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カーシェアリングサービスとレンタカーの違い
最後にカーシェアリングサービスとレンタカーの違いについて解説します。
レンタカーはレンタル会社にお金を払ってクルマを借りるサービス、カーシェアリングは特定のクルマを会員同士で共有するサービスです。
比較項目 | カーシェアリング サービス |
レンタカー |
店頭手続き | 不要 | 必要 |
最短利用時間 | 10分または15分~利用可能 | 数時間~利用可能 |
ガソリン代 | 不要 | 必要 |
清掃 | 基本的には利用者が おこなう |
レンタカー会社が対応 |
会員登録・月額基本料金 | 必要 | 不要 |
ワンウェイ・レンタル (出発場所と別の場所で 返却できるサービス) |
なし | あり |
※サービスプランや会社によっては例外もあります
レンタカーは店舗で手続きをするのに対し、カーシェアリングサービスはスマホで手続きをして指定のステーションで出発または返却します。
クルマを借りるという点では同じですが、最短利用時間やガソリン代の支払い義務や会員登録の有無など、細かい点を見ていくとまったく異なるサービスといえるでしょう。
また、最近はレンタカーも短時間利用のシステムや料金が出てきています。カーシェアも業者によって使い勝手は大きく分かれるようになってきました。
利用するときは料金体型や保険システム、保険料金などを事前に確認しておくことが重要です。
カーシェアリングサービスのメリット・デメリット
【メリット】
カーシェアリングサービスはスマホひとつで簡単に予約ができ、短時間から気軽に利用可能です。また、クルマの空きがあれば24時間いつでも利用できる点もメリットといえるでしょう。
【デメリット】
一方、利用しなくても月額基本料金がかかる点や、前の利用者が綺麗に使用していない場合には車内が汚れているクルマに乗ることになるといったデメリットも存在します。
ただし、ENEOSカーシェアのように月額基本料金がかからない会社や、オリックスカーシェアやカレコのように月額基本料金がかからないプランを提供している会社もあります。
また、基本的には借りた場所に返却する必要があるので、レンタカーのように借りた店舗と別の店舗で返却することはできません。
気軽に利用できる半面、利用者同士の信頼で成り立っているのがカーシェアリングサービスの特徴といえるでしょう。
レンタカーのメリット・デメリット
【メリット】
カーシェアリングサービスと比較すると、レンタカーは「選べる車種が豊富」「車両の整備や掃除が行き届いている」といったメリットがあります。
またレンタルした店舗と別の店舗で返却できるため、引っ越しの片道利用や旅行先でレンタルして家の近くの店舗で返却するなど、さまざまなシーンで利用可能です。
【デメリット】
レンタカーを利用する場合は店舗の営業時間内に手続きが必要となるため、営業時間外ではレンタルや返却ができません。
ガソリンを満タンにして返却する必要があるため、給油の手間とコストがかかることもデメリットといえるでしょう。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。