更新日: 2023年2月2日
双眼鏡のおすすめ20選!性能重視で厳選!のぞいてみると世界が変わる
双眼鏡は、コンサートや観劇では出演者の細かな表情やしぐさを、アウトドアでは遠くの景色を、はたまたバードウォッチング・スポーツ観戦など様々なシーンで大活躍!
しかしながら値段も数百円から数十万円まで非常に幅広いうえに、専門用語が多くてよく分からないのが双眼鏡の世界。
クチコミ・レビューもまるまる信じて良いのか、どのように選べばいいのかわからない人も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、双眼鏡の選び方や様々な機能をチェックした上で、コレ!という双眼鏡を厳選してご紹介いたします。
目次
双眼鏡の選び方
まずは動画で記事のポイントをチェック
一口に「双眼鏡」といっても、たくさんのメーカーから数多くの双眼鏡が販売されています。しかし機能も様々で専門用語がすごく多い。できれば安い方がいいけれど、手元に届いてきちんと見えなかったら元も子もありません。
おすすめの双眼鏡をご紹介する前に、双眼鏡を選ぶ際のポイント、また最新の双眼鏡の機能について見ていきましょう!
双眼鏡の倍率は高ければ高いほうがいい……は間違い?
商品に必ず表示してある「8×30」といった掛け算。最初の数字は双眼鏡の倍率を指しています。この「8」は対象物との距離を1/8にしてくれるということ。80m先にある対象物が、10mの距離にいるように見える、という意味になります。
実際の見え方についてはこの後に解説する「口径」によって変わってきますが、注意するのは「高倍率」=「見えやすい」ではないこと。高倍率であるほど手ブレが出てくる上に視界が暗くなりがち。手持ちで使う双眼鏡の場合は5〜10倍くらいがおすすめです。
通信販売が主流の昨今、この掛け算「×」の表記が「*」になっているなど悪質なものもありますので、注意しましょう!
レンズ径と重さ・明るさは比例するのが双眼鏡の常識
のぞく側を接眼レンズ、逆側を対物レンズと呼びます。この対物レンズの直径が「口径」。「8×30」という表記であれば、8(倍率)×30(対物レンズ口径)というわけです。光は対物レンズ側から入ってくるため、対物レンズ径が大きい方が明るく見えることになります。
そして、対物レンズの口径÷倍率が「ひとみ径」。これは対物レンズ側から覗いた時に見える丸い部分の直径で、ちゃんとした双眼鏡ならおよそ2.5〜7mmが目安。たとえばレンズ口径が20mmで倍率が12倍だったら、ひとみ径は1.67mm。これでは暗くて見えにくい、ということがわかりますので、この計算式は覚えておくと良いでしょう。
注意点として、レンズが大きくなるとその分だけ重くなります。持ち運びしやすいものが良ければ、レンズ口径の数字は「25(mm)」くらいまでを選ぶのがおすすめ。
双眼鏡のレンズコートはとても大事。粗悪品に騙されないで!
双眼鏡のレンズの反射を防ぎ、光をより多く取りこむために、口径と合わせてとても大事なのがレンズコート。コーティングにはモノコート(単層膜コート、シングルコート)とマルチコート(多層膜コート)、そしてフルマルチコート(内部のプリズムにもコーティングされているもの)の3種類があります。
モノコートでも十分ですが、特定の光を弾いてしまい色のバランスが悪くなる場合もありますので、できればマルチコート、フルマルチコートを選ぶと良いでしょう。マルチコートは3層が一般的ですが、最近では5層コートや7層コートなどもあり、どんどん見やすくなっています。
安い粗悪品の中には、コーティングされていないものも存在しています。こういった双眼鏡は光が反射して非常に見づらいので、購入の際は必ずチェックしてください。
メガネをしたまま双眼鏡を使いたい場合はアイレリーフをチェック!
瞳から接眼レンズまでの距離は「アイレリーフ」と呼ばれ、双眼鏡を覗くときにどのくらい離せば良いか、その距離を表しています。
眼鏡をかけている場合はその分双眼鏡を近づけることができないため、数値が15mm以上の「ロングアイレリーフ」「ハイアイポイント」と言われる製品を選ぶのが良いでしょう。
双眼鏡を目から離して持っている状態が不安定だと感じる場合は、アイカップ(双眼鏡の覗き口)を調節できるタイプのものがオススメです。これならメガネを外した時はアイカップを伸ばして、メガネの時はアイカップを短くして使えます。
このタイプの双眼鏡であれば、裸眼の人と共用することも可能ですね。
多機能・高倍率をうたう安価な双眼鏡には要注意
その他に押さえておきたいのは、ほこりや砂に強い「防塵」、水に強い「防滴」、手ぶれを抑えてくれる「防振」などの便利な機能。
三脚アダプターに対応しているかもチェックしましょう。特に高倍率の双眼鏡は手ぶれが大きくなりがち。防振機能が弱い場合、三脚を使って固定してしまえば手ぶれ問題は解決できます。
このあたりは実際に使うシチュエーションで選びたいところですね。
ズーム式のものもありますが、コンパクトな双眼鏡にズーム機能を搭載させるのは現在の技術では難しいもの。高額な商品であれば話は別ですが、安価でズームを売りにしている双眼鏡は避けておくのが賢明です。
同様に「50倍!」などと極端に倍率が高い商品にも要注意。購入の際にはチェックしておきたい大事なポイントです。
性能重視!おすすめの双眼鏡20選
ここまで双眼鏡選びのポイントについて説明してきましたが、なんとなくイメージは湧いてきたでしょうか?これを踏まえて、いよいよおすすめの双眼鏡をご紹介していきます。
今回は3,000円台のリーズナブルなものから高級モデルまで、値段順に幅広くピックアップ!
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】MIHO-G
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古典落語や歌舞伎、文楽にお神輿と日本の伝統文化が大好きだけど、お酒も音楽も同じくらい愛するX世代。
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