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混雑覚悟でも行ってみたい!全国のおすすめ花火大会 2019年の日程や打ち上げ数も 写真提供:諏訪市

まっぷるトラベルガイド

更新日: 2020年1月27日

混雑覚悟でも行ってみたい!全国のおすすめ花火大会 2019年の日程や打ち上げ数も

夏の風物詩といえば、夜空を鮮やかに彩る花火大会。
今年も全国600か所以上で開催される予定ですが、なかでも全国的に有名な大会から風情を感じる趣あるイベントまで、テーマに分けてご紹介します。
日本三大花火に、花火師たちが技術を競う競技会、息つく間もないほど打ち上げ数の多いもの。色を変えながら立体的に咲く花火は日本独特の技術で、世界一美しいと称えられています。
混雑もまた夏の夜の熱い楽しみ。光のアートに身をゆだね、一生残る思い出作りに出かけましょう!
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1.一度は行ってみたい! 日本三大花火

秋田の「大曲の花火」、新潟の「長岡まつり大花火」、茨城の「土浦全国花火競技大会」は、その規模や歴史の深さから、「日本三大花火」呼ばれるようになった花火大会。どれも毎年70万人以上が訪れ、打ち上げ数も全国トップクラスの大規模な花火大会です。

全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田県)

「花火の街」大曲が誇る日本一の芸術花火

1910(明治43)年に始まり、途中一時中断はあったものの、今回で93回目の開催となる「大曲の花火」。ここで行われる「全国花火競技大会」は、いわば花火師日本一決定戦。内閣総理大臣賞や経済産業大臣賞、文部科学大臣賞、中小企業庁長官賞、観光庁長官賞など数々の賞が授与されることから、全国の花火師たちの目標となっている。一流の花火師が熱く燃える花火芸術の最高峰をこの目で確かめてみたい。なかでも、注目の大会提供花火「ワイドスターマイン」は、1年をかけて製作するという力作だ。

全国花火競技大会「大曲の花火」(秋田県)
写真提供:大曲商工会議所

【開催日】8月31日
【打ち上げ数】約1万8000発
【人出】約75万人
【有料席】有料桟敷席A席(6名用)23000円・C席(5名用)15000円・イス席(1名)3000円※先着順販売
【住所】秋田県大仙市雄物川河川敷
【アクセス】JR秋田新幹線大曲駅から徒歩30分

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長岡まつり大花火大会(新潟県)

正三尺玉やナイアガラ、フェニックスとどれもがビッグスケール

歴史と伝統を持つ長岡まつり大花火大会は、信濃川河川敷で2日間にわたり行われる。尺玉(10号玉)を惜しみなく、これでもかというほど打ち上げる圧倒的なスケールの大きさを誇る花火大会であり、打ち上げられる花火の種類も豊富。見どころは、直径650mもの大輪となる「正三尺玉」やナイアガラ、ミュージック付きスターマイン「米百俵花火・尺玉100連発」。また、全長2kmにも及ぶ「フェニックス」、音楽とシンクロしたストーリー性のある「天地人花火」、「花火この空の花」も見逃せない。正三尺玉を間近で見るには長生橋上流、フェニックス花火は大手大橋下流がおすすめ。

長岡まつり大花火大会(新潟県)

【開催日】8月2日、3日
【打ち上げ数】非公表
【人出】104万人(2日間で)
【有料席】有料席あり(詳細は公式ホームページを参照)
【住所】新潟県長岡市信濃川河川敷 長生橋下流
【アクセス】JR上越新幹線長岡駅から徒歩20分

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土浦全国花火競技大会(茨城県)

全国の花火師たちが腕を競う

全国の花火師たちが一堂に会し、優勝をかけてその技術を競う花火大会。秋田の大曲と並ぶ二大競技大会の一つだ。スターマインの部、10号玉の部、創造花火の部の三部門に分かれており、質の高さ日本一を競い、華やかな芸術品が夜空を彩る。大会提供のワイドスターマイン「土浦花火づくし」が複数の場所から同時に打上げられ、その迫力は圧巻だ。かなりの人出で大変な混雑が予想されるので、時間に余裕をもって出かけよう。

土浦全国花火競技大会(茨城県)

【開催日】10月26日
【打ち上げ数】2万発
【人出】75万人
【有料席】桟敷席半マス(3名まで)11000円・1マス(6名まで)22000円(予定)
【住所】茨城県土浦市佐野子 桜川河畔・学園大橋付近
【アクセス】JR常磐線土浦駅から徒歩30分(JR土浦駅からシャトルバスも運行)

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2.4万発も!? 打ち上げ数がハンパない花火大会

花火大会の規模を決めるのはやはり打ち上げ数。1万発を超えると大きな大会だと言われています。休みなく打ち上げられる花火に辺りは昼間のような明るさに。観客動員数も一桁違うビッグイベントは混雑必至ですが、光の饗宴は一見の価値があります。有料席でぜいたくに味わうのもいいですね。

うつのみや花火大会(栃木県)

市民の手でつくる花火大会

一度途絶えてしまった花火大会を、有志によって復活させ、今年で13年目を迎えた花火大会。宇都宮はもとより近隣の市民ボランティアが集い、企画、運営、協賛金集めに奔走し、つくり上げている。今年のテーマを「絆」とし、音楽とともに宇都宮の夜空に3万発の花火を打上げる。特大のスターマインや色彩豊かな花火のほか、市民参加型企画「ことだま花火」、うつのみや花火大会ならではの餃子を模した「餃子花火」、フィナーレを盛大に締めくくる「雷都うつのみや」も実施予定だ。

うつのみや花火大会(栃木県)

【開催日】8月10日
【打ち上げ数】3万発
【人出】40万人
【有料席】有料観覧席 シート1500円・椅子席2500円・スペシャルカップルシート10000円・テーブル席(4名)18000円・テーブル(5名)22500円・団体席(25名)80000円・カメラマン席10000円(すべて昨年の料金。うつのみや花火大会ホームページ、他各種プレイガイドにて販売)
【住所】栃木県宇都宮市道場宿町 鬼怒川河川敷 道場宿緑地公園
【アクセス】JR宇都宮駅から関東自動車柳田車庫行きバスで20分、終点下車、徒歩5分

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隅田川花火大会(東京都)

これぞまさしく東京の夏の風物詩

日本の花火大会の代名詞のような存在の花火大会。会場は2ヶ所。第1会場では花火コンクールが行われ、様々な芸術作品が堪能できる。第2会場は創作花火やスターマインなどが見どころだ。花火コンクールは、両国花火ゆかりの業者と、国内の代表的な花火大会において優秀な成績をおさめた業者で渾身の力作を競い合う。観賞にはマナーを守り、到着時に帰りの切符を準備するなど、混雑の緩和に協力しよう。

隅田川花火大会(東京都)
写真提供:台東区

【開催日】7月27日
【打ち上げ数】約2万発(第1会場約9350発・第2会場約1万650発)
【人出】約95万人(例年)
【有料席】なし
【住所】東京都墨田区桜橋下流~言問橋上流(第1会場)、駒形橋下流~厩橋上流(第2会場)
【アクセス】地下鉄浅草駅から徒歩15分(第1会場)、地下鉄蔵前駅から徒歩5分(第2会場)

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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