、眼下に津和野の町並みを眺めることができる。
津和野城跡
- 住所
- 島根県鹿足郡津和野町後田
- 交通
- JR山口線津和野駅から徒歩15分のリフト乗り場からリフトで5分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- リフト往復=中学生以上450円、小学生400円/ (20名以上で団体割引あり、障がい者は50円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(観光リフトは9:00~16:30<終了17:00>)
大垣城(巨鹿城)
全国的にも珍しい4層の天守閣
関ヶ原の合戦で、西軍の石田三成が本拠地にした城として知られている。第二次世界大戦で焼失した天守閣は、現在では外観を昔のままの姿に復元してある。石垣はほとんどが石灰岩で築かれ、化石も見られる。
大垣城(巨鹿城)
- 住所
- 岐阜県大垣市郭町2丁目52
- 交通
- JR東海道本線大垣駅から徒歩8分
- 料金
- 大人100円、18歳未満無料 (団体20名以上は半額、大垣市内に在住の65歳以上は証明書持参で無料、障がい者手帳・療育手帳持参で本人と同伴者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
平戸城(亀岡城)
海を外堀にした平戸藩の居城
宝永元(1704)年に築城した平戸藩の居城。標高53mの亀岡山に建ち、海を天然の外堀としている。内部はデジタル映像によって平戸の歴史や人物を紹介。デジタルアートが楽しめる。
平戸城(亀岡城)
- 住所
- 長崎県平戸市岩の上町1458
- 交通
- JR佐世保線佐世保駅から西肥バス平戸桟橋行きで1時間30分、平戸市役所前下車、徒歩10分
- 料金
- 入館料=大人520円/ (障がい者割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~18:00、10~翌3月は~17:00
高田城址公園
日本三大夜桜で有名
慶長19(1614)年に徳川家康の六男、松平忠輝の居城として築城された高田城の跡に造られた公園。園内には三重櫓、極楽橋が復元され、城跡には本丸土塁や内堀と外堀の一部が残っている。
高田城址公園
- 住所
- 新潟県上越市本城町44-1
- 交通
- えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン高田駅から徒歩20分
- 料金
- 入場料=無料/高田城三重櫓入館料=大人310円、小・中・高校生160円/ (高田城三重櫓は、20名以上の団体は大人160円、小・中・高校生80円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由、高田城三重櫓は9:00~17:00(閉館)、12~翌3月は10:00~16:00(閉館)
三熊山洲本城跡
展望台から大阪湾・紀淡海峡を一望
室町時代に安宅氏が築城。後に入城した脇坂安治が本格的に築き、西日本最大級の要塞とよばれた。壮大な石垣が残っており、本丸にある天守閣を模した展望台から望む洲本市街地や大阪湾、紀淡海峡は絶景。
福知山城
まちを見渡す福知山のシンボル
明智光秀が天正7(1579)年、豪族の砦を修築した城。石垣と銅(アカガネ)門番所、井戸の「豊磐の井」が残る。昭和61(1986)年に天守閣が復元され、内部は郷土資料館になっている。
福知山城
- 住所
- 京都府福知山市内記5
- 交通
- JR山陰本線福知山駅から京都交通綾部駅前行バスで4分、福知山城公園前下車、徒歩5分
- 料金
- 入館料=大人330円、小・中学生110円/美術館との共通券=大人480円、小・中学生190円/ (障がい者手帳持参で本人と介護者1名は半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
松代城跡
往時の姿が復元された桜の名城
戦国時代に築城され、明治時代に廃城となり取り壊された。昭和56(1981)年に国指定史跡に指定。平成16(2004)年には城郭が復元され、一般公開されている。桜の名所として名高い。
松代城跡
- 住所
- 長野県長野市松代町松代44
- 交通
- JR長野駅からアルピコ交通松代行きバスで30分、松代駅下車、徒歩5分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
佐賀城跡
重要文化財の鯱の門が見もの
戦国末期に龍造寺氏が築城した村中城を鍋島直茂・勝茂親子が慶長13(1608)年から4年の歳月をかけて拡張整備した5層の天守をもつ平城の跡。現在は若干の石垣、重要文化財の佐賀城鯱の門および続櫓が残る。
佐賀城跡
- 住所
- 佐賀県佐賀市城内2
- 交通
- JR佐賀駅から佐賀市営バス佐賀城跡線で12分、終点下車すぐ(タクシーでは10分)
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)
中津城(奧平家歴史資料館)
築城当時の石垣が現存する九州最古の近世城郭
愛媛県の今治城、香川県の高松城と並ぶ日本三大水城のひとつ。現在の天守は昭和39年に建設されたもので、城の中は享保2(1717)年から中津を治めた奥平家の資料館となっている。
中津城(奧平家歴史資料館)
- 住所
- 大分県中津市二ノ丁本丸
- 交通
- JR日豊本線中津駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人400円、小・中学生200円/ (20名以上の団体は割引あり、77歳以上、障がい者は手帳持参で無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
鶴岡公園
桜が彩る城跡の公園
鶴ヶ岡城跡に整備された公園で、お濠や石垣が藩政時代の面影を残している。花見の名所としても知られ、春にはソメイヨシノをはじめ、八重桜など約700本もの桜がみごとに咲き誇る。
岡城跡
『荒城の月』が生まれた古城
別名「臥牛城」。標高325mの地にあり、谷底との高低差は約100m、島津軍を退けた堅城として有名。文治元(1185)年に緒方三郎惟栄が築城。明治の廃城まで威容を誇った。名曲『荒城の月』のモチーフといわれている。
岡城跡
- 住所
- 大分県竹田市竹田2761
- 交通
- JR豊肥本線豊後竹田駅からタクシーで5分
- 料金
- 高校生以上300円、小・中学生150円 (20名以上の団体は高校生以上200円、小・中学生100円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(最終入場)
龍野城
白亜の城壁が美しい町のシンボル
室町時代に築かれた鶏籠山山頂の山城だったが、後に山麓の平山城となった。寛文12(1672)年に脇坂安政が築いた本丸御殿、多門櫓、埋門などが復元され、今に残る。
龍野城
- 住所
- 兵庫県たつの市龍野町上霞城128-1
- 交通
- JR姫新線本竜野駅から徒歩20分
- 料金
- 無料、建物内の部屋を使用する場合使用料別途
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
高遠城址公園
城跡を包み込むように、爛漫と咲き誇る
古くから「天下第一の桜」と謳われ、開花時は高遠城址公園全体が薄紅色に染まる。南アルプスを背景に、約1500本のタカトオコヒガンザクラが咲き競う。
高遠城址公園
- 住所
- 長野県伊那市高遠町東高遠
- 交通
- JR飯田線伊那市駅からJRバス高遠行きで25分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 入園料=無料/入園料(桜の開花期間)=大人500円、小・中学生250円/ (さくら祭り期間中、障がい者は入園料無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 入園自由(さくら祭り期間中は8:00~18:00<閉園>、桜開花最盛期は6:00~22:00<閉園>、進徳館は8:30~17:00)
新発田城
別名あやめ城と呼ばれる名城
明治維新まで12代続いた新発田藩10万石の城跡。国の重要文化財である旧二の丸隅櫓と本丸表門、平成16(2004)年に復元された三階櫓と辰巳櫓がある。堀部安兵衛の出身地でもある。
新発田城
- 住所
- 新潟県新発田市大手町6
- 交通
- JR羽越本線新発田駅からあやめバス内回りで18分、新発田城址公園下車、徒歩3分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 4~11月
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)、11月は~16:30(閉館)
福江城跡(石田城跡)
福江の歴史を語るスポット
黒船の来航にそなえ、文久3(1863)年に15年の歳月をかけて築城した江戸時代の城郭跡。黒船の大砲の目標になるという理由から天守閣がなく、本丸の館も平屋。わずか5年後に明治維新が起こり、9年後には本丸が解体されて石垣と堀を残す。現在は二の丸跡に天守閣を模した五島観光歴史資料館がある。館内では遣唐使、キリシタン信仰、五島藩などについての資料を展示。
赤穂城跡
近世軍学の粋を集めた義士ゆかりの城
甲州流軍学による手法を用い、慶安元(1648)年から浅野長直が13年かけて築城した平城。本丸庭園と二之丸庭園は国名勝に指定。城内には大石神社や大石良雄宅跡長屋門もある。
赤穂城跡
- 住所
- 兵庫県赤穂市兵庫県赤穂市上仮屋
- 交通
- JR赤穂線播州赤穂駅から徒歩15分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(本丸と二之丸庭園は9:00~16:30<最終入場16:00>)
月山富田城跡
残された石垣のみがかつての尼子一族の繁栄を物語る
標高184mの月山全体に広がる、中世城郭史を代表とする山城・富田城跡。全盛時は山陰を中心に11国を統治した尼子経久の頃。今では石垣のみがかつての繁栄を物語る。
月山富田城跡
- 住所
- 島根県安来市広瀬町富田
- 交通
- JR山陰本線安来駅からイエローバス広瀬行きで23分、安来市立病院入口下車、徒歩55分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
四稜郭
変わった形状の西洋式の土塁跡
五稜郭の北3kmにある西洋式の土塁跡。明治2(1868)年に五稜郭の後方攻撃に備えて急造した砦。蝶が羽を広げたような四稜の形状となっており、昭和9(1934)年に国の史跡に指定。