更新日: 2024年12月2日
名古屋グルメは濃い味が魅力!なごやめし11種完全ガイド ひつまぶし、手羽先、みそかつ、味噌煮込みうどんなど
独特なメニューが多彩にそろう「なごやめし」。
その魅力に引き寄せられて名古屋を訪れる人もいるほどの人気ぶりです。
みそかつや手羽先、ひつまぶし、きしめんなど外せない定番から、ネオなごやめしなど知る人ぞ知るツウなメニューまで、バラエティー豊かなグルメとおすすめのお店をなごやめしの基本とあわせてご紹介します。
数々の”でらうま”なごやめしを制覇しましょう!
目次
- これだけは知っておきたい!なごやめしのキホン
- なごやめしその① 濃厚味噌がたっぷり染みた「みそかつ」
- なごやめしその② 子供も大人も大好きな「手羽先」
- なごやめしその③ 薬味を入れたりお茶漬けにもできる「ひつまぶし」
- なごやめしその④ コクうま味噌とコシの強い麺がマッチする「味噌煮込みうどん」
- なごやめしその⑤ のどごしのよい伝統の平打ち面 きしめん
- なごやめしその⑥ うまさと辛さが融合した「台湾ラーメン」
- なごやめしその⑦ ご当地麺料理として定着した「あんかけスパ」
- なごやめしその⑧ 何十年も愛される「名古屋ノスタルジックグルメ」
- なごやめしその⑨ 名古屋が誇るインパクト!の「仰天メニュー」
- なごやめしその⑩ コクある旨味が魅力! 名古屋コーチン
- なごやめしその⑪ お酒もごはんも進む!味噌おでん&どて煮
- 名古屋の情報をもっと知るなら!
これだけは知っておきたい!なごやめしのキホン
味噌推しの濃い味に驚き!
愛知県岡崎市発祥の八丁味噌をはじめ、赤味噌を多く使う名古屋。味噌に限らずとにかく濃いめの味付けが多く、ご飯や酒が進む。もちろん濃いだけでなく、うま味やだしがしっかりと感じられるのが人気の秘訣だ。
組み合わせが得意
あんことトースト、うなぎと茶漬け、エビ天とおにぎりなど、自由な組み合わせでおいしくアレンジしてしまうのも名古屋流。最近では台湾ラーメンとカレーを組み合わせるなど進化形なごやめしも続々と増えている!
名古屋人は喫茶店がお好き
コーヒーしか頼んでいないのに、朝はトースト、カフェタイムにはお菓子が付いてくるなど、知らずに入るとびっくり!合理的な名古屋人にとって、サービスが充実している喫茶店は大好物なのだ。
行列はあたりまえ!?
名古屋観光には欠かせないといってもいい、人気の「なごやめし」。とくにお昼時や休日は行列ができる店が多いので、時間に余裕をもってでかけるべし。有名店は各地に多店舗展開している場合も。各店の行列・店舗情報もぜひ参考に。
なごやめしその① 濃厚味噌がたっぷり染みた「みそかつ」
「とんかつといえばやっぱり味噌でしょ?」が名古屋人の流儀。味噌ダレはもちろん、肉やパン粉にもこだわる名店に足を運んで、その美味を実感してみよう!
みそかつのキホン
昭和20年代初期に、串かつをどて鍋のみそに浸して食べるのが流行した。それを矢場とんの初代店主が商品化し、「矢場のとんかつ」として創業、みそかつを提供したのが最初だ。
おいしさのひみつ
●みそだれ
天然醸造の豆味噌をじっくりと一年半熟成し、門外不出のレシピでみそだれに。その日使う分しか作らないというこだわりようだ。
●豚肉
南九州を中心に良質な肉を厳選。やわらかくうま味もしっかりとあるので肉をたたくことはない。厚めに切ってあるので食べごたえも抜群。
●衣・揚げ油
乾燥させた細やかなパン粉と生パン粉をブレンドしてふんわり感とカリッとした食感に。油は植物性サラダ油にラードをブレンド。
矢場とん 矢場町本店
揚げたてかつ&みそだれのジュージュー感がたまらない!
1947(昭和22)年に創業、みそかつの名店として全国にその名を知られる有名店。創業以来受け継がれるみそだれはサラッとした甘めの味で、揚げたてのとんかつとの相性も抜群。定食のほかにコロッケなどの単品もある。
鉄板とんかつ 定食1836円、単品1404円
アツアツの鉄板にキャベツとみそかつをのせた人気料理。仕上げのみそだれは目の前でかけてくれる。
矢場とん
- 住所
- 愛知県名古屋市中区大須3丁目6-18
- 交通
- 地下鉄矢場町駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~21:00(L.O.)
- 休業日
- 不定休(12月31日~翌1月1日休)
- 料金
- わらじとんかつ定食=1800円/わらじとんかつ(単品)=1400円/極上リブ鉄板とんかつ定食=1900円/極上リブ鉄板とんかつ(単品)=1500円/みそかつ丼定食=1300円/ひれかつサンド(1箱、4切れ)=900円/ロース串かつ=500円(3本)/ひれ岸かつ=600円(3本)/とんかつカレー=1400円/ねぎ(トッピング)=50円/マヨネーズ(トッピング)=50円/みそだれ(レトルト)=600円/ぶーちゃんTシャツ=2200円/
黒豚屋 らむちい
濃厚なみそかつが山盛りネギでさっぱり!!
豚肉料理専門店が生んだ、ネギ盛りのみそかつが評判。豚ロースは下味を付けずに衣を薄くし、素材の持ち味を生かしている。豚バラ肉を加えて8時間煮込む濃厚な味噌ダレともよく合う。
上質なロースの味噌かつ御膳(味噌汁、ご飯付。夜はさらにドリンクまたはデザート付) 昼1480円〜、夜1680円〜
タレは濃厚ながら、大量のネギとキャベツでさっぱり味わえる。
ネギに注目!
ネギのさわやかな風味が、濃厚な味噌ダレ、うま味の強い豚肉とベストマッチ
黒豚屋らむちい
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄3丁目15-6栄STビル B1階
- 交通
- 地下鉄栄駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~15:00(閉店15:30)、17:30~22:00(閉店22:30)
- 休業日
- 不定休(1月1日休)
- 料金
- 上質なロースの味噌かつ御膳(味噌汁、ご飯付)=1600円~/
御幸亭
あっさりしているのに奥深い…老舗洋食店の特製ダレ!!
大正期から親子三代にわたって続く洋食店。1か月かけて煮込むデミグラスソースを使う、昔ながらの洋食が味わえる。「子どもも喜ぶ味」を目指したみそかつにもファンが多い。
味噌カツ定食(味噌汁、ご飯、漬け物付) 1300円
サクッと揚げたとんかつに、初代が考案した味噌ダレがたっぷり。
味噌に注目!
豆味噌にザラメ、鶏ガラスープなどを配合した、やさしい味わい
味処 叶
とろ〜り半熟卵がトッピング!これぞ、元祖・みそかつ丼
みそかつ丼を生み出した、1949(昭和24)年創業の和食店。みそかつ丼は、味噌ダレで煮込まれたとんかつを盛るもので、見た目よりもあっさり。半熟卵をとろりとからめて味わえる。
みそかつ丼 1320円
とんかつ、半熟卵ともに味噌ダレで煮込んであって濃厚な味わい
味噌に注目!
創業以来受け継ぎ、濃厚かつ奥行のある味わいで後を引くおいしさ
味処 叶
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄3丁目4-110
- 交通
- 地下鉄栄駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00(閉店14:30)、17:00~20:00(閉店20:30)
- 休業日
- 月曜、祝日の場合は翌日休、毎月10日過ぎの火曜(GWは振替休あり、12月31日~翌1月1日休)
- 料金
- 味噌カツ丼=1400円/味噌エビ丼=1880円/
【みそかつのもっと詳しい記事はこちら】
なごやめしその② 子供も大人も大好きな「手羽先」
子どもも大人も大好きな名古屋グルメといえば…鶏手羽先の唐揚げ。全国的に有名な2店をはじめ、老舗、名店、ニューカマーなど、個性豊かな各店の手羽先を紹介!
手羽先のキホン
1965(昭和40)年頃、当時はスープの素材程度だった手羽先を、ある飲食店が味つけをして新メニューとして考案したのがきっかけ。素材に名古屋コーチンを使ったりと、店ごとの個性も光る。
風来坊 錦店
甘辛いタレにご飯もお酒も進む!手羽先の知名度を高めた元祖の味
手羽先唐揚げを生んだ仕掛け人といわれるのが、風来坊チェーンの現会長。暖簾分けスタイルで全国に支店を増やしているが、手羽先は全国共通のタレを使っている。甘辛いタレをからめて白ゴマをトッピングした元祖の味だ。
手羽先唐揚げ 1人前(5本) 486円
甘辛いタレをしっかり塗った手羽先唐揚げを、低温と高温で2度揚げ。パリッとした食感に仕上げる
●味に注目!
甘辛いタレと特製の塩コショウの味つけに、白ゴマの風味がアクセント
●形に注目!
長さ、重量のある手羽先を厳選して使用する。肉感を楽しみながら味わおう
名古屋的和風DININGまかまか
たまり醤油orにんにく塩ダレ金と銀を食べ比べ!
愛知県をはじめ、岐阜県や三重県など地元産の食材や調味料を使った料理がそろう居酒屋。なごやめしをベースに、独自にアレンジを加えたメニューが楽しめる。ピリ辛醤油ダレで味付けした金、塩ダレで味付けした銀、2種の手羽先が好評。
金の手羽先 (2本)410円
三河産の金のゴマ、岐阜県産のあじめこしょう唐辛子を振りかける
●味に注目
金の手羽先はたまり醤油で、銀の手羽先はにんにくと塩ダレで味付け
名古屋的和風DINING まかまか
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄3丁目11-13ジーケービル2階
- 交通
- 地下鉄栄駅から徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 17:00~24:00(閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 金の手羽先(4本)=734円/銀の手羽先(4本)=734円/(チャージ300円別(コース料理の場合は不要))
世界の山ちゃん 本店
ピリっと効いたスパイシーな味わいで人気は名古屋から世界へ!
海外6店舗、国内69店舗(テイクアウト専門店を含む)を展開する人気の居酒屋。看板メニューの手羽先は、創業以来変わらない秘伝のタレとブレンドスパイスで味付け。甘辛、ピリ辛が融合した味わいに、とりこになる人も多い。持ち帰りもOK。
幻の手羽先 1人前(5本) 486円
パリッとした皮とジューシーな身に、世界の山ちゃん特有のピリ辛味がぴったり
●味に注目!
手羽先に合うようにブレンドした、辛みの強いオリジナルスパイスが鍵
●形に注目!
やや大きめのV字形。Vの角をひねって切り離し、大小2つの身に分けて食べる
世界の山ちゃん本店
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄4丁目9-6
- 交通
- 地下鉄栄駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 17:30~23:55(L.O.)、日曜、祝日は17:00~22:30(L.O.)
- 休業日
- 無休(年末年始休)
- 料金
- 幻の手羽先(5本)=486円/もつ鍋(とんこつ塩・みそ、2人前)=2138円/どて煮=410円/台湾もつ鍋=2354円(小2人前)・3434円(大3~4人前)/
【手羽先のもっと詳しい記事はこちら】
なごやめしその③ 薬味を入れたりお茶漬けにもできる「ひつまぶし」
お櫃に入ったご飯の上に、細かく刻んだうなぎの蒲焼きをのせた「ひつまぶし」は、薬味と組み合せたり、お茶漬けにして食べたりと、一杯で3種類の食べ方が楽しめる。地元が誇る名店で、伝統の味を楽しもう。
ひつまぶしのキホン
ひつまぶしのルーツは会席料理の一品。うなぎの蒲焼きを取り分けしやすいよう細かく刻んだのが始まりだとされている。お櫃に入れるようになったのは器が割れないようにとの実用性から。名古屋人のアイデアがひときわ光るなごやめしだ!
ひつまぶしの食べ方
あつた蓬莱軒 本店
約140年継ぎ足しのタレと熟成の技で焼く伝統の味
1873(明治6)年創業の日本料理店。「ひつまぶし」は同店の登録商標でもある。継ぎ足しのタレと熟練の技で焼き上げるうなぎは香ばしく、深みのある味わい。和の情緒ただよう空間で贅沢なひとときを過ごせるのも魅力だ。
ひつまぶし(薬味、だし、吸い物、漬け物付)3600円
ひつまぶしに最適なうなぎや米を、時期ごとに厳選して使用
●Pointはタレ
うなぎのうま味を引き出す一子相伝のタレ
●Pointは焼き
数秒でさばいた新鮮なうなぎを備長炭で焼く
あつた蓬莱軒本店
- 住所
- 愛知県名古屋市熱田区神戸町503
- 交通
- 地下鉄熱田神宮伝馬町駅から徒歩6分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:30~14:00(L.O.)、16:30~20:30(L.O.)
- 休業日
- 水曜、第2・4木曜、祝日の場合は営業(年末年始休)
- 料金
- ひつまぶし(薬味、だし、吸い物、漬け物付き)=3990円/肝焼き(数量限定)=990円/うまき=990円/肝ポン=990円/(会席料理は別途サービス料10%)
いば昇
さっぱりかぐわしい上方焼き
明治時代から5代にわたって続く老舗。戦前に3代目の主人が考案した、上方焼きの香ばしいひつまぶしを今に受け継ぐ。繁華街にあり、買い物途中のランチに寄るのもおすすめ。
ひつまぶし(単品)2800円
さっぱりとした味と独自の香ばしさが魅力。お茶漬けは煎茶を注ぐ
●Pointは焼き
余分な脂を落としながら直火でじっくりの上方焼き
錦三丁目 いば昇
- 住所
- 愛知県名古屋市中区錦3丁目13-22
- 交通
- 地下鉄栄駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:30(L.O.)、16:00~20:00(L.O.)
- 休業日
- 日曜、第2・3月曜(土用の丑の日から3日間臨時休あり、12月30日~翌1月3日休)
- 料金
- ひつまぶし=3500円(単品)/お吸い物=200円/うなぎ丼=2650円~/
【ひつまぶしのもっと詳しい記事はこちら】
なごやめしその④ コクうま味噌とコシの強い麺がマッチする「味噌煮込みうどん」
グツグツと音を立てる土鍋の蓋を開ければ、だしが効いた味噌の香りがふんわり!濃厚な豆味噌のつゆがしっかりと絡んだコシの強い麺は食べごたえも抜群!
味噌煮込みうどんのキホン
水と小麦粉だけで練った硬めの生麺を、豆味噌のつゆとともにひとり用の小鍋で煮込んだうどん。ネギや卵など定番の具のほかに、天ぷらや名古屋コーチンなどが入ったものもある。
角丸
繊細な味わいのつゆとのどごしのいい細打ち麺
1926(大正15)年の創業以来、三代にわたって続くうどん店。つゆは、気温や湿度によって日々微調整をすることで繊細な味わいを実現している。麺は、独自の熟成法によるなめらかな食感が魅力だ。
天ぷら入り味噌煮込み 1100円
エビ入りでボリューム満点。豊富にそろうトッピングから、好みのものをプラスしよう
●つゆにこだわりアリ
赤味噌と白味噌をブレンドし、コクがありながらもまろやかに
●麺にこだわりアリ
独自の熟成法により、細めの角打ち麺はなめらかなのどごしに
角丸
- 住所
- 愛知県名古屋市東区泉1丁目18-33
- 交通
- 地下鉄久屋大通駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~19:30(閉店)、土曜は~14:00(閉店)
- 休業日
- 日曜、祝日(GW休、盆時期休、年末年始休)
- 料金
- 味噌煮込み=880円/天ぷら入り味噌煮込み=1210円/餅入り味噌煮込み=1040円/カレー煮込み=940円/
五城
アツアツの鉄鍋とシャキシャキの白菜が個性的
手打ちでしっかりこねられた麺は、細めながらモチモチとした食感。尾張特産の2種類の味噌を合わせて作る、マイルドなつゆは飲みやすい濃さに仕上げられている。単品のほか、定食メニューが充実しているのもうれしい。
味噌煮込みうどん 850円
味噌煮込みうどんでは珍しい鉄鍋を使用。熱伝導がよく、つゆが風味よく仕上がる
●麺にこだわりアリ
国産の小麦粉を使ってしっかり手ごね。細めだがコシは強い
五城
- 住所
- 愛知県名古屋市中区栄1丁目10-10
- 交通
- 地下鉄伏見駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~15:30(閉店)
- 休業日
- 日曜、祝日(GW休、盆時期休、年末年始休)
- 料金
- 味噌煮込みうどん=850円/うどん定食=900円/天丼定食=900円/五城特製煮込み=1300円/
まことや
毎朝手打ちするもっちり麺とさらりとしたつゆがマッチする
麺は鮮度を保つために毎朝手打ちし、オーダーを受けてから切り分けるため、もっちりとした食感を楽しめる。まろやかな味噌のつゆも味わい深く、開店直後に満席になることもある人気店だ。
親子みそえび 1220円
短時間で煮込むため、麺本来の風味を楽しめる。鶏肉と卵、車エビの天ぷら入り
●つゆにこだわりアリ
濃厚なうま味を感じるが、さらりとしたつゆで飲みやすい
なごやめしその⑤ のどごしのよい伝統の平打ち面 きしめん
子どもも大人も大好きな幅広の平たい麺と醤油のつゆが特徴の「きしめん」。アツアツ、冷やし、どちらにも合うので、一年中楽しめる名古屋伝統の味だ。麺の食感やだしなど各店が趣向を凝らしているので、食べ比べるのもおもしろい。
きしめんのキホン
尾張徳川家で食べられていた、キジ肉入りの「キジ麺」に由来するといった説もある。平たい形になった理由も確かではないが、つゆののりが良いように考案されたなどと考えられている。
川井屋
なめらかな弾力の麺と香り高いつゆが絶品!!
手こね・手延・手切の製法を1921(大正10)年の創業以来貫いている。生地を一晩寝かせた麺は、なめらかでほどよい弾力が。気温や湿度によって塩加減などを調整するのも、変わらぬ味のポイントだ。
えびおろしきしめん 1360円
クルマエビの揚げたて天ぷら、さっぱりとした大根おろしがよく合う
●麺
こまやかな調整を加えながら作る純手打ち麺
●つゆ
天然素材のだしがベースの甘めの醤油つゆ
川井屋
- 住所
- 愛知県名古屋市東区飯田町31
- 交通
- 地下鉄高岳駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00(L.O.)、17:00~19:20(閉店20:00、売り切れ次第閉店)
- 休業日
- 日曜、祝日(GW休、盆時期休、年末年始休)
- 料金
- えびおろしきしめん=1496円/とろろきしめん=979円/きしめん=638円/
総本家えびすや本店
強いコシを楽しめる王道きしめん
麺は季節によって塩分を微調整しながら毎日手打ち。一日寝かせて独自のコシを生み出す。江戸時代の古文書に由来するという伝統技法を参考に作る、いわば王道のきしめんだ。
きしめん 800円
具は揚げ、かつお節、三つ葉のみとシンプル。麺とつゆを堪能できる
●つゆ
ムロアジ、たまり醤油を使うまろやかなつゆ
●麺
店頭で毎日手打ちし、一晩寝かせる
総本家えびすや 本店
- 住所
- 愛知県名古屋市中区錦3丁目20-7
- 交通
- 地下鉄栄駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~翌1:00(閉店)、土曜、祝日は~21:00(閉店)
- 休業日
- 日曜(盆時期休、年末年始休)
- 料金
- きしめん=800円/有頭のえびおろしうどん=1450円/えびおろしそば=1450円/カレーうどん=950円/
㐂しや
見た目にもおいしい上品な白きしめん
醤油を使わずに作る、白く透き通ったスープの「白きしめん」が名物。昆布やかつお節など天然素材でとっただしの香りが際立つ。特注のたまり醤油を使う「赤きしめん(750円)」もある。
白きしめん 750円
白いスープはだしの香りが引き立ち、繊細な麺ともよく合う
●つゆ
醤油を使わない白いスープは見た目も上品
●麺
2mm厚の薄い麺は繊細な食感
きしや
- 住所
- 愛知県名古屋市千種区仲田2丁目17-7池下タワーズ 1階
- 交通
- 地下鉄池下駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~14:00(L.O.)、17:30~21:00(L.O.)
- 休業日
- 水曜(年末年始休)
- 料金
- 白きしめん=850円/赤きしめん=850円/カレーきしめん=950円/牛すじラーメン=1100円/
なごやめしその⑥ うまさと辛さが融合した「台湾ラーメン」
唐辛子などで味付けした“ピリ辛ミンチ”をトッピングした台湾ラーメン。“うまさ”と“辛さ”が融合した“うま辛”な味わいに、県内外問わずファンが急増中だ!!
台湾ラーメンのキホン
ピリ辛ミンチとニラがのった辛みの効いたラーメンで、味仙が元祖。現在では他の多くのラーメン店や中華料理店でもメニューに加えられている。
味仙 今池本店
うまさと辛さがくせになる台湾ラーメンの元祖
台湾出身の味仙の店主が、台湾の麺「台仔麺」を激辛にアレンジして生まれたのが、名物の台湾ラーメン。100種類以上のメニューがそろう中国・台湾料理店で、熟練した職人が手がける本格派の味に定評がある。
台湾ラーメン 630円
深みのあるスープとパンチの効いた辛さ、コシのある麺が絶妙にマッチする
●具
ニンニクと唐辛子が効いた豚の挽き肉とニラ
●スープ
辛さの中にも鶏ガラスープのうま味を感じる
味仙 今池本店
- 住所
- 愛知県名古屋市千種区今池1丁目12-10
- 交通
- 地下鉄今池駅からすぐ
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 17:30~翌1:30(閉店翌2:00)
- 休業日
- 無休(12月31日~翌1月1日休)
- 料金
- 台湾ラーメン=700円/手羽先=500円/青菜炒め=720円/ギョーザ=500円/
【台湾ラーメンのもっと詳しい記事はこちら】
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