トップ > 日本 x 教会 > 九州・沖縄 x 教会 > 長崎・佐賀 x 教会

長崎・佐賀 x 教会

長崎・佐賀のおすすめの教会スポット

長崎・佐賀のおすすめの教会ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。世界中を感動させた「信徒発見」の舞台「国宝 大浦天主堂」、十字架を頂く尖塔が天を突く「平戸ザビエル記念教会」、赤レンガ造りでロマンチック「カトリック黒崎教会」など情報満載。

  • スポット:25 件
  • 記事:6 件

長崎・佐賀のおすすめエリア

長崎・諫早

異国の文化が色濃く残る鎖国時代唯一の貿易港

佐世保・平戸

海軍の街として発展し、アメリカ文化に触発されたご当地グルメも

五島

手つかずの自然の中にキリシタンの歴史を秘めた教会がたたずむ

長崎・佐賀のおすすめの教会スポット

1~20 件を表示 / 全 25 件

国宝 大浦天主堂

世界中を感動させた「信徒発見」の舞台

正式名は「日本二十六聖殉教者聖堂」。江戸末期、フランス人宣教師プチジャン神父が外国人居留者のため、グラバー邸やオルト邸を手がけた小山秀之進に施工させた。構造は木骨煉瓦造のゴシック様式で日本に現存するカトリック教会のなかでは最古。「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」として他12件とともに世界遺産に登録される。

国宝 大浦天主堂の画像 1枚目
国宝 大浦天主堂の画像 2枚目

国宝 大浦天主堂

住所
長崎県長崎市南山手町5-3
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1号系統崇福寺行きで7分、新地中華街で長崎電気軌道5号系統石橋行きに乗り換えて6分、大浦天主堂下車、徒歩6分
料金
拝観料(キリシタン博物館入場料含む)=大人1000円、中・高校生400円、小学生300円/ (障がい者は大人300円、中・高校生200円、小学生150円、団体料金(20名以上)は大人900円、中・高校生300円、小学生200、障がい者大人250円、中・高校生150円、小学生100円)
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:30(閉館18:00)、11月1日~翌2月末日は~17:00(閉館17:30)

平戸ザビエル記念教会

十字架を頂く尖塔が天を突く

薄緑色の外壁と尖塔が目を引くゴシック様式の教会。創建は昭和6(1931)年。園内には日本に初めてキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルの像がある。

平戸ザビエル記念教会の画像 1枚目
平戸ザビエル記念教会の画像 2枚目

平戸ザビエル記念教会

住所
長崎県平戸市鏡川町269
交通
JR佐世保線佐世保駅から西肥バス平戸桟橋行きで1時間30分、平戸市役所前下車、徒歩10分
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
見学自由(外観のみ)、礼拝は8:00~16:00(閉館)、日曜は10:00~

カトリック黒崎教会

赤レンガ造りでロマンチック

小説『沈黙』の舞台、黒崎地区の高台に建つロマネスク様式の教会。教会がある場所からは、角力灘の青い海を望むことができる。礼拝の際は静かに行動するのがマナー。

カトリック黒崎教会の画像 1枚目
カトリック黒崎教会の画像 2枚目

カトリック黒崎教会

住所
長崎県長崎市上黒崎町26
交通
JR長崎駅から長崎バス桜の里ターミナル行きで45分、終点でさいかい交通板の浦行きバスに乗り換えて15分、黒崎教会前下車すぐ
料金
無料 (自主献金、教会内に献金箱設置)
営業期間
通年
営業時間
7:00~18:00(閉館、団体の見学は事前に要連絡、ミサおよび冠婚葬祭時は見学不可)

聖フィリッポ教会

モダンで美しい祈りの家

正式名は「日本二十六聖人記念聖堂 聖フィリッポ教会」。二十六聖人の一人で、メキシコ人初の聖人である聖フィリッポ・デ・ヘススに捧げられたカトリック教会。陶片タイルを張り付けた高さ16mの2つの塔は、遠目からも目を引く。堂内には椿やハトをモチーフにしたステンドグラスの光が差し込む。建築家・今井兼次による近代建築物。

聖フィリッポ教会の画像 1枚目
聖フィリッポ教会の画像 2枚目

聖フィリッポ教会

住所
長崎県長崎市西坂町7-8
交通
JR長崎駅から徒歩5分
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
6:30~18:00(閉館)

出津教会堂

海風に立ち向かう白漆喰の教会

明治12(1879)年に赴任したド・ロ神父の設計によるもので、風の抵抗を考慮した屋根が低い平屋建て。神父は女性の自立のための出津救助院の設立をはじめ幅広く地域に貢献し、今も多くの住民に慕われている。神父が考案したそうめん「ド・ロさまそうめん」は地域の特産。内部見学は事前連絡が必要。平成30(2018)年、周辺集落とともに世界文化遺産に登録。

出津教会堂の画像 1枚目

出津教会堂

住所
長崎県長崎市西出津町2633
交通
JR長崎駅から長崎バス板の浦行きで1時間6分、出津文化村下車、徒歩8分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由(外観のみ、内部見学は要問合せ)

堂崎天主堂

禁教時代の資料が並ぶ海辺に建つ五島最古の教会

波静かな奥浦湾に映える赤レンガのゴシック様式教会。明治41(1908)年に建てられた五島最古の洋風建造物は、長崎で殉教した二十六聖人の一人、ヨハネ五島を祈念した祈りの家で、設計はパリ外国宣教会のペルー神父、施工は野原与吉、鉄川与助の作。教会内はキリシタン関連の資料館になっている。

堂崎天主堂の画像 1枚目
堂崎天主堂の画像 2枚目

堂崎天主堂

住所
長崎県五島市奥浦町2019
交通
福江港から五島バス戸岐・観音平行きで21分、堂崎天主堂入口下車、徒歩10分
料金
大人300円、中・高校生150円、小学生100円
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:45(閉館17:00)、夏休み期間中は~17:45(閉館18:00)、11月11日~翌3月20日は~15:45(閉館16:00)

大野教会堂

壁材、風除け、創意工夫が独創的

平屋、瓦葺きの建物は、出津教会堂と同じく、ド・ロ神父の設計によるもの。随所に十字架をあしらっていて、外壁は、不ぞろいな玄武岩の割石を赤土入りの漆喰で固めた「ド・ロ壁」。周辺集落を含めて、平成30(2018)年に世界文化遺産に登録された。

大野教会堂の画像 1枚目

大野教会堂

住所
長崎県長崎市下大野町2619
交通
JR長崎駅から長崎バス板の浦行きで1時間10分、大野下車、徒歩12分
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(外観のみ)

青砂ヶ浦天主堂

ステンドグラスを透してキラキラ輝く光に心奪われる

東シナ海を望む高台に建つ。明治43(1910)年に三代目の聖堂として建てられた現在の建物は、上五島出身の建築家鉄川与助が設計、施工したもので、国の重要文化財。色彩豊かなステンドグラスの美しさが際立つ。

青砂ヶ浦天主堂の画像 1枚目
青砂ヶ浦天主堂の画像 2枚目

青砂ヶ浦天主堂

住所
長崎県新上五島町長崎県新上五島町奈摩郷1241
交通
有川港から車で15分、青方港から車で10分
料金
寸志
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00/ミサ=18:00~(ミサ・冠婚葬祭時には見学不可の場合あり、閉場している場合あり)

紐差教会

ロマネスク式の白亜の教会

平戸島のほぼ中央に建つ。明治18(1885)年の完成時は木造だったが、昭和4(1929)年に再建。初代の建物は佐賀県の馬渡島教会として今も現役。

紐差教会の画像 1枚目
紐差教会の画像 2枚目

紐差教会

住所
長崎県平戸市紐差町1039
交通
JR佐世保線佐世保駅から西肥バス平戸桟橋行きで1時間30分、終点下車、タクシーで30分
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
7:00~17:00(日曜は10:30~、ミサ時は見学不可)

宝亀教会

山間に建つロマンチックな教会

宝亀集落のなかで、もっとも奥地の山間に建つ。明治31(1898)年築の建物は、平戸に現存する教会としては最古。建築学上多くの特徴をもっている。

宝亀教会の画像 1枚目

宝亀教会

住所
長崎県平戸市宝亀町1170
交通
JR佐世保線佐世保駅から西肥バス平戸桟橋行きで1時間30分、終点で西肥バス宮の浦・志々伎行きに乗り換えて30分、宝亀下車、徒歩15分
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(日曜は10:30~、見学不可の場合あり)

カトリック水ノ浦教会

ゴシック、和風が融合した白亜の協会

水之浦地区は江戸時代に移住してきたキリスト教徒が開拓した地。現在の教会は昭和13(1938)年に建て直したものでゴシック、和風の建築様式を取り入れている。堂内は終日撮影不可となっている。

カトリック水ノ浦教会の画像 1枚目

カトリック水ノ浦教会

住所
長崎県五島市岐宿町岐宿1643-1
交通
福江港から五島バス三井楽行きで23分、水之浦下車すぐ
料金
見学自由
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00(閉館)

楠原教会

信者が物心両面で支え、築いた赤レンガの教会

禁教令が撤廃されてのち、弾圧を耐え抜いた信徒たちが費用を積み立て、レンガ運びや整地作業などの奉仕によって築いた赤レンガの教会。建築は教会建築の名工鉄川与助によるもので、完成は明治13(1880)年。洋式教会としては五島で3番目に古い歴史をもつ。

楠原教会の画像 1枚目
楠原教会の画像 2枚目

楠原教会

住所
長崎県五島市岐宿町楠原
交通
福江港からタクシーで25分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

頭ヶ島天主堂

五島の花椿の装飾が華やいだ雰囲気

鉄川与助が設計、施工に携わった大正8(1919)年築の教会。教会堂としては西日本唯一、全国でもめずらしい石造り。外観は堅牢なものの、堂内は一転して、いくつもの椿の意匠が華やいだ雰囲気を印象づける。教会のすぐ近く、海を望む地にカトリック墓地があり、5月下旬にはマツバギクの花が満開を迎える。内部見学は事前連絡が必要。平成30(2018)年に、周辺集落を含めて世界文化遺産に登録された。

頭ヶ島天主堂の画像 1枚目

頭ヶ島天主堂

住所
長崎県新上五島町長崎県新上五島町友住郷638
交通
有川港から車で約20分、青方港から車で約30分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由(見学は要予約)

黒島天主堂

床に有田焼。ローカル色が色濃い教会

九十九島のなかでもっとも大きな黒島に建つ。熱心な信者が多いことで知られ、島民の8割がキリスト教徒とされる。赤いレンガ造りのロマネスク様式の教会は、マルマン神父の指導のもとに信者たちが建てた。基礎には黒島特産の御影石、床には有田焼タイルを使うなど、長崎やその周辺の建材、技術をとり入れていた独自性が際立つ。内部見学は事前連絡が必要。平成30(2018)年、黒島全体が世界文化遺産に登録された。

黒島天主堂

住所
長崎県佐世保市黒島町3333
交通
黒島港から徒歩25分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由(外観のみ、内部見学は要問合せ)

井持浦教会

井持浦教会

住所
長崎県五島市玉之浦町玉之浦1243

貝津教会

ステンドグラスが美しい

大正13(1924)年に、40世帯の信者によって建てられた木造の教会。ステンドグラスの光が差し込む内部は季節の花を飾っていて、素朴であたたかみのある雰囲気。

貝津教会

住所
長崎県五島市三井楽町貝津458
交通
福江港から五島バス三井楽行きで50分、終点下車、タクシーで15分
料金
自由見学
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(要問合せ)

冷水教会

教会建築の第一人者の鉄川与助が初めて設計、施工した教会

明治40(1907)年完成の木造建築の教会堂。教会建築の第一人者といわれる鉄川与助が棟梁として初めて設計、施工した教会として知られている。奈摩湾を見下ろす小高い丘の上に建つ。

冷水教会の画像 1枚目
冷水教会の画像 2枚目

冷水教会

住所
長崎県南松浦郡新上五島町網上郷冷水623-2
交通
青方港からタクシーで10分
料金
寸志
営業期間
通年
営業時間
見学自由(ミサ時、冠婚葬祭時の拝観は不可)

大曽教会

煉瓦の凸凹による装飾が特徴で3年の歳月をかけて建てられた教会

煉瓦造りの教会で3年の歳月をかけて大正5(1916)年に建てられた。ステンドグラスは西ドイツ製で、八角形のドームを有する鐘塔。煉瓦の凸凹による装飾などが特徴。

大曽教会の画像 1枚目

大曽教会

住所
長崎県南松浦郡新上五島町青方郷2151-2
交通
青方港から西肥バス有川桟橋行きで2分、青方で西肥バス船崎行きに乗り換えて5分、大曽下車、徒歩5分
料金
寸志
営業期間
通年
営業時間
見学自由(ミサ時、冠婚葬祭時は拝観不可)

江上天主堂

信徒の献身がしのばれる「手作り」教会

信者たちが山を切り崩し、キビナゴ漁で資金を集めて造った小さな教会。鉄川与助によるロマネスク様式教会で、建設には信徒も積極的に参加した。窓にはステンドグラスのかわりに花模様を描いた手描きガラスをはめ込み、柱には高級感が出るよう丹念に刷毛目を入れている。内部見学は事前連絡が必要。周辺集落を含めて、平成30(2018)年に世界文化遺産に登録された。

江上天主堂

住所
長崎県五島市奈留町大串1131-2
交通
奈留島港から奈留島バス皺ノ浦行きで22分、江上下車すぐ
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:00(要問合せ)

浦上天主堂

レンガ造りの家で心おだやかに

キリスト教の禁制が解かれ、信仰の自由を得た人々が30年の歳月を費やし、大正14(1925)年に「祈りの家」を完成させた。原爆で破壊されたが、昭和34(1959)年に再建、昭和55(1980)年に改装して往時の姿に復元。毎週日曜のミサは一般参加ができる。

浦上天主堂の画像 1枚目
浦上天主堂の画像 2枚目

浦上天主堂

住所
長崎県長崎市本尾町1-79
交通
JR長崎駅から長崎電気軌道1・3号系統赤迫行きで13分、平和公園下車、徒歩10分
料金
無料
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉館)