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防災ラジオおすすめ8選!もしものときに役立つ多機能アイテムはこちら

まっぷるライフスタイル編集部

更新日: 2024年9月1日

防災ラジオおすすめ8選!もしものときに役立つ多機能アイテムはこちら

防災グッズのなかでも、マストで揃えたい上位アイテムといえば防災ラジオ。

なかには、「スマホで十分」と思っている人もいるでしょう。でも、これまでにも突然ネットや電話が繋がりにくくなって不便な経験をしたという人、いますよね。使えたとしても、もしものときのために節電するのが賢い選択です。

最近は懐中電灯、読書灯、ランタン、モバイルバッテリー、サイレンなど、ラジオ以外の機能を備えた多機能型が主流。災害時だけでなく、ふだん使い、アウトドアなど、使い方次第で活用の幅は広がります。

防災ラジオおすすめ8選のなかから、あなたにぴったりのアイテムを探してみませんか?

スマホより便利! 防災ラジオを持つべき理由

スマホより便利! 防災ラジオを持つべき理由
画像:123RF

防災ラジオを持つべき理由は、いくつか考えられますが、次の3つがおもなポイント。いざというときの情報収集手段として、1台持っていると安心です。

防災ラジオを持つべき理由① アクセス集中時の強い味方!

ネットの回線混雑を回避して、防災ラジオで情報収集
「ただいまアクセスが集中しています」。このメッセージとともに、インターネットの動きが遅くなったり、繋がりにくくなったり、ネット回線の不具合を経験したことがある人は案外多いもの。人気のチケット争奪戦や元旦前後のあけおめメール、何らかのアクシデント等々、ちょっとしたアクセスの集中で簡単にパンクしてしまいます。大規模災害の場合はなおのこと。さらには、数日間ネット回線が復旧しないことも考えられます。

そういったときに頼りになるのが、防災ラジオの存在です。

ラジオ電波さえ受信できれば、情報難民にならずにすみます。もちろん、放送局や電波塔が被害を受けることもありえますが、情報入手の手段を複数確保することで、リスクを軽減することができます。

防災ラジオを持つべき理由② Wi-Fiが繋がらない時の最強アイテム

ラジオならWi-Fi断絶、パケット消費の心配がありません
スマートフォンを使う場合、気になるのがパケットの消費量。停電した場合はWi-Fiも使いものになりません。その点、防災ラジオは心配いらず。電力量もスマートフォンより少なく抑えられ、日頃から防災グッズの準備、点検をきちんとしておけば、あまり電力の残量を気にせずに使うことができます。

防災ラジオを持つべき理由③ 地域の正しい情報をキャッチしたい!

正確な地域情報に強いコミュニティFM
被災時、どう動いて命を守ればよいのか、まずは迅速かつ正確な情報の入手が重要です。情報のスピードという点からは、ツイッターが有力候補。しかし、正しい情報と混在してデマ情報の拡散が早いのもツイッターの特徴です。

正確で、すぐに役立つ周辺地域の情報を入手するなら、まず自分がいる地域のコミュニティFMに周波数を合わせてみてください。

コミュニティFMとは、市区町村を放送エリアとするラジオ放送で、2022年1月現在、全国に338局あります。放送エリアが狭いため、地域密着型の情報に強く、防災・災害時にはライフラインの役割も担っています。被災状況、救助、避難所、炊き出し、安否確認など、他局よりもより身近な情報を入手しやすくなっています。

画像:123RF

防災ラジオを選ぶポイントはココに注目!

防災ラジオを選ぶポイントはココに注目!
画像:楽天市場

防災ラジオと一言でいっても、さまざまな性能、タイプのものがあります。ここでは、給電・充電の方法や周波数、あったら便利な付属機能など、購入の際に知っておきたいチェックポイントをご紹介します。

防災ラジオとは?

そもそも防災ラジオとは、一般的なラジオの機能にプラスして、災害時に便利な機能を備えたラジオのこと。なかには、電源がオフのときも他局を聞いているときも、Jアラート(全国瞬時警報システム)の発信と同時に、自動的に緊急情報が流れる緊急警報対応のラジオがあります。一部の市区町村では有償・無償で配布しているところも増えてきましたので、自分の住んでいる地域で配布しているかいないか、一度確認してみることをおすすめします。

防災ラジオを選ぶポイント① 給電・充電方法に注目!

停電時に備えて2つ以上の給電・充電方法を搭載したものを
防災ラジオのもっとも優れた機能といえば、複数の給電・充電方法を装備している点が挙げられます。情報から遮断されることは、不安を招き、ときにはパニックを引き起こす原因に。被災のために混乱、孤立した状況下で、どう動けばよいのかを考えるためにも正しい情報の入手が大切なのです。

防災ラジオの給電・充電方法はおもに次の4種類。それぞれの特色をご紹介しましょう。

もっともポピュラーで、頼りになる乾電池式

乾電池は電力量を考えると大きい電池のほうが安心ですが、持ち歩くには単3形くらいがおすすめ。乾電池は本体から出した状態で、湿気から守るためにポリ袋に入れて保管してください。乾電池にもいろいろな種類がありますが、充電式のものはやや重め、アルカリ乾電池は低価格で汎用性が高いのが特徴です。リチウム乾電池はアルカリ乾電池の約2倍の寿命があり、相対的に軽く、極寒の環境下にも強いという長所があります。ただし、豆球、精密モーターには使えません。すべての乾電池は自然放電するため、年1回程度の確認を心がけましょう。

ふだん使い&モバイルバッテリー機能付きなら蓄電池式

防災用としてラジオを選ぶ場合、本体に充電して使う蓄電池式は基本的に選択肢から外してください。いざというときに蓄電されていなければ使い物ならないからです。しかし、ふだん使いするとなれば話は別。リビング、キッチン、ベッドサイドなどに置くなどして、充電残量を把握して使えば、突発的な災害時も探す手間がはぶけて便利です。このタイプの場合、蓄電池の電力を使い切ったら、また充電が必要となるため、ほかの充電方法を備えるものを選ぶのがポイントです。

最終手段その① 人力まかせの手回し充電

防災ラジオのなかには、ハンドルを回して充電する手回し充電ができるものがあります。しかし、機種によって回転数、速度、発電効率等がバラバラ。労力の割にあまり長い時間使えないこともあり、過度の期待はかけられません。防災ラジオを選ぶときは、どのくらいの発電効率なのかを要チェック。説明書に明記されていない場合は、「ないよりは安心」という程度に考えておいたほうがよさそうです。

最終手段その② お天気次第のソーラー発電

クリーンで安心な太陽光発電ですが、何よりも天候や時間帯に左右されるのが最大の弱点です。こちらも機種によって性能の差が大きく、長時間充電しても、ほんの数分しかラジオが聴けないということも。乾電池、蓄電池の節約のために、晴れの日はソーラー発電を使うというスタンスが現実的です。

防災ラジオを選ぶポイント② サイズ&重さ

屋外に持ち出すなら、重量、サイズ、持ちやすさも要チェック
防災ラジオを自宅で使う分には重さ、サイズ、持ち運びのしやすさは、さほど問題にはなりません。しかし、避難するときなど持ち運ぶ場合は、軽く避難用リュックに入るサイズか、もしくは首にかけるためのベルト、あるいは手から落とさないためのストラップが付いているかなど、確認しておく必要があります。乾電池式の防災ラジオは、本体の重さに乾電池の重さが加わることもお忘れなく。単3形乾電池は1本平均25g前後、単1形乾電池は1本100~130gほどの重量があります。

できることなら、防水・防塵のタフなボディがグッド

商品説明のなかで、たびたび「IP」という文字が出てきます。これは2003年の国際電気標準会議によって定められた電気製品の防水・防塵の性能を表わすコードで、「International Protection」の略。IPのあとに続く2つの数字は、前が防塵性能の等級、うしろが防水性能の等級で、数字が大きくなるほど性能が高いことを示しています。数字の代わりに「X」が記されているものは、防塵もしくは防水の等級を省略したものです。
粉塵対策がなされた防災ラジオはさほど多くありません。防水については、雨天の中を移動することを考え、垂直から60度の範囲で落ちてくる水滴に対応した「IPX3」以上であれば十分でしょう。

防災ラジオを選ぶポイント③ 受信電波

防災ラジオの受信電波はAMよりFM(ワイドFM)を選ぼう
防災ラジオを選ぶとき、FMとAMのどちらも受信できるのがベストです。しかし、どちらか一方を選ぶ場合はFMを選んでください。

周波数76.1~94.9MHz、波長3~4mのFMは放送できる範囲が狭いかわりに音質がいいのが特徴です。その長所を生かし、多くの放送局は音楽のほか、地域密着型の情報が充実しています。つまり自分が被災したときに、もっとも欲しい身の回りの情報はFM放送のほうが入手しやすいといえるのです。

いっぽうで周波数526.5~1606.5kHz、波長200~600mのAM放送は、波長が長く広範囲に放送を届けることができます。ローカルのFM放送が聴けない場合は、広範囲に安定した音声を届けることができるAM放送にチャンネルを合わせましょう。

ちなみに、ラジオによっては「ワイドFM」が受信できるものもあります。ワイドFMとはAM放送の内容をFMの周波数で聞くことができる放送のこと。音質がよく難聴対策や災害対策として注目されています。リスク回避という点では、FM、ワイドFM、AMのすべてに対応したラジオを推奨します。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

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