奈良県 x 墓・古墳
奈良県のおすすめの墓・古墳スポット
奈良県のおすすめの墓・古墳スポットをガイドブック編集部が厳選してご紹介します。全国的にも珍しい山頂にある古墳「鶯塚古墳」、大仏建立の詔を出した天皇の墓「聖武天皇陵・光明皇后陵」、後南朝最後の皇子の墓「自天王・忠義王の陵墓」など情報満載。
奈良県のおすすめスポット
21~40 件を表示 / 全 36 件
聖武天皇陵・光明皇后陵
大仏建立の詔を出した天皇の墓
大仏建立や国分寺の創設を行った聖武天皇の陵墓。転害門を挟んで東大寺金堂と相対する位置にある。その東側に光明皇后陵があり、天皇陵とは道でつながっている。
聖武天皇陵・光明皇后陵
- 住所
- 奈良県奈良市法蓮町
- 交通
- 近鉄奈良線近鉄奈良駅から奈良交通西大寺駅行き(法華寺経由)バスで3分、法蓮仲町下車、徒歩3分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉園)
自天王・忠義王の陵墓
後南朝最後の皇子の墓
金剛寺本堂の左にある後南朝最後の皇子の墓。南北朝の動乱時、皇位略奪を謀った南朝の自天王と忠義王は、長禄元(1457)年、赤松家の謀略によって殺害された。
自天王・忠義王の陵墓
- 住所
- 奈良県吉野郡川上村神之谷
- 交通
- 近鉄吉野線大和上市駅から奈良交通湯盛温泉杉の湯行きバスで40分、終点で奈良交通下桑原行きバスに乗り換えて20分、柏木下車、徒歩20分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
赤坂天王山古墳
石室内に横たわる巨大な家形石棺が見学できる
忍阪から倉橋溜池に向かう途中にある。後期古墳に属する方墳で、南南東に開口する大きな横穴式石室をもつ。石室内には、巨大なくりぬき式の家形石棺が横たわっている。
赤坂天王山古墳
- 住所
- 奈良県桜井市倉橋
- 交通
- 近鉄大阪線桜井駅から奈良交通菟田野行きバスで10分、下尾口下車、徒歩10分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
牽牛子塚古墳
あさがお塚古墳の別名も持つ古墳
石槨は巨大な岩をくりぬいて造られている。発掘調査により、対辺約22mの八角形墳であることがわかった。内部を壁で区切り、棺台が2つ削りだされており、斉明天皇と間人皇女を合葬したとされる説がある。
岩屋山古墳
精巧な切石造りの石室で知られる古墳時代終末期の古墳
被葬者は舒明天皇や皇極(斉明)天皇の母、吉備姫王ともいわれている。一辺約40mの方形墳とみられ、精巧な切石造りの横穴式石室がある。近鉄飛鳥駅近くの集落内にある。
メスリ山古墳
全長224mの巨大な前方後円墳で日本一大きな埴輪が出土した
古墳時代前期に築造されたと思われる全長224mの巨大な前方後円墳。昭和34(1959)年に後円墳丘の周りを2重に取り巻く円筒埴輪が出土。高さ2.4mもの埴輪も発見された。
メスリ山古墳
- 住所
- 奈良県桜井市高田
- 交通
- 近鉄大阪線桜井駅から桜井市コミュニティバス談山神社行きで10分、浅古下車、徒歩15分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
長屋王墓
自害の最期をとげた長屋王のものと伝えられる円墳
小さな円墳だが、天武天皇の皇子高市皇子の子、自害の最期をとげた長屋王の墓と伝えられている。少し離れたところに、あとを追って亡くなった吉備内親王の墓がある。
楠正勝の墓
南朝の武将、楠正勝が葬られている史跡
南朝の史跡のひとつ。楠正成の孫、楠正勝は弟とともに、足利勢に対抗しようとしたが、病に倒れこの地に葬られた。その墓が湯泉地温泉から約3km村道を登った場所に残る。
楠正勝の墓
- 住所
- 奈良県吉野郡十津川村武蔵
- 交通
- JR和歌山線五条駅から奈良交通新宮駅行きバスで2時間30分、十津川村役場下車、徒歩45分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
後醍醐天皇陵
石玉垣に囲まれて静かにたたずむ天皇御陵
如意輪寺の境内にある後醍醐天皇の御陵。京への思いを抱き続けた天皇の意を偲び、京都方面を正面に築造。山陵は円墳で、杉や美林の中に石玉垣に囲まれて静かにたたずむ。
村上義光墓
大塔宮護良親王の身代わりとして自害した武将村上義光の墓
信濃の武将、村上義光の墓。義光は、大塔宮護良親王の身代わりとして、蔵王堂二夭門上で自害した。捨てられた義光の首を里人が拾って、この地に葬ったといわれている。
平城坂上陵 宇和奈辺・小奈辺陵墓参考地
4世紀末から5世紀前半の築造とされる古墳群
平城宮跡の西の神功皇后陵から東のウワナベ古墳までの大規模古墳群を総称して佐紀盾列古墳群と呼ぶ。全長約200mを超す前方後円墳を中心に、中小の古墳が集まる。
平城坂上陵 宇和奈辺・小奈辺陵墓参考地
- 住所
- 奈良県奈良市法華寺町ほか
- 交通
- 近鉄奈良線大和西大寺駅から徒歩20分
- 料金
- 情報なし
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 見学自由
マルコ山古墳
発掘調査により明らかとなった多角形墳
真弓丘陵の一角にある対角長が約24mの多角形墳。石室の構造が高松塚古墳やキトラ古墳と似ているため、壁画などの発見が大いに期待されたが、内部には壁画はなく真っ白な漆喰のみが塗られていた。
キトラ古墳
歴史的にも学術的にも価値の高い壁画
直径14mの小型の円墳に横口式石槨を設ける。壁に四神・十二支像、天井に天文図の壁画が描かれている。中国蘇州の淳祐天文図より500年古く、世界最古の天文図と判明した。
市尾墓山古墳
奈良県で最も古い部類に属する大型の前方後円墳
6世紀初め頃に造られたとされる前方後円墳。後円部の石室は盗掘にあっていたものの、玉類、馬具、刀などが出土した。大型古墳の石室では県下最古の部類に属する。