箱根【強羅】見どころやおすすめの観光・グルメスポット
強羅は箱根登山電車と箱根登山ケーブルカー、2つの乗り物の発着駅。温泉付き別荘の開発が進み、周辺には箱根強羅公園、箱根美術館、田むら銀かつ亭など魅力的な観光・グルメスポットがあります。...
更新日: 2024年6月30日
こちらの記事では、ちょうど6月中旬から下旬にかけて最盛期を迎える“アジサイ”を楽しむことができる、おすすめスポットを神奈川県のエリア別にご紹介します!
青・紫・ピンク…と、アジサイはさまざまな色が楽しめるのも魅力のひとつ。神奈川では、訪れる場所によって異なる種類のアジサイを楽しめますよ。
梅雨限定、神奈川を彩る美しいアジサイを見に、ぜひ足を運んでみてください。
鎌倉エリアでは、長谷寺、御霊神社、明月院、東慶寺、源氏山公園の5か所をご紹介します。
鎌倉は東京からのアクセスも抜群で、週末のおでかけにもぴったり。山と海に囲まれた自然豊かな鎌倉は、数多くの歴史的な遺産がある人気の観光名所です。
梅雨限定、古都・鎌倉を彩る美しいアジサイを見に、ぜひ足を運んでみてください。
長谷・由比ヶ浜エリアで外せないのが、鎌倉の花寺として有名な「長谷寺」。アジサイや紅葉など、四季によってさまざまな花を楽しめるので、境内は季節を問わず多くの参拝客でにぎわっています。
山の傾斜地を生かして作られた眺望散策路は、鎌倉有数の景勝地として広く知られています。特にアジサイの名所として有名で、40種類以上約2500株が群生する「アジサイの小径」は、ピンクから紫色、青といった彩豊かなアジサイに囲まれ、非日常的な雰囲気が味わえますよ。
また、散策路からはアジサイ越しに由比ヶ浜と相模湾を眺めることができ、青く輝く相模湾と鮮やかなアジサイのコントラストは圧巻の美しさです!
鎌倉を代表する武士・鎌倉権五郎景正(かまくらごんごろうかげまさ)を祀る「御霊神社(ごりょうじんじゃ)」は、平安時代後期に創建された古い神社。
鳥居のすぐ目の前を江ノ電が走るという、なんとも大胆でユニークな光景を楽しむことができますよ。参道内の江ノ電線路沿いは大人気の撮影スポットで、踏切周辺や線路沿いに咲く色とりどりのアジサイと江ノ電車両のコラボレーションを写真に収めようと、6月中旬から下旬の見ごろの時期には撮影の列ができるほど。
アジサイの時期は終日混雑しているので、時間に余裕を持って訪れることをおすすめします。
境内の社殿裏手には「紫陽花小道」、神社入り口には「紫陽花ポスト」など、線路沿い以外にもアジサイの見所がたくさんあるので、ゆっくり散策しながらお気に入りスポットを探すのも楽しいですよ!
鎌倉屈指の花寺として有名な「明月院」は、通称「アジサイ寺」といわれるほど、アジサイの名所として有名な寺のひとつ。
境内を包み込むように咲く約2500株のアジサイは壮観です!
明月院のアジサイのほとんどが「ヒメアジサイ」という日本古来の品種で、青色が多いのが特徴。その神秘的な青色は「明月院ブルー」と呼ばれ、多くの人々に愛されています。
アジサイがピークを迎える梅雨の時期は、門前に行列が出来るほど終日にぎわっています。混雑状況によっては入場規制がかかる場合もあるので、ゆっくり観賞したいときは、早めの時間に行くのがおすすめですよ。
かつては女性のほうから縁切りできる駆込み寺として知られ、600年にわたり縁切り寺法を引き継いできた東慶寺。
境内ではアジサイだけでなく梅やハナショウブ、イワタバコなど一年を通して花を楽しむことができ、北鎌倉の「花の寺」として多くの人が訪れます。
例年、5月下旬ごろからアジサイが色づきはじめ、6月中旬から7月下旬にかけて見頃を迎えます。境内の石畳の道はアジサイに囲まれ、色鮮やかな初夏の景色を楽しむことができます。
源頼朝の鎌倉入り800年を記念して昭和56(1981)年に作られた源頼朝像が園内を見守る広々とした公園。
源頼朝像を囲むように咲くガクアジサイは、6月上旬から中旬にかけて見頃を迎えます。
ガクアジサイだけでなく、多様な品種の色とりどりのアジサイが楽しむことができる源氏山公園。
鎌倉の市街地も見渡せる広場やひと休みできるベンチやテーブルもあるため、アジサイを眺めながらピクニックを楽しむのもおすすめです。
横浜エリアでは、横浜イングリッシュガーデン、横浜・八景島シーパラダイス、三溪園の3か所をご紹介します。
横浜は日本の表玄関として、さまざまな文化が入ってきた港町。そんな魅力あふれる横浜エリアには、美しいアジサイが楽しめるおすすめスポットも盛りだくさん。
ぜひ梅雨の時期に足を運んでみてください!
四季折々の花が英国式庭園を彩る横浜イングリッシュガーデン。緑あふれる丘陵地帯に、自然美いっぱいの庭園が点在しています。
アジサイが見頃を迎える6月には、「アジサイ・フェスティバル」が開催されます。横浜イングリッシュガーデンを彩るあじさいはおよそ300種類と、その品種の多さが最大の魅力です。
併設されているカフェでは、季節限定メニュー「あじさいソーダ」を販売。アジサイをイメージして作られた爽やかな色合いのソーダはこれからの季節にぴったりです。
JR横浜駅からの無料送迎バスもあるので、雨の日のアクセスも安心ですよ。
4つの水族館とさまざまなアトラクションが楽しめる八景島シーパラダイス。6月になると、2万株もの色とりどりのアジサイが園内を彩り、その数は県内最大級を誇ります。
2013年に八景島20周年を記念して誕生した「八景ブルー」はここでしか見られない貴重なアジサイ。八重咲きの水色のガクアジサイで、青い空と海が鮮やかな八景島にぴったりです。ぜひ園内で探してみてくださいね。
アジサイのイベントやワークショップが充実しているのも八景島シーパラダイスの魅力。八景島あじさい写真展や押し花の展示、白アジサイ「アナベル」を使ったリースづくりなど盛りだくさんです。訪れる際はイベント情報をチェックして、八景島のアジサイを思いきり楽しみましょう!
明治39(1906)年に、実業家・原三溪が開園した日本庭園の「三溪園」。約18万平方メートルの園内には、京都や鎌倉などから移築した歴史的価値の高い日本建築が点在しています。重要文化財は10棟を数え、庭園全域も国の名勝に指定されました。
例年6月上旬から6月下旬頃に、あじさいが見頃を迎えます。歴史的建造物とアジサイの美しい調和が見られるのは三溪園ならでは。この季節限定の趣ある風景を楽しんでくださいね。
箱根エリアでは、箱根登山電車沿線、箱根強羅公園、箱根ガラスの森美術館の3か所をご紹介します。
年間2000万人近くが訪れる日本を代表する観光地・箱根には、箱根最古で最大の温泉街や湖畔の風景が美しい芦ノ湖など、魅力的なエリアが多数存在します。
そんな魅力溢れる箱根で、この時期はアジサイ鑑賞も一緒に楽しんでくださいね。
6月中旬からは、箱根湯本駅~強羅駅の沿線を約1万株のアジサイが彩ります。アジサイが咲く季節の箱根登山電車は「あじさい電車」の愛称で親しまれています。箱根は標高が高く、アジサイの見頃も標高差とともに移っていくため、鑑賞期間は6月から7月までと長いのが特徴です。
そして箱根登山電車のおすすめは「夜のあじさい号」。暗闇に浮かびあがるライトアップされたアジサイは幻想的な美しさです。記念撮影のために途中停車する時間も設けられていて、じっくりとアジサイを楽しむことができます。
昼と夜で違った表情のアジサイが楽しめる箱根登山電車沿線。ぜひゆっくりと走る電車の車窓からアジサイ鑑賞をしながら、初夏の箱根を満喫してくださいね。
今年開園110周年を迎えた箱根強羅公園。日本初のフランス式整型庭園で、噴水を中心にローズガーデンやブーゲンビレア館、クラフトハウス、白雲洞茶苑など、見どころ満載の公園です。
梅雨になると色鮮やかなアジサイが園内を彩ります。6月下旬からは白アジサイのアナベルが見頃を迎え、アナベルの「あじさいロード」を楽しむことができます。園内にあるレストラン「一色堂茶廊」では、季節限定のあじさいサンデーやあじさいラテが登場。初夏にぴったりの爽やかなスイーツです。
園内ではアジサイ鉢の販売も行われています。アジサイ鑑賞を満喫したあとは、おうちでアジサイを育てて楽しむのもいいですね。
15世紀から19世紀にかけてのヴェネチアングラスや現代ヴェネチアガラスを展示する箱根ガラスの森美術館。その美しい光景はまるで中世にタイムスリップしたかのようです。
6月中旬から7月下旬にかけては見頃を迎えたアジサイが咲き誇ります。箱根山や富士山に自生する希少な品種や、関東では珍しい長野県北部や北海道南部に自生する品種など多くの珍しいアジサイを眺めることができます。
美しい芸術に浸ったあとは、ゆっくりとアジサイ散策も楽しんでみてくださいね。
アジサイの名所が多い神奈川県。最後に小田原城址公園と開成町の「あじさいの里」をご紹介します。
お城を背景に咲くライトアップされたアジサイや、水田の道沿い10㎞にわたりアジサイが続く光景は一度は見たい美しい光景です。
見ごたえ抜群のアジサイを眺めに、足を延ばしてみてはいかがでしょう。
昭和35(1960)年に復興された小田原市のシンボル・天守閣や、本丸広場を中心に整備された小田原城址公園。アジサイの季節だけでなく、春には約300本の桜が、初夏には約10000株ものハナショウブが咲き誇る花の名所としても知られています。
アジサイが見頃を迎える6月には、「小田原城あじさい花菖蒲まつり」が開催されます。期間中の夜には、ハナショウブとあじさいのライトアップが行われ、幻想的な花々を鑑賞することができます。アジサイが好きな方も、お城好きな方にも間違いなしのおすすめスポットです!
水田の道沿い10kmにわたり5000株のあじさいが咲く開成町。昭和52年にアジサイが町の花として制定され、開成町に「あじさいの里」が誕生しました。田植え後の緑に染まった田園のあいだに鮮やかなアジサイが長く続く光景が特徴です。
例年6月中旬には「開成町あじさいまつり」が開催されます。開催期間中は、フォトコンテストや開成町の「快晴茶」やニンニクの収穫体験などのイベントも行われます。
また、足柄牛を使った「開成コリコリ丼」や、開成町産の米と足柄牛を使用した「開成町ライスバーガー」などグルメも充実。ぜひアジサイを見に訪れた際は、開成町の魅力をたっぷりと堪能してくださいね。
アジサイが涼しげに咲く姿は、もうすぐやって来る夏の気配を感じさせてくれますね。
晴れの日はもちろん、雨の日でも楽しめるのがアジサイの魅力のひとつ。雨の日こそ絶好のアジサイ鑑賞日和とも言えます!
梅雨真っ最中の6月中旬〜下旬は、アジサイが開花のピークを迎えるのに加え天気の条件まで重なる、完璧なアジサイ観賞のシーズンです。
しとしとと降り注ぐ雨粒をまとったアジサイは、晴れのときとはまた違う雰囲気があってとても素敵ですよ。
お気に入りの傘を片手に、ぜひ、梅雨の神奈川へ出かけましょう!
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