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ソムリエが選ぶおすすめの山梨ワイン19選!名産地のワインをセレクト! 画像:123RF

三野 勝博

更新日: 2023年2月1日

ソムリエが選ぶおすすめの山梨ワイン19選!名産地のワインをセレクト!

今回はおすすめの山梨ワインをご紹介。

日本のワイン発祥の地といわれている山梨県で造られる山梨ワイン。
ワイン好きなら「山梨ワイン」を聞いたことがない人はいないはず。
山梨は日本のワインの3割を生産、生産量とワイナリーの数は日本一です。

そこで今回は、おすすめの山梨ワイン19本を紹介していきます。
山梨ワインの歴史や知識を深めながら、お好みの1本を見つけてくださいね。

山梨ワインとは?

山梨ワインとは?
画像:123RF

山梨ワインは生産量が日本一だけではなく、ワイナリーの数も80以上と日本一。

山梨で収穫された指定品種のブドウのみを使用し、山梨県内で製造されていることの要件を満たしたワインだけが「山梨」と表記できます。そのワインには「GI Yamanashi」と表記され、これは信頼と品質の良さの証。

150年以上も続く山梨のワイン造りの歴史は、世界のワイン愛好家からも注目され国際コンクールでも金賞等数々の賞を受賞しています。

バリエーションが多い山梨ワインは、ブドウの品種やワイナリー、どんな料理に合わせるかを踏まえて選ぶと良いワインに出会えるでしょう。

 

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山梨ワインの選び方

山梨ワインの選び方
画像:123RF

山梨ワインがどういったワインかお分かりいただけましたでしょうか?ここからは山梨ワインを選ぶポイント3つを紹介します。

山梨ワインの選び方① ブドウの品種をチェック

山梨ワインの選び方① ブドウの品種をチェック
画像:123RF

様々なブドウの品種から造られている山梨ワイン。品種ごとに味わいや風味が異なるため、品種ごとの特徴を捉えて選ぶことが重要です。山梨ワインで使用される主なブドウの品種をご紹介します。

甲州

日本固有の品種である「甲州」。その名の通り、山梨が発祥で国際的な審査機関に品種登録され、2021年には世界最大級のワインコンクールでプラチナ賞を受賞。

甘味と酸味のバランスが良く、わずかに感じる渋みが特徴的。甲州種を楽しみたい方は白ワインがおすすめです

マスカット・ベリーA

食用としても流通し、日本を代表する黒ブドウ品種。主に赤ワインの品種として多く栽培されています。

すっきりとした酸味とフルーティーで渋みの少ないのが特徴で、渋みの強い赤ワインが苦手な方におすすめ。和食にもよくあいます。

カベルネ・ソーヴィニヨン

重く、濃厚な味わいで外国原産のブドウ品種としても多く育てられています。世界でも広く栽培されており、赤ワインの醸造によく使用されているのが有名ですね。

濃厚で、酸味とタンニンを強く感じるので、牛肉料理やステーキ等洋食の肉料理にピッタリ。

メルロー

前途のカベルネ・ソーヴィニヨンと比べて濃厚さや酸味、渋みが控えめなのが特徴。渋めの赤ワインが苦手。という方にもおすすめです。

丸みがあり、なめらかな味わいのメルローは煮込み料理や燻製料理との相性抜群ですよ。

シャルドネ

白ワインでよく知られているシャルドネ。「白ワインの女王」とも呼ばれとても有名ですが、地域の気候や土壌の影響を受けやすい品種です。

山梨で造られているシャルドネは爽やかで、フレッシュな味わいで、造り手の個性を堪能できるワインです。白ワインなので魚介類はもちろんですが、鶏肉料理や前菜にもおすすめ。

山梨ワインの選び方②ワイナリーをチェック

山梨ワインの選び方②ワイナリーをチェック
画像:123RF

約80社のワイナリーがある山梨県。

多岐にわたる製法も特長で、味わいや雰囲気の異なるワインを楽しめるのが魅力です。都心からのアクセスが良く気軽にワイナリー巡りもできるので、お気に入りのワイナリーを見つけてそこから究極の1本を見つけるのもおすすめです。

ここでは特徴的なワイナリー2社を紹介します。

中央葡萄酒

1923年に勝沼で創業、世界に山梨ワインの名を広めた「中央葡萄酒」。海外コンクール受賞歴も多数あり、国際的にも認められているワイナリーです。

ブドウ栽培に力を入れており、約20カ国へ輸出しています。伝統を大事にし、時代の技術を学びながらワイン品質を高めるための努力を惜しまないワイナリーです。

まるき葡萄酒

現存する日本最古のワイナリーなのが、まるき葡萄酒。明治10年に創業され、畑を耕さず雑草をそのままにして自然に近い状態で葡萄を栽培しているのが特徴的です。

フランス料理とワインのマリアージュに感動した創業者が、日本料理にあう甲州ブドウの研究にまい進したと言われています。

山梨ワインの選び方③ 価格をチェック

山梨ワインの選び方③ 価格をチェック
画像:123RF

高いワインだからといって必ずしも美味しくて口にあうとは限らないもの。また、安いからといって質が悪いとも限りません。

予算も重要ですが、どのワインがどのような品質で造られていて、どんな料理と相性がいいのか、また贈り物にするならエチケット(ワインラベル)の選び方も大切です。

価格に惑わされることなくいろいろなワインを楽しみましょう。

 

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】三野 勝博

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ミラノに本社のあるワインショップ「ワインティップ」を運営。
ワインを学ぶためイタリアミラノに5年間在住。在住時にイタリアソムリエ協会認定ソムリエ資格取得。
現在は日本でオールドヴィンテージのイタリアワイン販売サイトを運営している。
>>ワインティップジャパンWEBページ

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