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ソムリエが選ぶおすすめのスパークリングワイン20選 知っておきたいスパークリングワインの基礎知識もご紹介 画像:123RF

三野 勝博

更新日: 2023年2月2日

ソムリエが選ぶおすすめのスパークリングワイン20選 知っておきたいスパークリングワインの基礎知識もご紹介

今回はおすすめのスパークリングワインを20銘柄ご紹介します。

キリッと冷やしたスパークリングワインで喉を潤したくなるときがありますよね。

今やコンビニでも手軽に購入できるようになったスパークリングワインですが、価格も千円しないものから何万円もするものまでと非常に幅が広く、選ぶ際に迷ってしまうのも事実。

そこで今回はスパークリングワインの基礎知識から、選び方のポイント、そしておすすめのスパークリングワインをご紹介していきたいと思います。

スパークリングワインとは?

スパークリングワインとは?
画像:123RF

発泡性のワインのことを総称して「スパークリングワイン」と呼びますが、厳密には、ガス気圧が3気圧以上のワインのことを指します。

ガス気圧が1〜2.5気圧のワインは「セミスパークリングワイン」(弱発泡性ワイン)、1気圧未満の場合は「微発泡」と分けられていますが、微発泡のワインはスパークリングワインとはみなされていません。

近年じわじわと人気が出てきているスペインバスク地方の「チャコリ」などは微発泡のため、ちょっぴりシュワっとしますがスパークリングワインではないということですね。

スパークリングワインは白というイメージがありますが、ロゼや赤もあり、それらもガス気圧が3気圧以上ならば「スパークリングワイン」となります。

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント
画像:123RF

スパークリングワインにはたくさんの種類があるので選ぶのが大変。スパークリングワインを選ぶポイントは4つあります。

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント1.価格

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント1.価格
画像:123RF

スパークリングワインを選ぶ際に最初に悩むのは「価格」ではないでしょうか。千円しないものから数万円するものまでと幅広くありますが、予算の範囲内で、以下の条件と合わせて選ぶと良いでしょう。

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント2.機会

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント2.機会

普段の家飲み用のスパークリングワインなら1,000円〜2,000円台の気軽なものを、友人同士の集まりなら少しアップグレードして2,000円〜3,000円台のもの、お祝いやギフト用のスパークリングワインは5,000円台がおすすめです。

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント3.食事

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント3.食事
画像:123RF

スパークリングワインの場合は、食前酒として軽く1杯や、軽い前菜と合わせて1杯、のように楽しむケースが多いため、合わせる食事との相性をあまり熟考しなくて済むのも魅力のひとつ。

もちろんメインの食事と合わせてガッツリ飲む!というのもアリですが、酢でシメたお寿司や生魚の風味を活かした日本料理に合わせるのは意外とハードルが高いため、初心者にはあまりおすすめしません。

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント4.甘口か辛口か

スパークリングワインを選ぶ際に押さえたいポイント4.甘口か辛口か
画像:123RF

スパークリングワインの製造過程に「ドサージュ」と呼ばれる過程がありますが、これは味わいを調整するためにリキュールを追加する作業のこと。ここで追加したリキュールの量によって、甘口か辛口かが決まります*。以下の記載で甘口か辛口かを判断できるので、参考にしてみてください。(下にいくほど甘口になります。)

*瓶内二次発酵ではなくタンクで炭酸ガスを封じ込めて造るタイプのスパークリングワインは、果汁に糖分が残されている段階で発酵を止めることで甘口に、糖分がなくなるまで発酵を進めることで辛口になります。

名称 残糖度 味わい
Brut Nature
(ブリュット・ナチュール)
3g/L未満 ドサージュをしない、極辛口
Extra Brut
(エクストラ・ブリュット)
0~6g/L かなり辛口
Brut(ブリュット) 6~12g/L 一番多く造られている辛口
Extra sec
(エクストラ・セック)
12~17g/L やや辛口
Sec(セック)(Secco・Seco) 17~32g/L やや甘口
Demi sec(ドゥミ・セック)(Semi Secco・Semi Seco) 32~50g/L 甘口
Doux(ドゥ)(Dolce・Dulce) 50g/L~ 極甘口

 

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】三野 勝博

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ミラノに本社のあるワインショップ「ワインティップ」を運営。
ワインを学ぶためイタリアミラノに5年間在住。在住時にイタリアソムリエ協会認定ソムリエ資格取得。
現在は日本でオールドヴィンテージのイタリアワイン販売サイトを運営している。
>>ワインティップジャパンWEBページ

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