更新日: 2024年11月14日
1歳の絵本おすすめ24選!現役ママ編集者が選ぶロングセラー絵本を多数紹介
「1歳の赤ちゃんにもっと絵本を読ませてあげたい」「1歳の赤ちゃんが好きな絵本って?」
1歳になるといま持っている絵本に買い足したいけど、どんなものがいいのか絵本選びに悩むことも。
今回は1歳8ヵ月の娘を持つ筆者が、常時50冊以上の絵本が入れ替わる絵本棚のなかから、1歳どハマりの絵本を紹介!
0歳から毎日10冊読んできましたが、1歳になると好みが出てきたり、言葉を覚えたりして、好みの絵本にも変化がありました。
それぞれの発達段階に合った絵本を多く紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね!
目次
1歳の絵本選びのポイント5つ
1歳の赤ちゃんは集中力が続かないので、飽きないように、短くて文章が少ない絵本を選ぶのが基本です。
しつけの絵本も取り入れると子どもの成長をサポートしてくれますよ。
1歳の絵本選びのポイント①繰り返しがある
繰り返しが大好きな1歳の赤ちゃんには、同じ言葉やフレーズが繰り返される絵本がおすすめ。文章が短くてリズミカルなものを選びましょう。
日常生活でも繰り返される言葉やフレーズを取り入れると、絵本の内容と関連づけることができて言葉の意味が分かったり、言えるようになったりすることも。
言葉のほか、同じパターンのストーリー展開が繰り返し続く絵本も楽しめますよ!
1歳の絵本選びのポイント②驚きがある
1歳になると、感情表現がより豊かになります。
ページをめくると顔が変わるような「いないいないばあ」など、変化が分かりやすくてワクワクする瞬間がある絵本がおすすめです!
1歳の絵本選びのポイント③成長段階に合わせる
1歳の頃は、歩けるようになったり、言葉を覚えたり、目まぐるしい成長がある時期です。
歩き始めに「さんぽ」をテーマにした絵本や、着替えを自分でし始めるころには「お着替え」がテーマの絵本など、絵本を通して疑似体験をすることでイメージができるようになります。
同じ1歳といっても、1歳の前半なのか後半なのかで、まるで別人のよう。
その子の成長や興味に合った内容のものを、良いタイミングで読んであげるのがおすすめですよ!
1歳の絵本選びのポイント④少しストーリーがある
0歳の頃は絵や音だけを楽しんでいた絵本も、1歳半以降になると少しずつストーリーがわかるようになってきます。
絵だけでストーリーがわかる絵本や、絵と文章の内容が一致している絵本を選びましょう。
1歳の絵本選びのポイント⑤好みの絵本を選ぶ
1歳の赤ちゃんにも好みがあります。
じーっと集中して見ている絵本や、繰り返し「読んで」と持ってくる絵本はたくさん読んであげましょう。
0歳向けや3歳向けでも年齢関係なく好みの絵本を読むことで、1歳の赤ちゃんの興味や好み、得意なものなどが見えてきたりします。
1歳の絵本選びのそのほかのポイント
0歳の赤ちゃんと同じように、
・色や形がはっきりしている
・オノマトペ(擬音)がある
・文章のリズムがいい
・ボードブックなど、頑丈なもの
・仕掛け絵本
ような絵本も、引き続き楽しめますよ!
1歳0~6ヵ月の赤ちゃんにおすすめの絵本10選
0歳の頃と比べ、感情表現がとても豊かになります。
まだまだストーリーは分からないので、まずは絵を見るだけでも楽しい絵本を選びましょう。
真似っこもできるようになるので、簡単なフレーズが繰り返しある絵本も楽しめますよ♪
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本3.ぽーやんの おうちたんけん(かしわらあきお著)【PR】
おうちでの生活リズムが身につく、はじめての探検ごっこ。ぽーやんとおうちたんけんに出発!朝”おはよう”の起きる場面から夜”おやすみ”の時間までの1日の過ごし方を絵本を通して理解することができる「生活えほん」です。
ママ編集者のおすすめポイント!
身近なおうちでのアイテムが登場することで、ベビーたちも夢中になります。ベビーとママパパみんなで楽しんで、たくさんコミュニケーションをとることができますよ。
0歳の赤ちゃんにおすすめの絵本2.どんどん すすもう!(かしわらあきお著)【PR】
おうちでの生活リズムが身につく、はじめての探検ごっこ。ぽーやんとおうちたんけんに出発!朝”おはよう”の起きる場面から夜”おやすみ”の時間までの1日の過ごし方を絵本を通して理解することができる「生活えほん」です。
ママ編集者のおすすめポイント!
成長にともなう楽しみ方がたくさん!いろいろな場面がたくさんでてきて、ベビーもママパパもドキドキワクワク間違いなし。
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本6.にょっきりん どこどこ?(かしわらあきお著)【PR】
ワクワクすることやいたずらが大好きな「にょっきりん」を探す絵本。にょっきりんが、いろいろなところにかくれんぼしているのでワクワクな気持ちになれること間違いなし!
カラフルな色遣いだけでなく指さしして親子コミュニケーションもとれるので、ずっと楽しめる絵本です。
ママ編集者のおすすめポイント!
カラフルな絵や形が色彩感覚を養しなってくれるボードブック。みんな大好きなバスやねこが登場するので、1歳の赤ちゃんもきっと笑顔になってワクワクな気持ちになれる絵本です。
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本6.ねこさん のってくださーい(かしわらあきお著)【PR】
お子さんが大好きなバスやねこさんなどがたくさん!バスの運転手になって「ぶーんぷっぷー」とおでかけストーリーが楽しめる絵本です。
楽しい言葉のリズムで、赤ちゃんだけでなくママやパパも笑顔になり、一緒に楽しんでたくさんコミュニケーションがとれる一冊です。
ママ編集者のおすすめポイント!
カラフルな絵や形が色彩感覚を養しなってくれるボードブック。みんな大好きなバスやねこが登場するので、1歳の赤ちゃんもきっと笑顔になってワクワクな気持ちになれる絵本です。
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本1.「だるまさん」シリーズ(かがくい ひろし著)
誰もが一度は遊んだことのある「だるまさんが転んだ」をオマージュした絵本。
2008年に刊行されて以来、赤ちゃんから絶大な人気を誇る、言わずと知れた定番です。
「だ・る・ま・さ・ん・が/の/と…」のフレーズを繰り返して、キュートなだるまさんが体のパーツを教えてくれたり、面白い動きをして笑わせてくれたりします。
ママ編集者のおすすめポイント!
笑わない赤ちゃんはいないのではないのでは…?と思うほど、赤ちゃん人気が高い絵本。
赤ちゃんでも分かりやすく、大人もクスっと笑えるような落ちがあって、一緒に読んでハッピーになります。
私にとっては、思い出の深い本で、娘が1歳のときに体のパーツを指さして覚えるようになりました。
「は(歯)」のところでは、カチカチと口を動かしにっこり笑いながら歯をみせてくれて、それがたまらなくかわいかったです!
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本2.いないいないばあ(松谷 みよ子著)
1歳はもちろん、0~2歳の向けの絵本と言ったらこちら!
書店で必ず置かれていたり、どの人気絵本ランキングでも入っていたりするロングセラーのおすすめ絵本です。
ネコやクマ、ネズミなどが、ページをめくるたびに、「ばぁ!」と驚かせてくれます。
何度見ても赤ちゃんが笑う不思議なパワーを持った一冊です。
ママ編集者のおすすめポイント!
いないいないばあがテーマの絵本をいくつか読みましたが、ダントツでリアクションが良い絵本。
娘が初めて絵本を見て笑った、思い出のある一冊です。
低月齢の頃は反応がなかったのですが、生後7~8ヵ月くらいになると「ばあ!」を期待して待つようにじっと見つめて、ページをめくるとニヤリと笑うようになりました。
絵の動物と赤ちゃんの目が合うように工夫して描かれているので、正面に向けてページを開くのがおすすめです!
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本4.おつむてんてん(松谷 みよ子著)
主人公のさっちゃんと友達の動物たちが、「おつむてんてん」と頭を自分で軽くトントンとたたいたり、「あわわ」と口を手でたたいて遊んだりするストーリーの絵本。
さっしゃんが「おつむてんてん」すると、見ていた犬のわんたが真似をします。
それを見ていたアヒルのがあすけも真似をして…と繰り返しが楽しい1歳の赤ちゃんにおすすめの絵本です。
ママ編集者のおすすめポイント!
1歳1ヵ月の娘が初めてしゃべった言葉が「あわわ」!
日頃からこちらの絵本を読んでいましたが、保育園でも読むようになったらしく、ある日に保育園へお迎えに行ったら「あわわ~!」と口に手を当てて出迎えてくれました。
しばらくクラス内であわわブームが起こるほど、赤ちゃんにとって言いやすく覚えやすいフレーズのようです。
淡い色合いとやわらかなイラストにやさしい気持ちにもなりますよ。
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本5.このいろなあに(せな けいこ著)
日本を代表する絵本作家・せなけいこさんによる1歳の赤ちゃんにおすすめの絵本です。
ルルちゃんを主人公に、ピンクのバラやオレンジ色のみかん、まっくろな夜に出てきたお化けなどが次々に登場します。
ストーリー仕立てでたくさんの色に出会える一冊。独特な貼り絵にも注目です!
ママ編集者のおすすめポイント!
著者の有名な作品と言えば、独特なお化けが印象的な『ねないこ だれだ?』。
子どもの頃読んだことがあり、懐かしさを感じてこちらの絵本を手に取りました。
色の絵本はいろいろありますが、前後のページが掛け合いのようなストーリーになっていて、構成が面白いです。
そして何と言っても、温もりのある切り絵が魅力。
絵本は赤ちゃんにとって初めて出会うアートとも言われていて、1歳の赤ちゃんが見て楽しみながら読んであげたいロングセラー絵本です。
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本7. はみがきあそび(きむら ゆういち著)
子どものゆうちゃんやネコ、イヌ、小鳥、怪獣などが自分で歯を磨くストーリーの仕掛け絵本です。
見開きで1つのキャラクターが大きく描かれていて、次のページをめくると顔の下半分が歯ブラシを持ってごしごしと磨いている絵に変わります。
ママ編集者のおすすめポイント!
今までおもちゃのように噛んでいた歯ブラシも、1歳になると習慣として自分で持って磨く練習を始めます。
そんなときにぜひ読みたいのが、こちらの絵本!
歯磨きをしているキャラクターが大きく描かれているだけなのですが、1歳の娘には歯ブラシがどんなものなのかイメージしやすかったようで、私が見本を見せるよりも上手に磨けるようになりました!
そして1歳半以降のイヤイヤ期には、とっても助かっています。歯磨き嫌!と逃げ回っていても、この本を読めば「私も磨く!」と歯磨きをしたがるように!
またこの絵本は「あかちゃんとあそびえほん」シリーズの一冊。ほかにもあいさつやトイレトレーニングがテーマの絵本もあり、どれもおすすめです!
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本8.きんぎょがにげた(五味 太郎著)
自分が子どもの頃に読んでいたママやパパもいる、ロングセラーの1歳におすすめの絵本です。
金魚鉢から逃げ出した1匹の金魚が、カーテンの柄やお皿に盛られたイチゴなど絵の中に隠れていて、探すのが楽しい遊べる一冊です。
ページをめくりながら、どこに金魚がいるのか探してみましょう。
ママ編集者のおすすめポイント!
1歳半健診で指差しの項目があり、1歳5ヵ月ごろに「教えた方がいいのかな?」と思って読み始めました!
始めはカラフルな絵をじーっと見ているだけでしたが、1歳6ヵ月ごろになると指差しを真似するように。
いまでは絵本の言葉やストーリーが分かるようになり、何度読んでも真剣に探して「あった!」と声を出して楽しんでいます。
文章が少ないため親としても助かる絵本で、私は疲れているときにまず選びます!
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本9.おおきなかぶ(A.トルストイ)
日本でも有名なロシア民話。
おじいさんが植えたカブがとてつもなく大きく育ち、みんなで力を合わせて抜くストーリー。
一人(一匹)ずつ仲間が加わり、そのたびに「うんとこしょ、どっこいしょ」とリズミカルな掛け声で抜こうとします。
繰り返しが大好きな子どもから人気のロングセラーな絵本です。
ママ編集者のおすすめポイント!
対象年齢が3歳からの絵本。ちょっと早いかしら、と思いつつも、1歳4ヵ月頃の娘に大ヒットしました!
何度も「読んで!」と持ってきた絵本です。
繰り返しが楽しいのと、キャッチ―な掛け声が親子で読んでいてとても楽しいです。
さらにより楽しくする工夫として、「うんとこしょ、どっこいしょ」のときは抱っこして倒れそうなほど左右に大きく身体を振り、「抜けませ~ん!」と大きく首を振るようにしました。
真似っこが好きな時期なので、キャッキャと笑いながら首を振っていましたよ。
ストーリー性もあるので、少しステップアップを考えているママやパパにおすすめです。
1歳0~6ヵ月におすすめの絵本10.あなたがだいすき(鈴木 まもる著)
やさしいイラストと愛情にあふれた言葉でいっぱいの1歳の赤ちゃんにおすすめの絵本です。
「あなたがだいすき」「あなたがさみしいときはいつでもおいで」「いつだってあなたのみかた」――。子どもへの思いを絵本を通して伝えてくれます。
赤ちゃんも親も幸せな気持ちになる絵本ですよ。
ママ編集者のおすすめポイント!
日頃なかなかいうことのない赤ちゃんへの愛情の言葉を代弁してくれて、自分でも気づかなかった子どもへの愛情の深さに気づかされた絵本です。
私は読むたびに少しうるっとしてしまいます。
一方で、子どもにとっても自己肯定感を高める効果も。
恥ずかしくて「だいすき」と言えないママやパパは、ぜひ1歳の赤ちゃんに読んでみてくださいね。
※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。
【筆者】ブラックフィッシュ
SNS
国内、海外を問わず、旅行系のメディアを制作するチーム。30年近くにわたって、旅行ガイドブックや旅雑誌などを制作し続けています。とくに箱根や千葉、新潟は、現地での広いネットワークを生かして多彩な情報を発信。各地をじっくりとめぐったからこそ見つけられた、知られざる穴場スポットも続々と発掘していきます。 さらに、それぞれ異なる趣味趣向を持ったメンバーが集まっていますので、多彩なジャンルの記事も手がけていく予定です!