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防災への備え/備蓄品リスト② 非常食とセットで準備するもの

防災への備え/備蓄品リスト② 非常食とセットで準備するもの

熱源を必要としない場合は不要となりますが、ライフラインが復旧するまでに日数を要するケースではやはりあった方が無難な備えとなります。東日本大震災の時のガスの復旧は54日を要したことからも、備蓄への必要性を考えさせられますね。

カセットコンロ(ガス缶)

農林水産省が推奨している災害時用のストックは一人1週間分のおよそ6本。ガス缶1本で約60分使用することができます。4人家族であれば、できれば15本ほどストックしておくと安心ですが、難しければ2セット(6本)を目安に備蓄しましょう。ガス缶の使用期限は製造から約7年と言われていますが、こまめに交換しておくことが重要です。

我が家で愛用しているIwataniの「カセットフー ボープラス」はパワーが3500kcalで、最大火力連続燃焼時間が約55分(カセットガス1本を使い切るまでの時間)となっています。(一般的な屋内でも使うカセットコンロのパワーは2500~3000kcalが主流)アウトドアでも利用するので、火力が強いものを選んでいます。

調理器具、食器

調理用アイテムはキッチンツールとしてセット売りされているものも便利ですが、最低限のもの(皿と割りばし)は必ず備蓄しておきましょう。収納がコンパクトに済むスタッキング調理器具はイチオシです。鍋はアウトドアでも使えるクッカーをぜひチェックしてみてくださいね。

ラップ、アルミホイル、万能ナイフ

ラップは洗い物を減らすために皿に巻いて使ったり、体に巻いて防寒に使ったりとお役立ちアイテムにもなるので、ぜひ備蓄しておきましょう。アルミホイルも調理以外にも防寒や防臭にも使えるマルチアイテムになります。万能ナイフについては、缶切り、栓抜き、ドライバー、ハサミなどの機能を有したタイプを防災用に備えておくと安心です。

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防災への備え/備蓄品リスト③ 防災グッズ(絶対必要なもの)

防災への備え/備蓄品リスト③ 防災グッズ(絶対必要なもの)

内閣府が行った「防災に関する世論調査」(平成29年)によると大地震にそなえていな人は約半数というデータがあります。地震保険や家具の固定、家屋の耐震化など、ややハードルの高い備えもあれば、日用品の延長で備えられるものも多数あります。最低限のものを準備し、ケースに入れていつでも取り出せるようにしておけば、いざという時に安心です。

我が家では、100円ショップでも売られている(写真のものは330円商品)ケースに収納しています。

簡易トイレ&トイレットペーパー

東日本大震災の時に仮設トイレが避難所に3日以内に設置されたのは全体のわずか34%。また被災時に下水道が壊れて使えない、という状況になりうる可能性は非常に高いです。都会ならなおさら、マンションに住んでいる方は最初に準備してほしい防災グッズともいえます。

防災グッズ用に売られている一般的な災害時トイレ長期保存が可能で、30~100回程度の分量が入っています。備えておいて損のないアイテムといえます。

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ランタン・懐中電灯

一説では過去の事例から、大地震は深夜から明け方にかけて起こる傾向がやや高い、と言われています。近年ではスマホが懐中電灯になるので枕元に置く必要性は低くなってきましたが、備蓄用にランタンや懐中電灯が数台あると安心です。特に世帯人数が多いと、一人一つは持っていたいアイテムなので、複数台準備しておきましょう。手回し式の懐中電灯もあるので、ぜひ色々チェックしてみてください。

我が家で使用しているコールマンのランタンは、電池式スマホの充電も可能。また側面を取り外して持ち運びができるのでアウトドアでとても役立っています。

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モバイルバッテリー

安否確認や最新の情報をチェックするうえでも欠かせないスマホ。充電切れには特に注意です。最近ではダイソーでもモバイルバッテリーが売られているので、ぜひチェックしてみてください。

こちらの商品の重さは約224gで、サイズは137㎜×67㎜(高さ15㎜)となっています。各スマートフォン、タブレットに対応していますが、付属品であるmicroBケーブル以外は別売りとなります。また乾電池式のスマホ充電器は電池を交換すれば長く使用できるため、合わせて備えておくとより安心です。

なお、被災地域にのみ臨時に利用可能となる無料Wi-Fi、「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)をタップすればインターネットが無料で使用できます。ただしセキュリティは保証されておらず、個人情報など流出の恐れがあるため、最低限の利用にとどめましょう。

ウォーターバッグ

東日本大震災での給水の際、専用の給水容器(ウォーターバック)を持っていない人が多く給水に時間がかかったとの実例があるように、意外と備えていない人が多いようです。しかし東日本大震災の際、断水は230万世帯に及び、3日後に復旧した世帯は約半数であったことから、想像以上に長期間起こりうる事象であることを忘れてはなりません。

100円ショップのダイソーでも災害対策用グッズとして売られています。そのほか、ハードタイプのタンクやキャスター付きのもの、給水袋など給水容器のタイプは様々。持ち運ぶことを想定して選ぶのも大事なポイントですね。

電池、ライター、雨合羽、筆記用具、ゴミ袋、マスク、軍手

生活用品の延長にあるアイテムたちで、災害時もとても役に立ちます。軍手はゴムで強化されたタイプのものが便利です。筆記用具は汎用性の高いマジックペンがオススメです。

タオル、歯磨きグッズ、除菌グッズ、使い捨ての下着

タオルは圧縮タイプのものが保管に便利です。以下紹介するものは、すべて100円ショップでそろえることができます。

ダイソーで売られている圧縮タイプのタオル。ラージサイズとレギュラーサイズを常備しています。

体ふき用のタオルがあるとより便利です。

歯磨き粉付きの便利な歯ブラシもダイソーで売っています。旅行の際にも使えますね。

ダイソー商品の使い捨て下着。海外旅行の際にお世話になりましたが、サウナ使いできるのはちょっと発見でした。防災の備えとしても必需品です。

新聞紙、毛布など防寒対策になるもの

ライフラインの復旧の中でも、電気はガスや水道と比較するとやや早めというデータもありますが、やはり備えておいて憂いのないアイテムであることから、とくに寒いエリアに住んでいる方は準備が必要です。新聞紙はくるくると巻いて、マフラーのようにすることもできるので、何日か分かストックしておきましょう。

保温性の高いアルミ製ブランケットもダイソーで買うことができます。

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※掲載の情報は取材時点のものです。お出かけの際は事前に最新の情報をご確認ください。

昭文社旅行ガイドブック編集部にて編集歴約20年。関西在住の編集者。アウトドア、サブカル(特に漫画はジャンル問わず!)、文学、映画、雑学、オカルト、なんにでも興味津々。旅行・おでかけネタを中心にミックスカルチャーな情報を発信します。