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飛鳥・橿原

飛鳥・橿原のおすすめの観光スポット

ガイドブック編集部が厳選した飛鳥・橿原のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。神武天皇と皇后を祀る壮大な神宮「橿原神宮」、あでやかな美女の壁画が出土した「高松塚古墳」、日本最古の寺で日本最古の仏像を拝む「飛鳥寺」など情報満載。

飛鳥・橿原の魅力・見どころ

激動の古代史を語る多くの遺跡と神武天皇を祀る社

かつて都が置かれた飛鳥の里を中心に、のどかな景色のなかに古代史の舞台が点在している。飛鳥は、6世紀末から7世紀頃まで日本の都とされたところで、蘇我馬子の墓とされる「石舞台古墳」や美女の壁画で知られる「高松塚古墳」など、当時の遺跡が数多く残る。大和三山が並ぶ橿原は持統天皇が造営した藤原京があったところ。神武天皇が橿原宮を造営したとされる地でもあり、神武天皇を祭神とする「橿原神宮」がある。広大な神域に素木造りの簡素にして豪壮な社殿が立つ。市内にある今井町には江戸時代の寺内町の町家が残る。

  • スポット:185 件
  • 記事:22 件

飛鳥・橿原のおすすめエリア

飛鳥

数々の伝説が残るロマンあふれる古代史の舞台

橿原

大和三山に囲まれて多くの歴史的名所がたたずむ

当麻・葛城

中将姫伝説が残る里と古寺、古社が集まるいにしえの道

飛鳥・橿原のおすすめスポット

1~20 件を表示 / 全 185 件

橿原神宮

神武天皇と皇后を祀る壮大な神宮

『日本書紀』の記事に基づいて、神武天皇が即位したとされる橿原宮址に明治23(1890)年創建。重要文化財の本殿は京都御所の元内待所、文華殿は旧織田屋形大書院および玄関をそれぞれ移築したもの。広大な神域は玉砂利の参道と森の緑が見事に調和し、おごそかな雰囲気。

橿原神宮の画像 1枚目
橿原神宮の画像 2枚目

橿原神宮

住所
奈良県橿原市久米町934
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から徒歩10分
料金
拝観料=無料/宝物館=大人300円、中・高・大学生200円/ (20名以上の団体は割引あり)
営業期間
通年
営業時間
開閉門時間は季節により異なる(公式ホームページを確認)、宝物館は土・日曜、祝日9:00~14:00(平日は要予約)

高松塚古墳

あでやかな美女の壁画が出土した

藤原京期(694~710)に築造、直径は下段23m、上段18m、高さ5mの二段式の円墳。被葬者は特定されていないが、天武天皇の皇子説、臣下説、朝鮮半島系王族説などがある。隣接する高松塚壁画館では、棺を納めていた石槨の原寸模型、副葬品のレプリカ、壁画の原状模写などを展示し、高松塚古墳の全容を再現している。

高松塚古墳の画像 1枚目
高松塚古墳の画像 2枚目

高松塚古墳

住所
奈良県高市郡明日香村平田439
交通
近鉄吉野線飛鳥駅から徒歩15分
料金
入館料(高松塚壁画館)=大人250円、高校・大学生130円、小・中学生70円/ (障がい者と介護者1名無料)
営業期間
通年
営業時間
見学自由(外観のみ)、高松塚壁画館は9:00~17:00(閉館)

飛鳥寺

日本最古の寺で日本最古の仏像を拝む

蘇我馬子が推古天皇4(596)年に建立した日本初の本格的寺院で、法興寺、元興寺とも呼ばれる。百済出身の僧・寺工が知識や技術を提供し大伽藍を造営した。本尊の釈迦如来像は、「飛鳥大仏」として親しまれている。

飛鳥寺の画像 1枚目
飛鳥寺の画像 2枚目

飛鳥寺

住所
奈良県高市郡明日香村飛鳥682
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで19分、飛鳥大仏前下車すぐ
料金
拝観料=大人350円、中・高校生250円、小学生200円/ (30名以上の団体は大人320円、中・高校生220円、小学生170円、障がい者は大人170円、中・高校生120円、小学生100円)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:15(閉門17:30、10~翌3月は~16:45<閉門17:00>)

石舞台古墳

総重量2300トンの巨石に封印された墓

巨石を積んだ石室が露出した墳墓。盛り土は失われたが、濠に囲まれた日本最大級の石室を持つ方墳といわれており、国の特別史跡に指定されている。棺が安置されていた長さ約7.7m、幅約3.4m、高さ約4.8mの玄室に入ることができ、そのスケールに圧倒される。名前の由来は、広く平らな天井石を舞台代わりに使ったからなど諸説ある。

石舞台古墳の画像 1枚目
石舞台古墳の画像 2枚目

石舞台古墳

住所
奈良県高市郡明日香村島庄
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで27分、石舞台下車、徒歩3分
料金
入園料=大人300円、高校生以下100円、未就学児無料/ (30名以上の団体は割引あり、障がい者手帳持参で割引あり)
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:45(閉門17:00)

キトラ古墳壁画体験館 四神の館

楽しく学べる体感型施設

国営飛鳥歴史公園にある体感型施設。実物大に再現されたキトラ古墳内部の石室、壁画修復の資料展示などを通して、キトラ古墳や古代飛鳥について知ることができる。

キトラ古墳壁画体験館 四神の館の画像 1枚目
キトラ古墳壁画体験館 四神の館の画像 2枚目

キトラ古墳壁画体験館 四神の館

住所
奈良県高市郡明日香村阿部山67
交通
近鉄吉野線壺阪山駅から徒歩15分
料金
入館料=無料/
営業期間
通年
営業時間
9:30~17:00(閉館、12~翌2月は~16:30<閉館>)

岡寺

日本最大の塑像、岡寺大仏の厄除け寺

天智天皇の勅願により義淵僧正が建立した。本尊は奈良時代末に作られた如意輪観音坐像。弘法大師が日本、中国、インドの土を用いて作ったとされる日本最大の塑像で、重要文化財。また、龍を池に封じ込めたという伝承から、龍蓋寺という別名もある。

岡寺の画像 1枚目
岡寺の画像 2枚目

岡寺

住所
奈良県高市郡明日香村岡806
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで26分、岡寺前下車、徒歩10分
料金
拝観料=大人400円、高校生300円、中学生200円、小学生以下は無料/拝観料(1月1~3日)=無料/ (障がい者手帳持参で割引あり)
営業期間
通年
営業時間
8:00~17:00(閉門、12~翌2月は8:00~16:30)

壷阪寺

眼病の観音様として信仰される

西国三十三所観音霊場の第6番札所。本尊・十一面観音は、盲目の夫とその妻の物語を描いた人形浄瑠璃『壺坂霊験記』でも有名な眼病平癒の観音様。鳳凰が翼を広げた姿をレリーフした文せん(板状のタイルの一種)や八角円堂の本堂、三重塔などが、往時をしのばせる。

壷阪寺

住所
奈良県高市郡高取町壺阪3
交通
近鉄吉野線壺阪山駅から奈良交通壷阪寺前行きバスで11分、終点下車すぐ
料金
拝観料=大人600円、小人100円/ (障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
営業期間
通年
営業時間
8:30~17:00(閉門)

天然温泉かもきみの湯

神々が宿る森に湧く温泉は心身の疲労回復に効果大

大阪と奈良の県境に横たわる葛城山のふもとという立地は、まさに隠れ家的温泉。健康促進・リフレッシュ・精神リラックスを促進する薬湯や塩サウナなど各種の機能バスを男女日替わりで楽しめる。

天然温泉かもきみの湯の画像 1枚目
天然温泉かもきみの湯の画像 2枚目

天然温泉かもきみの湯

住所
奈良県御所市五百家333
交通
近鉄御所線近鉄御所駅から奈良交通五條バスセンター行きバスで15分、かもきみの湯下車すぐ
料金
入浴料=大人700円、小人(3歳~小学生)350円/入浴料(土・日曜、祝日)=大人800円、小人350円/貸切風呂(90分)=2500円(入浴料別途)/
営業期間
通年
営業時間
10:00~22:00(閉館23:00)

酒船石

不思議な幾何学模様

亀形石造物の隣にある丘の上にある。平たい巨石に用途不明の不思議な幾何学模様の溝が彫られており、庭に水を流すためのもの、酒や油を搾るためのものなど諸説ある。

酒船石の画像 1枚目
酒船石の画像 2枚目

酒船石

住所
奈良県高市郡明日香村岡
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで20分、万葉文化館西口下車、徒歩3分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

亀石

愛らしい表情は癒し系

うずくまって笑っている亀に見える花崗岩の巨石。亀が西を向けば大洪水になるという言い伝えがある。何のために作られたものかは諸説があり、定まっていない。

亀石の画像 1枚目
亀石の画像 2枚目

亀石

住所
奈良県高市郡明日香村川原
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで31分、川原下車すぐ
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

明日香の夢市・夢市茶屋

古代の味をヘルシーに満喫

明日香村の食材を使った料理と赤米や黒米などの古代米がセットになった定食が味わえる。夏は呉豆腐、冬は飛鳥鍋など季節感あふれるメニューが魅力。併設のショップでは野菜や古代米、手作りの小物などを販売しており、食事を楽しんだあとにおみやげ探しもできる。

明日香の夢市・夢市茶屋の画像 1枚目
明日香の夢市・夢市茶屋の画像 2枚目

明日香の夢市・夢市茶屋

住所
奈良県高市郡明日香村島庄154-3
交通
近鉄吉野線飛鳥駅から奈良交通橿原神宮駅東口行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで16分、石舞台下車すぐ
料金
古代米ペットボトル入り(黒米・赤米・緑米)=1000円(450g)/古代米袋入り(赤米、黒米、緑米)=500円(200g)/しょうがの佃煮=490円/あすかルビーイチゴジャム=430円/古代米御膳=1250円/古代米カレーセット=900円/聖徳弁当(テイクアウト専用)=950円/飛鳥鍋御膳・小雪鍋御膳(冬期限定)=1250円/
営業期間
通年
営業時間
10:00~16:00、夢市茶屋は11:00~15:40、いずれも土・日曜、祝日は~16:40

藤原宮跡

日本最古で最大の本格的都城

持統天皇8(694)年に創都し、平城京に遷るまでの16年間、持統・文武・元明の3天皇が都とした。大宝律令が制定され、律令国家体制が成立する日本の重要な時代の都の跡。宮跡は一部整備され、春には菜の花、秋にはコスモスなど四季折々の花が楽しめる。

藤原宮跡の画像 1枚目
藤原宮跡の画像 2枚目

藤原宮跡

住所
奈良県橿原市醍醐町、高殿町
交通
JR桜井線畝傍駅からタクシーで5分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

橘寺

奇妙な二面石で知られる聖徳太子ゆかりの寺院

聖徳太子生誕の地といわれており、本堂には聖徳太子像が安置されている。現在の建物は江戸時代に再建されたもので、善悪2つの顔を持つ二面石などがある。

橘寺の画像 1枚目
橘寺の画像 2枚目

橘寺

住所
奈良県高市郡明日香村橘532
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで18分、岡橋本下車、徒歩3分
料金
拝観料=大人400円、中・高校生300円、小学生200円/ (障がい者と同伴者1名100円引)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉門17:00)

飛鳥宮跡

飛鳥時代の宮殿を一部復元

飛鳥時代を通して、皇極天皇など5代の天皇が宮を置いたという。この地で蘇我入鹿が中大兄皇子らに暗殺された事件が、大化の改新につながった。

飛鳥宮跡の画像 1枚目
飛鳥宮跡の画像 2枚目

飛鳥宮跡

住所
奈良県高市郡明日香村岡
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで23分、岡天理教前下車、徒歩5分
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

cafeことだま

飛鳥の恵みを満喫するぬくもりの古民家カフェ

古民家を改装した店はしっとりとした雰囲気。座敷席のレトロなテレビには飛鳥の歳時記が映る。2週替わりの「ことだまランチ」は地元野菜が中心。デザートもおいしい。

cafeことだま

住所
奈良県高市郡明日香村岡1223
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで26分、岡寺前下車すぐ
料金
ことだまランチ=1650円/きままなデザート=550円~(コーヒーor紅茶とセットの場合50円引)/ドリンク=450円~/
営業期間
通年
営業時間
10時~16時30分、(土・日曜、祝日は~17時)※ランチは11時~13時30分、喫茶は14時~閉店30分前L.O.

明日香レンタサイクル

駅前で自転車を借りよう

飛鳥駅前のほか橿原神宮駅前、石舞台や亀石の近くにも営業所があり、乗り捨てもできる。借りた場所とは別の営業所への返却もOK。

明日香レンタサイクルの画像 1枚目
明日香レンタサイクルの画像 2枚目

明日香レンタサイクル

住所
奈良県高市郡明日香村越13-1
交通
近鉄吉野線飛鳥駅からすぐ
料金
自転車(1日)=900円(平日)、1000円(土・日曜、祝日)/電動自転車(1日)=1500円/乗り捨て料=200円/配車料=200円/
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉店)

甘樫丘

大和三山など抜群の眺望を誇る

標高約150mの丘。北側にある展望台からは、村の風景や大和三山などが見渡せる。また、『万葉集』などに登場する植物が植えられた散策路も整備されている。

甘樫丘の画像 1枚目
甘樫丘の画像 2枚目

甘樫丘

住所
奈良県高市郡明日香村豊浦
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通「赤かめ」明日香周遊バス飛鳥駅行きで8分、甘樫丘下車すぐ
料金
情報なし
営業期間
通年
営業時間
見学自由

おふさ観音

美しい花と音色に癒される

18世紀後半に妙円尼が開基したと伝わる。本尊は十一面観音で、長寿や病気退散のご利益がある。春と秋に約3800種類のバラが咲き誇ることでも有名で、美しい姿と芳香に心が安らぐ。夏には2500以上の風鈴が音色を奏でる風鈴まつりも行なわれる。

おふさ観音の画像 1枚目
おふさ観音の画像 2枚目

おふさ観音

住所
奈良県橿原市小房町6-22
交通
JR桜井線畝傍駅から徒歩10分
料金
本堂拝観料=300円/ (20名以上の団体は本堂拝観料270円)
営業期間
通年
営業時間
9:00~17:00(閉門)

高松塚壁画館

発見当時の色彩を再現したレプリカが見られる

藤原京期(694~710)に築造、直径は下段23m、上段18m、高さ5mの二段式の円墳。被葬者は特定されていないが、天武天皇の皇子説、臣下説、朝鮮半島系王族説などがある。隣接する高松塚壁画館では、棺を納めていた石槨の原寸模型、副葬品のレプリカ、壁画の現状模写などを展示し、高松塚古墳の全容を再現している。

高松塚壁画館の画像 1枚目
高松塚壁画館の画像 2枚目

高松塚壁画館

住所
奈良県高市郡明日香村平田439
交通
近鉄吉野線飛鳥駅から徒歩15分
料金
入館料=大人300円、高・大学生130円、小・中学生70円/図禄=700円/ (10名以上の団体は大人250円、高・大学生100円、小・中学生50円、障がい者は本人と同伴者1名無料)
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:30(閉館17:00)

亀形石造物

水を流すための巧みな装置

近年発掘され、話題をよんだ石造物。亀の甲羅の部分には、水をためるようなくぼみがあり、水を流す装置の一部だったと考えられている。

亀形石造物の画像 1枚目
亀形石造物の画像 2枚目

亀形石造物

住所
奈良県高市郡明日香村岡
交通
近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで20分、万葉文化館西口下車すぐ
料金
協力金=大人300円、小人100円/
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:45(閉門17:00)