更新日: 2019年10月31日
沖縄みやげのおすすめは?食べ物・スーパーの食材・クラフト雑貨などジャンル別に紹介!
旅先でおみやげを買うことは、旅行の楽しみの一つ。
沖縄をイメージするものとして三線、泡盛、紅型などがありますが、これらは貿易で栄えた「琉球王国」時代に発展したものと考えられています。
また、戦後はアメリカ軍の占領により新たな文化が誕生し、今の独特な沖縄文化が成熟していきました。
これらの沖縄文化を代表する食べ物や工芸品は沖縄みやげとしても人気があります。
地元沖縄の守り神・シーサーの置物や、再生ガラス特有の淡い色彩が魅力の琉球ガラス、サーターアンダギーやちんすこうなどもそのひとつです。
今回は代表的な沖縄みやげから、バラマキ向けの個別包装されたお菓子類、伝統工芸品、お酒好きの方におすすめの泡盛など、さまざまな沖縄みやげを紹介します!
目次
【食べ物】ちんすこうに黒糖、紅いも菓子など定番のバラマキみやげ
沖縄みやげの中でも一番におさえておきたいのは沖縄のお菓子。伝統的なお菓子はもちろん、沖縄の特産品を使ったお菓子まで、種類豊富にあります。それぞれどんな特徴があるか、簡単におさえておきましょう。
紅いも菓子
紅いも栽培が盛んな沖縄では、抜群の知名度を誇るタルトから新感覚の個性派まで、バリエーションも豊か。
ちんすこう
小麦粉、砂糖、ラードを主原料とした琉球王国時代からの伝統菓子であり、沖縄菓子の代表格。
黒糖菓子
沖縄の8つの島で栽培するサトウキビの搾り汁を煮詰めた沖縄黒糖。そのままでもスイーツになってもおいしい。
サーターアンダギー
地元っ子に愛される、小麦粉に砂糖(サーター)と卵を加え、油(アンダ)で揚げる(アギー)、沖縄版ドーナツ。
沖縄土産のお菓子が買えるお店
ちんすこうやサーターアンダギー、やちむん、琉球ガラスから話題のグルメみやげまで、思わず欲しくなる定番のばらまきみやげが買えるお店を4店紹介します。
▼新垣ちんすこう本舗 松尾店
スタンダードなちんすこうが人気
現在のちんすこうに多く見られるギザギザとした形はこの店が発祥といわれている。ほろほろとした口あたりの沖縄定番みやげ、ちんすこうの老舗。
新垣ちんすこう本舗 松尾店
- 住所
- 沖縄県那覇市松尾1丁目2-3-1
- 交通
- ゆいレール県庁前駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~21:00(閉店)
- 休業日
- 無休(1月1~2日休)
- 料金
- 35CHINSUKO(30個入)=864円/ココアちんすこう(25個入)=1080円/ちんすこう(10個入)=648円/ちいるんこう=1296円/
▼今帰仁の駅 そーれ
今帰仁の農産物が一堂に
今帰仁村の女性グループが営んでいる。農産物の直売所や飲食店などが集まり、島野菜をふんだんに使ったランチが評判。オリジナル商品も豊富に扱っている。
▼わしたショップ 国際通り店
おみやげ探しといえばココ
国際通りに建つ大型みやげ店。フード系に強く、さまざまな沖縄のお菓子がそろうほか、泡盛や島コスメ、雑貨など多彩なジャンルを展開している。
わしたショップ 国際通り店
- 住所
- 沖縄県那覇市久茂地3丁目2-22JAドリーム館 1階
- 交通
- ゆいレール県庁前駅から徒歩3分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~22:00(閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 沖縄あぐーカレー=515円(1食)/ごまじん=302円(40g)/新垣ちんすこう=324円(2個×6袋入)/ちんすこうショコラ=172円(5個入)/くがにちんすこう=540円(10個入)/かめせん(8枚入)=240円/塩せんべい(4枚入)=216円/ナンチチ(ココナッツ、チーズ)=367円(40g)/八島黒糖=各206円(50g)/ラ クッチーナのお風呂 de 島めぐり=各330円/
▼PORTRIVER MARKET
センスが光る沖縄メイドのいいものを
食品や器、アクセサリーなど「衣食住」をテーマに、オーナーのお気に入りをセレクト。食材の味が生きる県産フルーツを使ったスムージーを目当てに訪れるファンも多くいる。
PORTRIVER MARKET
- 住所
- 沖縄県浦添市港川2丁目15-8
- 交通
- 沖縄自動車道西原ICから国道330号、県道153号、国道58号をキャンプキンザー方面へ車で5km
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 11:00~18:00(閉店)、火・木・土曜は12:30~
- 休業日
- 日曜、祝日
- 料金
- 3.5寸コップライトラムネ=1620円/一翠窯の角皿(小)=2224円/大東蒸留水化粧水=1500円(125ml)/アサイースムージー=600円/
【食べ物】持ち帰って自宅で食べたい!沖縄スーパーで買えるローカルフード&食材
沖縄のスーパーは、系列店がいくつかあります。
代表的なものとして、
- サンエー(沖縄本島に全63店舗※食品館)
- かねひで(沖縄本島に全56店舗)
- ユニオン(沖縄本島に全18店舗)
- りうぼうなど(沖縄本島に全13店舗)
などがあり、営業時間も24時間だったり、割と遅くまで営業しているところが多く、食材の買い出しにも使えてとても便利です。
そんな沖縄のスーパーはおみやげ探しの心強い味方。タコライスや沖縄そば、ジーマーミ豆腐など、沖縄らしさ全開のローカルフードも豊富に販売されています。お手ごろプライスで買える点も大きな魅力です。代表的な商品とスーパー、そして沖縄スーパーあるあるを紹介します。
沖縄のスーパーで買える定番の食材
- タコライス(2袋入り)348円
- 沖縄そば(84g)125円
- ジーマーミ豆腐(3個入り)265円
- オキコラーメン(30g×4個入り)132円
- ミニコンビーフハッシュ(75g)89円
沖縄スーパーあるある!
上で紹介した沖縄のスーパーは本土と違い、独特の風習があります。レジで商品の袋詰めをしてくれる店員さんの後ろに列ができる光景は、初めて訪れる方にとっては衝撃かもしれません。そんなところも沖縄スーパーの魅力。温かく見守ってくださいね。
ツナ缶の箱買いは当たり前
「トゥーナー」と発音し、ツナ缶をこよなく愛する沖縄県民。チャンプルーなど何かにつけてツナを投入するため消費量はハンパない。15缶ほど入ったケースが次々と箱買いされていくのがスーパーの日常風景。
店員が袋詰めまでしてくれる
沖縄のレジは混雑しがち。なぜなら店員がていねいに袋詰めまでしているため。最後に袋の口をキュッと結んでくれることも。店によっては、セルフパックなどの導入でスムーズになっているところもある。
ユニオンは台風にも負ケズ
台風時、他店が軒並み休業するなか、ユニオンだけはたくましく営業中。過去最大級といわれた台風時はさすがに「一時閉店」したことから、地元っ子の間ではユニオンが台風の強さのバロメーターになっている。
おみやげコーナーが狙い目
店内の一角におみやげ向きの県産品を集めたコーナーを設けるスーパーが多く、あちこち探しまわらなくてもよいため重宝する。サンエー那覇メインプレイスではセルフ梱包や発送の手続きもできて便利。
ローカル食材が手に入るおきなわのスーパー
独特の魅力の沖縄スーパー。ローカル食材を買うのにおすすめの店舗をピックアップして紹介します。
▼サンエー那覇メインプレイス
便利な複合施設内スーパー 沖縄本島に全63店舗(食品館)
地元スーパー「サンエー」を中核とする、シネコンなどが集まる大型ショッピングモールです。食料品や日用品のほか沖縄みやげが豊富にそろっている。
サンエー那覇メインプレイス
- 住所
- 沖縄県那覇市おもろまち4丁目4-9
- 交通
- ゆいレールおもろまち駅から徒歩7分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~23:00(店舗により異なる)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 店舗により異なる
▼タウンプラザかねひで にしのまち市場店
信頼の「かねひでブランド」 沖縄本島に全56店舗
地域で親しまれるスーパーとして展開。店舗入口と精肉売り場に沖縄の特産品をそろえている。なかでもオリジナルのサーターアンダギーが好評。
タウンプラザかねひでにしのまち市場
- 住所
- 沖縄県那覇市西3丁目3-4
- 交通
- ゆいレール旭橋駅から徒歩20分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~翌1:00(閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- オキコラーメン=116円(30g×4個入)/沖縄そば=149円(88g)/減塩スパム=354円(340g)/ミニコンビーフハッシュ=105円(75g)/タコライス=336円(3袋入)/サーターアンダギーミックス=257円(500g)/ちんびんミックス=246円(350g)/さんぴん茶=170円(100g)/ミキ=100円(250g)/オリオンドラフト=193円(350ml)/油みそ=193円(140g)/A1ソース=300円(240g)/泡盛入り島とうがらし=327円(70g)/
見た目や味にこだわったワンランク上のフード
地元食材を使用して生産された、ワンランク上のおみやげをさがしたいなら下記のお店へ行ってみましょう。沖縄リピーターにも贈って喜ばれること間違いなしです!
▼リウボウ食品館
パケ買い必至のおみやげが並ぶ
パレットくもじ内、デパートリウボウの地下1階にある。定番みやげのほか、ソーシャルプロダクツブランドの4NA4NAや琉Qの商品が充実。
▼古酒家 本店
沖縄を代表する泡盛専門店
県内の全泡盛メーカーから取りそろえた600銘柄をカバー。一部の銘柄は試飲もできます。沖縄フレーバーのワインや梅酒、地ビールなども販売している。
▼いまいパン
地域に愛されるパンとケーキ
フランスで修業し、海外での受賞経験もある今井さん夫妻が営んでいる。EM牛乳や美ら卵など、選りすぐりの食材を使ったパンや焼き菓子が人気。
いまいパン
- 住所
- 沖縄県那覇市真地12-4
- 交通
- ゆいレール首里駅からタクシーで10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 7:00~19:30
- 休業日
- 月曜、月1回火曜不定休
- 料金
- 識名園るうまんぺい=1200円(2種3枚入り)/しあわせを呼ぶ琉球国王のティータイムクッキー=1944円(16枚入り)/
【食べ物】昔ながらの沖縄おやつ
独自の食文化を発展させてきた沖縄には、コレはなに? と思う食べ物が沢山あります。せっかくの旅行だからこそ、伝統的なおやつが買えるお店にも行ってみましょう!
▼ぎぼまんじゅう
月桃が香る縁起まんじゅう
地元の人にはおなじみの縁起もの、「の」まんじゅうのみを販売。月桃の葉の香りが特徴のまんじゅうはあたたかく、食べごたえも十分。
- のまんじゅうとは?
のしを意味する「の」の字が紅色で大きく書かれた縁起もの。月桃の葉に包まれたまんじゅうの中には、餡がぎっしり詰まっている。
ぎぼまんじゅう
- 住所
- 沖縄県那覇市首里久場川町2丁目109-1ベリエールHIGA 1-B
- 交通
- ゆいレール首里駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~売り切れまで
- 休業日
- 日曜(年末年始休)
- 料金
- 饅頭=150円(1個)/
▼ジランバ屋
地元で愛され続けて90年
第一牧志公設市場の場外にあるかまぼこ専門店。炊き込みご飯の入ったバクダンのほか、チーズやごぼう入りのかまぼこなどボリューム満点の練りものがそろっている。
- バクダンとは?
丸い形のかまぼこの中にはジューシーなどの炊き込みご飯が入っている。おやつ感覚で食べられるけれど、ボリュームは満点。
ジランバ屋
- 住所
- 沖縄県那覇市松尾2丁目9-17
- 交通
- ゆいレール牧志駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 8:30~18:30(閉店)
- 休業日
- 日曜
- 料金
- ごぼう入りかまぼこ=330円/ばくだんおにぎり(ジューシー黒米)=270円(2個入)/
▼松原屋製菓
沖縄ならではのお菓子がそろう
サーターアンダギーやこんぺんなど沖縄の素朴なおやつはもちろん、お祝いや行事に欠かせないお菓子も豊富に扱っている。地元の生活に親しんだ菓子店。
- マチカジ(松風)せんべいとは?
結納などめでたい席に欠かせない、インパクト大のせんべい。サクサク食感でごま風味が香ばしい。割れやすいので注意が必要。
- こんぺんとは?
ピーナッツとごまを練り込んだ餡が一般的。ごまと黒糖を使った昔ながらの餡を扱う店もあります。「くんぺん」とも呼ばれている。
- ポーポーとは?
子どもの成長を願って作られていた、クレープに似た伝統菓子。店によって黒糖味や、油味噌をぬったものなどさまざまある。
松原屋製菓
- 住所
- 沖縄県那覇市松尾2丁目9-9
- 交通
- ゆいレール牧志駅から徒歩10分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:00~20:00(毎月7日は~18:00)
- 休業日
- 不定休
- 料金
- マチカジ(松風)せんべい=170円/こんぺん=60円(小)、90円(中)、130円(大)/
【雑貨】琉球ガラスなどの沖縄伝統工芸品みやげ
伝統的な手法に現代の感性を取り入れた沖縄の工芸品は、そのほとんどが一点ものです。代表的な4種類を知っておきましょう。
- シーサー
沖縄では家の守り神として知られるシーサー。口を開けたオスと、口を結んだメスの2体が対になっています。 - 琉球ガラス
戦後、廃瓶を原料に作られるようになっています。気泡や“ゆらぎ”と呼ばれる陰影は再生ガラスならではの仕上がりです。 - やちむん
沖縄の方言で焼物を意味します。古典紋様から斬新なデザインのものまで個性豊か。ふだん使いにもってこいの逸品です。 - 紅型びんがた
色とりどりの顔料で花や鳥などのモチーフを染め上げています。琉球王国時代は高貴な人だけが身につけていました。
沖縄クラフトが買えるお店!
食器やグラスなど普段使いできるものから、アクセサリーやバッグなどの装飾品まで様々な種類があります。お気に入りの一品を見つけましょう!
▼琉球民芸ギャラリー鍵石 久茂地店
沖縄の工芸品を幅広く扱う
店頭にずらりと陳列したシーサーをはじめ、やちむんや琉球ガラス、紅型などのクラフトが豊富にそろっている。
琉球民芸ギャラリー鍵石 久茂地店
- 住所
- 沖縄県那覇市久茂地3丁目2-18
- 交通
- ゆいレール県庁前駅から徒歩5分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~22:00(閉店)
- 休業日
- 無休
- 料金
- 高林奈央さんのシーサーストラップ=600円/高江洲陶器所のだるまシーサー=3888円(1対)/漆喰シーサー「ニャン山」=1520円(ペア)/レインボー一輪挿し=1620円/ミンサー織りコースター=432円~/
▼guma guwa
やちむんとともに楽しむ日常を
窯元「育陶園」のショップ。“一日の始まりを楽しく迎える”をコンセプトに、使うシーンを想定してディスプレイしている。
guma guwa
- 住所
- 沖縄県那覇市壺屋1丁目16-21
- 交通
- ゆいレール牧志駅から徒歩15分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 10:00~18:00(閉店)
- 休業日
- 無休(1月1~2日休)
- 料金
- 台付きミニペアシーサー=2200円/シーサー箸置き=990円/キジムナー(小)=3300円(単品価格)/
▼tituti OKINAWAN CRAFT
異業種作家のコラボが充実
陶芸、紅型、織物、木工の4人の作家と、コーディネーターによるブランド「tituti」のギャラリーショップ。
tituti OKINAWAN CRAFT
- 住所
- 沖縄県那覇市牧志3丁目6-37
- 交通
- ゆいレール牧志駅から徒歩8分
- 営業期間
- 通年
- 営業時間
- 9:30~17:30(閉店)
- 休業日
- 火曜(年末年始は要問合せ)
- 料金
- 金城有美子さんのマグカップ=2970円~/長池朋子さんのItoショール=4620円/田中紀子さんのブックカバー=3300円/
九州・沖縄の新着記事
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
まっぷるトラベルガイド編集部は、旅やおでかけが大好きな人間が集まっています。
皆様に旅やおでかけの楽しさ、その土地ならではの魅力をお伝えすることを目標に、スタッフ自らの体験や、旅のプロ・専門家への取材をもとにしたおすすめスポットや旅行プラン、旅行の予備知識など信頼できる情報を発信してまいります!