更新日: 2023年2月2日
おすすめのビデオカメラ10選 ビデオカメラの選び方を徹底解説!
運動会などの子供の行事や、家族の思い出など様々な場面を動画撮影するのにおすすめなのがビデオカメラです。
ビデオカメラは動画を撮影するのに便利ですが、機能が複雑そうで使いこなせるのか不安。
どのビデオカメラが自分の目的に合っているのか分からず選べないという悩みはありませんか?
そこで、今回ビデオカメラの選び方とおすすめの10モデルを紹介します!
ビデオカメラを選ぶメリットは?
ビデオカメラ(ハンディカム)を選ぶメリットは動画を撮影することに特化しているということです。撮影に馴れていない人でもビデオカメラを使えば動画を綺麗に撮影することが可能。
他のカメラに比べて動画の撮影で失敗するリスクが少ないのがポイントになります。
では、紹介するビデオカメラの他にどのようなカメラがあるのかというと、身近なスマートフォンに搭載されたカメラ、アクションカメラ、一眼カメラなどがあります。それぞれのカメラの特徴は簡単に比較すると下記のようになります。
長時間撮影 | ズーム倍率 | 手ブレ補正 | 動画撮影時の持ちやすさ | |
ビデオカメラ | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
スマートフォン | △ | × | × | × |
アクションカメラ | △ | × | 〇 | × |
一眼カメラ | × | 〇 | 〇 | × |
これらのカメラとビデオカメラを比較しながらメリットを4つ紹介します。
ビデオカメラを選ぶメリット1.長時間撮影が可能
発表会や運動会など長時間の撮影をするのに優れているのがビデオカメラの特徴です。スマートフォン、アクションカメラも長時間撮影ができなくはないですが、バッテリーの容量が少ないのが難点。
特に、一眼カメラは一部のモデルを除いて30分以上の連続撮影ができないので注意が必要です。
そもそも、ビデオカメラ以外のカメラは長時間の連続撮影を想定して作られていないので、長時間の撮影をする場合はビデオカメラを選択するのが良いでしょう。
ビデオカメラを選ぶメリット2.ズーム倍率の機能
運動会などで子供の表情を捉えるのに活躍するズーム機能。ズーム機能には光学ズームと電子ズームがあります。また、光学ズームと電子ズームを組み合わせたハイブリットズームも存在します。
- 光学ズーム:画質を落とさず、遠くの被写体にズームすることが可能
- 電子ズーム:画面の拡大によるズームのため画質の劣化が発生する
ビデオカメラはズーム機能がしっかりしていますが、スマートフォンやアクションカメラは電子ズームであることが多く、基本的にズームの性能が弱いため遠くの被写体を撮影するのには不向きです。
一方、一眼カメラはレンズによって遠くの被写体を捉えることが可能ですが、高倍率で使い勝手の良いレンズは高額になってしまうのと、レンズが大きいので持ち運びに向いていません。
ビデオカメラを選ぶメリット3.手ブレ補正の機能
手ブレ補正は撮影時の手ブレを抑えてくれる機能です。この手ブレ補正機能もズーム機能と同様に光学式と電子式があります。
- 光学式手ブレ補正:レンズ内のセンサーがブレに対して動くことで手ブレを防ぎます
- 電子式手ブレ補正:デジタル処理により手ブレを補正、補正箇所が歪むなどのリスクがあります
手ブレに関しては、ビデオカメラだけでなく、アクションカメラ、一眼カメラにも優秀な補正機能が備わったモデルが多数あります。
手ブレは動画の撮影において、映像の良し悪しを決める重要なポイント。手ブレ補正機能がしっかりしていても、可能な限り三脚やスタビライザーと呼ばれる手ブレを抑えるアクセサリーを併用することがおすすめです。
ビデオカメラを選ぶメリット4.動画撮影時の持ちやすさ
ビデオカメラの最大の特徴は動画撮影時の持ちやすさ。
動画の撮影に特化して作られているカメラなので、動画撮影時の持ちやすさや腕への負担が他のカメラと比べると顕著に表れます。
動画撮影には手ブレを抑えるアクセサリーを併用することを推奨しましたが、最近では三脚の使用が禁止される場面も増えてきています。
そういった際に、ビデオカメラは持ちやすくカメラの構えも安定するので手ブレを抑えることが可能。動画撮影に特化して設計されたビデオカメラならではのメリットです。
ビデオカメラの選び方!チェックするべきポイント
ビデオカメラが動画撮影に適しているということがお分かりいただけましたでしょうか?
ここからは、ビデオカメラを選ぶ際にチェックしておきたいポイント4つを紹介します。
このポイントが分かれば、自分に合ったビデオカメラを見つけやすくなりますよ。
ビデオカメラの選び方1.光学ズームの倍率は?
ズームには光学ズームと電子ズームがあります。電子ズームは使用した際の画質に劣化が目立ちます。一方、光学式はズームをしても画質が劣化しにくい点が特徴になります。
運動会などでズーム機能を利用して撮影する場合は、ズーム倍率が20倍以上あると安心です。目安としては20~30倍の倍率が扱いやすくおすすめ。
ズーム機能でチェックしたいポイントは、光学ズームで倍率が20倍以上であることです。
ビデオカメラの選び方2.4K対応か?フルHDか?
4Kとは画面解像度を指します。解像度とは画面の細かさのことで、4Kを一言で解説すると「4K=細かい部分まで綺麗」となります。
大画面の4K対応のテレビやモニターで繊細な映像を見返したい場合などは、4K対応のビデオカメラを選ぶ必要があります。とにかく綺麗な映像を残しておきたいという人は、4K対応のビデオカメラを購入するのがおすすめです。
注意したい点は、4K撮影した動画を編集するとなるとそれなりのスペックのパソコンを用意する必要があるという点。環境や用途も考慮して選ぶのが良いでしょう。
また記憶メディア(SDカード)も安価なシリーズでは4K撮影に対応していないのがほとんどなので注意が必要です。
ビデオカメラの選び方3.手ブレ補正にも種類がある?
ビデオカメラの手ブレ補正には「光学式」と「電子式」がありますが、おすすめは光学式となります。
電子式は記録後に調整の処理をおこなうので、補正した部分の動きが不自然になることがあります。撮影対象があまり動かない場合は、電子式でも問題ないですが、子供やペットなどよく動く撮影対象の場合は光学式にしましょう。
では、電子式手ブレ補正はデメリットしかないのか?というとそんなことはありません。電子式手ブレ補正はコンパクトに設計ができるので、カメラ本体が軽くなるというメリットがあります。
軽量で持ち運びを重視いたい人は、電子式手ブレ補正を検討するのも良いかもしれません。
ビデオカメラの選び方4.重量と機能のバランス関係
ビデオカメラの重量と機能のバランスは悩むポイントです。高機能になればなるほど本体は大きくなり、重量も増えるというのがビデオカメラにおいては一般的。
手持ちでビデオカメラを構える場合はほとんどが片手での操作になります。
長時間の手持ち撮影や、荷物として持ち運ぶことを想定した場合、本体重量のあるビデオカメラは負荷になってきますので、過度な機能を重視するのではなく軽量のモデルをおすすめします。
それでも可能な限り美しい映像を残したいという人はビデオカメラの重量に関しては諦める必要があります。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】池野誠
SNS
旅行、デジタルガジェット、釣りが趣味のノマドワーカー、ドローン講師。各地の観光情報、空撮や360度カメラなどを活用した美しい映像を発信していきたいです。最近はDIYも始めました。