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トリビア⑧ 温泉成分は肌から染み込むわけではない!
アルカリ性の温泉はお肌がツルツルになる「美肌の湯」などと呼ばれることも多いですが、実際に温泉の成分が肌から吸収されることはあるのでしょうか?
温泉の薬理成分が皮膚から直接、体内に吸収されることは、ほとんどありません。だからこそ、大量の塩分や毒物を含むお湯でも入浴できるのです。
ただし、傷口や呼吸器・消化器官の粘膜に温泉水が触れた場合はそこから吸収されてしまうため、注意しましょう。
塩類泉や二酸化炭素泉は傷に対する殺菌効果があるため、効能として切り傷が数えられています。
まとめ:細かなことは気にせず、体をあたためてリラックス
温泉に関して、知っているようで知らない知識を紹介しました。
温泉の成分は刻々と変化するものですし、温泉から得られる健康上の効果は、含有物質によるものだけではありません。
むしろ、自然に恵まれた非日常的な空間でリラックスやリフレッシュを感じるなど、精神的な要素が及ぼす効果が大きいと言えるでしょう。
場所は、自宅でも銭湯でもよいのです。
効能をあまり気にしすぎずに、リラックスして入浴体験そのものを楽しみましょう!
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