2012年度から施行された新学習指導要領によってダンスが必修化されたことや、昨今のKPOPブームもあいまって注目度の高いダンス。子どものうちから習うことで、柔軟性や表現力が身に着くメリットがあります。チームワークを通して協調性が高まり、また、複雑な動きをすることによって脳が活性化され、記憶力の向上にも一役買うとも言われています。初期投資が少ないのも魅力の一つです。ただし発表会や遠征が多くなると、比例して金銭的な負担も大きくなります。

費用は、月謝が平均して週1回のクラスで5,000～8,000円となっており、比較的始めやすい習い事として定着しています。

武道は柔道、剣道、空手、合気道、少林寺拳法などを主に指し、礼節や忍耐力が身に着くと根強い人気のある習い事です。それぞれに級や段があるので、小さいうちから習って、ステップアップする達成感を得ながら成長することのメリットは非常に大きいと言えます。

いま幼少期にあたる子ども達が将来的に大学受験を迎えるころ、推薦入試やAP入試も視野に入れた受験対策が必要になると言われています。高校3年間の活動歴をJep（ジャパン eポートフォリオ）に記録し、大学出願に活用したり、学力テストに加点されるうごきもあります。武道に限ったことではありませんが、比較的他のスポーツよりも長く続ける傾向にある武道において、長年修練したことによって得たことや、その後の人生においてどう発展させていくかを書き記すことは忍耐力、分析力、行動力を指し示すことにもなり、非常に大きな武器になると言えます。

気になる費用は月謝の相場は3,000～5,000円程度ですが、柔道や空手の道着が1万円前後なのに対し、剣道は防具と道着、竹刀を合わせると4万円程度は覚悟しないといけません。ただし筆者の場合、小学校3年生から始めて6年生まで同じ道着と防具を使用したので、年間で割るとそこまでコスト高ではないと言えます。