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おすすめのGoProを選ぶ上で気になる疑問をQ&Aで解説!
Q:GoProはスマートフォンのカメラとは違うの?
A:近年はスマートフォンの性能も上がっているので、一概にどちらがいいとは断定できませんが、アクションカメラとしてGoProが優れている点は2点あります。
一つは、耐久性と防水性。スマートフォンは通信機器である以上、強い衝撃を与えたり水中に落としたりすると壊れてしまいます。
対してGoProはアクション用に設計されたカメラなので、そういった状況にも強い作りをしています。
もう一つは、ブレ補正機能。GoProはスポーツや乗り物から撮影しても問題ないほどの、強力なブレ補正機能が特徴です。
GoPro独自の補正機能「HyperSmooth (ハイパースムーズ)」はスマートフォンに備わっているブレ補正機能よりも高性能で、アクティブな映像を撮ることに適しています。
HERO7シリーズから搭載されており、性能も新しいモデルが出る度に進化しています。
Q:GoProは種類がいっぱいあるけど、なにが違うの?
A: 今回ご紹介するシリーズには、共通して以下の機能が備わっています。
・強い耐久性、水深5m以上の防水性
・4K動画撮影
・ブレ補正
・スローモーション撮影
・音声コントロール
GoPro HEROシリーズは数字が大きくなるほど上位モデル(新製品)となります。上位モデルになればなるほど高価ではありますが、それだけの値段に見合った高性能なスペックを持ち合わせています。
そのため、「数字が大きいGoPro HEROシリーズほど高性能である」という認識をもってもらえればいいと思います。
Q:GoProを使うためにはどんなものを準備すればいいの?
A:事前準備として、撮影したデータを保存するメモリーカードの用意とバッテリーの充電を行いましょう。
GoProで撮影された映像・写真はmicro SDカードへと保存されていきます。動画をたくさん撮るのであれば、容量の大きいメモリーカードを用意しなければなりません。
また、バッテリーの充電も不可欠です。しっかりと充電していないと、撮影中に電源が落ちて大切な瞬間が撮れなかった、なんてことになりかねません。最大まで充電して撮影に備えておくことが肝心です。
撮影を開始する時は、基本的に背面のディスプレイをタッチして操作します。動画モードや写真モードなどを画面で選択し、上部の開始ボタンを押すことで撮影や録画が可能となります。
Q:旅行に持っていくGoPro選びのポイントは?
A:選ぶポイントはさまざまにありますが、「旅行」という観点なら以下の2点で選んでみるといいでしょう。
旅先でスポーツやアクティブな活動を撮影したいのならば、高性能なブレ補正機能が備わったモデルがおすすめです。ただ行先が海や山といった自然環境ならば、故障リスクを想定してコストパフォーマンスに優れたモデルも人気です。
眼前に広がる大自然や伝統的な美しい街並みを撮りたいならば、広角デジタルレンズや360度で撮れるモデルがおすすめ。
また長時間カメラを携帯するのならば、持ち運びのしやすい軽量なモデルを選んでもいいかもしれません。
臨場感のある映像を簡単に撮影できる「GoPro」は、旅先でスポーツやアクティブな活動を撮影するのにピッタリなアイテムです。それではおすすめのGoProシリーズから最新モデルも合わせて5つご紹介していきます。
価格と性能で比較して選べるおすすめGoPro
おすすめのGoPro①従来モデルと一線を画す最新型「GoPro/HERO10 BLACK」
1つ目に紹介するのは、HEROシリーズの最新モデルである「GoPro/HERO10 BLACK」。新しく搭載されたGP2プロセッサーにより処理機能がアップ!従来と比較して二倍の速さで録画・撮影を行えるようになりました。
加えて、カメラの画素数やビデオの解像度も向上。今まで以上に高精細な写真や動画を撮ることができます。また低光量での撮影機能が強化されたため、夜景や暗所などを鮮明に撮ることも。旅先の思い出をきれいな画質で残したい人におすすめです。
▽編集者のおすすめポイント
どんなにアクティブな動きでも問題なく撮影できる、ブレ補正機能「HyperSmooth 4.0」搭載の高性能モデルです!
本体サイズ/50.8×71.8×33.6mm
重量(バッテリー含)/153g
アタッチメント/フレーム不要
写真画素数/23MP
ビデオ解像度/5.3K60fps
ブレ補正/HyperSmooth 4.0
おすすめのGoPro②スペックとコストのバランス型「GoPro/HERO9 BLACK」
次にご紹介する「GoPro/HERO9 BLACK」は、コスト以上の高い性能を発揮してくれるモデル。20MPの高画素数な写真と5K30の鮮明な動画がかんたんに撮影でき、ブレ補正や防水性まで備えたハイスペックな一台です。
前面に付いたセルフィー用フロントディスプレイと背面にあるリアタッチディスプレイで、どんな人にも使いやすい簡単操作が魅力。そして、使い方やシチュエーションに合わせてレンズやマイクなどを自由にカスタマイズ出来るので様々な場面に対応してくれます。
▽編集者のおすすめポイント
高い性能を発揮しながらも手の出しやすい価格。二つのバランスがよく、誰にでも使いやすいので迷ったときに選ばれるモデルです。
本体サイズ/50.8×71.8×33.6mm
重量(バッテリー含)/158g
アタッチメント/フレーム不要
写真画素数/20MP
ビデオ解像度/5K30 fps
ブレ補正/HyperSmooth 3.0
おすすめのGoPro③最軽量で持ち運びやすい「GoPro/HERO8 BLACK」
続いてご紹介するのはHEROシリーズの中で最も軽量な「GoPro/HERO8 BLACK」。バイクや自転車などで身体に装着して使いたい人や、名所観光やハイキングなどで長時間持ち歩きながら撮影したい人におすすめのモデルです。
街中だけでなく山中や水中など、どんなところでも持っていけるブレ補正機能と耐水性能、さらに前面ディスプレイがないので消費電力が少ないのが特徴的。
4つのデジタルレンズで、精密な写真から広角の動画まで多種多様に撮影することもできるのでGoProデビューにもおすすめ!
▽編集者のおすすめポイント
上記の他に、スローモーション撮影やタイマー機能など多彩なモードを搭載しており、いろんな動画や写真を撮りたい人に人気の一台です。
本体サイズ/48.6×66.3×28.4mm
重量(バッテリー含)/126g
アタッチメント/フレーム不要
写真画素数/12MP
ビデオ解像度/4K60 fps
ブレ補正/HyperSmooth 2.0
おすすめのGoPro④コストパフォーマンスに優れたモデル「GoPro/HERO7 BLACK」
続いてご紹介するのは、「GoPro/HERO7 BLACK」。コストパフォーマンスに優れたカメラがいいと考えている人におすすめの一台です。他のHEROシリーズと比べると性能面はやや劣りますが、コスト以上の高い性能を発揮してくれます。
12MPの画素数や4K60の解像度撮影、加えてブレ補正機能やタイムラプス機能などアクションカメラでは十分な性能を完備。別売りのベースマウントを購入することで、より使いやすさが広がるモデルです。
▽編集者のおすすめポイント
高画質な映像と高いブレ補正機能を誇るGoProの中でもHERO7はラインナップとして「HERO7 Silver」と「HERO7White」も用意されています。
本体サイズ/62.3×44.9×33mm
重量(バッテリー含)/139g
アタッチメント/必要
写真画素数/12MP
ビデオ解像度/4K60 fps
ブレ補正/HyperSmooth
GoPro HERO 7 Blackのサンプル動画
おすすめのGoPro⑤360度の臨場感ある映像が撮れる「GoPro/MAX」
最後にご紹介するのは、GoProシリーズの中で唯一360度撮影が可能な「GoPro/MAX」です。前面と背面にレンズがついていて、臨場感ある高画質映像やパノラマ写真を撮ることができるモデルとなっています。
耐久性と防水性に加え、水平を維持するブレ補正機能を完備。また4つのデジタルレンズで、広角から狭角まで自由にモードを切り替えることもできます。旅行先で出会う広大な自然や、美しい街並みを撮りたいと考えている人にぴったりです。
▽編集者のおすすめポイント
「GoPro/MAX」には6つのマイクがついており、全方位360度のステレオオーディオでの撮影&録音が可能です。
本体サイズ/69×64×25mm
重量(バッテリー含)/154g
アタッチメント/フレーム不要
写真画素数/18 MP、16.6MP、5.5MP
ビデオ解像度/1440p60 fps、1080p60 fps
360度ビデオ解像度/6K30 fps、5.6K30 fps、3K60 fps
ブレ補正/Max HyperSmooth
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】池野誠
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旅行、デジタルガジェット、釣りが趣味のノマドワーカー、ドローン講師。各地の観光情報、空撮や360度カメラなどを活用した美しい映像を発信していきたいです。最近はDIYも始めました。