京都府
京都府のおすすめの観光スポット
ガイドブック編集部が厳選した京都府のおすすめの観光・旅行スポットをご紹介します。美しい嵐山を借景に静まる伽藍と庭「天龍寺」、秀吉の魂が眠る寺は正室のねねが創建「高台寺」、桃山文化の豪奢な国宝・二の丸御殿に大政奉還の歴史を見る「元離宮二条城」など情報満載。
京都府のおすすめスポット
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天龍寺
美しい嵐山を借景に静まる伽藍と庭
臨済宗天龍寺派の大本山で足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために建てた寺。開山は夢窓疎石。尊氏と後醍醐天皇は、鎌倉幕府を倒すためにともに戦ったが、のちに南朝と北朝に分かれて戦うことになった。莫大な建立費用に元との貿易で得た収入を注ぎ込んだため、元との貿易船は「天龍寺船」と呼ばれた。夢窓疎石作と伝えられる大方丈西側の曹源池庭園が創建当時の面影を伝える。加山又造が描いた八方睨みの『雲龍図』も有名。
天龍寺
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68
- 交通
- 嵐電嵐山本線嵐山駅からすぐ
- 料金
- 参拝料=大人500円(諸堂参拝の場合300円追加)、小・中学生300円(諸堂参拝の場合300円追加)/『雲龍図』絵はがき=100円/志納料(写経)=1000円/雲龍図=500円/ (障がい者手帳持参で参拝料100円引)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~17:00(閉門)
高台寺
秀吉の魂が眠る寺は正室のねねが創建
慶長11(1606)年、豊臣秀吉の菩提を弔うため正室のねねが建立した。開山堂、霊屋、観月台、茶室の傘亭・時雨亭など開山時の建物が現存。美しい庭園は小堀遠州によるもの。
高台寺
- 住所
- 京都府京都市東山区高台寺下河原町526
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで20分、東山安井下車、徒歩7分
- 料金
- 拝観料=600円/圓徳院共通=900円/ (障がい者手帳持参で本人と同伴者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~17:00(閉門17:30)、特別夜間拝観は17:00~21:30(閉門22:00)、特別夜間拝観は要HP確認
元離宮二条城
桃山文化の豪奢な国宝・二の丸御殿に大政奉還の歴史を見る
関ヶ原の戦に勝った徳川家康が将軍上洛する時の宿泊所として造営。寛永元~3(1624~1626)年、3代将軍家光が後水尾天皇の行幸のために大改修し、本丸御殿・天守を建て、ほぼ現在の規模が完成した。幕末には坂本龍馬の起案による「船中八策」が後藤象二郎を通じて幕府に提案され、15代将軍徳川慶喜が大政奉還の意思表明を二の丸御殿の大広間で行った。政権を朝廷に返上し、約265年続いた江戸幕府に幕を降ろした。
元離宮二条城
- 住所
- 京都府京都市中京区二条通堀川西入二条城町541
- 交通
- 地下鉄二条城前駅からすぐ
- 料金
- 入城料=一般1300円、中・高校生400円、小学生300円(二の丸御殿観覧料含む)/ (30名以上の団体は一般1100円、京都市内在住及び通学の小・中学生、満70歳以上の方無料、障がい者手帳の提示で本人と介護者1名無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:45~16:00(閉城17:00)
瑠璃光院
数寄屋建築から眺める庭園美
見どころは豊かな自然の中にたたずむ数寄屋建築と苔絨毯に覆われた名庭「瑠璃の庭」。数寄屋造りの匠・中村外二作の書院から眺める、初夏の青紅葉、秋の紅葉は格別の美しさ。
龍安寺
世界を魅了する石庭
室町幕府の管領・細川勝元によって創建された、臨済宗妙心寺派の禅寺。方丈の南側にある枯山水の石庭が有名。作者も年代も不明だが、禅の庭らしい簡素で虚飾のない風情が、多くの人の心をひきつける。白砂を敷きつめ、築地塀に囲まれた広さ250平方メートルの庭に大小15個の石が配され、「虎の子渡しの庭」「七五三の庭」とも呼ばれる。
龍安寺
- 住所
- 京都府京都市右京区龍安寺御陵ノ下町13
- 交通
- 京阪本線三条駅から市バス59系統山越行きで35分、竜安寺前下車すぐ
- 料金
- 大人600円、高校生500円、小・中学生300円 (身体障がい者手帳の持参で本人は拝観料大人、高校生300円、小・中学生200円、介護者1名のみ300円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~17:00(閉門17:30)、12~翌2月は8:30~16:30(閉門17:00)
三十三間堂
整然と並ぶ1001体の千手観音は圧巻
長寛2(1164)年、後白河上皇の離宮に建てられた仏堂が始まりで、造営には平清盛の協力があったとされる。正式名は蓮華王院という。全長120mの本堂には、鎌倉時代の仏師・湛慶の手による国宝の千手観音坐像を中心に、それぞれ表情の異なる1001体の千手観音立像と、建物両端には風神雷神像・二十八部衆立像(ともに国宝)が安置されている。南大門は豊臣秀吉が建てた方広寺の旧南門。
三十三間堂
- 住所
- 京都府京都市東山区三十三間堂廻り町657
- 交通
- 京阪本線七条駅から徒歩7分
- 料金
- 大人600円、中・高校生400円、小学生300円 (25名以上の団体は50円引、障がい者手帳持参で本人と介護者1名半額)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:00~16:30(閉門17:00)、11月16日~翌3月は9:00~15:30(閉門16:00)
貴船神社
縁結びのご利益もある水の神様
平安時代の歌人、和泉式部も夫との復縁を祈願して叶ったと伝えられ、縁結びのご神徳で知られる。あたりには凛とした空気が漂い、恋の成就を祈願する参拝者が訪れる。
貴船神社
- 住所
- 京都府京都市左京区鞍馬貴船町180
- 交通
- 叡山電鉄鞍馬線貴船口駅から徒歩25分、または貴船口駅から京都バス貴船行きで5分、終点下車、徒歩5分
- 料金
- 水占みくじ=200円/水まもり=1000円/むすび守袋型=1000円/結び守=各1000円/御神水ラムネ=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~20:00(閉門)、1月4日~4月30日、12月1~30日は~18:00(閉門)、12月31日は22:00~終夜参拝可、授与所は9:00~17:00
梅園 三条寺町店
創業90年になる甘味処のレトロかわいい最新店
みたらし団子で知られる昭和2(1927)年創業「梅園」の最新店。高い天井と木の椅子や床がどこか懐かしく、ひとりでもグループでも落ち着ける。ここだけの点心や、ぜんざいもぜひ。
梅園 三条寺町店
- 住所
- 京都府京都市中京区天性寺前町526
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分
- 料金
- 花点心=930円(抹茶付はプラス450円)/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:30~19:20(閉店19:30)
青蓮院
四季を映す美しい庭園
一時仮御所になったことから「粟田御所」とも呼ばれる、皇室とゆかりのある門跡寺院。相阿弥の作と伝えられる龍心池を中心とする室町時代の池泉回遊式庭園は、四季折々に異なる趣で美しい。
青蓮院
- 住所
- 京都府京都市東山区粟田口三条坊町69-1
- 交通
- 地下鉄東山駅から徒歩5分
- 料金
- 見学料=500円/夜間特別拝観時=800円/茶室好文亭特別拝観(拝観料別途、お点前、抹茶、菓子付)=1000円/ (30名以上の団体は大人450円、高校生350円、中学生300円、小学生200円、春秋夜間特別拝観時の30名以上の団体は大人700円、小・中・高校生300円、障がい者手帳持参で本人のみ団体料金)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:30(閉門17:00)
正寿院
幸せを招くハート型の窓「猪目窓」
宇治田原の古刹。ハート型の「猪目窓」はSNSを中心に「幸せを呼ぶ窓」として大きな話題に。一躍注目を集めるスポット。毎年7~9月には風鈴まつりも開催される。
正寿院
- 住所
- 京都府綴喜郡宇治田原町奥山田川上149
- 交通
- JR奈良線宇治駅/京阪宇治駅から京都京阪バス180・182・184系統で23分、維中前からタクシー10分 JR奈良線宇治駅/京阪宇治駅から京都京阪バス186系統で43分、奥山田正寿院口から徒歩10分(春季~秋季の土・日曜、祝日のみ)
- 料金
- 600円(お茶・お菓子付) (お茶・お菓子付)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~16:30(11~翌3月は~16:00)
下鴨神社境内 河合神社
鏡絵馬にお化粧を施して奉納する
下鴨神社糺の森の南に位置する美人の神、玉依姫命(たまよりひめのみこと)を祀る。女性の守護神であり、女性の美への願いが叶うといわれ、古くから篤い信仰を集めている。
下鴨神社境内 河合神社
- 住所
- 京都府京都市左京区下鴨泉川町59
- 交通
- 京阪鴨東線出町柳駅から徒歩10分
- 料金
- 拝観料=無料/鏡絵馬=800円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:30~17:00(閉門)
永観堂
洛東屈指の紅葉スポット
平安初期、空海の弟子の真紹が創建。第7世永観が浄土念仏の道場としたことから永観堂と呼ばれるようになった。正式には禅林寺。古くから紅葉の寺として名高く、秋には特別拝観とライトアップが行なわれる。
永観堂
- 住所
- 京都府京都市左京区永観堂町48
- 交通
- JR京都駅から市バス5系統岩倉操車場前行きで30分、南禅寺永観堂道下車、徒歩3分
- 料金
- 拝観料=600円、1000円(寺宝展期間中)/ (30名以上の団体は大人500円、小・中・高校生350円、寺宝展団体は大人900円、障がい者手帳持参で通常拝観料350円、特別拝観料400円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:00(閉門17:00)、ライトアップ期間は17:30~20:30(閉門21:00)
十文堂
一口サイズの鈴なり団子と最中
小ぶりな鈴のような炙り団子は、白みそ、黒ごま醤油、みたらしきな粉、いそべ焼き、粒あんの5種。香ばしいほうじ茶と生クリームとクリームチーズをひとつにした鈴なり最中もおすすめ。
十文堂
- 住所
- 京都府京都市東山区玉水町76東大路通八坂通下ル東側
- 交通
- JR京都駅から市バス206系統東山通北大路バスターミナル行きで15分、清水道下車すぐ
- 料金
- 団楽セット=720円(抹茶付きはプラス430円)/団じゅうろう=1050円(抹茶ぱふぇ)/ちょこちょこ=1050円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~17:30(L.O.)
京都御所
歴代天皇が暮らした長い歴史の名残
南北朝時代から明治にいたるまでの500有余年にわたり、天皇が居住した禁裏で、広大な面積を持つ京都御苑内にある。古来の内裏の形態が今日まで保存されている。平成28(2016)年から一年をとおして一般公開されているので、予約不要で見学できる。
京都御所
- 住所
- 京都府京都市上京区京都御苑3宮内庁京都事務所
- 交通
- 地下鉄今出川駅から徒歩5分
- 料金
- 無料
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~16:20(閉門17:00、時期により変動あり)
京極かねよ
インパクト抜群の名物どんぶり
大正元(1912)年創業の老舗鰻店。丼からはみ出るほどのだし巻きがのるきんし丼が名物。だし巻きをめくると、主役の香ばしい鰻が現れる。特製の甘辛いタレとご飯の相性も抜群。
京極かねよ
- 住所
- 京都府京都市中京区六角新京極東入ル松ケ枝町456
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅から徒歩5分
- 料金
- きんし丼(並)=2300円/うなぎ丼(並)=2300円/ (70歳以上は毎月15日抽選にて30名までランチ無料)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~20:30(閉店21:00)
茶寮都路里 祇園本店
抹茶スイーツの金字塔
ほとんどのメニューに宇治茶を使用している。抹茶のゼリーやシャーベット、白玉だんごを盛った特選都路里パフェが人気。抹茶の風味が堪能できる一品だ。全席禁煙。
茶寮都路里 祇園本店
- 住所
- 京都府京都市東山区祇園町南側573-3祇園辻利本店 2~3階
- 交通
- 京阪本線祇園四条駅から徒歩5分
- 料金
- 特選都路里パフェ=1441円/ほうじ茶パフェ=1144円/抹茶カステラパフェ=1210円/抹茶十徳=1177円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~20:00(閉店21:00)、土・日曜、祝日は~19:30(閉店21:00)
本能寺
戦国を生きた信長ゆかりの寺
法華宗本門流大本山。創建以来、兵乱や火事などで7度の再建を繰り返した寺。境内には、本能寺の変で自害した織田信長をしのぶ廟所が立っている。大寶殿では寺宝を展示。
本能寺
- 住所
- 京都府京都市中京区寺町通御池下ル下本能寺前町522
- 交通
- 地下鉄京都市役所前駅からすぐ
- 料金
- 境内=無料/大寶殿宝物館=一般500円、中・高校生300円、小学生250円/ (30名以上の団体は割引あり、障がい者手帳持参で本人は大寶殿宝物館入館料200円)
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 6:00~17:00(閉門、大寶殿は9:00~16:30、閉館17:00)
辻利兵衛本店
宇治を召し上がれ
築100年の梁や柱をそのまま生かした空間。創業150年余の実績は京都人太鼓判の証。「茶すじ」にこだわった「ほんまもん」を味わえる。
辻利兵衛本店
- 住所
- 京都府宇治市宇治若森41
- 交通
- JR奈良線宇治駅から徒歩5分
- 料金
- 宇治抹茶パフェ(宇治誉れ)=1728円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~17:00(閉店18:00)
野宮神社
恋多き光源氏に縁をあやかりたい
伊勢神宮へ赴く斎宮に選ばれた皇女が、3年間こもって心身を清めたという古社。『源氏物語』の「賢木の巻」の別れのシーンの舞台でもある。縁結びの神様として有名。
野宮神社
- 住所
- 京都府京都市右京区嵯峨野宮町1
- 交通
- 嵐電嵐山本線嵐山駅から徒歩5分
- 料金
- えんむすびお守り(根付け型)=500円/えんむすびお守り=500円/指輪御守=1000円/幸守り=500円/子宝・安産お守り=500円/
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 境内自由(社務所は9:00~17:00)
宇治上神社
本殿は日本最古の神社建築
菟道稚郎子(うじのわきいらつこ)を祀る神社。平等院の鎮守社として隆盛を極めた。現存する日本最古の神社建築で国宝。覆屋の中に3棟の社殿が並ぶ。国宝の本殿は平安後期の建造物。