目次
エンジンオイル交換「上抜き」の方法と手順
それでは車のオイル交換にチャレンジします!作業をしていて気付いた点をしっかりお伝えするので、オイル交換初心者の方はぜひチェックしてください。
エンジンオイル交換「上抜き」の手順1.暖気運転
エンジンオイルを交換する前に行うのが暖気運転。エンジンオイルは暖めることで、サラサラな状態になります。サラサラな状態にすることでオイルの抜き取りがスムーズに行えるようになります。
暖気運転は5分ほどすると良いでしょう。冬場や寒冷地では20分ほどの暖機運転が必要になります。
エンジンオイル交換「上抜き」の手順2.オイルフィラキャップを開けオイルレベルゲージを抜く
オイルフィラキャップを開けます。オイルフィラキャップにはオイルが付着しているのでウエスで拭き取りながら外しましょう。
オイルフィラキャップを外し、オイルレベルゲージを抜きだします。オイルレベルゲージにもオイルが付着しているのでウエスを添えながら抜くようにしましょう。
エンジンオイル交換「上抜き」の手順3.オイルチェンジャーのノズルをセット
オイルレベルゲージを抜いた穴にオイルチェンジャーのノズルを挿します。途中で突っかかりのような感覚がありましたが押し込むと奥に入りました。底部に届くようにしっかり挿入するのがポイント。
ノズルが底まで届いていないと古いオイルを全て吸い出すことができないので注意が必要です。
エンジンオイル交換「上抜き」の手順4.エンジンオイルを吸い出す
オイルチェンジャーのノズルを挿したまま、ポンプを上下します。ポンプを上下することでオイルチェンジャーのタンク内が負圧となり、古いエンジンオイルが吸い上げられ、吸い上げた古いオイルはタンクの中に溜まっていきます。
吸い上げが弱くなってきたら再度ポンプを上下。この作業を繰り返します。全てのオイルを吸い上げるまで15分ほどかかりました。
負圧が強くなるとポンプの上下はちょっと大変。意外と力が必要な作業でした。
エンジンオイル交換「上抜き」の手順5.新しいエンジンオイルを入れる
古いオイルを抜き終えたら新しいオイルと交換します。新しいオイルはそのまま入れるのではなく、一度オイルジョッキに移しましょう。
オイルジョッキは持ちやすく注ぎ口も細長いのが特徴。缶のままオイルを入れるのではなくオイルジョッキを使うことでオイルをこぼしてしまうリスクが減ります。
漏斗をオイル抽入部(オイルフィラキャップが付いていた穴)にセットして新しいオイルを入れていきます。新しいオイルを入れる際の姿勢はちょっと窮屈。オイルジョッキや漏斗なしでオイルを入れることにしていたら大変でした。
エンジンオイル交換「上抜き」の手順6.暖気運転
新しいオイルを入れ終えたら再び暖気運転。新しく入れたオイルを暖めるため、1~3分ほどを目安に暖気運転しましょう。
エンジンオイル交換「上抜き」の手順7.オイルレベルゲージで確認
暖気運転が終わったらオイルレベルゲージで適正量のオイルが入ったか確認。規定量が確認できればオイル交換作業は完了です。
エンジンオイル交換「上抜き」の手順8.廃オイルの処理
最後に入れ替えた古いオイルを処理します。用意したのは廃油処理ボックスという商品。このボックスに古いオイルを入れ、しっかり密封することでオイルを燃えるごみとして廃棄することができます。
※自治体によって異なる場合があるので事前に確認してください。
自分で車のオイル交換!はじめてでもちゃんとできました!
はじめてのエンジンオイル交換は緊張しました。自分でオイル交換をするというのは敷居が高いと思っていましたが、挑戦してみると簡単にできることが分かりました!
古いオイルを吸い出すために行うポンプの上下運動はちょっと疲れましたが、それ以外はスムーズに行うことができましたよ。
愛車のメンテナンスを自分ですることで、車の知識や仕組みを学ぶことができるのでおすすめ!自分で出来る範囲のメンテナンスは積極的にやってみましょう。
これからもメンテナンスや修理などにどんどんチャレンジしていきます。ぜひ、皆さんも一緒に挑戦してみてください!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

【筆者】はるな
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趣味はドライブ!いろいろなところに旅行しています。大切な愛車を自分でもメンテナンスできるようになりたい!ということで、車のタイヤ交換や修理などにチャレンジ。
まだまだ分からないことだらけですが奮闘中。工具や車の仕組みについて楽しく学びレポートしていきます!