山陽・瀬戸内 x 城・城址
「山陽・瀬戸内×城・城址×シニア」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「山陽・瀬戸内×城・城址×シニア」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。豊臣時代の天守閣の存在感「岡山城(烏城)」、展望台から広島市内を一望する「広島城」、海水が堀に流れる海岸平城「今治城」など情報満載。
- スポット:13 件
- 記事:14 件
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岡山城(烏城)
豊臣時代の天守閣の存在感
慶長2(1597)年、宇喜多秀家が落城。黒い下見板を施した姿から、別名「烏城(うじょう)」と呼ばれる。月見櫓、西の丸西手櫓は建築時の姿で、重要文化財。現在の天守閣は昭和41(1966)年に再建されたもの。天守閣内では、備前焼作り体験ができ、1日5回開催する。


岡山城(烏城)
- 住所
- 岡山県岡山市北区丸の内2丁目3-1
- 交通
- JR岡山駅から岡電東山・おかでんミュージアム駅行きで4分、城下下車、徒歩10分
- 料金
- 見学料=大人320円、小・中学生130円/備前焼作り体験(粘土500g、送料別)=1250円/ (岡山市内在住の65歳以上は無料、各種障がい者手帳持参で本人と同伴者1名入場料が無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館17:30)
広島城
展望台から広島市内を一望する
天正17(1589)年、戦国武将の毛利輝元が築いた城。鯉城(りじょう)とも呼ばれ、国の史跡内に建つ。堀に囲まれ、水と緑があふれる美しい景観をもち、名古屋城とともに日本三大平城といわれている(※諸説あり)。国宝に指定されていた五層天守閣は原爆投下により全壊し、昭和33(1958)年に外観が復元された。天守閣内部は、歴史博物館として常設・企画展を実施している。


広島城
- 住所
- 広島県広島市中区基町21-1
- 交通
- JR広島駅から広島電鉄広電宮島口行きで14分、紙屋町東下車、徒歩15分
- 料金
- 天守閣=大人370円、高校生以上180円、中学生以下無料/ (障がい者手帳持参で無料、65歳以上は公的証明書持参で180円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:30(閉館18:00)、12~翌2月は~16:30(閉館17:00)
今治城
海水が堀に流れる海岸平城
慶長7(1602)年、築城の名手、藤堂高虎(とうどうたかとら)が手がけた城で「吹揚城(ふきあげじょう)」の別名をもつ。5層6階の天守は昭和55(1980)年に再建されたもので、内部には今治藩ゆかりの資料を展示。6階の展望台からは瀬戸内海が眺められ、来島海峡大橋が一望できる。


今治城
- 住所
- 愛媛県今治市通町3丁目1-3
- 交通
- JR予讃線今治駅からせとうちバス今治営業所行きで9分、今治城前下車すぐ
- 料金
- 観覧料=大人520円、大学・専門学校生260円、18歳未満および高校生無料、65歳以上420円/ (観覧料は天守、御金櫓、山里櫓、鉄御門・武具櫓共通。団体20名以上は大人420円、大学・専門学校生210円。障がい者手帳、療育手帳、精神障がい者保健福祉手帳保持者とその介護者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉館)
備中松山城
県内屈指の絶景スポット。人気急上昇の天空の山城へ
雲海に浮かぶ天守の幻想的な姿から「天空の山城」の異名を持つ備中松山城。一帯が雲海(朝霧)に包まれるのは、主に秋から春にかけての早朝と日中の寒暖差の大きい時期。雲が厚すぎると城も見えなくなってしまうため、必ず目撃できるとは限らないが、その神秘的な風景はぜひ目に焼き付けたい美しさだ。


備中松山城
- 住所
- 岡山県高梁市内山下1
- 交通
- JR伯備線備中高梁駅からタクシーで10分、8合目から徒歩20分
- 料金
- 大人500円 (障がい者手帳持参で1名入館無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:30(閉館)、10~翌3月は~16:30(閉館)
鬼ノ城
鬼のモデルとなる温羅の居城
温羅伝説に登場する、約30haもある広大な古代山城跡。角楼や西門が復元されているが、いまだ謎に包まれている。城壁に沿って遊歩道が整備され、眺めは抜群。


鬼ノ城
- 住所
- 岡山県総社市黒尾、奥坂1101-2(鬼城山ビジターセンター)
- 交通
- JR伯備線総社駅からタクシーで25分、鬼城山ビジターセンターから徒歩10分
- 料金
- 見学料=無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由、鬼城山ビジターセンターは9:00~17:00
岩国城
岩国市内を一望する近世の山城
昭和35(1960)年に再建された桃山風南蛮造りの天守閣内に銀帯橋の精密模型や写真、武具や甲冑などを展示している。また、天守閣からは岩国市内から瀬戸内海の島々までが一望できる。

岩国城
- 住所
- 山口県岩国市横山3丁目
- 交通
- JR山陽本線岩国駅からいわくにバス新岩国駅行きで20分、錦帯橋から徒歩10分の山麓駅でロープウェイに乗り換えて3分、終点下車、徒歩5分
- 料金
- 入場料=大人270円、小学生120円/ロープウェイ利用料(往復)=大人560円、小学生260円/セット券(錦帯橋、ロープウェイ、岩国城)=大人970円、小学生460円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館16:45)、ロープウェイは~17:00
津山城(鶴山公園)
西日本有数の桜の名所
津山城は江戸初期、初代藩主森忠政が12年の歳月をかけて築いた近世平山城。扇の勾配を持つ高さ45mの石段などが残り、往時の面影を伝えている。「日本さくら名所100選」に選ばれており、春には約1000本の桜が咲く。


津山城(鶴山公園)
- 住所
- 岡山県津山市山下135
- 交通
- JR津山線津山駅から徒歩15分
- 料金
- 大人310円、小・中学生無料 (団体30名以上は2割引、障がい者手帳持参で入場無料、市内在住の65歳以上の方証明書持参で入場無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:40~19:00(閉園、10~翌3月は~17:00<閉園>)
三原城跡
「浮城」とも呼ばれた、小早川隆景によって着工された城
永禄10(1567)年、毛利元就の三男・小早川隆景によって着工された城。海に面した城の様子が海に浮かんでいるように見えたことから「浮城」とも呼ばれた。

福山城
天守閣内部は福山の歴史を伝える博物館として開館
徳川家康のいとこの初代福山藩主、水野勝成が元和8(1622)年に築城。再建天守閣の内部は福山の近世の歴史を紹介する博物館になっている。水野家、阿部家に関する書画や甲冑などの資料を展示。


福山城
- 住所
- 広島県福山市丸之内1丁目8福山城公園内
- 交通
- JR山陽新幹線福山駅から徒歩5分
- 料金
- 福山城博物館入館料=大人500円、高校生以下無料、特別展は別料金/ (障がい者及び介護者、福山市・府中市・神石高原町在住の65歳以上は無料、いずれも証明書を提示)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)、4~8月は~18:00(閉館18:30)
鞍掛城跡
中世末期毛利氏に攻め滅ぼされた山城跡
中世末期の戦国武将、杉隆泰の山城跡。弘治元(1555)年、毛利軍の防長進攻により、隆泰以下城兵数千名が死に、山城の建物は焼け落ちた。毎年11月に戦没者慰霊法要を実施。
備中高松城址公園
高松城水攻めの主戦場
戦国時代に羽柴秀吉による水攻めが行われた備中高松城。現在は高松城址公園として整備され、園内に設けられた高松城址公園資料館には備中高松城に関する資料が並ぶ。


備中高松城址公園
- 住所
- 岡山県岡山市北区高松558-2
- 交通
- JR吉備線備中高松駅から徒歩10分
- 料金
- 入館料(高松城址公園資料館)=無料/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 入園自由(高松城址公園資料館は10:00~15:00)
岩屋城跡
美作国の中世史において欠くことのできない著名な山城
嘉吉元(1441)年、山名教清が美作国の守護を命ぜられた際に築城したもの。岩屋山山頂の本丸を中心として、三方向に曲輪を配した複雑な構造の山城として知られている。
