更新日: 2023年2月3日
猫用水飲み器おすすめ10選!愛猫にもっときれいな水を飲ませてあげたい!
今回は、猫用水飲み器の選び方と使うときの注意点、猫用水飲み器のおすすめ商品をご紹介。
「今の猫用水飲み器だとあまり飲んでくれない」「忙しくて家を空ける時間が長い」という猫の飼い主さんの悩みを耳にすることも少なくありません。
そんな悩みを解決する"留守の間も猫にきれいな水を飲ませてあげられる"猫用水飲み器が今、話題になっています!
おすすめの猫用水飲み器をご紹介の前に、水飲み器を選ぶポイント。
まずはかんたんにおさらいしていきましょう!
目次
猫の健康管理に水が必要なのはなぜ?
猫が犬に比べて水を飲むことが少ないのは、猫の祖先が乾燥地帯に生息していたことが関係しています。
ノドが乾きにくく水の少ない環境下で生きられる体を持った猫ですが、同時に病気のリスクが増えてしまうことに……。凝縮した濃い尿を蓄えるため、水分摂取量が極端に少ないと、腎臓病や膀胱炎、尿路結石などの泌尿器系の病気にかかりやすくなってしまうのです。
適度に水分を摂ることで、これらの病気を予防することができます。では、どのくらいの量の水を飲めばよいのでしょう?
猫に必要な1日の水分摂取量
猫は一度に多くの水を飲みません。1日に数回、少量ずつ摂取します。
猫に必要な1日の水分摂取量は、体重1kgに対して約40~50ml。体重4kgの猫なら、1日に約160~200mlの水分補給が望ましいとされています。
ただし、同じ体重4kgの猫でも、ウェットフードを与えている場合は(食事に水分が含まれているため)、水分摂取量の目安は1日160~200mlよりも少なくなります。ドライフードの場合は、積極的に水分を摂らせるように注意しましょう!
猫用水飲み器の選び方
猫用水飲み器を選ぶときのポイントは4つ!それぞれのポイントを順番に見ていきましょう。
猫用水飲み器の選び方①:サイズ
猫用水飲み器のサイズ:「高さ」について
水の入った貯水皿の位置が高すぎるのはNG。猫が首を上に伸ばさないと飲めないため、特に高齢の猫や、マンチカンなどの足の短い種類の猫には負担が大きくなります。
また、低すぎる場合も首を下げて飲むことになるので吐き戻しの原因に。貯水皿が下に付いている猫用水飲み器は、置き場所を工夫して高さを調整すると猫が水を飲みやすくなります。
無理な体勢にならない位置に水がくる高さを選びましょう。
猫用水飲み器のサイズ:「大きさ」について
猫のヒゲはとても敏感。平衡感覚を保っていたり、空気の流れなどを察知する重要なレーダーの役割を担っているのです。そのため、貯水皿にヒゲがあたったり、水にヒゲが触れるのを嫌がることで水を飲まなくなってしまう猫も。
なるべく貯水皿の面積が広い猫用水飲み器を選びましょう。
猫用水飲み器の選び方②:水の供給方式
水の供給方式は「循環式」と「ディスペンサー式」の2種類。それぞれの特徴とメリット、デメリットはこちら!
循環式の猫用水飲み器
モーターで水を流し、フィルターでゴミなどを除去して、水をろ過するところが大きな特徴。 水が流れることで猫の興味を引き、水分摂取量が増えたという声もあります。
メリット
・水を交換する回数が少ない。
・暑い時期でも安全な水質をキープできる。
デメリット
・電気代やフィルター交換などでランニングコストがかかる。
・こまめな手入れが必要。
・モーター音を嫌がる猫も。
ディスペンサー式の猫用水飲み器
猫が飲んだ分だけ、貯水皿に水がつぎ足される仕組み。「循環式」と比べてパーツが少ないから手入れもかんたんです。
メリット
・電源不要なので停電などの災害時にも使用できる。
・音がしない。
・循環式よりも安価。
デメリット
・貯水皿に入った猫の毛や食べカスは、人の手で取り除く必要がある。
・高さの調整が必要。
猫用水飲み器の選び方③:流水タイプ(循環式の場合)
メーカーによって呼び方は様々ですが「循環式」の猫用水飲み器の流水タイプは基本3種類。
①蛇口タイプ(滝タイプ):水が上から下へ流れ出る
②噴水タイプ:水を下から上へ湧き上がらせる
③湧き水タイプ:貯水皿に開いている穴やスリットから水が湧き出る
水道の蛇口から直接水を飲むのが好きな猫には、「蛇口タイプ」や「噴水タイプ」の水飲み器にすると水を飲む量が増える傾向に。
ただしこのタイプは“水が水面に落ちる音が気になる”という声もあります。モーターの音も含め、気になる場合は静音設計の商品かどうかもチェックしましょう!
「湧き水タイプ」または「ディスペンサー式」の猫用水飲み器であれば、水の音で悩まされることはありません。
流水の形式を変えられる猫用水飲み器もありますので、猫の好みやライフスタイルに合った水飲み器を選びましょう。
猫用水飲み器の選び方④:素材
猫用水飲み器の素材は主に3種類。それぞれの特徴とメリット、デメリットはこちら!
プラスチック製の猫用水飲み器
猫用水飲み器の主流はプラスチック製。デザインや色も豊富なのでインテリアに合わせて選べます。
メリット
・軽いので水の交換が楽。
デメリット
・軽いため猫が倒してしまうことも。
・破損や劣化が起こりやすい。
ステンレス製の猫用水飲み器
あまり種類は多くないステンレス製。貯水皿や内部など部分的にステンレスを使用している商品もあります。
メリット
・錆に強く破損や耐摩耗性に優れている。
デメリット
・オールステンレス製品は値段が高め。
・独特な匂いがするものも。
セラミックの猫用水飲み器
セラミックは音が伝わりにくく重さもあるため、どっしりと安定感があります。
メリット
・金属やプラスチックアレルギーのある猫にも安心して使える。
・重さがあるので倒れにくい。
デメリット
・割れる、欠けるなど破損リスクが高い。
・本体が重いため、水の交換や手入れが大変。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】にゃっぷる編集部
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