東北 x 寺院(観音・不動)
「東北×寺院(観音・不動)×ひとり旅」のおすすめスポット
ガイドブック編集部が厳選した「東北×寺院(観音・不動)×ひとり旅」のおすすめ観光・旅行スポットをご紹介します。直江兼続(なおえかねつぐ)が藩学の基を築いた寺「法泉寺」、当時珍しく女人参拝ができた寺。真如海上人の即身仏を本堂に安置「湯殿山総本寺 瀧水寺大日坊」、元亀年間創建の歴史ある古寺「盛雲院」など情報満載。
- スポット:75 件
- 記事:52 件
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法泉寺
直江兼続(なおえかねつぐ)が藩学の基を築いた寺
直江兼続が元和4(1618)年に建立。当時は禅林寺という名で、直江兼続所蔵の書籍をそろえ、米沢藩士の若者が学問を学ぶ場であった。境内の文殊堂にちなみ、「知恵の文殊」として信仰されている。
湯殿山総本寺 瀧水寺大日坊
当時珍しく女人参拝ができた寺。真如海上人の即身仏を本堂に安置
豪雪期にも湯殿山に参拝できるようにと弘法大師が開いた寺。当時としては珍しく女人でも参拝できたので、「女の湯殿山」ともいわれた。本堂に真如海上人の即身仏を安置。
湯殿山総本寺 瀧水寺大日坊
- 住所
- 山形県鶴岡市大網入道11
- 交通
- JR羽越本線鶴岡駅から庄内交通湯殿山行きバスで45分、大網郵便局前下車、徒歩7分
- 料金
- 大人500円、中学生400円、小学生300円 (障がい者手帳持参で大人300円、団体30名以上の場合は50円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~16:30(閉館17:00)
盛雲院
元亀年間創建の歴史ある古寺
創建は元亀年間(1570~73年)という歴史のある寺。弘前城築城に伴い、禅林街に移された。座禅堂があり、座禅体験もできる。
盛雲院
- 住所
- 青森県弘前市西茂森1丁目7-1
- 交通
- JR奥羽本線弘前駅からタクシーで20分
- 料金
- 拝観料=無料/座禅体験(要予約)=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00)
円覚寺
北前船とのゆかりが深い古刹
大同2(807)年に坂上田村麻呂が建立した古刹。海上安全や商売繁盛の祈願寺として北前船の船頭の信仰も厚く、豪商高田屋嘉兵衛が奉納したというギヤマン玉などが残されている。
円覚寺
- 住所
- 青森県西津軽郡深浦町深浦浜町275
- 交通
- JR五能線深浦駅から徒歩20分
- 料金
- 寺宝拝観料=大人400円、高校生250円、小・中学生100円/ (20名以上の団体は大人300円、高校生150円、小・中学生50円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉館)、12~3月は~16:00(閉館)
長谷寺(赤田の大仏)
是山禅師によって建立された寺。有名な赤田大仏が安置されている
市街から少し離れた田園の中にある寺。高さ9mの観音立像、赤田の大仏が安置されていることで有名。この大仏は是山禅師によって建立され、明治25(1892)年に再建された。
義経寺
義経の伝説が伝わる
龍飛崎まで逃げてきた源義経が荒れ狂う海を前に観音像に祈ると、3頭の龍馬が現れ海峡を渡ることができたという伝説が残る寺。源義経が祈りを捧げたとされる観音像が安置されている。
義経寺
- 住所
- 青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩家ノ上76
- 交通
- JR津軽線三厩駅から外ヶ浜町営バス龍飛崎灯台行きで6分、義経寺下車、徒歩5分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門)
釜石大観音
展望台からの大パノラマは必見
昭和45(1970)年に曹洞宗石応禅寺により建立された高さ48.5mの大観音像。鎌崎半島の先端に立ち、穏やかな表情で釜石湾を見守っている。観音の胎内を上った先には、海抜120mの高さに展望台があり、雄大な釜石湾を一望できる。
釜石大観音
- 住所
- 岩手県釜石市大平町3丁目9-1
- 交通
- JR釜石線釜石駅から岩手県交通上平田行きバスで11分、観音入口下車、徒歩10分
- 料金
- 大人500円、中・高校生300円、小学生100円 (団体20名以上は大人450円、中・高校生270円、団体100名以上は大人400円、中・高校生240円、障がい者は料金半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉館17:00、時期により異なる)
御堂観音
坂上田村麻呂が祈願所として建立。その一族が開基したといわれる
坂上田村麻呂が祈願所として開基。平安時代後期に源義家が堂を建立し、持仏を奉納したといわれ、奥州33観音霊場の32番札所として知られる。
御堂観音
- 住所
- 岩手県岩手郡岩手町御堂
- 交通
- JR東北新幹線いわて沼宮内駅から岩手県北バス中山行きで20分、御堂下車、徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
南台寺
太宰治の生家・津島家の菩提寺
太宰治の生家・津島家の菩提寺。かつて境内では子供たちのために日曜学校が開かれており、本の貸し出しを行っていた。幼少の頃の太宰もここでたくさんの本を借り、読みふけっていたという。
黒石寺
国指定重要文化財の仏像がある
天平元(729)年、名僧行基が開いたと伝えられている天台宗の古刹。貞観4(862)年の胎内銘を持つ木造薬師如来坐像や、慈覚大師像、四天王立像が安置されており、国の重要文化財に指定。
黒石寺
- 住所
- 岩手県奥州市水沢黒石町山内17
- 交通
- JR東北本線水沢駅から岩手県交通正法寺行きバスで20分、黒石寺前下車すぐ
- 料金
- 拝観料=500円/ (団体20名以上は大人400円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門、拝観は要予約)
興福寺
観音堂外壁の色鮮やかな彫り物や六角堂が目をひく
観音堂の外壁にある色鮮やかな彫り物が見ごと。中国の親孝行物語をモチーフにしており、親を大切にする心を育むために刻まれたという。敷地内には木造2階建擬洋風の珍しい六角堂があり、群生するシャガの花や紫陽花も見られる。33年に一度の開帳が2017年7月に行われる。
八葉山天台寺
荘厳な霊場で心静かな時間を
1200年以上の歴史がある東北最古の天台霊場。行基作といわれる桂材一本造りの本尊・聖観音像は、独特なノミ跡と背面の平滑な仕上げが美しく、国の重要文化財に指定されている。
八葉山天台寺
- 住所
- 岩手県二戸市浄法寺町御山久保33
- 交通
- JR東北新幹線二戸駅からJRバス東北浄法寺行きで30分、天台寺下車、徒歩20分
- 料金
- 大人300円、小学生以下無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉門)
海向寺 即身仏
忠海上人と円明海上人、2体の即身仏が奉安されている
湯殿山信仰の寺で、大日如来を本尊とする。本堂脇の即身仏堂には、厳しい千日修行を仙人沢で積んで、即身仏になった忠海上人と円明海上人の2体が奉安されている。
海向寺 即身仏
- 住所
- 山形県酒田市日吉町2丁目7-12
- 交通
- JR羽越本線酒田駅から庄内交通酒田市内廻りAコースバスで3分、寿町下車、徒歩7分
- 料金
- 大人400円、小人200円 (団体20名以上は大人300円、小人150円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(12~翌3月は~16:00)
白布西国三十三観音
石造の三十三観音が集まる
西国三十三観音を集めた貴重な場所で、享保14(1729)年に建立された。歴代の上杉藩主も参詣したといわれ、上杉家寄進の石灯籠も残されている。
白布西国三十三観音
- 住所
- 山形県米沢市関1537
- 交通
- JR山形新幹線米沢駅から山交バス白布温泉行きで39分、石切下車すぐ
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由
長勝寺
津軽家代々の当主が眠る菩提寺
禅林街を歩くと正面に見えてくるのが長勝寺。弘前藩主津軽家の菩提寺で、江戸前期の禅宗様式を残す貴重な建造物。本堂、庫裏、津軽家霊屋などが重要文化財に指定されている。
長勝寺
- 住所
- 青森県弘前市西茂森1丁目23-8
- 交通
- JR奥羽本線弘前駅からタクシーで20分
- 料金
- 大人300円、小・中学生250円、幼児無料 (25名以上の団体は大人250円、小・中学生200円)
- 営業期間
- 4月中旬~11月中旬
- 営業時間
- 9:00~16:00
宝徳寺
父親が住職を勤めていた間、石川啄木が幼少時代を過ごした寺
父が住職を務め、石川啄木が幼年期を過ごした寺。17歳のとき、父は住職を罷免され、3年後には啄木自身も失職。一家離散の憂き目にあった寺。
観音寺観音堂
三間四方の阿弥陀堂は平安時代の特徴あり。国の重要文化財指定
三間四方の阿弥陀堂造り、木造茅葺きで平安時代の特徴を持つ建築物として国の重要文化財に指定。運慶の作とも伝わる千手観音は火災で傷んでいるが、現存する秘仏。堂は県内最古の建造物である。
蚶満寺
『奥の細道』に記された最北の地
仁寿3(853)年開山の古刹で、境内には咲かずのツツジ、木登り地蔵などの七不思議が伝わる。境内から望む象潟は美しく、芭蕉が胸を膨らませた地であることがわかる。
蚶満寺
- 住所
- 秋田県にかほ市象潟町象潟島2
- 交通
- JR羽越本線象潟駅から徒歩15分
- 料金
- 大人300円、高校生150円、小・中学生100円
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門)
宗徳寺
加賀にあった本山が移転・合併して誕生
加賀(金沢市)にあった本山の宗徳寺と、その末寺であった長福山耕春院(藩祖津軽為信が実父のために建立)を移転・合併して造られた。長勝寺前の通りの北側に、この寺を基点とする通りがある。