奈良 x 見どころ・体験
「奈良×見どころ・体験×カップル・夫婦」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「奈良×見どころ・体験×カップル・夫婦」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。巨大な大仏さまと建造物に圧倒される「東大寺」、全国に3000社ある春日神社の総本社「春日大社」、壮大な塔がそびえる古都奈良の文化空間「興福寺」など情報満載。
- スポット:27 件
- 記事:11 件
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東大寺
巨大な大仏さまと建造物に圧倒される
早世した基皇太子の菩提を弔うために、聖武天皇が建てた金鍾山寺が前身。天平19(747)年に東大寺の寺号が用いられはじめた。平安時代や戦国時代に戦乱で被災したが、鎌倉時代と江戸時代、多くの人々からの寄進を受け修復される。天平仏と鎌倉仏の宝庫であり、境内各所のお堂内の仏像はもちろん、東大寺ミュージアムでもじっくり鑑賞を。「古都奈良の文化財」として奈良市内の他8件とともに世界遺産に登録される。
東大寺
- 住所
- 奈良県奈良市雑司町406-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで5分、大仏殿春日大社前下車、徒歩5分
- 料金
- 大仏殿拝観料=大人(中学生以上)600円、小学生300円/法華堂拝観料=大人600円、小学生300円/千手堂拝観料=大人600円、小学生300円/東大寺ミュージアム入館料=大人600円、小学生300円/大仏殿と東大寺ミュージアムのセット券=大人1000円、小学生400円/ (高齢者は奈良市老春手帳またはななまるカード持参で無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名大人300円、小学生150円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(大仏殿は7:30~17:30<閉門、時期により異なる>、法華堂・千手堂は8:30~16:00)
春日大社
全国に3000社ある春日神社の総本社
平城京遷都の頃、国の繁栄と国民の幸せを願って、茨城県の鹿島から武甕槌命を御蓋山に迎えたのが始まり。このとき白い鹿に乗って来たことから、奈良公園周辺の鹿が神の使いとされ大切にされているという。のちに称徳天皇の勅命で、藤原氏が社殿を造営し、以降は式年造替制度により、20年ごとに建物や調度品を新調または修繕してきた。そのため檜皮葺き屋根も朱塗りの柱も、美しい。社紋は下がり藤で、境内の砂ずりの藤も有名だ。
春日大社
- 住所
- 奈良県奈良市春日野町160
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通春日大社本殿行きバスで10分、終点下車すぐ
- 料金
- 本社参拝=無料/本殿特別参拝=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 本社参拝時間7:00~17:00(季節により変動あり)、本殿特別参拝9:00~16:00
興福寺
壮大な塔がそびえる古都奈良の文化空間
法相宗の大本山。前身は藤原京にあった「厩坂寺」で、平城遷都の際に現在地へ移され、寺名も興福寺と改められた。藤原氏の庇護のもと、中世には大和国を支配する寺院となり、大きな影響力を持った。鎌倉時代には、運慶などの仏師が多くの仏像を造像。今日も五重塔や東金堂などの名建築や阿修羅像などの美しい仏像が、参拝者の心を魅了し続ける。
興福寺
- 住所
- 奈良県奈良市登大路町48
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩5分
- 料金
- 中金堂=大人500円、中・高校生300円、小学生100円/東金堂=大人300円、中・高校生200円、小学生100円/国宝館=大人700円、中・高校生600円、小学生300円/国宝館・東金堂共通券=大人900円、中・高校生700円、小学生350円/ (中金堂、東金堂、国宝館は団体料金あり、30名以上で中金堂大人400円、中・高校生200円、小学生90円、東金堂大人250円、中・高校生150円、小学生90円、共通券は団体料金適用外、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名入館料半額、奈良市老春手帳またはななまるカードの提示で国宝館と東金堂の拝観料無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(中金堂・東金堂・国宝館は9:00~16:45<閉館17:00>)
薬師寺
人々の思いを集め取り戻した昔の姿
白鳳時代、天武天皇が皇后の病気平癒を願い発願したのが始まり。天災や兵火により、東塔を残して創建時の姿を失い荒廃していたが、昭和43年からお写経勧進を全国で行ない、復興が始められた。現在はきらびやかな建物が並ぶ壮大な伽藍が甦りつつある。境内には数々の仏像、平山郁夫画伯の大唐西域壁画など見どころにあふれる。
薬師寺
- 住所
- 奈良県奈良市西ノ京町457
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅からすぐ
- 料金
- 通常拝観料(東塔・西塔特別公開時)=大人1100円、中・高校生700円、小学生300円/共通拝観料(東塔・西塔特別公開時)=大人1600円、中・高校生1200円、小学生300円/ (時期により拝観料・拝観可能な場所は異なる、25名以上の団体は通常拝観料(東塔・西塔特別公開時)大人1000円、中・高校生630円、小学生270円、障がい者割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門17:00)
唐招提寺
鑑真が開いた仏教道場
東大寺を離れることを決意した鑑真和上が、新田部親王の旧宅を賜り、天平宝字3(759)年に戒律を学ぶための修行道場として開いたことが始まり。当初はあくまでも和上の私寺として、講堂や、旧宅を改造した経蔵などのみであったが、徐々に寺としての体裁が整う。8世紀後半に、鑑真和上の弟子の如宝が金堂を完成させた。中世の兵火や明治時代の廃仏毀釈を経ても寺観を失わず、多くの天平時代の伽藍や文化財を今に伝えている。
唐招提寺
- 住所
- 奈良県奈良市五条町13-46
- 交通
- 近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩8分
- 料金
- 拝観料=大人1000円、中・高校生400円、小学生200円/特別拝観料(拝観料別途)=大人1000円、中・高校生400円、小学生300円/新宝蔵(拝観料別途)=大人200円、小・中・高校生100円/ (障がい者と同伴者1名半額、学校の引率者は無料、奈良市老春手帳(ななまるカード)の提示で5月19日、6月5~7日以外は拝観料無料、30名以上の団体は大人800円、中・高校生320円、小学生160円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(閉門17:00)
新薬師寺
勇ましい十二神将の姿に見とれる
天平19(747)年、光明皇后が夫である聖武天皇の眼病平癒を願って創建。入母屋造りの本堂は、創建当時のまま残る唯一の建造物。堂内には国宝の薬師如来坐像や十二神将立像が安置されている。
新薬師寺
- 住所
- 奈良県奈良市高畑町1352
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで6分、破石町下車、徒歩10分
- 料金
- 拝観料=一般600円、中・高校生350円、小学生150円/ (30名以上の団体は一般550円、中・高校生300円、小学生120円、障がい者手帳、奈良市老春手帳持参で無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00
元興寺
庶民信仰に支えられた古刹
平城遷都にともない、養老2(718)年、飛鳥の法興寺が移されて元興寺となる。奈良時代は東大寺や興福寺と並ぶ大寺院で、猿沢池の南端から現在のならまち一帯は元興寺の旧境内だった。浄土信仰の隆盛とともに極楽堂内にあった智光曼荼羅に信仰が集まる。鎌倉時代以降、智光曼荼羅に加え聖徳太子、弘法大師への民間信仰の寺院となっていく。1998年に世界遺産に登録されている。
元興寺
- 住所
- 奈良県奈良市中院町11
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩15分
- 料金
- 拝観料=大人500円、中・高校生300円、小学生100円/拝観料(秋季特別展期間)=大人600円/ (奈良市内在住の70歳以上見学料無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名見学料半額、20名以上の団体は400円(秋季特別展期間中540円))
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
今西家書院
室町時代の機能美、書院造り
興福寺大乗院・福智院家の居宅であったが、大正時代に造り酒屋の今西家が譲り受けた。室町中期の様式が残る書院は、銀閣寺の東求堂と並ぶ歴史的な建築。桜、牡丹、椿など、庭園も四季を通じて楽しめる。
今西家書院
- 住所
- 奈良県奈良市福智院町24-3
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料=大人400円、小・中・高・大学生350円/ (70歳以上、障がい者50円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~15:30(閉館16:00)
御霊神社
縁結びの人気スポット
祟り神を鎮める「御霊会」を催したことが始まり。西紀寺町の祟道天皇社とともに南都二大御霊社とされる。境内の出世稲荷社は縁結びの神様としても知られ、かわいらしい「恋みくじ」が人気。春、境内に咲く八重桜やしだれ桜、大輪のボタンの美しさは必見。
志賀直哉旧居
文豪みずから設計し文化人が集った
志賀直哉自身が設計し、昭和4(1929)年から9年間家族とともに暮らした家。風情漂う書斎やサンルーム、食堂など20部屋があり、文化人たちのつどうサロンにもなっていた。
志賀直哉旧居
- 住所
- 奈良県奈良市高畑町1237-2
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで6分、破石町下車、徒歩5分
- 料金
- 入館料=一般(高校生以上)350円、中学生200円、小学生100円/ (30名以上の団体は一般(高校生以上)300円、中学生160円、小学生80円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:00(閉館17:30)、12~翌2月は~16:00(閉館16:30)
大柳生のコスモス
山里を包む美しい風景
10月ごろ、秋の花の代表格コスモスが棚田の休耕田のあちこちで白、赤、ピンクと咲き誇り、訪れる人達を喜ばせてくれる。
大柳生のコスモス
- 住所
- 奈良県奈良市阪原町
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで40分、阪原中村下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 9月下旬~10月下旬
- 営業時間
- 情報なし
東大寺 大仏殿
奈良の大仏さまが鎮座する
「奈良の大仏」として知られる本尊、盧舎那仏を安置する金堂。現在の建物は江戸中期に再興された。正面約57m、奥行き約50m、高さ約48mは木造建築として世界最大級。
東大寺 大仏殿
- 住所
- 奈良県奈良市雑司町406-1
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通市内循環外回りバスで5分、大仏殿春日大社前下車、徒歩10分
- 料金
- 拝観料=大人(中学生以上)600円、小学生300円/ (30名以上の団体は大人550円、高校生500円、中学生400円、小学生200円(小学校は班別行動・グループ行動の場合、団体扱い不可)、高齢者は奈良市老春手帳またはななまるカード持参で無料、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名大人300円、小学生150円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:30~17:30(閉門、時期により異なる)
興福院
徳川家綱の時代に僧院から再興された美しい尼寺
浄土宗知恩院派の尼寺。もとは僧院だが、徳川家綱の時代に尼寺として再興されたという。大門から広い清楚な庭をぬけ、中門の奥に本堂がある。本尊の阿弥陀三尊像は重文。
春日大社の藤
藤の花穂が1m以上垂れ下る「砂ずりの藤」が有名
南門を入って左側には「砂ずりの藤」として知られる古木がある。萬葉植物園内に植えられた20種200数十本の藤も見応えがある。目の高さで見られる立木づくりの藤は珍らしい。
春日大社の藤
- 住所
- 奈良県奈良市春日野町160春日大社
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通春日大社本殿行きバスで10分、終点下車すぐ
- 料金
- 境内=無料/萬葉植物園=大人500円、小・中学生250円/
- 営業期間
- 4月中旬~5月中旬
- 営業時間
- 6:00~18:00(萬葉植物園は9:00~16:00)
奈良奥山ドライブウェイ
世界遺産・春日山や石仏群など見どころ満載のドライブコース
若草山、春日山、高円山を結ぶ約13kmの有料道路。新若草山コースと高円山コースがあり、春日奥山周遊道路とつながる。途中、世界遺産の春日山原始林や三笠温泉郷がある。
奈良奥山ドライブウェイ
- 住所
- 奈良県奈良市若草山~春日山~高円山
- 交通
- 第二阪奈道路宝来ランプから国道308号・369号を奈良市街方面へ車で8km
- 料金
- 奈良奥山コース=1840円/新若草山コース往復=520円/高円山コース往復=630円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 新若草山コース8:00~23:00(12月1日~翌3月15日は~22:00)、奈良奥山コース9:00~17:00、高円山コースは~18:30
正暦寺の紅葉
紅葉の名所で別名「錦の寺」。多くのカエデは晩秋の頃が見頃
別名「錦の寺」とも称せられる正暦寺は県内有数の紅葉の名所。広大な境内には多くのカエデが茂り、晩秋の頃が見頃。特に客殿福寿院からの眺めがおすすめ。
正暦寺の紅葉
- 住所
- 奈良県奈良市菩提山町157
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通米谷町行きバスで25分、柳茶屋下車、徒歩30分(11月は正暦寺行き直行バスあり)
- 料金
- 入場料=500円/ (団体20名以上は割引400円)
- 営業期間
- 11月中旬~12月上旬
- 営業時間
- 9:00~17:00
柳生花しょうぶ園
初夏の美しい花園
休耕田を利用して造られた花しょうぶ園。6月には約1万平方メートルの園内に約400種、80万株の白や紫の花ショウブが咲き競う。アジサイ、スイレンなども見られる。
柳生花しょうぶ園
- 住所
- 奈良県奈良市柳生町403
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通柳生行きバスで50分、終点下車、徒歩10分
- 料金
- 入園料=650円/
- 営業期間
- 6月上旬~7月上旬
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉園)