平泉 x 見どころ・体験
「平泉×見どころ・体験×シニア」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「平泉×見どころ・体験×シニア」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。奥州藤原氏の栄華を伝える平泉のシンボル的存在「中尊寺」、風雅な平安庭園が広がる「毛越寺」、坂上田村麿公ゆかりの懸崖造りの毘沙門堂「達谷窟毘沙門堂(達谷西光寺)」など情報満載。
- スポット:17 件
- 記事:15 件
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中尊寺
奥州藤原氏の栄華を伝える平泉のシンボル的存在
奥州藤原氏初代・清衡が12世紀初頭に造営した中尊寺。平安期の雰囲気を色濃く残した東北の名刹には、数多くの堂塔が点在する。金色堂はじめ歴史あるお堂や文化財を見学しながら散策を楽しもう。平泉にある5つの奥州藤原氏ゆかりの施設が世界遺産「平泉仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」として登録されている。
中尊寺
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
- 交通
- JR東北本線平泉駅から岩手県交通バスイオン前沢行きで4分、または平泉駅から巡回バス「るんるん」(土日のみ運行)で10分、中尊寺下車すぐ
- 料金
- 金色堂・讃衡蔵の拝観料=大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円/ (障がい者手帳持参者は拝観料半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 有料拝観エリア8:30~17:00(11月4日~翌2月末日までの期間は~16:30、12月31日は~15:00)
毛越寺
風雅な平安庭園が広がる
嘉祥3(850)年に慈覚大師円仁が開山し、二代・基衡から三代・秀衡の時代に伽藍を造営。雅な浄土世界を彷彿させる見事な浄土庭園は、世界遺産登録の決め手のひとつとなった。大伽藍が並んだ往時を想像しながら見学しよう。
毛越寺
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉大沢58
- 交通
- JR東北本線平泉駅から徒歩10分
- 料金
- 大人700円、高校生400円、小・中学生200円 (団体30名以上は1割引、100名以上は2割引、障がい者手帳持参で本人と介護者1名半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉門17:30)、冬期は~16:30(閉門17:00)
達谷窟毘沙門堂(達谷西光寺)
坂上田村麿公ゆかりの懸崖造りの毘沙門堂
坂上田村麿公の霊蹟で延暦20(801)年に国を鎮める祈願所として建立した、京の清水寺を模した懸崖造り。前九年、後三年の役にて源義家公ゆかりの岩壁に刻まれた磨崖佛の岩面大仏は顔の長さ12尺(3.6m)で「北限の磨崖佛」と名高い。慈覚大師が刻した宇賀神王を冠に頂く八肘の弁財天女は金運商売の神。平安時代の丈六不動明王は桂材の一木彫り。
達谷窟毘沙門堂(達谷西光寺)
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉北沢16
- 交通
- JR東北本線平泉駅からタクシーで10分
- 料金
- 入場料=大人500円、中・高校生200円、小学生無料(修学旅行、学習旅行を除く)/ (団体30名以上は1割引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門、冬期は~16:30<閉門>)
高館・義経堂
悲劇の武将・義経終焉の地
頼朝に追い詰められ自害した義経の居城跡。堂内には義経像が祀られている。元禄2(1689)年、この地を訪れた芭蕉が「夏草や 兵どもが夢の跡」の名句を詠んだ。
高館・義経堂
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町柳御所14
- 交通
- JR東北本線平泉駅から徒歩15分
- 料金
- 大人200円、小・中学生50円 (団体30名以上は1割引、100名以上は2割引、障がい者手帳持参で本人と同伴者1名半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(11月上旬~3月上旬は~16:00)
白鳥舘遺跡
平泉文化を支えた要衝地跡
中尊寺より北に位置する白鳥舘遺跡は、平泉文化の繁栄を支えた北上川の川湊を示す唯一の遺跡。古代から中世にかけ川の要衝として利用され、15世紀には城館も築かれた。国史跡に指定されている。
平泉巡回バス「るんるん」
バスでらくらく史跡めぐり
平泉町内の観光地を巡回し、乗降自由の1日乗車券もある。運行コースは平泉駅前、毛越寺、悠久の湯、平泉文化遺産センター、中尊寺、高館義経堂、無量光院跡、道の駅平泉、平泉駅前の順となっている。
平泉巡回バス「るんるん」
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉泉屋76
- 交通
- JR東北本線平泉駅からすぐ
- 料金
- 運賃=大人200円、小人100円/1日フリー乗車券=550円/ (各種障がい者手帳持参で運賃半額(1日フリー乗車券除く))
- 営業期間
- 4月中旬~11月下旬(運行状況が変更となる場合あり、要問合せ)
- 営業時間
- 土・日曜、祝日の10:15~16:15(平泉駅前の始発~最終の出発時間)
磐神社
安倍氏の守護神をまつる巨石が御神体
前九年合戦で陸奥守・源頼義、義家が覇権を争ったこの地方の豪族安倍頼時、貞任の守護神をまつる神社。8月に行われる奥州ころもがわ祭りでは、子供たちが練り歩くお石さま行列の出発地となる。
平泉
浄土文化を色濃く残す景観が世界文化遺産に登録
中尊寺をはじめ毛越寺や無量光院跡など、奥州藤原氏が花咲かせた独自の浄土文化を色濃く残す景観が世界文化遺産に登録。時間が許せばじっくりめぐりたい。
平泉
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉
- 交通
- JR東北本線平泉駅から岩手県交通平泉町巡回バスるんるんで10分、中尊寺下車、徒歩10分
- 料金
- 施設により異なる (中尊寺拝観料800円、毛越寺拝観料500円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 施設により異なる
金色堂旧覆堂
金色堂の保護を目的として建立した覆堂。国の重要文化財に指定
正応元(1288)年、金色堂の保護を目的とした特殊な設計の覆堂。国の重要文化財にも指定されている。
金色堂旧覆堂
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202中尊寺
- 交通
- JR東北本線平泉駅から岩手県交通イオン前沢行きバスで5分、中尊寺前下車、徒歩15分
- 料金
- 大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円 (金色堂拝観料含む、障がい者手帳持参で拝観料半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉館)、11月4日~翌2月は~16:30(閉館)、12月31日は~15:00(閉館)
長者ヶ原廃寺跡
平泉藤原文化の礎となった安倍氏の繁栄を物語る遺構
中尊寺のある関山丘陵の北側を流れる衣川を挟んだ田園地帯にある中世の礎石建物等の遺跡。平泉の栄華が一朝一夕にできたのではなく、安倍氏の繁栄や胆沢城を拠点とした中央とのつながりが根底にあることを示す貴重な遺構。
長者ヶ原廃寺跡
- 住所
- 岩手県奥州市衣川田中西
- 交通
- JR東北本線平泉駅から岩手県交通イオン前沢行きバスで10分、瀬原下車、徒歩20分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
経蔵
国の重要文化財。創建当時の宝形造りを今に伝える
創建当時の宝形造りだが、建武4(1337)年に火災で焼失後、古材にて再建。騎師文殊菩薩像と四眷属像、経典類は讃衡蔵に移されている。
経蔵
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202中尊寺
- 交通
- JR東北本線平泉駅から岩手県交通イオン前沢行きバスで5分、中尊寺前下車、徒歩15分
- 料金
- 大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円 (金色堂拝観料含む、障がい者手帳持参で料金半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉館)、11月4日~翌2月は~16:30(閉館)、12月31日は~15:00(閉館)
金色堂
国宝第一号の中尊寺の至宝
天治元(1124)年、京都から仏師や塗師など往時一流の職人が集められ建てられたお堂。数多くの歴史的遺構が残る中尊寺のなかでも、別格の偉容を誇る。建物の内外が金箔に覆われた「皆金色(かいこんじき)」と称される類を見ない意匠は、平泉の黄金文化そのものを表しているかのよう。随所に漆や螺鈿細工などの装飾が贅沢に施され、その細やかさと美しさは目を見張るばかり。堂内には33体の仏像が安置されている。
金色堂
- 住所
- 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202中尊寺
- 交通
- JR東北本線平泉駅から岩手県交通イオン前沢行きバスで5分、中尊寺前下車、徒歩10分
- 料金
- 大人800円、高校生500円、中学生300円、小学生200円 (讃衡蔵との共通拝観券、障がい者手帳持参で入館料半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉館)、11月4日~翌2月は~16:30(閉館)、12月31日は~15:00(閉館)