串本・那智勝浦 x 寺社仏閣・史跡
「串本・那智勝浦×寺社仏閣・史跡×女子旅」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「串本・那智勝浦×寺社仏閣・史跡×女子旅」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。那智の滝への信仰を起源にする「熊野那智大社」、熊野の神々を祀る全国熊野神社の総本宮「熊野本宮大社」、縁結びの神として名高い全国熊野神社の総本宮「熊野速玉大社」など情報満載。
- スポット:17 件
- 記事:13 件
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串本・那智勝浦のおすすめスポット
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熊野那智大社
那智の滝への信仰を起源にする
那智の滝近くにあった社殿が現在地に遷ってからでも1700年を数えると伝わる。6棟の本殿には、森羅万象の根源に力を与える神とされる主神熊野夫須美大神のほか十二柱の神々が祀られている。熊野修験の修行の地として、また観音霊場としても繁栄した。
熊野那智大社
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野御坊南海バス那智山行きで25分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 見学料(宝物殿)=大人300円、小人200円/八咫烏おみくじ=600円/八咫烏御守=800円/烏牛王神符=800円/御朱印帳=2000円~/結宮えん結びの糸=500円/那智山宮曼荼羅(室町時代)の縮小複製=3000円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~16:30(閉門)、宝物殿は8:30~16:00
熊野本宮大社
熊野の神々を祀る全国熊野神社の総本宮
熊野本宮大社はかつては熊野坐(くまのにます)神社と号し、熊野の神々の本宮とされていたのではないかといわれる。明治の大洪水までは熊野川の中洲大斎原にあり、主祭神の家津御子大神(けつみこのおおかみ)は大斎原のイチイの木に降臨したと伝わり、木の神とあがめられている。「紀伊山地の霊場と参詣道」として3つの霊場(吉野・大峰、熊野三山、高野山)とその参詣道とともに世界遺産に登録される。
熊野本宮大社
- 住所
- 和歌山県田辺市本宮町本宮1110
- 交通
- JRきのくに線紀伊田辺駅から龍神バス本宮大社方面行きで2時間5分、本宮大社前下車すぐ
- 料金
- 八咫ポスト絵馬=500円/鬼門札=大1000円、小800円/熊野牛王神符=大3000円、小800円/八咫烏守り=大800円、小500円/祈祷初穂料=5000円~/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~17:00(閉門、社務所・授与所は8:00~)
熊野速玉大社
縁結びの神として名高い全国熊野神社の総本宮
神倉神社のある神倉山に降臨した熊野の神々が、景行天皇の時代に現在地に初めて社を建て祀られたことから、新宮の地名の由来となっている。主祭神は権現信仰として薬師如来ともいわれる、力強く輝く御霊の象徴、速玉大神(はやたまのおおかみ<別称いざなぎのみこと>)と産霊の神・夫須美大神(ふすみのおおかみ<別称いざなみのみこと>)の夫婦神であることから、縁結びの神社としても知られている。
熊野速玉大社
- 住所
- 和歌山県新宮市新宮1
- 交通
- JRきのくに線新宮駅から徒歩20分
- 料金
- 入館料(神宝館)=大人500円、高校生以下無料/なぎ人形=2000円/八咫烏絵馬=600円/熊野牛王符=800円/御神木梛の苗木=400円(春・秋限定要問合せ)/『熊野観心十界曼荼羅』の神職解説(30分)=500円(要問合せ)/ (30名以上の団体は1割引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 夜明け~日没まで(神宝館は9:00~16:00)
那智山青岸渡寺
西国三十三所第一番札所には参拝客が絶えない
仁徳天皇の頃、インドから漂着してきた裸形上人が那智の滝の滝つぼで見つけた観音菩薩像を安置したことに始まると伝わる。明治の神仏分離令までは熊野那智大社と一体で、神仏習合の修験道場として栄えた。
那智山青岸渡寺
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山8
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅から熊野交通那智山行きバスで25分、終点下車、徒歩15分
- 料金
- 見学料(三重塔)=大人300円/干支守=500円/家内安全・諸災消除のお札=1000円/納経帳(捺印込)=1500円/ (30名以上の団体は見学料大人150円、小人50円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(本堂は5:00~16:30<閉堂>、三重塔は8:00~16:00<閉堂>)
大斎原(旧社地)
かつて熊野本宮大社があった熊野信仰発祥の地
明治22(1889)年の大洪水まで熊野本宮大社があった熊野信仰の発祥の地。熊野川の支流音無川と岩田川が熊野川と交わる場所にあり、広大な境内に3つの社殿が横一列に並んでいたという。江戸時代までは音無川には橋がなく、参拝者は川の水で身を浄めなければ神域に入ることは許されなかった。
大斎原(旧社地)
- 住所
- 和歌山県田辺市本宮町本宮1
- 交通
- JRきのくに線紀伊田辺駅から龍神バス本宮大社方面行きで2時間5分、大斎原下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
神倉神社
熊野三神降臨の地、熊野速玉大社の元宮
熊野の神々が最初に降臨した神聖な場所といわれている。御神体は崖にせり出すような巨大なゴトビキ岩で、周辺からは銅鐸片なども多数発見されている。社殿のない自然信仰の神倉山の神に対して、ふもとに社殿を建てて神々を祀ったことから、熊野速玉大社を新宮社と呼ぶ。
阿須賀神社
熊野の発祥の地とされる
主神事解男命(ことさかしのおのみこと)と熊野三所権現を祀る社殿は鮮やかな丹塗り。中世の熊野詣はこの神社に詣でるのがつねだったとされ、『平家物語』にも平維盛が参詣したとの記載がある。平成28(2016)年に世界遺産として登録された。
伏拝王子
コースのハイライトとなる場所
熊野詣の人々が初めて熊野本宮大社を望んだ場所。彼方の社殿に向かい思わず伏して拝んだことから名付けられたという。王子跡には和泉式部供養塔や歌碑も立っている。
伏拝王子
- 住所
- 和歌山県田辺市本宮町伏拝
- 交通
- JRきのくに線紀伊田辺駅から龍神バス発心門王子行きで約2時間15分、伏拝口下車、徒歩20分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
補陀洛山寺
補陀落渡海で名高い世界遺産
那智の浜は観音菩薩が住むという補陀落山に通じていると信じられ、平安~江戸時代まで続いた補陀楽渡海はこの寺の僧が小さな舟で極楽浄土を目指し船出したとして伝わる。世界遺産。
祓殿王子
心身を祓い清めた王子跡
古道沿いにある小さな祠。こんもりした木々に守られた王子で、熊野詣の人々はここで旅の汚れを祓って熊野本宮大社へと向かった。
祓殿王子
- 住所
- 和歌山県田辺市本宮町本宮祓戸1077
- 交通
- JRきのくに線紀伊田辺駅から龍神バス本宮大社方面行きで2時間5分、本宮大社前下車、徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
水呑王子
弘法大師の逸話が残る
弘法大師が杖で地面を突くと水が湧き出たという言い伝えが残る王子。熊野詣の人々ものどを潤したのだろうか。廃校になった分校跡地にひっそりとある。
水呑王子
- 住所
- 和歌山県田辺市本宮町三越1416
- 交通
- JRきのくに線紀伊田辺駅から龍神バス発心門王子行きで2時間15分、発心門下車、徒歩20分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
神内神社
昔からの信仰形態が色濃く残る
神殿ではなく背後の岩窟を御神体とする神社。樹叢は県の天記然念物に指定されている。スギやヒノキ、ケヤキなどが生い茂り巨岩な岩が厳かな雰囲気を漂わせる。安産の神様としても有名。
無量寺・串本応挙芦雪館
迫力ある長沢芦雪の「龍虎図」
無量寺は本州最南端の禅古刹。宝永の大津波で流失後の再建のとき、円山応挙に障壁画を依頼、高弟の長沢芦雪が名代として寺に逗留して多くのふすま絵を揮毫した。国指定重要文化財の障壁画群が境内の応挙芦雪館で保管・常設展示されている。
無量寺・串本応挙芦雪館
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡串本町串本833
- 交通
- JRきのくに線串本駅から徒歩10分
- 料金
- 大人1300円、小人650円(雨天時は収蔵庫拝観不可) (雨の日は芦雪館のみ開館のため大人700円、小人350円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉館16:30)
成就寺
円山応挙の弟子、芦雪の襖絵が残されていた寺院
熊野曼陀羅33か所のお札が観音堂に祠られた第27番の札所。江戸時代、師の円山応挙にかわり、この地方の寺院を歴訪した際、芦雪が最初に立ち寄った寺院。本堂45面を飾る襖絵を残している。現在、芦雪の襖絵は和歌山県立博物館に収蔵されている。
妙法山 阿弥陀寺
女人高野と呼ばれた真言宗の古刹
海抜750mの妙法山にある真言宗の寺。平安時代の初めに空海が開山したと伝えられ、女人禁制の高野山のかわりに女性たちが参詣したので、女人高野ともいわれる。
妙法山 阿弥陀寺
- 住所
- 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町南平野2270-1
- 交通
- JRきのくに線紀伊勝浦駅からタクシーで30分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00
王子神社(浜王子跡)
背の高い木々に囲まれた静かな王子跡の神社
熊野古道沿いにある熊野九十九王子の一つで県指定文化財。もとは海の神を祀る海辺の宮であったが、熊野信仰の発展とともに王子社として知られるようになった。