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唐招提寺

鑑真が開いた仏教道場

東大寺を離れることを決意した鑑真和上が、新田部親王の旧宅を賜り、天平宝字3(759)年に戒律を学ぶための修行道場として開いたことが始まり。当初はあくまでも和上の私寺として、講堂や、旧宅を改造した経蔵などのみであったが、徐々に寺としての体裁が整う。8世紀後半に、鑑真和上の弟子の如宝が金堂を完成させた。中世の兵火や明治時代の廃仏毀釈を経ても寺観を失わず、多くの天平時代の伽藍や文化財を今に伝えている。

唐招提寺
唐招提寺
唐招提寺
唐招提寺

唐招提寺

住所
奈良県奈良市五条町13-46
交通
近鉄橿原線西ノ京駅から徒歩8分
営業期間
通年
営業時間
8:30~16:30(閉門17:00)
休業日
無休
料金
拝観料=大人1000円、中・高校生400円、小学生200円/特別拝観料(拝観料別途)=大人1000円、中・高校生400円、小学生300円/新宝蔵(拝観料別途)=大人200円、小・中・高校生100円/(障がい者と同伴者1名半額、学校の引率者は無料、奈良市老春手帳(ななまるカード)の提示で5月19日、6月5~7日以外は拝観料無料、30名以上の団体は大人800円、中・高校生320円、小学生160円)

平城宮跡

調査が進む古代の宮城跡

平城京の栄華を伝える広大な宮城跡地。昭和34(1959)年から奈良文化財研究所による発掘調査、研究、整備が進んでいる。宮跡内には朱雀門や第一次大極殿などの復原建造物や見事な庭園のほか、出土品が並ぶ資料館や発掘された建物跡を見学できる。宮跡全体を野外歴史博物館として楽しむことができる。130haの敷地のほとんどは草原で見晴らしも良く、散策やバードウォッチングにはベストな環境だ。

平城宮跡
平城宮跡
平城宮跡
平城宮跡

平城宮跡

住所
奈良県奈良市佐紀町
交通
近鉄奈良線大和西大寺駅から徒歩20分
営業期間
通年
営業時間
見学自由、各施設は9:00~16:00(閉門16:30、大極門・平城宮いざない館・第一次大極殿院復原事業情報館は~16:30<閉門17:00>)
休業日
朱雀門・東院庭園・遺構展示館・推定宮内省・平城宮跡資料館・平城宮跡資料館・第一次大極殿は月曜、祝日の場合は翌日休、第一次大極殿院復原事業情報館・大極門・平城宮いざない館は2・4・7・11月の第2月曜、祝日の場合は翌日休(平城宮いざない館・復原事業情報館・大極門は12月29日~翌1月1日休、平城宮跡資料館・遺構展示館・第一次太極殿・朱雀門・東院庭園・推定宮内省は12月29日~翌1月3日休)
料金
無料

倭膳 たまゆら

伝統の名物料理を名店で味わう

柿の葉ずしの名店として知られる奈良の老舗「平宗」直営の日本料理店。地産地消にこだわった会席料理を、手ごろな値段で味わえる。見た目に美しく体にもやさしいメニューがそろう。

倭膳 たまゆら

倭膳 たまゆら

住所
奈良県奈良市七条東町4-25

④斑鳩エリア

飛鳥時代の貴重な美術品がいっぱい

世界遺産の法隆寺や、日本最古の尼寺中宮寺など聖徳太子ゆかりの古寺が点在する。金魚と桜で名高い城下町、大和郡山も近くにある。のどかな田園風景のなか、美しい仏教の世界を感じよう。

法隆寺

斑鳩に静かにたたずむ日本を代表する古寺

聖徳太子と推古天皇が推古天皇15(607)年に創建したと伝わる。世界遺産。境内には、国宝・重文の建築物だけで55棟を数え、仏教美術の一大宝庫になっている。

法隆寺
法隆寺
法隆寺
法隆寺

法隆寺

住所
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺山内1-1
交通
JR大和路線法隆寺駅から奈良交通法隆寺参道行きバスで5分、終点下車徒歩3分
営業期間
通年
営業時間
8:00~17:00(閉門)、11月4日~翌2月21日は~16:30(閉門)
休業日
無休
料金
西院伽藍内、大宝蔵院百済観音堂、東院伽藍内(共通券)=大人1500円、小学生750円/

中宮寺

聖徳太子が母へ贈った日本最古の尼寺

聖徳太子の母・穴穂部間人皇后のため、西の法隆寺と対照的な位置に建立された日本最古の尼寺であり、太子創建七か寺のひとつ。本堂に安置される本尊の菩薩半跏像は、アルカイックスマイルと呼ばれる世にも穏やかな笑顔をたたえる飛鳥仏。本堂は昭和43(1968)年に建立されたもの。

中宮寺
中宮寺
中宮寺
中宮寺

中宮寺

住所
奈良県生駒郡斑鳩町法隆寺北1丁目1-2
交通
JR大和路線法隆寺駅からエヌシーバス法隆寺門前行きバスで4分、中宮寺前下車、徒歩5分
営業期間
通年
営業時間
9:00~16:15(閉門16:30)、10月1日~翌3月20日は~15:45(閉門16:00)
休業日
無休
料金
高校生以上600円、中学生450円、小学生300円(法隆寺参拝者は高校生以上500円、30名以上で団体割引あり、障がい者手帳持参で無料)

郡山城跡

関西でも有数の桜の名所

天正8(1580)年に筒井順慶が築城、その後豊臣秀吉の弟・秀長の居城となり、江戸時代中期からは柳澤氏が統治にあたった。明治時代にいったん荒廃したが、現在は追手門、追手東隅櫓、追手向櫓などが復元されている。また、日本さくら名所100選にも選ばれているほか、続日本100名城にも選ばれている。

郡山城跡
郡山城跡
郡山城跡
郡山城跡

郡山城跡

住所
奈良県大和郡山市城内町
交通
近鉄橿原線近鉄郡山駅から徒歩7分
営業期間
通年
営業時間
見学自由
休業日
無休
料金
情報なし
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