更新日: 2022年4月12日
ラーメン好き必見!全国の絶品ご当地ラーメン20選 こだわりラーメンを味わいに出かけよう
すっかり日本のソウルフードとして定着したラーメンですが、ご存知の通り、札幌の味噌や福島の喜多方、博多の豚骨など、「ご当地ラーメン」なるものが日本全国にあります。
旅行に行ったときには、「とりあえず人気のラーメン屋さんに行ってみる」という人もいるでしょう。
幼い頃、家族と地元のラーメン屋さんに行った思い出がある人も多いはず。
ここでは日本全国の「ご当地ラーメン」をご紹介。
お仕事帰りや休日のおでかけで、ラーメン屋さんに立ち寄ってみるのはいかがですか?
目次
札幌ラーメン【北海道】
ご存知・札幌名物。本場の味を堪能しよう
札幌ラーメンは濃い目の味とたくさんの野菜、一杯の量が多めなのが特徴といえます。そしてなんといっても秘伝の味噌味。札幌の町には味を守り続ける老舗、ラーメンランキングで上位に名を連ねる名店、元祖さっぽろラーメン横丁など、一度は食べてみたい札幌ならではのラーメン店が軒を連ねています。
【おすすめの一軒!】麺屋 彩未
行列必至、札幌ラーメン随一の味噌を
札幌味噌ラーメンの名店「すみれ」で修業した店主が2000年に開業。独自の工夫を凝らし、バランスのとれた味わいの味噌ラーメンが評判を呼び、今や北海道を代表するラーメン店に。店主の真摯な姿勢と惜しみない努力が生み出す一杯は並んででも食べる価値十分!常に混んでいますが、平日の14時30分以降が比較的入店しやすい時間帯です。
旭川ラーメン【北海道】
旭川必食グルメ!【旭川ラーメン】老舗で味わおう!
北海道三大ラーメンの最後は旭川ラーメン。地域で養豚業が盛んなことから豚骨とラードをベースに、鶏ガラや野菜とも合わせた醤油味のダブルスープが特徴です。使用する麺はスープがよくからむ中細縮れ麺。冬季はマイナス30℃にもなる旭川では、スープが冷めにくく体の温まるラードを使って、濃厚なうまみを引き出しています。
【おすすめの一軒!】梅光軒
誰もが認める旭川ラーメンの最高峰
創業は昭和44(1969)年。豚骨と鶏ガラ、魚介を丹念に煮込んだダブルスープは、こってりしつつも後味はあっさり。卵を使わない、コシの強い特製中細縮れ麺は、スープとの相性が抜群です。
函館ラーメン【北海道】
これぞ本物。本場の塩ラーメンを体験
札幌の味噌、旭川の醤油と並び北海道三大ご当地ラーメンの一つとして有名な函館塩ラーメン。日本で最初にラーメンが食べられたのは函館だという説もあります。濃厚な味噌味の札幌とは対照的に、函館はあっさりながらもコクのある塩味と味わい深い澄んだ透明スープ、そして縮れ麺ではなくストレートな麺を使うのが特徴です。
【おすすめの一軒!】函館麺厨房あじさい本店
函館の有名店、昆布出汁の絶品スープ
創業80年を超える老舗ですが、常に新しさを取り入れるスタイルで地元民、観光客を問わず支持を受けています。澄んだスープは見た目からは想像できない深いコクで、特注のストレート麺との相性も抜群!
米沢ラーメン【山形県】
昭和の懐かしさ漂うご当地ラーメン
米沢ラーメンは、大正時代から続く屋台ラーメンの流れを引き継いだ優しい味。スープは鶏ガラ、野菜、煮干しなどを使ったあっさりの醤油味。加水率が高めな細打ちの縮れ麺は数日寝かせてから丹念に手揉みするため、独特の縮れ感と強いコシが特徴です。
そしてスープに浮かぶ具材もチャーシュー、ネギ、海苔、なるととオーソドックス。どこか懐かしく、これぞ醤油ラーメン!という味です。
【おすすめの一軒!】熊文
極細で喉ごしの良い麺が澄んだスープにぴったり
もともとは評判の高い製麺所で、のちに現在のラーメン店をはじめた米沢ならではのあっさり味のラーメンを作り続ける人気店。定番の中華そばは、豚骨、鶏ガラ、煮干でとった淡麗スープが自家製細麺の食感とベストマッチ。香りがよくまろやかな風味に仕上がっています。
喜多方ラーメン【福島県】
札幌、博多とともに日本三大ラーメンに数えられる
喜多方は人口比のラーメン店舗数が日本一! 喜多方ラーメンは、大きく肉厚のチャーシュー、幅約4ミリの平打ち熟成多加水麺、やや濃い目の鶏ガラと豚骨スープに煮干しベースを合わせ、醤油味を基本に巧みにブレンドしています。味は意外にもさっぱりとしていて、丼に散りばめられた豚バラの煮豚やなると、メンマなどの具材も、どこか昭和の懐かしいラーメンを思わせます。
【おすすめの一軒!】食堂 はせ川
トロトロに煮込んだ国産三枚肉のチャーシュー
煮干の風味を効かせたスープ、もっちり食感の中太縮れ麺、自家製チャーシューが一体となったラーメンは地元でも評判の味。この味を求めて全国からラーメン好きが訪れています。
勝浦タンタンメン【千葉県】
醤油味のスープと辛さの刺激的な出会い
ラー油や唐辛子で炒めたひき肉とタマネギが醤油ベースのスープと相まってやみつきになりそうな味わいの勝浦タンタンメン。寒い海の仕事の後に、体を温める料理として定着してそうです。一般的な担担麺とは異なり、いかにも辛そうな、見た目のインパクトも強力です。
江ざわ
味を守り続ける勝タン発祥の店
昭和29(1954)年頃に大衆食堂を開いた初代店主が、オリジナルの担々麺を作った。これが今や大人気の勝浦タンタンメンの始まり。一時、鴨川に移転していたが、平成25(2013)年11月より本場、勝浦での営業を再開。
住所:千葉県勝浦市白井久保原296-8
電話:090-4410-5798(携帯電話)
交通:JR外房線勝浦駅から小湊鉄道大多喜車庫行きバスで15分、芳賀下車、徒歩5分
営業時間:11:30~18:00(スープがなくなり次第閉店)
休業日:月曜(臨時休あり)
駐車場:あり(10台、無料)
八王子ラーメン【東京】
ラーメン激戦区八王子。並ぶことも覚悟
濃口醤油系のスープにタマネギと油が絶妙に絡み合う、八王子で進化したご当地ラーメン。最大の特徴は、スープ表面に透明な脂が浮き、きざみタマネギがトッピングされている点。今や地元だけでなく、その味を求めて多くのラーメン通が訪れます。
【おすすめの一軒!】みんみんラーメン
古びた平屋がラーメンの味わいを深くする
郊外の街道沿いに建つ、古びた平屋。そのなんとも言えぬ風情も、ラーメンの味わいを深くしている。アクセントは、八王子地方の常識、タマネギのみじん切りのトッピング。
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