更新日: 2023年2月2日
猫砂おすすめ15選 愛猫にピッタリな猫砂を探そう!
猫が快適に暮らすうえで最も重要なトイレの猫砂。
猫砂は種類も多く、初めて猫を迎える人はどの猫砂を選べばいいのか悩みますよね。
「鉱物?紙?木?どの猫砂を選べばいいのかわからない!」
「うちのトイレにはどの猫砂がいいの?」
という猫初心者さんもいるのではないでしょうか。
今回はそれぞれの猫砂の特徴、猫砂を選ぶポイントとおすすめの猫砂をご紹介します!
目次
猫砂の選び方1.トイレの種類で猫砂を選ぼう!
猫砂には大きく分けて
- 固まるタイプ
- 崩れるタイプ
- 通過タイプ
の3タイプがあります。
この3タイプを、現在の猫用トイレ、またはこれから使おうと思っているトイレタイプに合わせて選ぶと、お世話や手入れがぐっと楽になります。
トイレの種類によっては使えない猫砂もありますので、まずはトイレの種類とそれに合った猫砂のタイプをチェックしましょう!
箱型トイレにピッタリの猫砂
底がフラットでシンプルな箱型トイレには「固まるタイプ」の猫砂がおすすめです。
「崩れるタイプ」や「通過タイプ」の猫砂はオシッコをした箇所・していない箇所が混ざってしまうので、その後の手入れが大変になってしまいます。
システムトイレにピッタリの猫砂
トイレの底がスノコや網目状になっている二重構造のシステムトイレ。上段のスノコに猫砂を入れ、下段のトレーにペットシーツを敷いて使用するこのトイレには「崩れるタイプ」や「通過タイプ」の猫砂がおすすめです。
「固まるタイプ」を使うとスノコ部分に猫砂が詰まってしまうことがあるため、システムトイレの良さを十分に発揮できなくなってしまいます。
自動トイレにピッタリの猫砂
近年増えている自動トイレには、鉱物系の「固まるタイプ」がおすすめです。
トイレの構造上、すぐにガッチリ固めてくれる鉱物系の猫砂が推奨されることが多く、その他の「崩れるタイプ」や「通過タイプ」は使用できません。
※自動トイレに使用できる猫砂は各メーカーによって異なります。必ず公式ホームページで確認しましょう
猫砂の選び方2. 砂の種類で猫砂を選ぼう!
各トイレにピッタリの猫砂タイプがわかったら、次は猫砂の種類を決めていきましょう!
それぞれの特徴とメリット、デメリットをご紹介していきます。
猫砂タイプ①「鉱物系」
主成分のベントナイトがオシッコをガッチリ固めてくれるのが鉱物系の特徴。「固まるタイプ」なので「箱型トイレ」「自動トイレ」に適しています。
鉱物系の猫砂のメリット
- 手に入りやすく、価格も安いためお財布にやさしい猫砂。
- ほとんどの猫が嫌がらずに使ってくれるので、初めての猫砂としてもおすすめです。
鉱物系の猫砂のデメリット
- 鉱物なので5リットル入りのサイズでも重量があります。
- トイレに猫砂をセットする際に粉が舞い散ります。
- 猫砂の粒が小さく肉球に挟んだまま歩いて部屋に砂を持ち込んでしまうこともあるので、足裏の砂を落とすためのマットがあったほうが良いでしょう。
猫砂タイプ②「紙系」
再生パルプを主成分としているのが紙系の猫砂。「固まるタイプ」なので「箱型トイレ」に適しています。
人用の水洗トイレに流せるのも特徴の1つです。
紙系の猫砂のメリット
- 各自治体によりますが可燃ごみとして捨てられます。
- 価格が手頃なのは高ポイント。
- 猫砂自体が軽いため、大容量でも運ぶのに苦労しません。10リットル以上のサイズで買うのがおすすめ!
紙系の猫砂のデメリット
- 粒が大きめなので容量が少ないものはすぐに使い切ってしまいます。
- 猫砂自体が軽いので、砂かけがダイナミックな猫は散らかしてしまうかもしれません。
猫砂タイプ③「シリカゲル系」
砂にオシッコを通過させて臭いを吸い取るのがシリカゲル系猫砂の特徴です。猫砂とペットシーツを組み合わせて使用。固まらないタイプなので「システムトイレ」に適しています。
シリカゲル系の猫砂のメリット
- 消臭効果に優れています。ウンチの水分を吸収して乾燥状態にしてくれるのはうれしいポイント。
- 毎日の手入れはペットシーツの交換とウンチの処理だけ! 掃除の負担を減らすことができます。
- 時々砂をかきまぜてあげれば約1ヶ月は交換不要という商品も販売中。猫砂の補充回数も少なくていいのが魅力的です。
シリカゲル系の猫砂のデメリット
- 他の猫砂よりも価格が高く、ペットシーツも必要なのでランニングコストがかかります。
猫砂タイプ④「木系」
主成分が木の猫砂は「固まるタイプ」と「崩れるタイプ」「通過タイプ」がそろっています。固まるタイプは「箱型トイレ」、崩れるタイプと通過タイプは「システムトイレ」にぴったり。
木系の猫砂のメリット
- 主成分が木のため消臭効果が高く、香料不使用でもほのかに木の香りがします。天然成分なので安心して使えますね。
- 各自治体によりますが可燃ごみとして捨てられて、トイレに流せる商品もあります。
木系の猫砂のデメリット
- 「崩れるタイプ」と「通過タイプ」は、おが屑を圧縮した木質ペレット。重量があるため運ぶのが少し大変かもしれません。
- 「崩れるタイプ」は水分を含むと粉状になるため、猫砂をスノコの下へ落とさなければなりません。シリカゲル系と同様にペットシーツが必要となり、少々コストがかかる傾向に。※「通過タイプ」もペットシーツとセットで使います。
猫砂タイプ⑤「おから系」
主成分が食品なので、万が一猫が食べてしまっても安心なおから系猫砂。「固まるタイプ」なので「箱型トイレ」に適しています。
おから系の猫砂のメリット
- 各自治体によりますが、可燃ごみとして捨てられてトイレに流せる商品もあります。
- 粉塵は他の猫砂よりも抑えられているものが多く、軽いので入れ替えや継ぎ足しなどが楽々。
おから系の猫砂のデメリット
- 固まり具合が少し柔らかく、おから特有の匂いがあります。
- 食品素材なので虫が寄ってきてしまうことも……。
- 「食べ物だ!」と思い好んで食べてしまう猫もいるので注意してください。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】にゃっぷる編集部
にゃっぷる編集部は、ねこ愛200%のねこが大好きな人間が集まっています。「ねこ好きなら、こういう情報が必要」と、取材スタッフや編集者が足で集めたねこ愛たっぷりの情報を発信していきます。
SNS公式アカウントでも「ねこ情報」を発信中なので、ぜひフォローしてお楽しみくださいにゃ!
公式YouTubeチャンネルはこちら→https://bit.ly/3JcKefl