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オススメのカメラ

それでは登山用の高性能カメラについて、価格帯ごとに区切りながらオススメのメーカーとボディをご紹介したいと思います。各メーカーの強みがあり、スペックや重量、サイズ感も様々なので、ぜひ自分に合うカメラを選んでみてください。

5万円前後

高性能なカメラを購入する時、予算の最低ラインになります。本格的なカメラの選択肢はそれほど多くないものの、各メーカーが誇る非常にコストパフォーマンスの高い、高級コンデジがラインナップされています。

SONY DSC-RX100

SONY DSC-RX100
画像:Amazon

SONY高級コンデジのベストセラーCyber-shotシリーズの初号機です。自社開発の大型イメージセンサーとレンズの名門メーカーZWISS(ツァイス)と提携したレンズを組み合わせており、コンパクトデジタルカメラの中では画期的な描写力を誇っています。しかしながら、240gと軽量かつコンパクト!細かい設定にこだわらず、サクサク綺麗な写真を撮りたい方におすすめです。

また28-100mm(フルサイズ換算)の光学3.6倍ズームや、200mm(フルサイズ換算)まで覗ける全画素超解像ズームと望遠性能に抜かりがありません。アウトドアフィールドにおいて画角の広さは写真の楽しみ方を飛躍的に広げてくれます。

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パナソニック ルミックスDC-TZ90

パナソニック ルミックスDC-TZ90
画像:Amazon

パナソニックが手がける人気の高い高級コンデジです。先ほどのSONY同様、この価格帯でありながら非常にコストパフォーマンスの高い一台に仕上がっています。高い描写力を誇る高感度イメージセンサーと、ドイツの名門カメラメーカー・ライカDCと共同開発した光学30倍ズームのレンズを搭載しており、コンデジで撮ったとは思えないほど、綺麗な写真をオート撮影することができます。

特徴的なのは、4Kフォトモード。1秒に30コマ撮影でき、決定的な瞬間を逃しません。登山をしている途中、動物に出会った時に重宝します。フォーカス合成や比較明合成などの機能も充実し、従来のコンパクトデジタルカメラでは対応できない撮影にも応用可能です。

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OM SYSTEM TG-6

OM SYSTEM TG-6
画像:Amazon

OM SYSTEM(旧OLYMPUS)が手がけるタフネスカメラです。防水15m、防塵、耐衝撃2.1m、耐荷重100kgf、耐低温-10℃、耐結露といった、あらゆるシーンに対応する圧倒的な耐久性を備えています。搭載しているセンサーこそ小さいものの、最新の画像処理エンジンと組み合わせることで、高い画質を両立しており、マニアックな層から根強い支持を得ています。

別売りになりますが、フィッシュアイコンバーターやテレコンバーターを使って拡張できるのも魅力。このレンズを二つ揃えても、ボディと合わせて実勢価格8万円ほど。超広角(魚眼)や望遠まで網羅できる、コンデジの万能選手と言えるモデルです。

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10万円以下

この価格帯には、コンデジでは高級コンデジ、一眼レフやミラーレス一眼ではエントリー機が分類されます。廉価ではありますが、コストパフォーマンスの高いモデルが多く、カメラ初心者にオススメです。

SONY α6000

SONY α6000
画像:Amazon

SONYのミラーレス一眼のエントリーモデルです。現在、α6600まで出ているα4桁シリーズの初号機になります。重さは285gとミラーレス一眼としては軽量ながら、写りの綺麗な2430万画素のAPS-Cイメージセンサーを搭載した、携帯性と高性能を両立したバランスの良いモデルとして発売以来、高い人気を誇ってきました。

SONYのEマウントは、フルサイズとAPS-C用にそれぞれレンズが分かれておらず、全てのレンズが両方のセンサーサイズのモデルに対応しています。今後のステップアップを考えると、SONYのミラーレス一眼は持っておいて間違いない一台です。

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PENTAX K-70

PENTAX K-70
画像:Amazon

PENTAXが出すアウトドア専用のAPS-C一眼レフカメラです。防塵防滴構造や耐低温-10℃を備え、全天候型のカメラと呼ぶべき耐久性を誇っています。しかし、ISO感度102400や高解像度のイメージセンサーを搭載し、画質や描写力にも抜かりがありません。まさに痒いところに手が届く、PENTAXらしい一台となっています。

実勢価格がボディでも6〜7万円前後、レンズキットでも9万円前後というというコストパフォーマンスの高さも魅力です。18-135mmのレンズキットを購入すれば、アウトドアシーンを1台でこなせる汎用性の高い一台と言えるでしょう。

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OM SYSTEM OM-D E-M10 Mark IV

OM SYSTEM OM-D E-M10 Mark IV
画像:Amazon

OM SYSTEMの中核シリーズOM-Dの入門機です。383gというコンデジに匹敵する軽さでありながら2037万画素という高画質に加え、保存時の耐低温-20℃や、手ぶれ補正が盛り込まれた汎用性の高い一台となっています。かつてのフィルムカメラのデザインを踏襲しており、レトロな外観も人気の理由です。

14-42mm(フルサイズ換算28-84mm)、40-150mm(フルサイズ換算80-300mm)のダブルズームレンズキットでも実勢価格は10万円以下。しかしながらオリンパスブルーと呼ばれる見事な風景描写力は健在です。コストパフォーマンス重視であれば、まず検討したい1台と言えます。

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Canon EOS KISS X10

Canon EOS KISS X10
画像:楽天

Canonの一眼レフ入門シリーズEOS Kissのエントリー機です。2410万画素やオールクロス45点AFセンサー、連写7コマ/秒など基本スペックが揃っており、初心者にオススメできる王道の一台となっています。CANON EFマウントには交換レンズが多く、安定した性能を誇るため、総合力から購入を検討する方も多いです。

ボディ単体の実勢価格は10万円以下ですが、レンズキットだと10万円を超えます。Canon EFマウントの交換レンズにはSIGMAやTAMRONなどサードパーティー製のコストパフォーマンスの高いレンズも数多く発売されているので、そちらと組み合わせると初期費用を抑えることができますよ。

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10万円〜20万円

各メーカーが、特色のあるカメラを意欲的に投入している価格帯です。本格的にカメラを楽しみたい方にとっては、選択肢の一つとなるモデルが多くラインナップされています。気合を入れてアウトドアフィールドで撮影に臨みたい方におすすめです。

RICOH GR IIIx

RICOH GR IIIx
画像:Amazon

高級コンデジの中でもフラッグシップと言えるRICOH「GRシリーズ」の最新モデルです。APS-Cと同じ大きさのイメージセンサーと最新の画像処理エンジンを搭載し、手ぶれ補正やノイズを防ぐローパスセレクターなど、コンデジでありながらスペックを妥協しない高性能カメラとなっています。また重量も262gと非常に軽いです。

クロップ機能もありますが、単焦点での撮影が基本です。登山の道中、写真にこだわりすぎず、要所要所で綺麗な写真を撮りたいという方には、気軽に使える相棒になるのではないでしょうか。

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Canon EOS90D

Canon EOS90D
画像:Amazon

Canon一眼レフの中核に当たるEOS2桁シリーズの上位機です。3250万画素のイメージセンサーを搭載し、瞳AFを含んだ高速・高性能AF、連写10コマ/秒を実現し、CanonのAPS-C機としては完成形と謳われるほど、高い人気を誇っています。従来、Canonのフルサイズ一眼レフを使ってきたユーザーの中には、サブ機として重宝する方も多いです。

レンズキットで実勢価格20万円弱と、これまで紹介してきたモデルと比べると頭抜き出る価格ですが、総合力として満足度が高く、さすがはCanonという間違いのないボディです。

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NIKON Z6

NIKON Z6
画像:Amazon

近年Nikonが注力しているフルサイズミラーレスZシリーズの中級機です。SONYやCanonと比べてフルサイズミラーレスでは後発でありながら、その性能や描写力が支持され、着実に人気を伸ばしています。中でも評価が高いのが、ISO10000以上の高感度撮影時の仕上がり。ノイズが目立たずに滑らかな映像を映してくれます。

ボディ単体の実勢価格は、発売当初より7万円ほど値下がっており、ボディの実勢価格は17万円台と、スペックを考えると現在かなりお買い得な価格。NIKONは純正の交換レンズの評価も高く、末永く付き合える一台としてオススメできます。

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まとめ

まとめ

美しい自然風景に出会うことのできる登山。せっかく素晴らしい風景に出会えるのなら、その感動を持ち帰ることのできる、高性能なカメラを持っていくのがオススメです。

最初は初期投資がかかりますが、一度使ってみれば、末永く楽しむことのできる最高の趣味に変わるはず。カメラ歴5年になる筆者もその一人です。

今回ご紹介したようにメーカーやモデルごとに、こだわりや強みは変わってきます。ぜひご自身に合った一台を手にとってみてくださいね。

文、写真(特記以外):土庄雄平

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