メガネの人におすすめのロングアイレリーフ双眼鏡

この双眼鏡のおすすめポイントは、何と言っても20mm以上のロングアイレリーフ。

安心の窒素ガス封入防水機能で悪天候でも問題なし、フルマルチコートの上にさらに透過率アップコーティングと、かなり「見やすさ」に力を入れています。

普段からメガネの人はもちろんですが、メガネをかけていない人が、例えば夏の野外でサングラスをしたまま覗いても、しっかり視野を確保できる優れもの。「扱いやすい」「明るく見える」という肯定的な口コミが多数見つかります。

コンパクトにたためるサイズ感はよいのですが、気になるのは300gとやや本体が重たいこと。とはいえ、メガネ派にとっては補ってあまりある魅力的な双眼鏡といえるでしょう！

ハンティング用スコープメーカーの双眼鏡は耐久性抜群

過酷な条件に強いミリタリーベースの双眼鏡です。

生産・販売をしている「サイトロン」はハンティングスコープの専門メーカー。そのため扱っている双眼鏡にはミルスケール（覗いた時に対象物の大きさがわかるモノサシ）が内蔵されているものが多いのですが、普段使いには正直少し邪魔に感じることも……。

こちらはミルスケールのないタイプですので、視界スッキリで幅広く使えます！

窒素ガス封入の完全防水で頑丈な作り。ちょっと荒っぽく使っても大丈夫な、タフな双眼鏡を探している人におすすめです。

コンパクトさを追求する人へ。とことんミニマムのNikon遊

サイズ5.2×9.3×1.9cmで、なんと重さは65g！ニコン史上最薄・最軽量のモデル。‎視度調節の機能を省いたシンプルなデザインが目を引きます。

操作は簡単で、真ん中をくの字に動かして目幅を合わせ、ピントを合わせるだけ。レンズは10mmと小さいけれど、マルチコーティングで明るさはきちんと確保されています。

倍率は4倍。高倍率のものは暗くなり手ぶれが起こりやすいので、観劇などで使用するならこのくらいの倍率でもかなりの満足感が得られます。

フラットタイプの最小クラスながら、性能はさすがのニコン。何よりもこの洗練された佇まいに一目惚れしたファンも多数いる、大人気アイテムです。

マルチに使えて携帯楽々、防水機能もついて安心

双眼鏡の愛好家たちから「気軽に持ち歩ける」と人気を集めているトラべライトEX。ニコンならではのシャープな視界を維持しつつ、軽量・コンパクトで使いやすい双眼鏡です。

窒素封入の完全防水で、メガネをかけたままでも安心のハイアイポイント設計が魅力的。倍率10倍モデル以外には、8倍と12倍の商品がラインナップされています。

その他の特徴としては、シリーズを通して環境に優しいエコガラスを使用していること。見え方には関係ないけれど、こういう配慮はこれからどんどん大事になってきますよね。

使用環境によりますが、完全防水でなくてもOKという場合にはリーズナブルなトラべライトVIシリーズもおすすめ。

近くも見える双眼鏡！地球環境保護にも役立つ優しいモデル

一般的な双眼鏡は、一番近くても2〜3mまでしか見られないのですが、この双眼鏡は独自の「輻輳（ふくそう）補正機構※」によって最短50cmの距離まで対応。パピリオシリーズのみの驚くべきシステムです！

※近くを見る際に生じる左右の視野のズレを、ピント位置に連動して対物レンズをスライドさせながら補正するシステム

自宅で飼っている熱帯魚を観察したり、美術館でじっくり展示品を鑑賞するなんて楽しみ方もいいですよね。もちろん遠くも8倍まで見えるという優れもの。

少し高価に感じますが、売り上げの5％はWWF世界自然保護基金に寄付。自然を愛する人にもおすすめしたい双眼鏡です。

和の美しさを追求したエレガント双眼鏡を歌舞伎のお供に

双眼鏡のビクセンが、日本の美にこだわって作ったアイテムです。着物姿で持っていても違和感のない美しいデザインが特徴的。

本体サイズは10.16×10.16cm・145gとコンパクトな造りで、女性の小さなバッグにも収まります。その名のとおり「桜」を思わせるつや消しピンクのボディは、国内工場で丁寧にアルマイト処理されたもの。

観劇の場合には、倍率が高すぎると演者を見失ってしまうこともありますが、こちらは倍率6倍、実視界※は8.3。コンパクトタイプにしては広めの視界です。

※双眼鏡を固定した状態で見ることができる範囲のこと。倍率が高くなるほど視界は狭くなります

星空を楽しむためだけに作られた不思議フォルムの双眼鏡

「星空観察のための」と銘打たれているのですが、倍率は2.1倍と小さいため月のクレーターなどは確認できません。でも、裸眼で星空を見上げたときとは比べものにならない、驚くほどたくさんの星が観察できるというちょっとニッチなアイテムをご紹介。

このメガネのような不思議なフォルムは、倍率よりも視野を重視したため。金属加工から組み立てまで、すべて埼玉県で行ったMADE IN SAITAMAの双眼鏡です。

8倍、10倍の双眼鏡と比べるとその広い視野に驚くことうけあい。大自然の中で、想像している数倍以上の星空観察なんて、考えただけでわくわくしませんか？

双眼鏡だけど望遠鏡!? 驚きの世界初分離式双眼鏡

そのまま使えば4倍の双眼鏡、分離すれば4倍の単眼鏡が二つ。分離した単眼鏡を縦に組み立てれば16倍の望遠鏡になるという、遊び心にあふれた3in1製品。

フルマルチコートで、内部のプリズムにも特殊なコーティングを施しています。透過率がとても良く綺麗に見えるのですが、望遠鏡として使う時には“ひとみ径”がかなり小さくなるため要注意。

しかしながら、この双眼鏡が1つあれば、パートナーと綺麗な景色をシェアできるというのはとても素敵な発想ですよね。

単眼鏡として使う時は最短50cmまでピントが合うので、美術鑑賞などにも大活躍。水洗いもできる防水加工も高ポイントです。

用途の幅広い本格派双眼鏡。長く使えてファン多数

続いてはレンズ口径56mm、広い視野を持ったハイエンド双眼鏡「モナーク5 16×56」のご紹介。星空観測やバードウォッチング愛好家たちの御用達で、使い勝手の良い双眼鏡の決定版といえるでしょう。

映像がにじまないEDガラスを採用しているため値段は高価。しかしながら、非常にはっきり明るく見えるため、一度使うとコンパクトな双眼鏡には戻れなくなる逸品です。

アイレリーフは16.4mmで、普段からメガネを着用していても安心。実際に店舗で試した上で購入に踏み切る人が多いことからも、信頼性の高さをうかがい知れる製品です。

三脚アダプターが付属している点もうれしいですね。

野鳥のサイズを測るならミルスケール入り双眼鏡で

サバイバルゲームファンに人気の高いサイトロンの双眼鏡は、ミリタリーモデルだけあって「頑丈」という面では絶対的な安心感。

ミリタリーをうたうものの中には、コーティングがいい加減で使いづらい商品も存在していますが、専門メーカーでもあるサイトロン製なら信頼度はバッチリです。

対象物の大きさがわかるミルスケールを採用している点もこの双眼鏡の特徴。

過酷な環境でも使えるような耐久性を望むアウトドア派はもちろん、野鳥や船などのサイズを知りたいという研究肌の人にもおすすめしたい双眼鏡です。1つあれば災害の備えにもなりますよ。

バードウォッチングマニアが憧れるプレミアム双眼鏡

スワロフスキーといえばクリスタルガラスが有名ですが、グループ会社である「スワロフスキー・オプティック」は、創業者の息子ヴィルヘルム・スワロフスキーが野鳥観察のために作った双眼鏡からスタート。今や誰もが憧れる双眼鏡界の最高級ブランドです。

高額である理由は、コスト度外視でひたすら品質を追求する企業姿勢によるもの。アルプス山脈の麓、チロル地方でしか作れないというレンズは、アルプスの雪解け水で磨き上げられ、まるでガラスが存在しないかのような見応えを誇ります。

双眼鏡マニアならばいつかは手にしてみたいというスワロフスキー。清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しても、決して後悔することはないでしょう。