更新日: 2023年2月3日
おすすめの氷枕10選!発熱時に!寝苦しい夜に!上手に使って快適に
頭痛や発熱など体調の悪い時にはもちろん、熱帯夜で安眠できない時、熱中症予防などに大きな助けになってくれるのが「氷枕」。
氷枕には昔ながらの氷を入れて使うバッグタイプのものと、冷凍庫・冷蔵庫で冷やすジェルタイプのものがあります。
価格や温度の持続時間、お手入れ方法などは氷枕の製品ごとに異なります。
今回はタイプ別に素材や扱い方などのポイントをチェックしたうえで、おすすめの氷枕を見ていきましょう!
目次
氷枕のタイプについて知ろう
氷枕には「バッグタイプ」と「ジェルタイプ」の2つがあります。それぞれの氷枕の特徴を見ていきましょう。
氷枕のタイプその1:「バッグタイプの氷枕」は昔ながらのスタイルがシンプルで便利!
氷枕の原型ともいうべきバッグタイプ。現在はジェルタイプが主流ですが、根強いファンもまだまだいっぱい!ゴムやシリコンでできており、冷凍庫で凍らせるジェルタイプと異なり、氷を足せば何度でも冷やせます。
水と氷の量を工夫することで冷やしすぎない、冬にはお湯を入れて湯たんぽにするなど、好みによって温度を調節できるというメリットがあります。
バッグタイプの氷枕の特徴を詳しく見ていきましょう!
バッグタイプの氷枕、基本の素材はシリコンかゴム
昔はゴム製しかなかった氷枕ですが、最近ではシリコン製の氷枕も流通しています。
匂いやアレルギーが気になるゴム製よりも、無臭かつカラーも豊富なシリコン製が人気。ただしシリコン製の氷枕は、カビ防止のために中をよく洗い、水分が残らないようきちんと乾かすことなど、お手入れに手間がかかるのがデメリットです。
バッグタイプの氷枕の“冷え”を長持ちさせるには?
氷を足して繰り返し使えるバッグタイプの氷枕ですが、できるだけ長く冷やすためにはいくつかのコツがあります。
コツ①:できるだけ空気を抜く
蓋を閉める時に、できるだけ空気を抜きます。空気は熱伝導率が悪いため、少ない方が冷却効果が高まるんですね。
コツ②:氷を入れすぎない
氷が溶けると空気が発生します。上述のとおり空気は熱伝導率が悪いので、氷を多くしてもあまり冷却効果は上がりません。氷はバッグの半分〜3分の2程度にしましょう。
コツ③:コップ1〜2杯くらいの水を入れる
空気を減らし冷却効果を高めるために、水を入れましょう。あくまで空気を減らすためのものなのでたくさん入れる必要はありませんよ。
氷枕のタイプその2:「ジェルタイプの氷枕」は冷凍庫に常備しておきたいお手軽さ!
1965年の「アイスノン」誕生から進化を続けるジェルタイプの氷枕。氷を入れる手間が省ける手軽さと値段の安さから、最近はジェルタイプが主流になっています。
バッグタイプでは氷がゴツゴツして気になる、という方にもジェルタイプがおすすめです。柔らかく頭にフィットするので寝心地もバッチリ。ただし一度溶けてしまった後は、再度使用できるようになるまでに少し時間がかかるというデメリットも。
ジェルタイプの氷枕の特徴も押さえておきましょう!
凍結ジェルと不凍ジェルの氷枕
ジェルタイプの氷枕の中身は、固く凍る「凍結ジェル」、凍っても固くならない「不凍ジェル」の2種類があります。
昔は凍結ジェルのみでしたが、これだと固くて頭にフィットしないため、現在では不凍ジェル+凍結ジェルの2層構造か、さらに断熱シートを加えた3層構造のものが主流。あまり冷えないけれど柔らかい不凍ジェルをクッションに、内側の凍結ジェルで低い温度を維持するという仕組みです。
ジェルタイプの氷枕はサイズ選びがポイント
バッグタイプと違い、サイズが小さめなのがジェルタイプの氷枕。これは冷凍庫のスペースを取らないためですが、実際に使用することを考えると、寝返りを打っても頭が落ちないくらいの大きさは欲しいところ。首まで冷やせるものであれば効率的に体温を下げることができますが、冷やしすぎは肩こりなどの原因にもなりますので要注意!
各社工夫を凝らして大きな氷枕を発売していますので、購入時はサイズにも注目してみましょう。
ジェルタイプの氷枕は冷凍時間にも注目するべし
ジェルタイプの氷枕を使う場合、冷凍できるまでにどのくらい時間がかかるのかがポイントになります。3〜4時間で使えるものもあれば、12時間以上かかるものもあります。
冷凍時間の長さは冷えの持続時間と比例しますので、一晩中冷やしたい場合は冷凍時間の長い氷枕を選ぶと良いでしょう。冷やしすぎることを心配するのであれば、冷凍時間の短いものを複数常備しておくのもおすすめですよ!
おすすめの氷枕10選!ジェルタイプの氷枕?それともバッグタイプ?
それでは早速おすすめの氷枕をご紹介します。ジェルタイプのものと、氷を入れて使うバッグタイプのもの、それぞれをピックアップしてみました。
用途に合わせて最適なものを選んでくださいね。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】MIHO-G
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古典落語や歌舞伎、文楽にお神輿と日本の伝統文化が大好きだけど、お酒も音楽も同じくらい愛するX世代。
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これからもジャンルを問わずどんどん首を突っ込んで、面白おかしく紹介していきたいと思っています!