トップ >  国内 > 

2022年を良い年に! 全国のおすすめ初詣スポット37選

まっぷるトラベルガイド編集部

更新日: 2021年12月22日

2022年を良い年に! 全国のおすすめ初詣スポット37選

2022年、新しい年が始まりました!

新年の恒例行事と言えば初詣。
正月三が日に参拝したり、おみくじをひいたり、破魔矢や絵馬を買い求めたりする人も多いと思います。

しかし、新年早々、密になって参拝し、自身や家族、友人をコロナウイルスの危険にさらし、最悪の年明けにするわけにはいきませんよね。

今回の記事では初詣スポットをご紹介。

密を避け安全に年を越すため、事前に初詣スポットをチェックして2022年を良い年にしましょう!

お近くの初詣スポットを探したい方はこちら

分散参拝で2022年も健康で良い年を! 全国の初詣スポットご紹介

ここからは全国の初詣スポットをご紹介。

一般的に初詣は正月三が日の1月1日から3日までの間にするものとされていますが、この期間を逃してしまったら「松の内」(東日本は1月7日、西日本は1月15日)までがよいとされています。遅くとも2月3日の節分までに参拝し、初詣の儀式を済ませたいもの。

とはいえ未曽有の状況下の今、神様もきっとわかってくれるはず。今年は三が日にこだわらず、休日や込み合う時間を避けて「分散参拝」を心掛けましょう!

北海道・東北の初詣スポット

北海道神宮 【北海道】

北海道神宮 【北海道】

参詣者数も道内ナンバーワンを誇る、北海道を代表する神社

明治2(1869)年、蝦夷地開拓の決定に際して東京で行われた「北海道鎮座神祭」を創祀とし、明治4(1871)年に現在地に鎮座された。北海道開拓を決めた明治天皇と、大国魂神(おおくにたまのかみ)、大那牟遅神(おおなむちのかみ)、少彦名神(すくなひこなのかみ)の四柱を祀る。境内にある道内屈指の桜並木も有名。ボーイスカウト、ガールスカウト、剣道団体、短歌結社など様々な人々が集まり、青少年の育成や文化活動の拠点にもなっている。道内一の人気スポットとあって正月三が日には、多くの初詣参拝客でにぎわう。

【三が日の人出】

  • 約70万人

【行事】

  • 2022年1月1日 7:00 歳旦祭
  • 2022年1月3日 10:00 元始祭
  • 2022年1月14日 10:00 どんと焼

このスポットの詳細を見る

函館八幡宮 【北海道】

函館八幡宮 【北海道】

「函館」名称発祥の総鎮守「八幡宮」

文安2(1445)年、領主・河野加賀守政通公が、館を築き東南の隅に八幡神を祀ったのが始まり。現在の社殿は大正4(1915)年に完成し、日吉造りと権現造りを併せた「聖帝八棟造り」の壮麗かつ優雅なたたずまいで、大正式八幡造りの代表作といわれている。三が日に授与される、「幸福みくじ」には、更なる幸運への願いを込めて、純金の縁起物引換券が5本含まれている。初詣の運試しに引いてみては。

【三が日の人出】

  • 約7万人

【行事】

  • 2021年12月31日~2022年1月3日・7日 随時 獅子祓(獅子に噛んでもらい無病息災、心身健全を祈る)
  • 2022年1月1日 0:00~随時執行 新年初祈祷
  • 2022年1月2日 12:00 どさんこ馬の騎馬参拝(5~6頭)

このスポットの詳細を見る

竹駒神社 【宮城県】

竹駒神社 【宮城県】

衣・食・住の守護神として崇敬を集めている日本三稲荷の一つ

小倉百人一首に登場する小野篁(おののたかむら)が承和9(842)年に陸奥守として着任した際、奥州の発展を祈って創建し、歴代の藤原家、伊達家の手厚い庇護を受けて発展した。江戸時代に建立された総ケヤキ造りの重厚な随身門のほか、唐門をくぐって参道を進むと、平成5(1993)年に再建された御社殿があり、さらに奥にはお稲荷さんが祀られている。また、境内の一角には芭蕉の句碑も立つ。初詣だけでなく、旧暦元旦も多くの参拝客でにぎわう。

【行事】

  • 2022年1月1日 0:00~17:00(50分ごと) 新年初祈祷
  • 2022年1月14日 松焚祭(どんと祭)

このスポットの詳細を見る

関東・甲信越の初詣スポット

鹿島神宮 【茨城県】

鹿島神宮 【茨城県】

創祀は紀元前660年といわれる二千年以上の歴史を誇る古社

香取、息栖(いきす)とともに東国三社のひとつとして知られている。鮮やかな朱色の楼門は、日本三大楼門のひとつでもある。背後に広がる鬱蒼とした森には鹿が静かに暮らす別世界が広がる。Jリーグの鹿島アントラーズの「アントラー(角)」は、境内にいる鹿の角にちなんだものだ。戦国時代の剣客、塚原卜伝は鹿島神宮の神職の家系だった人物。そのため武芸上達も大きなご利益の一つだ。そのほか旅行安全・五穀豊饒・殖産・安産・開運などの祈願にも一年を通じて多くの参拝者が訪れる。初詣の人出は約70万人。

【三が日の人出】

  • 約70万人

【行事】

  • 2022年1月1日 6:00 歳旦祭
  • 2022年1月3日 10:00 元始祭
  • 2022年1月7日 18:00 白馬祭

このスポットの詳細を見る

武蔵一宮 氷川神社 【埼玉県】

武蔵一宮 氷川神社 【埼玉県】

全国でも有数の参詣者数を誇る、武蔵国の総鎮守

明治天皇の御親祭以降は勅祭社に列せられ8月1日の例祭には勅使の御差遣と東游の御奉納がある。東京、埼玉を中心に鎮座する280社ほどある氷川神社の本社。御祭神は須佐之男命(すさのおのみこと)、稲田姫命(いなだひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の三柱の神を祀る。境内の広さは約3万坪、中山道の一の鳥居から続くケヤキ並木が生い茂る約2kmの参道は全国でも有数の長さを誇る。神橋、廻廊はもとより楼門の朱も荘厳で美しい。(初詣は分散参拝に協力を)

【三が日の人出】

  • 約210万人

【行事】

  • 2022年1月1日 7:00 歳旦祭
  • 2022年1月2日 8:30 日供始祭
  • 2022年1月3日 8:30 元始祭

このスポットの詳細を見る

成田山新勝寺 【千葉県】

成田山新勝寺 【千葉県】

真言宗智山派の大本山。大塔にある高さ6mの不動明王は大迫力

約23万平方メートルの境内に多くの堂塔が点在し、じっくりと見ていたら丸1日はかかる。額に印を押してもらう新春不動明王御印紋は、学業成就のご利益もあると受験生にも人気だ。空港に近いことから外国人の姿も多い。天慶3(940)年に寛朝大僧正によって開山され、御本尊は不動明王。また、光明堂の裏にある奥之院には大日如来が祀られている。約300畳の広さを誇る大本堂から大塔へ進むと、眼下に成田山公園が広がる。3つの池の上流にある雄飛の滝はパワースポットとしても見逃せない。

【三が日の人出】

  • 約300万人

【行事】

  • 2022年1月1日 0:00~ 元朝特別大護摩供
  • 2022年1月1日~28日 新春不動明王御印紋

このスポットの詳細を見る

明治神宮 【東京都】

明治神宮 【東京都】

初詣者数が毎年全国トップの、日本を代表する神社

明治天皇と皇后の昭憲皇太后のご神霊をお祀りするために創建された。初詣者数は三が日で300万人以上であり、例年は12月31日から1月1日は終夜お参りができる。ご利益は皇室弥栄・世界平和・国家安泰・家内安全・社運隆昌・縁結び・厄除け・交通安全・合格成就など。国民からの献木約10万本により造成された代々木の杜は、今では都会のオアシスに。また、明治天皇・昭憲皇太后ゆかりの品を展示する「明治神宮ミュージアム」もある。(初詣の参拝に関しての詳細は公式ホームページを参照)

【三が日の人出】

  • 約318万人(令和2年)

このスポットの詳細を見る

浅草寺 【東京都】

浅草寺 【東京都】
画像提供:浅草寺

江戸庶民の信仰を集めた観音様は今でも東京を代表する名所

参道の仲見世には名物の雷おこしや人形焼きなどを売る店が軒を並べる。江戸時代に建立された本堂などの伽藍は、東京大空襲でほとんどが焼失。急勾配の屋根が特徴的な本堂や五重塔などは戦後に再建された。大提灯で有名な雷門も昭和35(1960)年に松下幸之助氏の寄進によって再建されたものだ。元日0:00に弁天山にある鐘楼で「除夜の鐘」が打たれる。それを合図に本堂外陣では詰め掛けた参拝者から大きな歓声が湧き上がる。

【三が日の人出】

  • 約64万人(2021年)

【行事】

  • 2021年12月31日~2022年1月6日 修正会(天下泰平・五穀豊穣祈願)※ただし5日は「牛玉加持会」終了後
  • 2022年1月5日 10:00 牛玉加持会

このスポットの詳細を見る

西新井大師 【東京都】

西新井大師 【東京都】

地元の人々から「お大師さま」と慕われる下町の古刹

正式名は五智山遍照院總持寺。古来より「火伏せの大師」「厄除開運」の霊場として有名。ご利益は、厄除・方位災難除・家内安全・学業成就・交通安全・旅行安全・商売繁盛・開運など。毎月21日の縁日は大勢の人でにぎわう。境内には、西新井の由来になった井戸や、御堂内の塩をイボに付けるとたちまち治るといわれる塩地蔵などがある。また、100種2500株のボタンが植えられ、「西の長谷寺、東の西新井」とも呼ばれている。元旦の0:00には、元朝御開扉大護摩修行が行われ、三が日の参拝者数は約40万人。

【三が日の人出】

  • 約40万人

【行事】

  • 2022年1月1日 0:00~ 元朝御開扉大護摩修行(17回開催)
  • 2022年1月2日~ 9:30 護摩祈願

このスポットの詳細を見る

大國魂神社 【東京都】

大國魂神社 【東京都】

例大祭「くらやみ祭」で知られる都内屈指の古社

大國魂大神(おおくにたまのおおかみ)を武蔵国の守り神としてお祀りした神社。創建は、第12代景行天皇41(111)年5月5日と約1900年前に遡る。ご利益は開運招福・商売繁盛・交通安全・厄除け・縁結び。毎年5月5日を中心に行われる例大祭「くらやみ祭」は歴史ある祭りで、司馬遼太郎の『燃えよ剣』にも登場する。府中駅の西側を南北に延びる表参道は、天然記念物「馬場大門の欅並木」として、神社と共に府中のシンボル的存在になっている。三が日の人出は約50万人。

【三が日の人出】

  • 約50万人

このスポットの詳細を見る

鶴岡八幡宮 【神奈川県】

鶴岡八幡宮 【神奈川県】

源氏の守り神として崇敬を集めた古都鎌倉のシンボル

正月は全国有数の参拝者数を記録する鶴岡八幡宮。源頼義公が奥州を平定した際に京都の石清水八幡宮を現在の材木座付近に勧請し、由比若宮を建てたのが始まりといわれる。治承4(1180)年、源頼朝公が鎌倉に本拠地を置くと同時に現在地へ遷し、建久2(1191)年上下両宮の現在の形に整えた。9月の例大祭で行われる流鏑馬神事は800年以上の歴史を持ち、世界的にも有名。元旦から7日までは、「御判行事」という御神印を額にいただき、無病息災や開運厄除などを祈る神事が行われ、境内は参拝客で大にぎわいとなる。

【行事】

  • 2022年1月1日~7日 御判行事
  • 2022年1月5日 10:00 除魔神事

このスポットの詳細を見る

川崎大師 平間寺 【神奈川県】

川崎大師 平間寺 【神奈川県】

厄除けのお大師さまとして庶民の信仰を集める

古くから厄除けのお大師さまとして親しまれ、厄除けをはじめ諸願成就の護摩祈願を毎日おこなっている。境内には、大本堂のほかに不動堂や薬師殿、八角五重塔、仏教の経典が納められている経蔵などがある。大本堂では、元日0:00から元朝大護摩供が修行され、1年の無病息災を祈願する大勢の人々が参拝する。初詣の参拝者数は、全国でもトップクラスだ。

【行事】

  • 2022年1月1日 0:00 元朝大護摩供
  • 2022年1月10日 成人式身上安全祈祷
  • 2022年1月20日・21日 初大師

このスポットの詳細を見る

善光寺 【長野県】

善光寺 【長野県】
写真提供:善光寺

「牛にひかれて善光寺参り」で全国的に有名な大寺院

「一生に一度はお参りしないと極楽に行けない」といわれ、全国から多くの参拝者が訪れる。創建以来約1400年、源頼朝や武田信玄、徳川家康など時の権力者からも篤い信仰を集めてきた。御本尊は、一光三尊阿弥陀如来。現在の本堂は、元禄16(1703)年に徳川幕府が松代藩に命じ工事を開始、宝永4(1707)年に完成したもの。江戸時代中期を代表する寺院建築として国宝に指定されている。大晦日には除夜の鐘、元旦の1:00から全山僧侶による新年最初の法要・朝拝式(ちょうはいしき)を執行する。

【三が日の人出】

  • 約50万人

【行事】

  • 2022年1月1日~3日 11:00・15:00 修正会(国家の平安を祈る法要)
  • 2022年1月1日~31日 新春特別祈願(参拝者から寄せられた厄除や家内安全などの各種祈願を読み上げる法要。要祈願料)※予定

このスポットの詳細を見る

諏訪大社下社秋宮 【長野県】

諏訪大社下社秋宮 【長野県】

「御柱祭」で全国的に知られる信濃國一之宮

旧中山道と甲州街道の分岐点に鎮座するお宮。下社は春宮と秋宮があり、秋宮には鳥居をくぐると樹齢700年から800年といわれる「根入の杉」がある。拝殿は、安永10(1781)年に完成した。日本一大きい青銅製の狛犬や注連縄があり、宝物殿には国指定重要文化財の売神祝印のほか、多くの貴重な宝物や資料が収められている。神事としては、申と寅の年に行われる「御柱祭」が有名。元日には歳旦祭が執り行われ、お正月も大いににぎわう。令和3(2021)年は正月三が日を避けた分散参拝に協力を。

【三が日の人出】

  • 約14万6000人

【行事

  • 2022年1月1日 4:00 歳旦祭
  • 2022年1月3日 14:00 元始祭

このスポットの詳細を見る

東海・北陸の初詣スポット

氣多大社 【石川県】

氣多大社 【石川県】

利家とまつが信仰した縁結びで知られる歴史ある神社

「氣多大社」の名のとおり、多くの「氣」が集まる神社。海を見下ろす高台には国指定重要文化財の本殿や神門などが建ち並ぶ。社殿背後にある天然記念物の氣多大社社叢は「入らずの森」と呼ばれる聖域。本殿には、試練を乗り越えて恋を成就させたという大国主神が祀られ、縁結びの神社として知られる。「入らずの森氣の葉祭」は、年に一度宮司が入らずの森に入り、森から神聖な氣を頂いて氣を一新し、厄除けと運気上昇を行うものである。三が日の人出は約20万人。北陸地方屈指の大社に遠方からも多くの人々が参拝に訪れる。

【三が日の人出】

  • 約20万人

【行事】

  • 2022年1月1日 元旦祭

このスポットの詳細を見る

熱田神宮 【愛知県】

熱田神宮 【愛知県】

創祀1900年を迎えた由緒あるお宮

ご神体の草薙神剣(くさなぎのみつるぎ)がお祀りされてから、平成25(2013)年に1900年をむかえた。約19万平方メートルもの境内には、本宮や別宮に、8つの摂社と19の末社が鎮座する。主な祭典・神事だけでも1年間に70度以上あり、5月4日の「酔笑人(えようど)神事」など特殊な神事も行われ、1年を通じて多くの参拝者が訪れる。年末年始は、12月31日15:00に大祓、明けて1月1日5:00には歳旦祭、5日は0:00から商売繁盛・家内安全の「初えびす」が行われ、にぎわいをみせる。

【三が日の人出】

  • 約230万人

【行事】

  • 2021年12月31日 15:00 大祓
  • 2022年1月1日 5:00 歳旦祭
  • 2022年1月5日 0:00 初えびす

このスポットの詳細を見る

伊奈波神社 【岐阜県】

伊奈波神社 【岐阜県】

三が日、岐阜県内では最も多くの参拝客が訪れる古社

景行天皇14(84)年に武内宿禰が稲葉山北西の椿原(現在の岐阜公園内の丸山)に五十瓊敷入彦命(いにしきいりひこのみこと)を祀ったことに始まる1900年以上の歴史を持つ古社。斎藤道三が稲葉山城を築城するにあたり、現在の稲葉山(金華山)のふもとに遷した。境内は壮大な本殿、拝殿、楼門などが建つ厳かな雰囲気だが、滝や小川も流れ緑豊か。岐阜の総産土神として篤い崇敬を受けている。岐阜県では最も多くの参拝客が訪れ、参道にはたくさんの露店が立ち並ぶ。三が日の人出は約79万人。

【三が日の人出】

  • 約79万人

【行事】

  • 2022年1月1日 6:00 歳旦祭
  • 2022年1月1日~15日 9:00~16:00 新年祈祷
  • 2022年1月3日 8:00 元始祭

このスポットの詳細を見る

静岡浅間神社 【静岡県】

静岡浅間神社 【静岡県】

古くから駿河国の総社として篤い信仰を集めている神社

通称「おせんげんさま」。文化元(1804)年より60年の歳月と当時の金額で10万両を費やして建築された総漆塗り極彩色の社殿群がある。特に楼閣造りの大拝殿は浅間造りの代表的なもの。これを含む社殿26棟が国の重要文化財に指定。ご利益は、開運招福・商売繁盛・交通安全・縁結び・安産ほか。1月8日、医薬の神・少彦名神社の例祭が斎行される。また、「平成令和の大改修」として境内の重要文化財の社殿の漆塗り工事を実施中。令和2年12月には楼門の漆塗り彩色工事が竣工。今しか見る事の出来ないピカピカに輝いた社殿を参拝できる。

【三が日の人出】

  • 約50万人

【行事】

  • 2022年1月1日 6:00 歳旦祭
  • 2022年1月3日 9:00 元始祭
  • 2022年1月8日 15:00 少彦名神社例祭

このスポットの詳細を見る

三嶋大社 【静岡県】

三嶋大社 【静岡県】

源頼朝が源氏再興を祈願したことで知られる伊豆国一の宮

古くより三島の地に鎮座し、奈良・平安時代の古書にも記録が残る伊豆国一の宮。源頼朝に深く崇敬され、源氏再興を祈願し、緒戦に勝利したことでも有名。宝物館には、北条政子が奉納した当時の材料と技法で制作した「梅蒔絵手箱」を展示している。ご利益は商売繁盛・家内安全・交通安全・厄除けなど。初詣は参拝者でいっぱいの境内に鳴り響く初太鼓に始まり、全ての人がこの1年幸福であるようにと開運祈祷祭が斎行される。また、1月7日には静岡県無形文化財指定の「お田打ち神事」が行われる。

【三が日の人出】

  • 約62万人

【行事】

  • 2022年1月1日 0:00 開運祈祷祭
  • 2022年1月3日 8:00 元始祭
  • 2022年1月3日 10:00 酒神社例祭

このスポットの詳細を見る

関西の初詣スポット

多賀大社 【滋賀県】

多賀大社 【滋賀県】

「お多賀さん」の名で知られる延命長寿と縁結び・厄除けの神様

伊邪那岐大神(いざなぎのおおかみ)と伊邪那美大神(いざなみのおおかみ)が御祭神。長寿の神様・厄除けの神様・縁結びの神様として信仰されている。古くから「お多賀さん」の名で親しまれ、全国的に信仰を集めてきた。境内には、本殿、能舞台、絵馬殿などのほか、延命のご利益があるといわれる寿命石や、安土桃山時代に造られた池泉観賞式の奥書院庭園がある。毎年、元旦に新年を祝いその年の五穀豊穣・国家国民の安泰を祈る歳旦祭を、1月3日には年の初めに神を迎える神事芸能である翁始式を行う。

【三が日の人出】

  • 約50万人

【行事】

  • 2022年1月3日 11:00 翁始式

このスポットの詳細を見る

北野天満宮 【京都府】

北野天満宮 【京都府】

学問の神様、菅原道真公を祀る全国天満宮の総本社

御祭神・菅原道真公、相殿に中将殿、吉祥女をお祀りする天神さんの宗祀(総本社)であり、天神信仰発祥のお社。天暦元(947)年に御創建された。桃山建築の国宝の御本殿は、慶長12(1607)年、豊臣秀頼公による造営。御神徳は、学業成就・試験合格・芸能上達・厄除け。大晦日は大祓に続いて除夜祭、火之御子社鑽火祭(ひのみこしゃきりびさい)が行われる。三が日は受験祈願や家内安全、厄除けに訪れる参拝者が60万人以上にも及ぶ。約2万坪の境内には、50種約1500本の梅があり、2月中旬から見頃を迎える。

【三が日の人出】

  • 60万人以上

【行事】

  • 2021年12月31日 16:00 大祓、19:00 除夜祭、19:30 火之御子社鑽火祭、22:00~ 火縄授与
  • 2022年1月2日~4日 10:00~15:00 天満書(神前書初)

このスポットの詳細を見る

平安神宮 【京都府】

平安神宮 【京都府】

大鳥居は京都のランドマークの一つ。「時代祭」でも有名

平安遷都1100年を記念し創建。桓武・孝明両天皇を祭神とする。幕末の戦乱によって荒廃した京都で、市民の熱意による町おこしの結晶として創建された。社殿は平安京の正庁を模しており、白砂に朱色の柱が映える。社殿のまわりには約3万平方メートルの広さの日本庭園・神苑があり、サクラやハナショウブなどが季節を彩る。10月に開催の「時代祭」は京都三大祭りの一つ。ご利益は、開運招福・商売繁盛・厄除け・縁結び・学業成就。大晦日は境内すべての灯籠に火を灯す終夜万燈が行われ、1月1日6:00からは歳旦祭が開かれる。

【三が日の人出】

  • 約50万人

【行事】

  • 2021年12月31日 22:30~2022年1月1日 18:30、2日・3日 8:30~18:00、4日・5日 8:30~17:00 新春特別祈願(予定)

このスポットの詳細を見る

伏見稲荷大社 【京都府】

伏見稲荷大社 【京都府】

全国で3万社を超える稲荷神社の総本宮

朱塗りの楼門は、天正17(1589)年に豊臣秀吉が寄進したと伝えられている。重要文化財の本殿は明応8(1499)年に再興された檜皮葺きの社殿。年末年始の神事としては、まず12月31日15:00から罪穢れを祓い清々しく新年を迎える大祓式が斎行される。続いて稲荷大神のご守護により無事1年間を過ごし得たことに感謝する除夜祭が行われ、新年を迎える。1月1日6:00からは、本殿で新年を寿ぎ国家の安泰と1年の無事平穏を祈る歳旦祭が行われる。

【行事】

  • 2021年12月31日 15:00 大祓式、終了後除夜祭
  • 2022年1月1日 6:00 歳旦祭
  • 2022年1月5日 12:00 大山祭

このスポットの詳細を見る

住吉大社 【大阪府】

住吉大社 【大阪府】

全国2000社以上ある住吉神社の総本社して信仰を集める

摂津国(せっつのくに)一の宮として古くから信仰され、禊祓の神、海上安全の神として崇敬されてきた。本殿の様式「住吉造」は、神社建築史上最古のもの。第一本宮から第四本宮まで4棟からなる。本殿は文化7(1810)年に造営されたもので国宝に指定されている。ご利益は、開運招福・商売繁昌・交通安全・厄除け・縁結び・安産。年始には、1月4日に五穀豊穣を願う踏歌神事、7日には白馬を見て年中の邪気を祓うという白馬(あおうま)神事など、多くの行事がある。(令和4年の初詣は人出の少ない日や時間帯を選ぶ「分散参拝」に協力を)

【行事】

  • 2022年1月4日 13:00 踏歌神事
  • 2022年1月7日 11:00 白馬神事

このスポットの詳細を見る

春日大社 【奈良県】

春日大社 【奈良県】

世界遺産にも登録されている古都奈良の古社

奈良時代のはじめに創建。皇室や武家、広く庶民からの信仰も集め、平安時代から今日にいたるまで多くの燈籠が奉納された。毎年2月の節分の日と8月14日・15日に行われる「万燈籠」は、3000基の燈籠が灯る幻想的な神事。境内にある国宝殿は、源義経により奉納されたと伝わる「赤糸威大鎧」をはじめ、国宝354点と重要文化財1482点が収蔵されている。1月2日には、神仏習合時代の神前読経がしのばれる「日供始式並興福寺貫首社参式」が行われる。ご利益は、開運厄除・交通安全・縁結び。

【三が日の人出】

  • 約50万人

【行事】

  • 2022年1月2日 10:00 日供始式並興福寺貫首社参式(内容が一部変更になる場合あり)
  • 2022年1月3日 11:00 神楽始式(内容が一部変更になる場合あり)

このスポットの詳細を見る

生田神社 【兵庫県】

生田神社 【兵庫県】

「神戸」の地名発祥の歴史を持つ神社

「日本書紀」には、神功皇后が海外外征の帰途、神戸港で船が進まなくなったため、神意を占ったところ稚日女尊が現れ「我は活田長狭国に居らうと思う」と申された、と記されている。また大同元(806)年、朝廷より当社のためにお供えする家、世話をする家、守る家である神戸(かんべ)44戸を頂いたとあり、この「かんべ」が「こんべ」となり現在の「こうべ」となったと伝わり、以来、神戸のルーツ「生田さん」として親しまれている。1月1日0時に開門、宮司が打つ太鼓と共に楼門上では神戸太鼓が打ち鳴らされる。

【イベント】

  • 2022年1月1日 0:00 神戸太鼓、6:00 歳旦祭
  • 2022年1月2日 10:00 日供始祭・翁面掛け神事
  • 2022年1月3日 元始祭

このスポットの詳細を見る

西宮神社 【兵庫県】

西宮神社 【兵庫県】

一番福を目指して疾走する「開門神事福男選び」で有名

商売繁盛の神・福の神“えべっさん”として親しまれている、全国におよそ3500社あるえびす神社の総本社。厄除け・開運招福・商売繁盛・家内安全などの祈願が多く、初詣には約50万人の参拝者でにぎわう。また、1月9日からの「十日えびす」では熊手や箕などの吉兆を売る店が軒を連ね、商売繁盛と大漁を願う大まぐろの奉納や、福笹や鯛みくじの授与が行われる。ハイライトは恒例の「開門神事福男選び」。開門前から健脚自慢の男女が待ちかまえ、6:00の大太鼓を合図に表大門が開かれると全力で本殿へ走り参り。上位3人が福男に認定される。

【三が日の人出】

  • 約50万人(「十日えびす」期間中は約100万人)

【行事】

  • 2022年1月2日 10:00 奉射事始祭(例年より規模を縮小して斎行予定)
  • 2022年1月9日~11日 十日えびす
  • 2022年1月10日 6:00 開門神事福男選び

このスポットの詳細を見る

熊野本宮大社 【和歌山県】

熊野本宮大社 【和歌山県】

熊野詣の人々が憧れた、全国の熊野神社の総本宮

創建は約2020年前の崇神天皇の時代にまで遡るとされる歴史ある神社。杉木立に囲まれた参道の石段を上っていくと、檜皮葺きの社殿(国の重要文化財)が建ち並んでいる。主神の家津御子大神(けつみこのおおかみ)をはじめとする神々が鎮座し、延命長寿・家庭円満・交通安全などの神として、中世より皇室から庶民まで広く信仰を集めてきた。例年の初詣の人出は約40万人。

【三が日の人出】

  • 約40万人

【行事】

  • 2022年1月1日 2:00~4:00 開寅祭(宮司が本殿の御戸を開き奉り、天下泰平と国家繁栄を祈念する)

このスポットの詳細を見る

中国・四国の初詣スポット

出雲大社 【島根県】

出雲大社 【島根県】

古事記、日本書紀にも記された本殿は日本を代表する神社建築

大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)を祀る本殿(国宝)は日本最古の神社建築。13.5mの長さを持つ、神楽殿に掲げられた日本有数の大注連縄も必見。旧暦10月には全国の神々が大社に集うため、出雲では神無月ではなく神在月(かみありつき)と呼び、神迎祭の神事が行われる。また正月3日には、大社町内を笛や太鼓でにぎやかに練り歩く出雲大社の正月行事「吉兆さんと番内さん」が行われる。なお、「平成の大遷宮」として本殿をはじめとする社殿の修造や宝物殿などの境内整備を行い、平成31(2019)年3月に完遂した。

【行事】

  • 2022年1月1日 7:00 大御饌祭
  • 2022年1月3日 1:00 福迎祭
  • 2022年1月5日 9:00 説教始祭

このスポットの詳細を見る

最上稲荷 【岡山県】

最上稲荷 【岡山県】

日本三大稲荷の一つ。インドの殿堂様式の仁王門がエキゾチック

吉備盆地の眺望がすばらしい景勝地に建つ。参道沿いにはみやげ物屋がずらりと並び、参詣客の多さをうかがわせる。約1250年前に報恩大師によって開かれ、その後堂宇は豊臣秀吉による備中高松城水攻めの際に焼失したが、御本尊・最上さまは本殿の裏山にある巨大な八畳岩の下の元宮に安置され、難を免れた。この八畳岩は今も聖地として崇められている。本殿が神宮形式なのは神仏習合の名残り。境内には、岡山市重要文化財に指定された旧本殿(霊応殿)もある。また、盛大に行われる節分の豆まきも有名。

【三が日の人出】

  • 約60万人(例年)

このスポットの詳細を見る

広島護國神社 【広島県】

広島護國神社 【広島県】

戦後に再建された広島県下有数の社

明治元年、戊辰の役で戦没した78柱の広島藩士を祀ったのが起源で、その後数々の戦争・事変で戦没した約9万柱の英霊をお祀りしている。かつては、旧広島市民球場付近にあったが、昭和20年に投下された原爆ですべて焼失。その後、昭和31年に広島城跡に再建された。平成5年に御社殿、平成21年にはその他の施設がすべて建て替えられ、市民の憩いの場としても親しまれている県下有数の神社。令和4年の初詣も、新型コロナウイルスの感染防止のため、例年の初詣態勢を多々改善。事前に公式ホームページを確認し、マスク着用で参拝を。

【三が日の人出】

  • 約60万人

【行事】

  • 2021年12月31日 17:00~ 師走大祓式・除夜祭
  • 2021年12月31日 23:15~ 樽酒奉納奉告祭
  • 2022年1月1日 0:00~ 初神楽奉奏

このスポットの詳細を見る

防府天満宮 【山口県】

防府天満宮 【山口県】

扶桑菅廟最初・日本最初の天神様。合格祈願に根強い人気

学問の神様、菅原道真公は太宰府へ流される途中、防府に立ち寄った際、「天皇のおられる京都と地続きであるこの地で無実の知らせを待っていたい」と言い残して旅立った。そして道真公が亡くなった日、勝間の浦に不思議な神光が現れて瑞雲が棚引いた。人々はこの地で無実の知らせを待ちたいと言われた道真公の魂が戻って来られたと思い防府に日本最初の天満宮が創建された。参道の奥には珍しい青銅の鳥居が建ち、広々とした石畳の向こうにそびえる重層楼門は、絢爛豪華で見応えがある。一方、本殿は華美な装飾を排した質素な造りだ。

【三が日の人出】

  • 約43万人

【行事】

  • 2021年12月25日~ 新年の授与品頒布
  • 2022年1月7日 6:30 七草粥の会
  • 2022年1月10日 13:00 弓始式

このスポットの詳細を見る

金刀比羅宮【香川県】

金刀比羅宮【香川県】

庶民の信仰に支えられてきた讃岐のこんぴらさんは海の守護神

御祭神は大物主神(おおものぬしのかみ)で、崇徳天皇も合祀されている。本宮は象頭山の中腹に鎮座していて讃岐平野が一望できる。表書院前庭の鞠懸(まりがかり=鞠場)で行われる優雅な蹴鞠(けまり)の神事もよく知られている。「こんぴら船々追風(おいて)に帆かけてシュラシュシュシュ」の唄でおなじみのこんぴら参りは、お伊勢参りと並ぶかつての庶民の夢だった。急な石段を登り、大門をくぐったら、名物の「加美代飴」を売る飴屋をのぞいてみたい。

【三が日の人出】

  • 約50万人

このスポットの詳細を見る

九州・沖縄の初詣スポット

太宰府天満宮【福岡県】

太宰府天満宮【福岡県】

菅原道真公が失意のうちに果てた地は、今や受験生の聖地

学問の神様として崇められている全国の天満宮の総本宮といわれる。天然記念物の樟の大樹に守られた御本殿は天正19(1591)年に造られたもので、華麗な桃山様式を伝える。道真公を慕って京から一夜にして飛んできたと伝えられる飛梅は、境内に6000本ある梅に先がけて1月初旬ごろにつぼみがほころびはじめる。三が日の参拝者数は200万人以上にのぼり、正月4日には宮大工の仕事始めの儀式「斧始祭」、7日には木彫りのうそ鳥を交換し合う「鷽替え」、その夜には煙と炎に包まれる勇壮な「鬼すべ」の神事が行われる。

【三が日の人出】

  • 200万人以上

【行事】

  • 2022年1月4日 9:30 斧始祭
  • 2022年1月7日 18:00 鷽替え神事、19:00頃 鬼すべ神事

このスポットの詳細を見る

祐徳稲荷神社【佐賀県】

祐徳稲荷神社【佐賀県】

運と福を授ける日本三大稲荷の一つ

貞享4(1687)年、肥前鹿島藩主・鍋島直朝公の夫人花山院萬子媛が、朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請された稲荷神社。日本三大稲荷の一つにも数えられる。商売繁盛・家運繁栄・交通安全など様々な祈願を託されている。「祐徳さん」として親しまれ年間を通じて多くの参拝者が訪れるが、特に正月は初詣の人波が絶えない。御本社には衣食住を司る倉稲魂大神、技芸上達や福徳円満の神である大宮売大神、交通安全の神である猿田彦大神が祀られ、篤く信仰されている。

【三が日の人出】

  • 約70万人

このスポットの詳細を見る

宇佐神宮【大分県】

宇佐神宮【大分県】

全国に4万社余りある八幡社の総本宮にふさわしい威容を誇る

伊勢神宮に次ぐ「第2の宗廟(そうびょう)」といわれる。神亀2(725)年現在の場所に御殿が造立され、応神天皇(八幡さま)をお祀りした。本殿は切妻平入の建物が前後に接続した独特の様式で、八幡造といわれ国宝に指定されている。また、神仏習合と神輿の発祥の地として知られており、正月三が日には例年多くの参拝者でにぎわう。

【三が日の人出】

  • 約40万人

【行事】

  • 2022年1月1日 随時 御祈祷

このスポットの詳細を見る

沖縄県護国神社【沖縄県】

沖縄県護国神社【沖縄県】

明治以後、国のために散華された英霊約18万柱を祀る

奥武山公園(おうのやまこうえん)の中心に鎮座し、国道沿いの大きな鳥居が目印。沖縄出身の軍人軍属のほか、沖縄の地で散華された日本全国の戦没者や沖縄の一般住民の御霊も祀られている。昭和20(1945)年に戦禍に遭い、現在の社殿は昭和40(1965)年に再建された。正月には境内参道に数百灯の提灯が灯り、参拝者を温かく迎え、お守りや縁起物を授かる人々でにぎわう。令和4(2022)年の初詣は三が日と限らず、密を避けて、分散参拝を。

【三が日の人出】

  • 約26万人

【行事】

  • 2022年1月1日~1月3日 0:00 歳旦祭、お守り授与※ご祈願の時間は要問合せ

所在地:沖縄県那覇市奥武山町44(奥武山公園内)
アクセス:ゆいレール壺川駅または奥武山公園駅から徒歩5分
駐車場:0台
電話番号:098-857-2798(沖縄県護国神社)

国内の新着記事

記事をシェア

※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。

皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!