関西 x 墓・古墳
関西のおすすめの墓・古墳スポット
関西のおすすめの墓・古墳ポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。あでやかな美女の壁画が出土した「高松塚古墳」、総重量2300トンの巨石に封印された墓「石舞台古墳」、世界最大級の墳墓。5世紀中頃に築造される「仁徳天皇百舌鳥耳原中陵」など情報満載。
- スポット:109 件
- 記事:6 件
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関西のおすすめの墓・古墳スポット
1~20 件を表示 / 全 109 件
高松塚古墳
あでやかな美女の壁画が出土した
藤原京期(694~710)に築造、直径は下段23m、上段18m、高さ5mの二段式の円墳。被葬者は特定されていないが、天武天皇の皇子説、臣下説、朝鮮半島系王族説などがある。隣接する高松塚壁画館では、棺を納めていた石槨の原寸模型、副葬品のレプリカ、壁画の原状模写などを展示し、高松塚古墳の全容を再現している。
高松塚古墳
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村平田439
- 交通
- 近鉄吉野線飛鳥駅から徒歩15分
- 料金
- 入館料(高松塚壁画館)=大人250円、高校・大学生130円、小・中学生70円/ (障がい者と介護者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)、高松塚壁画館は9:00~17:00(閉館)
石舞台古墳
総重量2300トンの巨石に封印された墓
巨石を積んだ石室が露出した墳墓。盛り土は失われたが、濠に囲まれた日本最大級の石室を持つ方墳といわれており、国の特別史跡に指定されている。棺が安置されていた長さ約7.7m、幅約3.4m、高さ約4.8mの玄室に入ることができ、そのスケールに圧倒される。名前の由来は、広く平らな天井石を舞台代わりに使ったからなど諸説ある。
石舞台古墳
- 住所
- 奈良県高市郡明日香村島庄
- 交通
- 近鉄橿原線橿原神宮前駅から奈良交通飛鳥駅行き「赤かめ」(明日香周遊)バスで27分、石舞台下車、徒歩3分
- 料金
- 入園料=大人300円、高校生以下100円、未就学児無料/ (30名以上の団体は割引あり、障がい者手帳持参で割引あり)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:45(閉門17:00)
仁徳天皇百舌鳥耳原中陵
世界最大級の墳墓。5世紀中頃に築造される
総面積約46万4000平方メートル、主軸の長さ約480mの前方後円墳で、世界最大級の墳墓。5世紀中頃に築造され、反正天皇陵、履中天皇陵とあわせて百舌鳥耳原三陵と呼ばれる。令和元(2019)年に「百舌鳥・古市古墳群-古代日本の墳墓群-」として周囲の45件49基の古墳群とともに、世界文化遺産に登録。
仁徳天皇百舌鳥耳原中陵
- 住所
- 大阪府堺市堺区大仙町
- 交通
- JR阪和線百舌鳥駅から徒歩10分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:15(閉園、外観のみ)
史跡藤ノ木古墳
古代ロマンを肌で感じる史跡
6世紀後半に造られた直径約50mの円墳。発掘調査により、世界でも類を見ない豪華な馬具が出土し、未盗掘の石棺内からは2体の被葬者とともに冠や履、大刀などの多くの副葬品が出土し話題となった。ただし、被葬者についてはいまだ謎に包まれている。
史跡藤ノ木古墳
- 住所
- 奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺西2
- 交通
- JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺門前行きバスで8分、終点下車、徒歩5分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(外観のみ)、照明点灯時間は9:00~19:00
五色塚古墳
教科書でもおなじみ、築造当時の姿に復元された古墳
4世紀に造られた、明石海峡を望む兵庫県最大の前方後円墳。全長約194m、後円部の直径約125m、高さ約18mの巨大な古墳で築造当時の姿に復元されたものとして貴重な例。国指定の史跡。
景行天皇陵
大和古墳群の中で最大規模
日本武尊の父といわれる第12代景行天皇の墓。大和古墳群の中でも最大の前方後円墳で全長300m。周囲に濠をめぐらし、古墳の近くには陪塚がある。
景行天皇陵
- 住所
- 奈良県天理市渋谷町
- 交通
- 近鉄天理線天理駅から奈良交通桜井駅行きバスで16分、渋谷下車、徒歩8分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉園)
神武天皇陵
古事記や日本書紀における初代天皇・神武天皇の陵墓
大和地方を平定したといわれ、古事記や日本書紀における初代天皇、神武天皇の御陵で、周囲の直径33m、高さ5mの円形墳。参道には玉砂利が敷き詰められており、荘厳な大鳥居が立っている。
崇神天皇陵
大和王権を築いた天皇の墓とされる
全長242mで、古い文献には「山辺道勾岡上陵」と記されている。周囲には水をたたえた濠がめぐらされ、土堤沿いに一周歩くことができ、散歩コースとしてもおすすめだ。
清姫の墓所
熊野詣でにまつわる悲恋物語の主人公の墓
娘道成寺の主人公、清姫は現在の中辺路町真砂の出身といわれる。安珍に見放され富田川に身を投げたと伝えられ、川のほとりに小さな碑が立っている。
清姫の墓所
- 住所
- 和歌山県田辺市中辺路町真砂371-6清姫堂
- 交通
- JRきのくに線紀伊田辺駅から龍神バス栗栖川方面行きで37分、清姫下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
水泥古墳・水泥塚穴古墳
古墳文化と仏教の結合を示す蓮華文が興味深い
巨勢の道に面して2基並んでいる円墳。南側の水泥古墳には玄室と羨道に石棺があり、羨道の棺には蓮華文が刻まれている。仏教との深いかかわりを示すもので興味深い。
水泥古墳・水泥塚穴古墳
- 住所
- 奈良県御所市古瀬
- 交通
- 近鉄吉野線吉野口駅から徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由(水泥塚穴古墳は個人宅の承諾必要)
伝王仁墓
5世紀ごろに百済から渡来した王仁博士の墓とされている
江戸時代の中頃、王仁の墓であるとして「博士王仁之墓」の碑が建てられた。前面には韓国の国花ムクゲが植えられている。『古事記』では、王仁は百済から論語・千字文をもたらしたとされる。