更新日: 2023年2月2日
人気の日傘12選!完全遮光や超軽量などうれしい機能が充実
近年暑さが増していく夏。近所へのお出かけでも、もはや日傘は必需品です!
最近の日傘は進化が目まぐるしく、灼熱した太陽の光を完全に通さない「完全遮光」タイプや日傘をさすと驚くほど涼しい「遮熱効果」などが人気。
缶コーヒー1杯200gを下回る持ち運びに便利な超軽量の日傘など、好みに合った日傘を選んでみましょう!
それでは、日傘を選ぶときのポイントをチェック!
人気の日傘選びの6つのポイント
■日傘のタイプ
【長傘】
外出時に必ず日傘を持ち歩きたい人におすすめ。
折りたたみ傘のようにバッグから出したり、折りたたんでしまったりするのが大変と感じる人は長傘が使いやすいです。
また比較的頑丈で、上質感のあるデザインの日傘が多いのも人気のポイントです。
■デメリット
・手荷物になり、片手がふさがる
・開閉・ボタン留めがスムーズ
・置き忘れる
【折りたたみ】
折りたたみの日傘の魅力は何と言ってもコンパクトで軽量なこと。
バッグに入れて手荷物を減らしたい人や、天気の変わりやすい時期に万が一に備えたい人から人気です。
■デメリット
・耐久性が低く長持ちしない
・暴風などでひっくり返りやすい
・コンパクトなものはサイズが小さく完全に日よけできない
■遮光率・紫外線遮蔽率・遮熱効果・UPF
日傘を「日よけ」として使うのか、「日焼け」から肌を守るのかによって見るべきポイントは異なります。
そこでキーワードとなるのが「遮光率」「紫外線遮蔽率(UVカット率)」「遮熱効果」「UPF」。
【遮光率】
可視化できるまぶしい太陽の光をどれだけ遮るかの値。直射日光を浴びれば暑くなるように、遮光率の高い日傘で光を遮れば木陰にいるように涼しくなります。つまり、遮光率が高い日傘であれば、遮熱効果があります。スポーツ観戦などで、「日よけ」「暑さ対策」をしたい人は「遮光率」を確認しましょう。
【紫外線遮蔽率(UVカット率)】
紫外線をどれだけカットするかの値。紫外線は目に見えない光なので、遮光と比べてわかりづらいです。黒く日焼けをしたくない人や、シミやシワの原因となるためエイジングケアをしたい人は、日傘の商品説明にある紫外線遮蔽率(UVカット率)を数値で確認しましょう。
遮光率も紫外線遮蔽率も最大値は100%ですが、日傘の縫い目からわずかな光が漏れてくるため、99.99%以上の表記が実際の最大値。
日傘の生地には遮光率によってJIS規格で定められた等級があり、遮光率99.99%以上が1級遮光です。
1級遮光なら紫外線もカットするので、「日よけ」にも「日焼け」にも備えたい人はこちらを選ぶといいでしょう。
【UPF】
Ultraviolet Protection Factor(紫外線保護指数)の略。日傘をすることで、どれだけ生地が紫外線から肌を保護しているかを示しています。最大値は50+。15から紫外線防御効果があります。
■素材
遮光率が高くUVカット効果を得たいなら、傘の裏地が
・ポリウレタン(PU)コーティング
・ラミネート
のものを選びましょう。
ポリウレタン(PU)コーティングは一般的な遮光・UVカット加工で、90%以上のUVカットが期待できます。一方でラミネートは生地そのものが遮光率100%の素材で、高いUVカット効果も得られます。
ポリウレタンコーティングは摩擦などで剥がれる可能性があるため、長く使いたい人からはラミネート加工の日傘が人気です。
●色は内が黒、外は白
UVケアをしたいなら、日傘の内側は光を吸収する黒やダークカラーがおすすめ。
日傘をさしていても、地面からの照り返しがあります。
白やシルバーなどは鏡のように光を集めてしまうので、要注意。
外側は紫外線カット加工がされていれば、どの色でもOK。
ただ黒は光を吸収するため、生地が熱くなりやすく、白や淡い色なら反射して生地が熱くなりませんよ。
■サイズ・重さ
サイズは親骨:女性50㎝、男性・大きいサイズ60㎝ が一般的。
折りたたみ日傘なら、重さ200g以下が軽量で持ち運びしやすく人気です。
こちらを基準に人気の日傘を比較しながら選んでみてくださいね!
■機能性
あると便利な機能はこちら!
【晴雨兼用】
天候の変わりやすい時期に重宝。通年使えるのも人気のポイントです。
【ワンタッチ】
ボタンを押して開閉するタイプなら、手荷物があっても片手で使えて便利。
仕事のカバンを持つビジネスシーンや子連れの際などに人気です。
【耐久性】
雨の日には強風などでひっくり返ってしまい、また壊れてしまった!なんてことも。6~8本骨が一般的ですが、より頑丈な日傘を使いたいなら骨の本数の多いものを選びましょう。
人気の日傘12選!
1.PATCHED TINY(Wpc.)
日本のレイングッズブランド「Wpc.(ダブリューピーシー)」の定番人気の日傘。
ポケットにすっぽり入るコンパクトなサイズ感と、どんなファンションにも馴染むシンプルなデザイン、そして完全遮光の機能性を備えているのが人気の理由です。
小さなバッグやポケットにもすっぽり入る大きさ約17×6㎝、重さ約200g。
カラーは爽やかなパステルカラーやダーク系など、選ぶのも楽しい全13色。
一年中持ち歩ける雨晴兼用の日傘です。
気になる日焼け対策は、生地の裏側に黒地のポリウレタンコーティングが施されていて、検査機関において遮光率100%、紫外線遮蔽率100%と高品質を記録。紫外線保護指数であるUPFは最高値の50+を誇ります。
レディース用だと親骨は50㎝が多いなか、47㎝で使用感もコンパクトなので、完全に日差しから避けたい人には物足りないかもしれません。
2.UVO(Wpc.)
日本のレイングッズブランド「Wpc.(ダブリューピーシー)」で、2021年に発売してから「最強の日傘」として大人気の日傘。
真夏の日差しでもしっかり日焼け対策をしたい人におすすめの日傘です。
加工が剥がれるリスクのあるポリウレタンのコーティング加工から、耐久性のあるラミネート加工へと進化。
「PATCHED TINY」同様、完全遮光100%・UVカット100%はそのままに長く使える日傘として人気です。
灼熱した太陽の光を完全に遮断し、遮熱効果も備えています。
雨晴れ兼用であるのはもちろん、折りたたみ、長傘の2タイプ、無地やフリル、刺繍などデザインも豊富です。
3.KOKAGE+(Waterfront)
充実したラインナップで国内最大級のシェアを誇る、国内の傘専門ブランド「Waterfront」。
こちらの「KOKAGE+」はクラウドファンディングで応援を募り、発売2日で完売をした人気の日傘です。
紫外線対策と暑さ対策を叶えた日傘で、遮光率99.99%以上、UVカット99.9%以上、紫外線保護指数であるUPFは最高値の50+と、日傘として完全な機能性を備えています。
とくに「暑さ」から身体を守る造りを採用しており、商品名の通り木陰の下にいるかのような涼しさを実現。
通常2層のコーティングを特殊な3層構造の日傘生地を採用し、一般的には遮熱率35%以上あれば遮熱効果があるとされる試験で、55%と高水準を獲得しています。
生地は耐久性のあるラミネート加工。重さは、折りたたみが約215g、長傘が約307gと軽量。親骨は50㎝、雨晴兼用なのも人気のポイントです。
4.-0&(LINE DROPS)
昭和24(1949)年創業の傘メーカー小川が手掛ける日傘。日本で初めてビニール傘を開発・製造したことでも知られています。
魅力は片手で開閉するワンタッチ式と、通常レディース50㎝、メンズ60㎝あれば十分といわれるなか、親骨が65㎝もある大きいサイズ。
仕事でバッグを片手に持っているときや、子どもといて手がふさがっているときに、ボタンを押すだけ簡単に開閉し、急いでいるときもノンストレスで使えます。特に小さな子どものいる親から人気の日傘です。
開くと直径約120㎝もあるので、絶対に日焼けしたくない人や野外でのイベント、突然の雨でも二人で使えるなどあらゆるシーンで活躍してくれます。
デザインはシンプルなユニセックス。重さは約285gとやや重めですが500mlのペットボトルよりはるかに軽いです。
遮光率99.9%以上、UVカット99.9%以上、遮熱効果ありで、紫外線対策や暑さ対策もしっかりできます。
5.河馬印本舗(LINE DROPS)
「-0&」と同じ、老舗傘メーカー小川の和をテーマにしたオリジナルブランド。
有名百貨店などでも取り扱いがあるなど、和柄の日傘で人気のアイテムです。
染めの雰囲気を残しつつプリントした柄は、日本の伝統的な和柄をモチーフに、洋服にも合いやすいモダンなデザイン。
それぞれの柄に、デザインに込められた意味があり、選ぶのも楽しいですよ。
また風合いを大切にした素材は綿を入れることで、心地の良い手触りに。
寒竹の持ち手は使えば使うほど、肌に馴染んできます。
サイズは通常の折りたたみ日傘より大きめ。
2段タイプでたたみやすいと人気です。
雨でも撥水する晴雨兼用で、生地の内側にポリウレタンコーティングが施されており、99%以上の高い遮光率とUVカット率、UPF50+誇る高機能の人気な日傘です。
6.ひんやり傘(リーベン)
「日傘をさすとひんやりと涼しい」「一度使うと手放せない」と人気の日傘。
京都の日傘・傘メーカーの「リーベン」のヒット商品で、こちらではノーブランドをモットーに機能性のある安価な日傘を豊富に揃えています。
ひんやり傘は、遮熱効果をアップするために徹底的に研究してつくられた日傘で、外側にポリウレタンコーティングのシルバー生地が施されているのが特徴。
太陽熱を鏡のように反射し、温度の上昇を抑えます。
検査機関での遮熱検査では、一般の日傘では気温が約32度に達したときに、こちらの日傘は約23度となり約9度もの温度の差がでるほどその使用感の違いを実感できます。
とくに灼熱した太陽の真夏に効果を感じやすいので、レジャーなどに持って行くのに人気です。
遮光率99.9%以上、UVカット率99.9%以上、紫外線保護係数も最高値の50+。
さらに親骨60㎝と身体がすっぽり入るゆったりとした大きさで、紫外線対策もばっちりできます。
気分も上がるカラフルなカラーのほか、地面からの照り返し防止には黒がおすすめです。
晴雨兼用。
7.超軽量 日傘(YOSHINO)
軽い日傘を探している人におすすめなのがこちらの日傘。
軽量の日傘で200gが一般的な重さのなか、172gと超軽量。なんと194gあるiphone11よりも軽い日傘で、カバンに入れて持ち歩いでも負担になることなし。雨晴兼用のため常備したり、旅行などで持ち歩いても苦になりません。
軽さ重視になると耐久性のない日傘が多いですが、こちらは耐風設計を備えた強い頑丈なつくり。
生地には300T超高密度のポリエステル素材を使い、高い遮光効果を実現しているのも人気のポイント。
UVカット率100%、UPF50+でしっかりと紫外線から肌を守ります。
傘の表面は超撥水テフロン加工も施され、雨用の傘として優れた撥水性も。
8.折りたたみ傘(aimoha)
頑丈で耐久性のある日傘がほしい人には、骨が多い日傘が人気。
6~8本骨が多い日傘のなかで、こちらは12本骨もあり強風にも耐えられる強度があります。
雨晴兼用のため、梅雨から台風の多い夏まで安心して使えます。
UVカット率は99%あり、気になる紫外線からしっかりカバー。
内側が黒地なので地面の照り返しも和らげてくれます。
ワンタッチ式で自動開閉するので、片手に荷物を持っているときでも楽に使えるのもポイント。
骨が多い分、重さは520gと重め。
重くて常備はできませんが、天気の変わりやすい夏場に大活躍の日傘です。
9.MACKINTOSH PHILOSOPHY(ムーンバッド)
イギリスのアパレルブランド・MACKINTOSH PHILOSOPHYの日傘。
ファッション性のあるハイブランドの日傘も人気です。
MACKINTOSH PHILOSOPHYをはじめ、POLO RALPH LAUREN、FURLAの傘を手掛けているのが、明治創業の老舗傘メーカーのムーンバッド。
そのなかの日傘・晴雨兼用傘として開発された「Fuwacool(フワク―ル)」というシリーズは、軽量で遮光・遮熱性を備えています。
重量は持っていることを忘れてしまいそうな約135gと超軽量。
日傘の生地には遮光率99.99%の1級遮光を採用し日よけと、紫外線遮蔽率99%以上のUVカット効果で日焼けもカバーする信頼のおけるつくりで人気です。
無地に配色のラインがアクセントの洗練されたデザインで、フェミニン・カジュアル・フォーマルにも使えるのもポイントです。
10.ダブルフリル(芦屋ロサブラン)
フェミニン好きから人気の日傘はこちら!
日光アレルギーなど、太陽光による肌トラブルがある人でも、おしゃれを楽しんでほしいという思いから、日傘や遮光用衣類などを販売。
信頼できる品質の良さと可愛らしいデザインで、エイジングケアが気になる人からも人気のブランドです。
縫い目から光が入るため、遮光99.9%以上という表記が一般的のなか、完全遮光にこだわり利用者の声を取り入れて研究開発された日傘。
裏地にはUVカット効果が摩擦などで劣化しない、ブラックラミネート加工を採用しています。
こちらの日傘の特徴は、長傘だからこそできるアーチ部分が深張り。
横から入る光から顔を守ってくれます。
大きさは親骨50㎝、重さ320g、晴雨兼用の日傘です。
11.日傘(アロマルーム)
楽天市場の日傘ランキングで1位を誇る超人気の日傘。
豊富なデザインと機能性から普段使いしやすいアイテムです。
リーズナブルな価格ながら、日傘の裏地には太陽の光を通さないポリウレタンコーティングがされており、遮光率100%、UVカット率99.9%、遮熱効果で春夏の日差しからしっかりガード。
3段式の折りたたみタイプのためコンパクトにまとまり、バッグやリュックのサイドポケットにいれて持ち運びも楽々。
撥水加工もあるので、突然の雨に備えて通年携帯することも。
デザインはカジュアルな普段着に馴染みやすい、シンプルでおしゃれな9種類から選べます。
重さは約260g、親骨は約50㎝です。
12.逆さ傘(YOKITOMO)
逆さ向きに傘が折りたためる、ユニークな日傘。機能性が抜群なことから人気の長傘です。
撥水性を備えた晴雨兼用で、風に裏返ることのない頑丈なつくり。
車に乗る際に傘をしまうのに時間がかかって濡れることがよくありますが、こちらは傘をさしたまま上向きに折りたたむことができるため、狭いスペースでもスムーズに乗車可能。
また折りたたんだ傘は自立するので、どこかに置きたいけど立てかける場所ない!というストレスがありません。
持ち手がCの字になっていて、こちらを手首にかけて日傘をさすことができるため、両手が空いて作業がしやすくなります。
生地は内外の二重構造で高いUVカット効果があります。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】ブラックフィッシュ
SNS
国内、海外を問わず、旅行系のメディアを制作するチーム。30年近くにわたって、旅行ガイドブックや旅雑誌などを制作し続けています。とくに箱根や千葉、新潟は、現地での広いネットワークを生かして多彩な情報を発信。各地をじっくりとめぐったからこそ見つけられた、知られざる穴場スポットも続々と発掘していきます。 さらに、それぞれ異なる趣味趣向を持ったメンバーが集まっていますので、多彩なジャンルの記事も手がけていく予定です!