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数千円から数十万円まで、広がる双眼鏡の海
双眼鏡のディープな世界はいかがでしたか?
専門用語がわからないからと安さに惹かれて適当に購入し、いざ使おうとしたら手ぶれで何にも見えなかった……という悲しい経験を持つ筆者としては、できるだけ失敗しない双眼鏡を、という視点を大事に選んでみました。
双眼鏡のブランドは世界中に幅広く存在しています。軍用、光学機器の会社、最後にはクリスタルガラスのグループ会社まで登場しましたが、そうしたブランドごとのこだわりやルーツを知ると、双眼鏡にも特別な愛着が生まれ、値段も気にならなくなってきます。
性能やきれいさ、視野へのこだわりが強いほど、値段もそれなりにアップしていくという案外わかりやすいベクトルが働く世界ですので、自身の目的と財布の事情に合わせて、じっくり双眼鏡を選んでみてくださいね。
※記事中に記載している商品価格は、取材時の価格となります
双眼鏡Q&A
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商品に必ず表示してある「8×30」といった数字の意味は?
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先に出てくる数字は「倍率」、後ろの数字は「口径」を指します。
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双眼鏡の倍率はどのくらいがよい?
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高倍率であるほど手ブレが出てくる上に視界が暗くなりがちです。手持ちで使う双眼鏡の場合は5〜10倍くらいがおすすめです。
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対物レンズ径の大きさはどのくらいがよい?
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持ち運びしやすいものが良ければ、レンズ口径の数字は「25(mm)」くらいまでを選ぶのがおすすめです。
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ひとみ径とは?
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対物レンズの口径÷倍率が「ひとみ径」。これは対物レンズ側から覗いた時に見える丸い部分の直径で、ちゃんとした双眼鏡ならおよそ2.5〜7mmが目安です。
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双眼鏡のレンズコートとは?
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双眼鏡のレンズの反射を防ぎ、光をより多く取りこむために、口径と合わせてとても大事なのがレンズコート。コーティングにはモノコートとマルチコート、そしてフルマルチコートの3種類があります。
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アイレリーフとは?
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瞳から接眼レンズまでの距離は「アイレリーフ」と呼びます。 眼鏡をかけている場合はその分双眼鏡を近づけることができないため、数値が15mm以上の製品を選ぶのが良いでしょう。
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旅行だけでなく日常も楽しく!をコンセプトに、生活を豊かにしてくれるアイテムを厳選して紹介。
日用品からコスメ、ベビー用品、音楽、DIY用品など、ジャンルという壁を作らず、目利き力のある編集者がおすすめアイテムをセレクトします。
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【筆者】MIHO-G
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古典落語や歌舞伎、文楽にお神輿と日本の伝統文化が大好きだけど、お酒も音楽も同じくらい愛するX世代。
楽しいことならなんでも興味津々。あらゆることに首を突っ込める、という理由で編集の仕事を長らく続けています。
これからもジャンルを問わずどんどん首を突っ込んで、面白おかしく紹介していきたいと思っています!